JP2666566B2 - ディジタル信号処理装置 - Google Patents

ディジタル信号処理装置

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JP2666566B2
JP2666566B2 JP2403745A JP40374590A JP2666566B2 JP 2666566 B2 JP2666566 B2 JP 2666566B2 JP 2403745 A JP2403745 A JP 2403745A JP 40374590 A JP40374590 A JP 40374590A JP 2666566 B2 JP2666566 B2 JP 2666566B2
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号処理装置
に係り、特にディジタルオーディオ信号の編集機能を備
えたディジタル信号記録再生装置の構成ならびにその制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、ブロック化されたディジタルオ
ーディオ信号の編集をも考慮したディジタル信号記録再
生装置の例として、D−2フォーマットのディジタルV
TRがある。D−2フォーマットについては、SMPT
Eジャーナル1990年7月号の586ページから60
7ページに掲載されているが、その中の“Propos
ed American National Stan
dard for television digit
al recording−19−mm type D
−2 composite format−helic
aldataand control records
(SMPTE 247M)”の15ページに、オーデ
ィオ信号の編集点に付加するエディットフラグについて
述べられている。D−2フォーマットでは編集により挿
入されたオーディオ信号ブロックの先頭ブロックおよび
最後尾ブロックにエディットフラグを付加し、再生時に
これを検出することにより編集点での信号の不連続によ
りポップ音などのノイズが発生しないように処理するこ
とができる様になっている。そこで、D−2ディジタル
VTRでは編集点の直前で再生レベルを絞り、編集点の
直後から再び再生レベルを上げてもとに戻す、いわゆる
Vフェードを行なうことによりノイズの発生を防止する
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のD−2
フォーマットの装置では、編集点の前後でのオーディオ
信号につながりがなくかつオーバラップ記録もされてい
ないために、再生時にはより高度なクロスフェードによ
るノイズ発生防止策をとることができず、機能的に不満
の残るものであった。
【0004】本発明の目的は、D−2フォーマットのよ
うなオーディオ信号記録方式においてもオーディオ信号
のクロスフェードによる編集が可能で、かつ従来のVフ
ェード機能を備えた装置とも互換性のとれる高機能のデ
ィジタル信号記録再生装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】D−2フォーマットのよ
うに、編集点の前後でのオーディオ信号につながりがな
くかつオーバラップ記録もされていない信号記録方式の
装置でクロスフェードを行なうには、記録時にクロスフ
ェード処理をすることにより達成できる。これは、記録
ヘッドに先行する再生ヘッドを設けるか、またはD−2
VTRのようなヘリカルスキャン方式の装置では再生ヘ
ッドをムービングヘッドとし、再生ヘッドを先読みモー
ドにすることによりあらかじめテープ上に記録されてい
る信号を読みだしておけることを利用する。そして、編
集開始点より前から記録モードに入り、編集開始点以前
ではこのテープ上から再生された先読み信号をそのまま
もとの記録位置に記録し、編集開始点で先読み信号のレ
ベルを徐々に絞り、同時に挿入または追加する入力信号
のレベルを徐々に上げてこの先読み信号に加算してクロ
スフェードを行ない、編集開始点のクロスフェード区間
以降は入力信号のみを記録する。挿入の場合は、編集終
了点でこれと逆の操作を行ない、編集終了点のクロスフ
ェード区間以降は再び先読み信号をそのまま元の記録位
置に記録し、その後記録モードを終了する。
【0006】ところが、上記のような挿入記録を行なっ
た場合には、D−2フォーマットでは記録開始点の先頭
のオーディオ信号ブロックと、記録終了点の最後のオー
ディオブロックにエディットフラグを付加する。しか
し、実際には記録開始点と記録終了点付近ではもともと
記録されていた信号を記録しなおしただけであるので、
オーディオ信号としては連続している。したがって、通
常のD−2VTRのように再生時にエディットフラグに
よりVフェードを行なうようになっていると、不必要な
ところで再生信号を欠落させることになり、互換上問題
となる。また、信号が切り換った点を示す情報としても
不適当になる。そこで、本方式では通常の編集の場合に
は従来と同様にエディットフラグを付加し、クロスフェ
ードを行なう場合には記録開始点と記録終了点にはエデ
ィットフラグを付加しないようにする。そしてその場合
には必要に応じてそれぞれのクロスフェード区間のオー
ディオブロックにエディットフラグを移動して付加する
ようにすることもできる。また、もちろんまったくエデ
ィットフラグを付加しないようにしてもよい。
【0007】
【作用】クロスフェードを行なう場合にはエディットフ
ラグを付加しないようにすることにより、再生時にエデ
ィットフラグにより自動的にVフェードするようになっ
ていても不必要な再生音の欠落を生じることがない。ま
た、再生時のVフェード機能を選択できるようなシステ
ムにおいては、エディットフラグを編集開始点及び終了
点からクロスフェード区間に移動することにより、信号
が切り換った点を示す情報を正しく保存することができ
る。このように、いわゆる先読み編集を利用したVフェ
ード記録と、編集点を示すエディットフラグに対する操
作を行なうことにより、編集ノイズの発生しない高精度
の音声エディットが可能になるとともに、従来のD−2
VTRのような再生時のVフェード機能のみを備えた装
置とも互換性を保つことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の詳細を実施例にて説明する。
図1は本発明をD−2フォーマットのディジタルVTR
の音声記録再生部に適用した場合の一実施例のブロック
図である。図1において、1はディジタル化されたオー
ディオ信号が入力される入力端子、2は入力信号の記録
レベルを調整する、乗算器から成るディジタルレベルコ
ントローラ、3は2つのディジタルオーディオ信号を加
算するディジタル加算器、4はディジタルオーディオ信
号をD−2フォーマットに則って記録信号処理する記録
信号処理回路、5はシリンダに取り付けられた記録ヘッ
ド、6は磁気テープ、7はシリンダに取り付けられた再
生ヘッド、8はテープからの信号をD−2フォーマット
に則って再生信号処理し、再生ディジタルオーディオ信
号として出力する再生信号処理回路、9は再生ディジタ
ルオーディオ信号の出力レベルを調整する、乗算器から
成るディジタルレベルコントローラ、10は再生ディジ
タルオーディオ信号が出力される出力端子、11はディ
ジタルオーディオ信号の編集などをコントロールする制
御回路、12はD−2フォーマットに定められたエディ
ットフラグを発生するフラグ発生回路、13はエディッ
トフラグの出力を制御するためのゲート回路である。
【0009】D−2フォーマットでは、ディジタルオー
ディオ信号は各チャネルごとにビデオ信号の1フィール
ドの1/3の区間(これをセグメントと称する)に対応
した信号を1区切りとしてブロックを構成して記録する
ようになっているので、編集のためなどの記録操作も少
なくともこのブロック(=セグメント)単位で行なわざ
るを得ない。通常のD−2システムでは、VTRである
のでオーディオの編集もフィールドあるいはフレーム単
位で行なう。そこで、例えばインサート編集を行なうと
きには、図4のセグメントの図に示したように、実際に
編集でつなぎ始めたいポイント(図にはクロスフェード
区間と示してある)よりも前から記録を開始し、つなぎ
終わりたいポイントよりも後ろで記録を終了するように
する。すなわち、図のINと示した点からOUTと示し
た点までテープ上の信号を書き替えることになる。ここ
で、通常のD−2システムでは記録信号処理と再生信号
処理及び記録、再生ヘッドにより、1フィールドの信号
遅延を生じる。つまり、図1の記録信号処理回路4の入
り口から記録ヘッド5、磁気テープ6、再生ヘッド7、
再生信号処理回路8、レベルコントローラ9を経由して
加算器3の出力までの信号遅延が1フィールドとなって
いる。ところが、回転シリンダに取り付けられた再生ヘ
ッド7がムービングヘッドである場合には、再生ヘッド
7を磁気テープ6上の記録トラックに垂直の方向に移動
させることにより1フィールド前の信号を読みだすこと
ができる。これにより上記の信号ループの遅延量を0に
することができ、再生側のレベルコントローラ9のゲイ
ンを1、記録側のレベルコントローラ2のゲインを0に
設定し、記録信号処理回路4により記録ヘッド5でその
まま磁気テープ6に記録を行なうと、磁気テープ6から
読み出された信号がそのまま元の位置に書き込まれるこ
とになる。こうして、例えば図4のIN点から記録を開
始し、途中で記録側のレベルコントローラ2のゲインを
1になるまで徐々に上げ、それと同時に再生側のレベル
コントローラ9のゲインを0になるまで徐々に下げ、そ
の後所定の区間は記録側のレベルコントローラ2のゲイ
ンを1、再生側のレベルコントローラ9のゲインを0に
設定して入力端子1からの挿入信号を記録し、次いで逆
に記録側のレベルコントローラ2のゲインを0になるま
で徐々に下げ、同時に再生側のレベルコントローラ9の
ゲインを1になるまで徐々に上げ、最後に再生側のレベ
ルコントローラ9のゲインを1、記録側のレベルコント
ローラ2のゲインを0に設定してからOUT点で記録を
終了すれば、加算器3の出力は入力端子1からの信号と
磁気テープ6からの再生信号とをクロスフェードした信
号になり、クロスフェードによるインサート編集ができ
る。図4のセグメントの図では、テープ上にA、B、
C、D、E、F、G、H、I、J、Kの信号が記録され
ていた所に、Bのセグメントから上記のような記録を開
始し、Cのセグメントの途中からEのセグメントの途中
まで入力信号であるc、d、eの信号との間でクロスフ
ェードを行ない、引き続いて入力信号のf、gと記録を
行ないg信号のの途中からhおよびiの途中にかけてテ
ープから再生された先読みのG、H、Iの信号との間で
再びクロスフェードを行ない、最後にテープからのJの
信号を記録した所で編集を終了した場合のテープ上に出
来上がった記録信号の様子を示している。
【0010】ところで、D−2フォーマットではディジ
タルオーディオの編集を行なった場合、図4のフラグ
(a)に示したようにその先頭セグメントのデータに付
随したエディットフラグデータ(4ビット)に16進の
Bのフラグを付加し、最終セグメントには16進のEの
フラグを付加するようになっている。したがって、この
ままこのエディットフラグが記録されると、確かにエデ
ィットフラグは編集した装置の動作に対応して付けられ
ているものの、実際に記録された信号の内容との対応は
取れなくなってしまう。そのため例えば、再生機側で編
集点でのオーディオ信号の不連続によるノイズの発生を
防止するために、このエディットフラグを参照してフェ
ードアウト、フェードインによるいわゆるVフェード処
理を行なうようになっていると、実際には記録されてい
る信号が連続していても再生時にVフェードされてしま
うという互換上の問題が起こってしまう。
【0011】このような問題は、本発明においては以下
のような構成およびその動作により解決される。上に述
べた編集動作は、エディットフラグの付加も含めて制御
回路11へのモード設定により行なわれる。制御回路1
1は再生信号処理回路8からテープタイマ信号やタイム
コード信号を取り込み設定値と比較することにより、記
録側および再生側のレベルコントロラ2、9へのレベル
制御信号を出力してクロスフェード動作を行なったり、
またクロスフェードを行なわないモードに設定されてい
るときにはただ単にIN点から記録を開始してOUT点
で記録を終わる制御のみを行なったりし、またフラグ発
生回路12へフラグ発生の指令信号を送る。フラグ発生
回路12は、制御回路11からの指令により編集のIN
点、OUT点にそれぞれ対応した16進のB、Eのエデ
ィットフラグを発生し、ゲート回路13を介して記録信
号処理回路4に送る。記録信号処理回路4では、編集記
録するオーディオ信号とともにこのエディットフラグを
記録ヘッド5を介してテープ6に記録する。オーディオ
信号の編集モードがクロスフェード編集を行なうように
設定されている場合には、制御回路11はゲート回路1
3にエディットフラグの出力を停止するための指令信号
を送り、ゲート回路13はエディットフラグの出力を停
止し記録信号処理回路4には0のフラグを送る。以上の
動作により、オーディオ信号をクロスフェードにより編
集した場合には、記録信号に付加されるエディットフラ
グは図4のフラグ(b)に示したようにすべて0とな
り、通常のVフェード機能を持つ装置で再生しても不必
要なVフェード処理を行なうことがなく、互換性を保つ
ことができる。なお、本実施例においては説明を分かり
やすくするためにフラグ発生回路12の出力にゲート回
路13を設けた構成になっているが、制御回路11自身
をクロスフェード編集時にはフラグ発生の指令信号を出
力しない構成としてもよい。また、以下に述べる他の実
施例についても同様であるが、これらの動作を全てソフ
トウエアによる制御で実現できることもいうまでもな
い。
【0012】次に本発明の別の実施例について説明す
る。図2は先の実施例と同じく本発明をD−2フォーマ
ットのディジタルVTRの音声記録再生部に適用した場
合の別の実施例のブロック図である。図2において14
はディジタルオーディオ信号の編集などをコントロール
する制御回路、15はフラグ発生回路12への指令信号
を切り替える切り替え回路である。
【0013】先に述べた実施例と同様に、本実施例にお
いても編集動作はエディットフラグの付加も含めて制御
回路14へのモード設定により行なわれる。制御回路1
4は再生信号処理回路8からテープタイマ信号やタイム
コード信号を取り込み設定値と比較することにより、記
録側および再生側のレベルコントロラ2、9へのレベル
制御信号を出力してクロスフェード動作を行なったり、
またクロスフェードを行なわないモードに設定されてい
るときにはただ単にIN点から記録を開始してOUT点
で記録を終わる制御のみを行なったりする。そして切り
替え回路15には、編集記録動作のIN点、OUT点、
そしてクロスフェードを行なう2点の合計4箇所のタイ
ミング信号を出力する。さらに制御回路14は、オーデ
ィオ信号の編集モードがクロスフェード編集を行なうよ
うに設定されている場合には切り替え回路15にその動
作を切り替える指令信号を送る。切り替え回路15で
は、これらのタイミング信号と指令信号とにより、クロ
スフェードを行なわないモードに設定されているときに
はIN点とOUT点で、クロスフェードを行なうモード
に設定されている場合にはクロスフェードを行なう2点
でフラグ発生回路12へフラグ発生の指令信号を送る。
以上のようにして、フラグ発生回路12からは編集のモ
ードに応じてエディットフラグを記録信号処理回路4に
出力し、クロスフェードを行なう場合の記録信号のフラ
グは、図4のフラグ(c)に示すようにIN点、OUT
点のエディットフラグがクロスフェードした点に移動し
て付加される。これにより、実際に信号が切り換る点に
対応したフラグが付加されるようになり、通常のVフェ
ード機能を持つ再生機では信号の切り換り点でVフェー
ドが行なわれ、一方Vフェード機能を停止できるように
なっている再生機あるいはVフェード機能を持たない再
生機では記録信号通りのクロスフェード再生が行なわれ
るいわゆる上位互換が得られる。なお図4のフラグ
(c)ではクロスフェード区間の中央のセグメントにエ
ディットフラグを移動させて付加しているが、図4のフ
ラグ(d)に示したようにクロスフェード区間の先頭セ
グメントと最終セグメントに付加しても、その逆にして
も、またに先頭または最終同士にしても、本発明の効果
は損なわれない。
【0014】さらに、本発明のもう一つの構成を実施例
にて説明する。図3は本発明のもう一つの実施例を示す
ブロック図である。図3において、16はエディットフ
ラグを付加するか否かを設定するモード信号入力端子、
17はゲート回路である。
【0015】図2の実施例と同様に、本実施例において
も編集動作はエディットフラグの付加も含めて制御回路
14へのモード設定により行なわれる。制御回路14は
再生信号処理回路8からテープタイマ信号やタイムコー
ド信号を取り込み設定値と比較することにより、記録側
および再生側のレベルコントロラ2、9へのレベル制御
信号を出力してクロスフェード動作を行なったり、また
クロスフェードを行なわないモードに設定されていると
きにはただ単にIN点から記録を開始してOUT点で記
録を終わる制御のみを行なったりする。そして切り替え
回路15には、編集記録動作のIN点、OUT点、そし
てクロスフェードを行なう2点の合計4箇所のタイミン
グ信号を出力する。さらに制御回路14は、オーディオ
信号の編集モードがクロスフェード編集を行なうように
設定されている場合には切り替え回路15にその動作を
切り替える指令信号を送る。切り替え回路15では、こ
れらのタイミング信号と指令信号とにより、クロスフェ
ードを行なわないモードに設定されているときにはIN
点とOUT点で、クロスフェードを行なうモードに設定
されている場合にはクロスフェードを行なう2点で、ゲ
ート回路17を介してフラグ発生回路12へフラグ発生
の指令信号を送る。さらに制御回路15から切り替え回
路15に送られる指令信号がゲート回路17にも送られ
る。ゲート回路17にはモード信号入力端子16からク
ロスフェード時にエディットフラグを付加するか否かを
設定するモード信号が入力され、エディットフラグを付
加するモードに設定されているときにはゲート回路17
はフラグ発生回路12からのエディットフラグをそのま
ま記録信号処理回路4に伝え、上記の図2の実施例と同
様の動作を行なう。一方クロスフェード時にエディット
フラグを付加しないモードに設定されているときには、
ゲート回路17は制御回路14からの指令信号によりク
ロスフェードを行なうモードか否かを判定し、図1の実
施例と同様にクロスフェードを行なうモードのときには
フラグ発生回路12からのエディットフラグを記録信号
処理回路4に伝えない。以上のように、本実施例では先
に述べた図1、図2のいずれかの動作をモード信号入力
端子16からの設定により選択できる。
【0016】なお、以上の実施例ではインサート編集に
ついて述べたが、OUT点が存在せず、また2回目のク
ロスフェードも存在しないアセンブル編集の場合にも同
様の動作を行ない、効果があることはいうまでもない。
さらに、エディットフラグをクロスフェード区間に移動
させる場合には、エディットフラグを別の値すなわちこ
こであげたD−2の例では16進のB、Eあるいは0以
外の値にして、通常の編集とは異なることを示し、これ
により再生時にVフェードを行なわないようにすること
もできる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、D−2フォーマットの
ようなブロック単位でオーバラップ区間無しで編集を行
なうオーディオ信号記録方式においても、クロスフェー
ド編集による異常音の発生防止が可能でかつ従来のVフ
ェード機能を備えた装置との互換を保つことができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明のもう一つの実施例を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の動作説明のための概念図である。
【符号の説明】
1…入力端子、2…レベルコントローラ、3…ディジタ
ル加算器、4…記録信号処理回路、5…記録ヘッド、6
…磁気テープ、7…再生ヘッド、8…再生信号処理回
路、9…レベルコントローラ、10…出力端子、11…
制御回路、12…フラグ発生回路、13…ゲート回路、
14…制御回路、15…切り替え回路、16…モード信
号入力回路、17…ゲート回路。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時系列順に連続したディジタル標本化信号
    の一定量ごとに信号ブロックを構成して伝送または記録
    再生し、該信号ブロック単位で伝送または記録信号の入
    れ替え、挿入などの編集操作を行なうディジタル信号処
    理装置において、連続して入れ替え、挿入する複数の信
    号ブロックの先頭および最後のブロックに、先頭および
    最後のブロックであることを示す制御情報をそれぞれ付
    加する制御情報付加手段(11、12)と、該制御情報
    付加手段(11、12)の制御情報を切り替える切り替
    え手段(13)と、を備え、入れ替え、挿入する信号ブ
    ロックの先頭および最後のブロックが、入れ替え、挿入
    前の同一の位置の信号ブロックの内容に等しいときに
    は、これらのブロックには制御情報が付加されないよう
    にすることを特徴とするディジタル信号処理装置。
  2. 【請求項2】時系列順に連続したディジタル標本化信号
    の一定量ごとに信号ブロックを構成して伝送または記録
    再生し、該信号ブロック単位で伝送または記録信号の入
    れ替え、挿入などの編集操作を行なうディジタル信号処
    理装置において、連続して入れ替え、挿入する複数信号
    ブロック中の所定のブロックに、そのブロックが信号の
    切り替り点のブロックであることを示す制御情報を付加
    する制御情報付加手段(12、14)と、該制御情報付
    加手段(12、14)の制御情報を付加する位置を変更
    する変更手段(15)と、を備え、入れ替え、挿入する
    信号ブロックが、入れ替え、挿入前の同一の位置の信号
    ブロックの内容に等しい区間では、これらのブロックに
    は制御情報が付加されないようにすることを特徴とする
    ディジタル信号処理装置。
  3. 【請求項3】上記ディジタル信号処理装置において、上
    記変更手段(15)は上記制御情報付加手段(12、1
    4)の制御情報を付加する位置を変更する代わりに制御
    情報の付加を停止するように設定できる選択手段(1
    7)、を備え、入れ替え、挿入する信号ブロックが、入
    れ替え、挿入前の同一の位置の信号ブロックの内容と等
    しくない区間内のブロックにも制御情報が付加されない
    ようにするモードを選択できるようにしたことを特徴と
    する請求項2に記載のディジタル信号処理装置。
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