JP2666000B2 - 油圧圧着式クラッチ及びその接続制御方法 - Google Patents

油圧圧着式クラッチ及びその接続制御方法

Info

Publication number
JP2666000B2
JP2666000B2 JP3072310A JP7231091A JP2666000B2 JP 2666000 B2 JP2666000 B2 JP 2666000B2 JP 3072310 A JP3072310 A JP 3072310A JP 7231091 A JP7231091 A JP 7231091A JP 2666000 B2 JP2666000 B2 JP 2666000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
main body
spring
clutch disk
release spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3072310A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05263840A (ja
Inventor
謙一 大森
順一 加藤
冨士男 籾山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP3072310A priority Critical patent/JP2666000B2/ja
Publication of JPH05263840A publication Critical patent/JPH05263840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2666000B2 publication Critical patent/JP2666000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/06Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
    • F16D25/062Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
    • F16D25/063Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
    • F16D25/0635Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧圧着式クラッチ及
びその接続制御方法に係り、特にクラッチを接続すると
き油圧制御がクラッチ接続の直前から理想的に行われる
ようにし、クラッチの接続が衝撃なく極めて滑らかに行
われるようにした油圧圧着式クラッチ及びその接続制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手動変速式のトランスミッション
又は該手動変速式のトランスミッションを流体圧シリン
ダを採用したアクチュエータにより自動変速化したトラ
ンスミッションにおいては、乾式又は湿式等の機械式ク
ラッチが必要であり、特にクラッチの耐久性を向上さ
せ、またクラッチの断接を敏速に行わせるために油圧圧
着式クラッチが提案されている。
【0003】しかし、従来の油圧圧着式クラッチにおい
ては、クラッチカバーとクラッチディスクとの間の間隔
が常に一定であったので、プレッシャプレート押圧用の
ピストンのストロークが一定である結果、低温時には、
オイルの粘性が非常に大きくなるため、クラッチの切れ
が悪くなり、いわゆるクラッチの引きずりが生じ、この
クラッチの引きずりに起因するトルクが大きくなり、ギ
ヤが入りにくかったり、入っても抜けにくい等の問題が
発生する場合があった。
【0004】この問題を解消するための一案としては、
ピストンのストロークを大きくすることが考えられる
が、こうすると高温時にクラッチの断接が緩慢となり、
敏速な変速操作を行うことができなくなるという不具合
が生ずる。
【0005】また他の方法としては、ピストンのストロ
ークを温度によって変化させ、即ち高温時にはストロー
クを小さくし、低温時にはストロークを大きくする方法
があるが、該方法によると、油圧装置の本体(正確には
該本体に固着された摩擦部材)とピストンに固着された
プレッシャプレートとの間の間隔が温度により変化する
ためクラッチを切ったときのクラッチディスクの位置を
例えばピストンのストロークが大きい低温時に本体とプ
レッシャプレートとの中央部に位置するように調節する
と、高温時に該クラッチディスクは本体側に偏った位置
に,また高温時において調節すると、低温時にクラッチ
ディスクはプレッシャプレート側に偏った位置となり、
クラッチの断接が緩慢となり、敏速な変速操作を行うこ
とができなくなったり、クラッチの引きずりが生じると
いう不具合が生ずる結果となる。
【0006】該不具合を解消するために、本願出願人
は、形状記憶合金製ばねを油圧装置の本体とクラッチデ
ィスクのボス部との間に装着してクラッチを切ったとき
のクラッチディスクの位置を温度に関係なく常に本体と
プレッシャプレートとの中央部に位置させるものを提案
したが、クラッチディスクの戻し力を十分に大きくして
クラッチの切れを確実にするためには、形状記憶合金製
ばねの形状が大きくなってしまい、そのコストが高くつ
くと共に、油圧圧着式クラッチが大型となってしまうと
いう点で不利であった。
【0007】また、従来の油圧圧着式クラッチにおいて
は、油圧装置の本体に固定されたシリンダ室の内部に摺
動自在に牧容されたプレッシャプレート押圧用のリング
状のピストンに一定圧の圧力油を作用させて該プレッシ
ャプレートと本体との間でクラッチディスクを押圧して
クラッチの接続を行っていた。そして、クラッチディス
クの移動抵抗力は全ストロークにわたりほぼ一定であっ
たので、プレッシャプレート押圧用のリング状のピスト
ンの移動速度、即ちクラッチディスクの移動速度は一定
であり、クラッチの接続が急速に行われて該クラッチの
接続による衝撃が生じるという問題があった。また上記
した構成では、クラッチの接続の直前においても油圧に
何らの変化も生じないため、それ以後のクラッチディス
クの移動速度を遅くして滑らかに接続制御することは不
可能であった。また実開昭61−117927には、油
圧クラッチが開示されているが、該従来例は、単にオイ
ル通路に絞りを設けただけのものであって、これではク
ラッチディスク圧着用のピストンの移動中常に絞りがか
かった油圧のみがピストンに作用するので、途中のピス
トンの動きも遅くなり、クラッチの接続を速やかに行う
ことはできない点で、本願発明とはその目的、構成及び
作用効果が全く異なるものである。 また特開昭58−2
11026には、湿式クラッチが開示されているが、該
従来例は、本願発明と基本的に同一の目的を持った発明
ではあるものの、油圧の変化の検出用として、クラッチ
の切れを向上させる1種類のリリース用のばねしか用い
ておらず、該リリース用のばねのばね定数を余り大きく
すると、クラッチディスクを接続するための力がかなり
広いストローク範囲で減少することになるためより大き
な油圧でクラッチディスクを押圧しなければならなくな
る点で不利であり、より狭いストローク範囲で作用す
る、リリースばねよりもばね定数の大きなトリガばねを
備えていない点で本願発明とはその構成及び作用効果が
異なる発明である。 また実開昭49−72843には、
クラッチ装置が開示されているが、該従来例は、単にク
ラッチディスクのボス部にクラッチの切れ不良防止用の
皿ばねを設けただけのものであり、これを油圧の変化の
検知に用いた技術を開示したもので はなく、本願発明と
はその目的、構成及び作用効果が全く異なる発明であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、クラッチディスクのボス部と油圧
装置の本体との間にクラッチディスクを油圧装置の本体
から離脱させるように付勢するリリースばねと、クラッ
チディスクが油圧装置の本体に所定距離接近したときク
ラッチディスクのボス部が当接して該ボス部の移動の抵
抗を増大させるトリガばねとを装着することにより、ク
ラッチディスクが本体に所定距離接近したとき、即ちク
ラッチの接続の直前において、クラッチディスクのイン
プットシャフトに対する移動の抵抗力を増大させてプレ
ッシャプレート押圧用のリング状のピストンに作用する
油圧の急激な上昇を生じさせ、該油圧上昇を検知してそ
れ以後のクラッチディスクの移動速度を制御してクラッ
チを滑らかに接続するように制御できるようにすること
であり、またこれによってクラッチの接続による衝撃を
防止して運転者その他の乗員に不快感を与えないように
することである。
【0009】また他の目的は、クラッチディスクのボス
部と本体との間にクラッチディスクを本体から離脱させ
るように付勢するリリースばねを配設することにより、
クラッチを切ったときクラッチディスクが速やかに本体
から離脱すると共に気温に関係なく常にクラッチディス
クが油圧装置の本体とプレッシャプレートとの間の中央
に位置するようにすることであり、またこれによってク
ラッチの引きずりを防止してギヤ入れ及びギヤ抜きを軽
快に行わせることができるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】要するに本発明方法(請
求項1)は、インプットシャフトに対してその軸方向に
移動自在に装着されたクラッチディスクのボス部とエン
ジンのクランクシャフトに固定された油圧装置の本体
の間に前記クラッチディスクを前記油圧装置の本体か
ら離脱させるように付勢するリリースばねと、前記クラ
ッチディスクが前記油圧装置の本体に所定距離接近した
とき前記クラッチディスクのボス部が当接して該ボス部
の移動の抵抗を増大させるように前記リリースばねより
大きいばね定数を以て該リリースばねと別体又は一体に
構成されたトリガばねとを装着し、前記クラッチディス
クが前記油圧装置の本体に所定距離接近したとき、前記
トリガばねにより前記クラッチディスクのインプットシ
ャフトに対する前記移動の抵抗力を増大させることによ
り前記本体に固定されたシリンダ室の内部に摺動自在に
收容されたプレッシャプレート押圧用のリング状のピス
トンに作用する油圧の急激な上昇を生じさせ、該油圧上
昇を検知してそれ以後の前記クラッチディスクの移動速
度を制御してクラッチを滑らかに接続するように制御す
ることを特徴とするものである。また本発明(請求項
)は、エンジンのクランクシャフトに固定された油圧
装置の本体と、インプットシャフトに対してその軸方向
に移動自在に装着されたクラッチディスクと、該クラッ
チディスクのボス部と前記本体との間に装着され前記ク
ラッチディスクを前記本体から離脱させるように付勢す
るリリースばねと、該リリースばねとは別体として構成
され前記クラッチディスクが前記本体に所定距離接近し
たとき前記クラッチディスクのボス部が当接して該ボス
部の前記移動の抵抗を増大させる、前記リリースばねよ
りも大きなばね定数を有するトリガばねとを備えたこと
を特徴とするものである。また本発明(請求項)は、
エンジンのクランクシャフトに固定された油圧装置の本
体と、インプットシャフトに対してその軸方向に移動自
在に装着されたクラッチディスクと、該クラッチディス
クのボス部と前記本体との間に装着されて前記クラッチ
ディスクを前記本体から離脱させるように付勢するリリ
ースばね部と前記クラッチディスクが前記本体に所定距
離接近したとき前記クラッチディスクのボス部が当接し
て該ボス部の前記移動の抵抗を増大させる、前記リリー
スばね部よりも大きなばね定数を有するトリガばね部と
が一体的に形成された星形ばねとを備えたことを特徴と
するものである。
【0011】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図4において、本発明に係る油圧圧着式
クラッチ1は、エンジン(図示せず)のクランクシャフ
ト6に固定された油圧装置12の本体14と、クラッチ
ディスク11と、リリースばね60と、トリガばね61
とを備えている。
【0012】まず油圧圧着式クラッチの基本的構成につ
いて説明すると、クラッチハウジング5内にエンジン
(図示せず)のクランクシャフト6が回動自在に嵌合し
ていて、該クラッチハウジング5内に突出しており、ク
ランクシャフト6の一端にはボルト8によってフレック
スプレート9が固定され、該フレックスプレート9には
プレッシャプレート10をクラッチディスク11に対し
て圧着するための油圧装置12がボルト13によって固
定されている。
【0013】油圧装置12は、本体14と、シリンダ1
5と、リング状のピストン16と、油圧ポンプの一例た
るベーンポンプ18とからなる。本体14は、フレック
スプレート9と共に回転可能に円形に形成されており、
ボルト13によってフレックスプレート9に固定され、
その中心部には軸受19を介してインプットシャフト2
0が回動自在に装着され、クラッチディスク11側の対
向面14aには摩擦部材21が固着されている。
【0014】シリンダ15は、本体14と共に回転可能
に円形に形成され、ボルト22により本体14に固定さ
れ、内部にはシリンダ室15b及びこれに連通するオイ
ル通路15cが形成されている。シリンダ室15bとオ
イル通路15cとは連通穴15dにより連通接続され、
オイル通路15cはベーンポンプ18のスリーブ18a
に軸受23を介して回動自在に支承されかつベーンポン
プ18のボス部18bに複数のシール部材24,25を
介して回動自在に嵌挿されたリテーナ26のオイル通路
26aに連通接続され、リテーナ26はシリンダ15に
シール部材27を介して固着されている。
【0015】そしてリテーナ26のオイル通路26a
は、ベーンポンプ18のボス部18bに固定された電磁
弁収容部18f内に収容された電磁弁(図示せず)を介
してベーンポンプ18のオイル吐出口18cに連通接続
されたオイルギャラリ18dに連通し、該ベーンポンプ
から吐出されるオイルが該電磁弁により制御されてボス
部18bに形成された高圧側オイルギャラリ18gから
リテーナ26に形成された連通穴26dを通って高圧の
状態で供給されるようになっている。なお、オイル通路
15cの端部は鋼球15eによって密閉されている。
【0016】またシリンダ15には、オイル通路15c
とは異なる円周方向位置に、オイル通路15fが形成さ
れており、該オイル通路は油圧装置12内の空間12a
に連通穴15gを介して連通接続されると共に、オイル
通路26aとは異なる円周方向位置に形成されたオイル
通路26cに連通し、該オイル通路26cは上記と別の
電磁弁(図示せず)を介してオイルギャラリ18dに連
通し、ベーンポンプ18から吐出されるオイルが該電磁
弁により制御されてボス部18bに形成された低圧側オ
イルギャラリ18hからリテーナ26に形成された連通
穴26eを通って低圧の状態で空間12aに供給され、
クラッチを切るための油圧が得られるようになってい
る。また空間12a内のオイルは、ベーンポンプ18の
オイル吸入口(図示せず)に連通した連通穴15hから
排出されてベーンポンプ18の該オイル吸入口に吸入さ
れるようになっている。
【0017】ピストン16は、リング状に形成されてお
り、そのクラッチディスク11側の側面16aにはプレ
ッシャプレート10が固着されており、シール部材17
を介してシリンダ室15b内に水平方向に摺動自在に収
容され、図中左方に移動することでプレッシャプレート
10をクラッチディスク11に押圧するように構成され
ている。
【0018】図2も参照して、ベーンポンプ18は、ボ
ルト28によりクラッチハウジング5に固定され、その
本体18eは3分割されてボルト29により結合され、
内部にはロータ30がブッシュ31を介してスリーブ1
8aに支承されて回動自在に収容されている。またロー
タ30はリング32内に収容されており、該リングの内
面32aにはロータに形成された複数の放射状の溝30
aに摺動自在に収容されたベーン33が回転に伴なう遠
心力で接触しながら摺動し、機密を保ちながらオイルを
圧縮し得るようになっている。またロータ30の内周面
の2箇所には動力伝達用の切欠30bが形成され、該切
欠にリテーナ26の端部26bが係合し、該リテーナか
らロータ30に動力が伝達されるようになっている。
【0019】リング32の中心とロータ30の回転中心
とは所定の偏心量だけ偏心しており、この偏心量は可変
とされている。即ち、ベーンポンプ18の本体18eの
側方にはリング押圧ピン47を押圧付勢する圧力設定用
の圧縮ばね34がボルト35で本体に固定されたカバー
36内に収容され、該圧縮ばね34がリング32により
圧縮されることで偏心量が小さくなるように構成されて
いる。またベーンポンプ18の本体18eの内周面には
ストッパ37が固定され、該ストッパによりリング32
の上下方向位置が設定されるようになっている。
【0020】次に、形状記憶合金製圧縮ばね53を用い
たバルブ装置54の構成について説明すると、該バルブ
装置は、ピストン16の円周方向に等間隔で3箇所に装
着され、ピストン16のトランスミッション側の側面1
6bに形成された凹陥部16c内に完全に收容されるよ
うにしたもので、側面16bからは全く突出しないよう
に構成され、弁体50とバイアス用圧縮ばね52と形状
記憶合金製圧縮ばね53とからなる。
【0021】弁体50は、クランクシャフト6と反対方
向(トランスミッション側)に摺動してその先端50a
が連通穴15dを遮蔽しピストン16のストロークを制
限するようにしたもので、中空に形成され、円筒部50
bと該円筒部の一端に形成されたフランジ部50cと先
端50aに形成された弁部50dと形状記憶合金製圧縮
ばね53を收容するための穴50eとからなり、弁部5
0dの直径は連通穴15dの直径よりも大きく形成さ
れ、該弁部が連通穴15dに対して押圧されると該連通
穴が先端50aにより遮蔽されるようになっている。
【0022】バイアス用圧縮ばね52は、弁体50をピ
ストン16に向けて押圧付勢するようにしたもので、形
状記憶合金でない通常の金属製のばねであり、弁体50
の円筒部50bに装着され、その一端52aは弁体50
のフランジ部50cに当接し、他の一端52bは凹陥部
16cと同一の形状の略菱形に形成された蓋部材55に
当接して凹陥部16c内に收容されている。そしてその
ばね定数は、形状記憶合金製圧縮ばね53の記憶形態
(伸張状態)への復帰力よりも圧縮力が弱く、形状記憶
合金製圧縮ばね53の二次永久変形加工形態(圧縮状
態)への復帰時には該形状記憶合金製圧縮ばねを圧縮し
得るような値に設定されている。
【0023】蓋部材55は、弁体50の円筒部50bが
嵌合する穴55aを有し、夫々2本のねじによりピスト
ン16に固定され、該蓋部材のピストン16への装着時
にはその表面がピストン16の側面16bと面一となる
ようになっている。
【0024】形状記憶合金製圧縮ばね53は、弁体50
の穴50e内に收容され、弁体50を連通穴15dに向
けて押圧付勢し温度の変化により伸張するように記憶が
施されたものであって、伸張状態を記憶形態とし、圧縮
状態を二次永久変形加工形態として製作されている。即
ち、温度が一定値を超えると、記憶形態に復帰するた
め、形状記憶合金製圧縮ばね53は非常に強い伸張力を
発生して伸張しようとし、温度が一定値以下になると、
二次永久変形加工形態に復帰してもよいように、伸張状
態を維持する力が失われるようになっている。
【0025】形状記憶合金は、Ni−Ti合金と、Cu
−Zn−Al合金に大別されるが、Cu−Zn−Al合
金はNi−Ti合金より安価であり、温度変化に対する
追随性が速やかで、ヒステリシスが小さく、かつ変態温
度範囲が広いという利点があり、Ni−Ti合金は、形
状回復量が大きく、耐久性(熱サイクル)も2ケタ程高
く、機能的性質が優れ、信頼性が高いとされている。本
発明では、このいずれの合金も形状記憶合金製圧縮ばね
53に使用可能である。そして高温時には形状記憶合金
製圧縮ばね53がその記憶形態に戻ることにより弁体5
0が連通穴15dを遮蔽してシリンダ室15bを油圧ロ
ックすることによりピストン16のストロークを小さく
し、低温時にはバイアス用圧縮ばね52により形状記憶
合金製圧縮ばね53が圧縮されて弁体50がピストン側
に引き込まれて連通穴15dが開放され、ピストン16
のストロークを増大させるように構成されている。
【0026】次に、本発明の主要部をなすクラッチディ
スク作動用のリリースばね60及びトリガばね61につ
いて説明する。まず第1実施例について説明すると、図
1及び図3から図6において、リリースばね60は、通
常の金属製のばねであり、大径部60aから小径部60
bに向かい次第に小さくなる円錐台形又は皿形に形成さ
れ、本体14とクラッチディスク11のボス部11aと
の間に装着されてクラッチディスク11をシリンダ15
に向けて押圧付勢するように構成されている。
【0027】即ち、クラッチディスク11がシリンダ1
5によって押圧されると、リリースばね60も圧縮され
てクラッチディスク11をシリンダ15に向けて押圧付
勢し、シリンダ15への圧力油の供給が遮断されると、
クラッチディスク11はリリースばね60によってシリ
ンダ15に向けて移動させられるが、そのときの該クラ
ッチディスクの位置は高温時において小さくなったスト
ロークS1 (図4参照)の中央になるように調整されて
おり、クラッチディスク11から油圧装置12の本体1
4の一部をなす摩擦部材21までの距離t1 と、プレッ
シャプレート10までの距離t2 とが略等しい中央部に
位置するようになっている。
【0028】トリガばね61は、通常の金属製のばねで
あり、リリースばね60と同様に大径部61aから小径
部61bに向かい次第に小さくなる円錐台形又は皿形に
形成され、本体14とクラッチディスク11との間にリ
リースばね60と重ねられて装着されていて、クラッチ
ディスク11がシリンダ15により押圧されて移動し、
本体14とクラッチディスク11との距離が所定距離
(例えば0.5mm)となったとき、クラッチディスク
11のボス部11aに当接してクラッチディスク11の
移動抵抗を増大させるようになっている。
【0029】次に、第2実施例について説明すると、図
7及び図8において、リリースばね60及びトリガばね
61は、第1実施例と同様に夫々大径部60a、61a
から小径部60b、61bに向かい次第に小さくなる円
錐形状に形成された4本の爪60c、61cとして形成
されていて、該爪の幅を調節することによりばね力を理
想の値となるように調節できるように構成されている。
そして、第1実施例と同様に本体14とクラッチディス
ク11ボス部11aとの間に重ねられて装着されてい
る。
【0030】次に、第3実施例について説明すると、リ
リースばね及びトリガーばねは、図11から図15を参
照して、星形ばね62として一体的に形成されており、
90°間隔で配設された4本の長い爪としてリリースば
ね62aが、又該リリースばねと45°位相がずらされ
て90°間隔で配設された4本の短い爪としてトリガば
ね62bが形成され、本体14とクラッチディスク11
との間に装着されている。なお、その他の構成は第1実
施例と同様であるので、同一部品には図面に同一の符号
を付して説明を省略する。
【0031】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。まず油圧圧着式クラッ
チ1の基本的な作用について説明する。エンジンが回転
すると、クランクシャフト6、フレックスプレート9、
油圧装置12の本体14、シリンダ15、リテーナ26
及びベーンポンプ18のロータタ30が同一の速度で回
転し、ベーンポンプ18から増圧されたオイルが吐出さ
れる。
【0032】図1に示す状態では、ベーンポンプ18か
らのオイルは、低圧側オイルギャラリ18h、オイル通
路26c、オイル通路15f及び連通穴15gを通り、
また電磁弁により減圧されて空間12aのみに供給され
て該空間には低圧のオイルがが充満し、オイル通路26
c及びオイル通路15cには供給されていない。このた
め空間12a内に充満した低圧のオイルによってプレッ
シャプレート10及びピストン16は図中右方向に押圧
されてクラッチディスク11は解放され、クラッチは切
られている。
【0033】ここでクラッチを接続する場合には、電磁
弁が作動してベーンポンプ18の吐出口18cとオイル
通路26aとを連通させ、高圧側オイルギャラリ18g
から連通穴26dを通ってオイル通路26aに高圧のオ
イルが流れ、該高圧のオイルを該オイル通路26aから
オイル通路15cに供給する。すると、連通穴15dを
通ってオイルがシリンダ室15b内に流入し、該シリン
ダ室に高圧の油圧が発生し、ピストン16はプレッシャ
プレート10を伴なって図中左方向に移動し、クラッチ
ディスク11を本体14の摩擦部材21に押圧し、クラ
ッチディスク11に動力が伝達され、クラッチは接続さ
れる。またベーンポンプ18のオイルを、電磁弁の作動
によりオイル通路15cに供給しないようにすることに
よって、シリンダ室15b内の油圧を消失させ、空間1
2a内の低圧の油圧によってプレッシャプレート10及
びピストン16を図中右方に押し戻してクラッチを切る
ことができる。
【0034】次に、形状記憶合金製圧縮ばね53を用い
たバルブ装置54の作用について説明する。図1、図
3、図4、図11及び図12において、高温時には、形
状記憶合金製圧縮ばね53は、その記憶形態に強力に復
帰しようとするから、弁体50を押圧し、該弁体の先端
50aの弁部50dがシリンダ15の連通穴15dに当
接する。この結果、連通穴15dは弁体50の先端50
aにより遮蔽され、シリンダ室15bは油圧ロックさ
れ、ピストン16のストロークが制限され、プレッシャ
プレート10はクラッチディスク11に接近し、プレッ
シャプレート10とクラッチディスク11との間の間隔
は小さくなり、クラッチの断接を敏速に行わせることが
可能となる。
【0035】また低温時になると、形状記憶合金製圧縮
ばね53は、その記憶形態に復帰しようとする力が消失
するので、バイアス用圧縮ばね52の復原力が勝り、該
バイアス用圧縮ばねにより形状記憶合金製圧縮ばね53
は伸張状態から圧縮状態、即ち二次永久変形加工状態へ
と戻され、弁体50の先端50aは、連通穴15dを開
放するので、シリンダ室15bの油圧ロックは解除され
ることになる。この結果、ピストン16のストロークは
増大し、プレッシャプレート10とクラッチディスク1
1との間の間隔は大きくなり、これによって、低温時に
おいてオイルの粘性が増大しても、クラッチの引きずり
を防止することができ、クラッチは完全に切られ、ギヤ
入れ及びギヤ抜きは軽快に行われ、エアを利用したアク
チュエータ等の負荷を軽減することができる。
【0036】次に、図1から図4を参照して、本発明の
リリースばね60及びトリガばね61の作用について説
明する。圧力油が矢印A方向に供給されると、ピストン
16がプレッシャプレート10を伴なって図中左方向に
移動し、クラッチディスク11をリリースばね60を圧
縮しながら該リリースばねの押圧力(図中右方向)に逆
らって図中左方向に移動させる。この時のクラッチディ
スク11の移動及びピストン16に作用する油圧力の状
態は、図9及び図10をも参照して、リリースばね60
のばね力はあまり強くないので油圧力は上昇することな
くほぼ一定であり、またクラッチディスク11の移動は
比較的速い一定速度で図中左方向に移動する。
【0037】そして、クラッチディスク11が摩擦部材
21に接近し、クラッチディスク11と摩擦部材21と
の距離が所定の距離、例えば0.5mmとなると、ボス
部11aがリリースばね60よりも大きなばね定数を持
つトリガばね61に当接するので、クラッチディスク1
1の移動抵抗が増大する。従って、油圧はB(図10)
だけ上昇して、トリガばね61の付勢力に打ち勝ち、該
トリガばねを圧縮しながらクラッチディスク11を更に
図中左方向に移動させるが、このときこの油圧の急激な
上昇を機械的に検出することができるから、これを電気
的信号に変換してコンピュータ等の制御装置(図示せ
ず)に入力すれば、該制御装置により油圧を制御してこ
れ以後のクラッチディスクの移動速度を遅くしてクラッ
チを滑らかに接続するように制御することができる。
【0038】クラッチディスク11に動力が伝達される
クラッチの接続状態から、電磁弁の作動によりオイル通
路15cへの圧力油の供給を遮断すると、シリンダ室1
5b内の油圧が消失するので、リリースばね60及びト
リガーばね61により押圧されているクラッチディスク
11は、ばね力の大きなトリガーばね61の作用により
約0.5mm急速に摩擦部材21から離脱した後、リリ
ースばね60の作用により更に図中右方向に移動する
が、図4に示すストロークの小さな高温時にはクラッチ
ディスク11は、リリースばね60の操作力によって距
離t1 だけ図中右方向に移動させられて、そのストロー
クS1 の中央の位置まで速やかに移動してクラッチが切
られる。
【0039】また図3に示すストロークの大きな低温時
にはリリースばね60の操作力によってまず距離t1
け図中右方向に移動させられて速やかにクラッチが切ら
れ、続いて空間12a内に充満した低圧のオイルがクラ
ッチディスク11と本体14及びプレッシャプレート1
0の間に流入するので、更にクラッチディスク11を図
中右方向に移動させ(距離t3 )、ストロークS2 の中
央に位置させてクラッチは完全に切られる。
【0040】上述した如くトリガばね61の作用によ
り、クラッチの接続時にはクラッチディスク11を急速
に本体14に接近させた後、クラッチディスク11の移
動速度を遅くして、ゆっくりとクラッチディスク11を
本体14の摩擦部材21に押圧してクラッチを滑らかに
衝撃無く接続することができる。そしてクラッチの遮断
時には、リリースばね60の作用により、シリンダ室1
5b内の油圧が消失すると直ちにクラッチディスク11
は本体14の摩擦部材21から速かに離脱してクラッチ
が切られ、クラッチの断接を敏速に行わせることが可能
となり、また低温時においてオイルの粘性が増大して
も、クラッチディスク11はリリースばね60の作用に
より確実に本体14から離脱しているのでクラッチの引
きずりを防止することができ、クラッチは完全に切ら
れ、ギヤ入れ及びギヤ抜きを軽快に行うことができる。
【0041】また、図11及び図12に示す第3実施例
においても、リリースばね60及びトリガばね61の2
枚のばねの作用が1枚の星形ばね62のリリースばね6
2aとトリガばね62bにより行われる点が異なるだけ
であるので、その作用についての説明は省略する。
【0042】
【発明の効果】本発明は、上記のようにクラッチディス
クのボス部と油圧装置の本体との間にクラッチディスク
を油圧装置の本体から離脱させるように付勢するリリー
スばねと、クラッチディスクが油圧装置の本体に所定距
離接近したときクラッチディスクのボス部が当接して該
ボス部の移動の抵抗を増大させるトリガばねとを装着し
たので、クラッチディスクが本体に所定距離接近したと
き、即ちクラッチの接続の直前において、クラッチディ
スクのインプットシャフトに対する移動の抵抗力を増大
させてプレッシャプレート押圧用のリング状のピストン
に作用する油圧の急激な上昇を生じさせ、該油圧上昇を
検知してそれ以後のクラッチディスクの移動速度を制御
してクラッチを滑らかに接続するように制御できるとい
う効果があり、またこの結果クラッチの接続による衝撃
を防止し得るから、運転者やその他の乗員に不快感を与
えないという効果がある。
【0043】またクラッチディスクのボス部と本体との
間にクラッチディスクを本体から離脱させるように付勢
するリリースばねを配設したので、クラッチを切ったと
きクラッチディスクが速やかに本体から離脱すると共
に、気温に関係なく常にクラッチディスクが油圧装置の
本体とプレッシャプレートとの間の中央に位置するよう
にすることができ、またこの結果クラッチの引きずりを
防止してギヤ入れ及びギヤ抜きを軽快に行わせることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧圧着式クラッチの縦断面図である。
【図2】ベーンポンプの縦断面図である。
【図3】低温時における第1実施例のリリースばねの作
用を示す要部拡大縦断面図である。
【図4】高温時における第1実施例のリリースばね及び
トリガばねの作用を示す要部拡大縦断面図である。
【図5】第1実施例のリリースばね及びトリガばねの表
面側を示す斜視図である。
【図6】第1実施例のリリースばね及びトリガばねの裏
面側を示す斜視図である。
【図7】第2実施例のリリースばね及びトリガばねの表
面側を示す斜視図である。
【図8】第2実施例のリリースばね及びトリガばねの裏
面側を示す斜視図である。
【図9】クラッチディスクの移動速度の変化の状態を示
す線図である。
【図10】ピストンに作用する油圧の変化の状態を示す
線図である。
【図11】低温時における第3実施例のリリースばねの
作用を示す要部拡大縦断面図である。
【図12】高温時における第3実施例のリリースばね及
びトリガばねの作用を示す要部拡大縦断面図である。
【図13】第3実施例のリリースばね及びトリガばねを
示す正面図である。
【図14】第3実施例のリリースばね及びトリガばねの
正面側を示す斜視図である。
【図15】第3実施例のリリースばね及びトリガばねの
裏面側を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 油圧圧着式クラッチ 6 クランクシャフト 11 クラッチディスク 11a ボス部 14 油圧装置の本体 15b シリンダ室 16 ピストン 20 インプットシャフト 60 リリースばね 61 トリガばね 62 星形ばね 62a リリースばね 62b トリガばね
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−211026(JP,A) 実開 昭61−117927(JP,U) 実開 昭49−72843(JP,U) 実開 昭64−31220(JP,U) 実開 昭51−104258(JP,U) 実開 昭60−86627(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インプットシャフトに対してその軸方向
    に移動自在に装着されたクラッチディスクのボス部と
    ンジンのクランクシャフトに固定された油圧装置の本体
    との間に前記クラッチディスクを前記油圧装置の本体
    から離脱させるように付勢するリリースばねと、前記ク
    ラッチディスクが前記油圧装置の本体に所定距離接近し
    たとき前記クラッチディスクのボス部が当接して該ボス
    部の移動の抵抗を増大させるように前記リリースばねよ
    り大きいばね定数を以て該リリースばねと別体又は一体
    に構成されたトリガばねとを装着し、前記クラッチディ
    スクが前記油圧装置の本体に所定距離接近したとき、
    記トリガばねにより前記クラッチディスクのインプット
    シャフトに対する前記移動の抵抗力を増大させることに
    より前記本体に固定されたシリンダ室の内部に摺動自在
    に牧容されたプレッシャプレート押圧用のリング状のピ
    ストンに作用する油圧の急激な上昇を生じさせ、該油圧
    上昇を検知してそれ以後の前記クラッチディスクの移動
    速度を制御してクラッチを滑らかに接続するように制御
    することを特徴とする油圧圧着式クラッチの接続制御方
    法。
  2. 【請求項2】 エンジンのクランクシャフトに固定され
    た油圧装置の本体と、インプットシャフトに対してその
    軸方向に移動自在に装着されたクラッチディスクと、該
    クラッチディスクのボス部と前記本体との間に装着され
    前記クラッチディスクを前記本体から離脱させるように
    付勢するリリースばねと、該リリースばねとは別体とし
    て構成され前記クラッチディスクが前記本体に所定距離
    接近したとき前記クラッチディスクのボス部が当接して
    該ボス部の前記移動の抵抗を増大させる、前記リリース
    ばねよりも大きなばね定数を有するトリガばねとを備え
    たことを特徴とする油圧圧着式クラッチ。
  3. 【請求項3】 エンジンのクランクシャフトに固定され
    た油圧装置の本体と、インプットシャフトに対してその
    軸方向に移動自在に装着されたクラッチディスクと、該
    クラッチディスクのボス部と前記本体との間に装着され
    て前記クラッチディスクを前記本体から離脱させるよう
    に付勢するリリースばね部と前記クラッチディスクが前
    記本体に所定距離接近したとき前記クラッチディスクの
    ボス部が当接して該ボス部の前記移動の抵抗を増大させ
    る、前記リリースばね部よりも大きなばね定数を有する
    トリガばね部とが一体的に形成された星形ばねとを備え
    たことを特徴とする油圧圧着式クラッチ。
JP3072310A 1991-03-11 1991-03-11 油圧圧着式クラッチ及びその接続制御方法 Expired - Fee Related JP2666000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072310A JP2666000B2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 油圧圧着式クラッチ及びその接続制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3072310A JP2666000B2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 油圧圧着式クラッチ及びその接続制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05263840A JPH05263840A (ja) 1993-10-12
JP2666000B2 true JP2666000B2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=13485571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3072310A Expired - Fee Related JP2666000B2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 油圧圧着式クラッチ及びその接続制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2666000B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10102300A1 (de) * 2001-01-19 2002-07-25 Zahnradfabrik Friedrichshafen Zentrale Kupplungsvorrichtung

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4972843U (ja) * 1972-10-13 1974-06-25
JPS58211026A (ja) * 1982-05-31 1983-12-08 Nissan Motor Co Ltd 湿式クラツチ
JPS61117927U (ja) * 1985-01-09 1986-07-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05263840A (ja) 1993-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7219496B2 (en) Pressure-limiting device in a hydraulic path for clutch actuation
US4664242A (en) Torque transmitting device having a fluid-operated piston
US7296669B2 (en) Simple action actuator with a hydraulic fast-opening valve for controlling a clutch
JP2666000B2 (ja) 油圧圧着式クラッチ及びその接続制御方法
US4428471A (en) Clutch operator with a hydraulic actuator
JP2001132772A (ja) 特にクラッチ用のレリーズ装置
US5706658A (en) Rotary shaft coupler with rotary valve plate position dependent on direction of shaft rotation
JP2611887B2 (ja) 油圧圧着式クラッチ
JP2519547B2 (ja) 油圧圧着式クラッチ
JP2611881B2 (ja) 油圧圧着式クラッチ
US6454073B2 (en) Apparatus for hydraulically operating clutch
US4798272A (en) Hydraulically operated friction clutch having automatic wear compensating valve
JP3069257B2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JPH0819985B2 (ja) 油圧圧着式クラッチ
JPH03194216A (ja) 油圧圧着式クラッチ
JPH0571563A (ja) クラツチブレーキ装置及びその制御方法
JP2842069B2 (ja) クラッチレリーズシリンダ
JP2590022B2 (ja) 油圧圧着式クラッチ
JP2000320576A (ja) 油圧式動力伝達継手のドレーン機構
JP2905802B2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JP3303803B2 (ja) 摩擦クラッチ制御装置
JP2886795B2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JP3671566B2 (ja) クラッチ断接検知装置及び動力伝達装置
JP2886794B2 (ja) 油圧式動力伝達継手
JP2546647Y2 (ja) 油圧クラッチ用のブレーキ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees