JP2664995B2 - デイスクチヤツキング装置 - Google Patents

デイスクチヤツキング装置

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JP2664995B2 JP1158169A JP15816989A JP2664995B2 JP 2664995 B2 JP2664995 B2 JP 2664995B2 JP 1158169 A JP1158169 A JP 1158169A JP 15816989 A JP15816989 A JP 15816989A JP 2664995 B2 JP2664995 B2 JP 2664995B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、金属ハブを有する情報記録デイスクをチ
ヤツクして回転駆動し、情報の記録/再生を行うデイス
ク駆動装置に用いられるデイスクチヤツキング装置に係
り、特に、所謂3.5インチ径のフロッピデイスクのチヤ
ツキングに好適なデイスクチヤツキング装置に関する。
〔従来の技術〕
ディスク状に形成された情報記録媒体(以下、単にデ
ィスクと称する)を駆動するディスク駆動装置にあって
は、記録密度の向上や小型軽量化に対処して、種々の改
良や発明が提案されている。その一つに、ターンテーブ
ルをスピンドル軸に嵌着し、ターンテーブルのディスク
載置面から突出した駆動ピンとチャックマグネットを介
してディスクをチャッキングし、回転駆動することによ
り記録/再生を行うものがある。
第6図ないし第8図に従来知られているこの種のディ
スク駆動装置の主要部の一例を示す。第6図はディスク
駆動装置の主要部の断面図、第7図はターンテーブルの
構造を示す分解斜視図、第8図はばね部材の平面図であ
る。
これらの図において、ディスク駆動装置のディスク駆
動部は、ディスク駆動モータ1と、ディスク駆動モータ
1のスピンドル(回転)軸2と、スピンドル軸2の先端
部に嵌着されたターンテーブル3と、ターンテーブル3
の第6図において下面に取り付けられた支持手段として
のばね部材17に支持され、ターンテーブル3に形成した
駆動ピン挿通孔13内に挿通された駆動ピン19とから主に
構成されている。
ディスク駆動モータ1は、ロータ部5とステータ部6
とからなり、ロータ部5の中心軸部分に貫着されたスピ
ンドル軸2をステータ部6に設けられた軸受7に回転自
在に支承させることによって一体に組み合わされる。ロ
ータ部5には、軟磁性体によって形成された円椀状の回
転子ヨーク8の内部に円周方向に沿って等間隔に分割着
磁されたリング状の回転子マグネット9が固着され、ス
テータ部6には、軟磁性体によって形成された固定子ヨ
ーク10の上記回転子マグネット9と対向する位置に複数
個の駆動コイル11が円周状に配置されている。そして、
この駆動コイル11に電流を流すことによって、円周方向
に沿って、等間隔に分割着磁され、固定子ヨーク10との
間に界磁磁束が生じている回転子マグネット9にトルク
を発生させ、ステータ部6に対してロータ部5を回転駆
動させるようになっている。
ターンテーブル3には、第7図に示すように、ディス
ク駆動モータ1の回転軸2が挿通される中央孔12と、駆
動ピン19が挿通される駆動ピン挿通孔13と、ばね部材17
の固着用部材、例えば鳩目18が圧入される取付孔14とが
開設されている。また、ターンテーブル3の表面中央部
には減摩用のポリスライダとも称されるプラスチックシ
ート15と、表面の上記中央孔12、駆動ピン挿通孔13、プ
ラスチックシート15を除く部分に例えばゴム磁石等のチ
ャックマグネット16が貼付されている。なお、このチャ
ックマグネット16は、たとえば、プラスチックマグネッ
トをターンテーブル3の所定位置に配設することによっ
て置き換えることもできる。また、ターンテーブル3の
裏面には、ばね部材17が鳩目18によって張設されてお
り、このばね部材17の先端部に固着された駆動ピン19の
先端部19aがターンテーブル3に開設された上記駆動ピ
ン挿通孔13を通してターンテーブル3の上面に突出して
いる。ばね部材17は、第8図に示すように、りん青銅の
ような弾性に富んだ材料の薄板をもって半月状の円板か
ら延びるばね片17dとして形成されており、中央部に前
記ターンテーブル3の下面中央部に突設された図示しな
い位置決め突子と密に係合可能な位置決め孔17aが開設
され、その外周部にばね部材17を前記ターンテーブル3
に固着するための取付孔17bと、円弧状の切欠溝17cとが
それぞれ開設されている。また、切欠溝17cによって形
成される上記ばね片17dの端部に駆動ピン取付部17eが設
けられている。
第12図に金属ハブを有するディスク23の一例を示す。
この種のディスク23は、表面に磁気記録層が形成され、
さらに硬質のケース24a内に収納されてディスクカート
リッジ24を形成しており、ディスク23の中心部には、磁
性を有する金属の薄板によって形成された金属ハブ25が
固着されている。この金属ハブ25の中心部には、上記ス
ピンドル軸2の先端部2aが挿通する略正方形のチャッキ
ングホール26が開設され、外周部には上記駆動ピン19の
先端部19aが嵌入して係合する略長方形の位置決めホー
ル27が開設されている。この形式のディスクカートリッ
ジ24は、一般に、3.5インチ・フロッピ・ディスク・カ
ートリッジとして知られている。
上記ターンテーブル3にディスクカートリッジ24が載
置されると、第9図の概略図に示すようにチャックマグ
ネット16によって金属ハブ25が吸着され、チャッキング
ホール26にスピンドル軸2の先端部2aが挿入される。こ
のとき駆動ピン19は、金属ハブ25によってばね部材17の
弾発力に抗して反ディスク載置側に押し下げられてター
ンテーブル3の駆動ピン挿入孔13内に押し込められ、第
10図(a)に示すように、金属ハブ25の下面に位置して
いる。次いでターンテーブル3が矢印A方向に回転し、
駆動ピン19と位置決めホール27の開設位置が一致する
と、第10図(b)に示すように駆動ピン19が位置決めホ
ール27内に嵌入する。ターンテーブル3がさらに回転す
ると、駆動ピン19は位置決めホール27の外周側の内縁27
aに当接し、ばね部材17の弾性力により、ディスク23
(金属ハブ25)全体がスピンドル軸2から駆動ピン19方
向の径方向外側(矢印B方向)に移動し、スピンドル軸
2がチャッキングホール26の位置決めホール27から最も
離れた隅部26aに押し付けられてセンタリングが行われ
る。そして、このスピンドル軸2を中心として金属ハブ
25およびディスク23が矢印A方向に回転し、記録/再生
が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のようにばね部材(板ばね)17の一端
側を固定して片持ちはり状に構成し、このばね部材17の
弾性力を利用してセンタリングを行うと、駆動ピン19が
位置決めホール27の上記第10図(c)の位置に入り、第
9図に示すように駆動ピン19が傾いた状態で駆動力を伝
達する。すると、傾いた駆動ピン19が位置決めホール27
の上記外周側の内縁27aに対して金属ハブ25と垂直方向
でターンテーブル3と逆向きの力を発生する。これによ
り、第11図に示すように金属ハブ25の底面を全面的に吸
着することができず、結果的に駆動ピン19が金属ハブ25
を持ち上げ、そのままディスク23を回転することにな
る。
そして、このように駆動ピン19が金属ハブ25を持ち上
げた状態、すなわち、金属ハブ25が傾いた状態で記録/
再生を行うと、特にサイド1側のギャップと記録トラッ
クとがデイスク23の回転位置に応じて相対的にずれるの
で、モジュレーション不良が発生するとともに、甚だし
い場合にはオフトラックを生じる。
また、上記従来例では、センタリング性能の向上を意
図して、駆動ピン19をボールベアリング等の軸受によっ
て回動自在にばね部材17に支持させているため、部品コ
ストが高いという問題もあった。
この発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、モジュレーション不良を招来
することなく、また、オフトラックの生じる虞のないデ
ィスクチャッキング装置を提供することにある。また、
他の目的は、センタリング性能を落とすことなく低コス
トで製造できるディスクチャキング装置を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、情報記録デイスクの中央部の金属ハブを
直接支持する支持面と支持面の金属ハブ対向面に配され
たチヤツクマグネツトとを有するターンテーブルと、タ
ーンテーブルから突出し、金属ハブに形成された位置決
めホールに係合する突起と、この突起をターンテーブル
側で支持する支持手段とを備え、情報記録デイスクの金
属ハブを磁気的にチヤツクし、ターンテーブルの中央に
嵌着されたスピンドル軸を介して回転駆動手段により情
報記録デイスクを回転駆動するデイスクチヤツキング装
置において、上記突起に、上記位置決めホールのターン
テーブルの外周側の内縁に当接する第1の当接部と、タ
ーンテーブルの回転方向上流側の内縁に当接する第2の
当接部とを形成し、さらに、上記突起を剛体によって形
成された支持手段の一端側に接合やプレス加工等の手段
によって一体的に設けるとともに、上記支持手段の他端
側をターンテーブルの上面に揺動自在に取り付けること
によって達成される。
〔作 用〕
上記手段によれば、支持手段の剛体の部材によって形
成され、突起がこの支持部材に一体的に設けられてお
り、かつ、ターンテーブルの上面に揺動自在に支持され
ているので、第2の当接部から受ける力が支持手段(部
材)の当接部側をターンテーブルの外周側に押し出すよ
うな回転モーメントを生じさせる。これにより、第1の
当接部が金属ハブの位置決めホールの外周側の内縁を同
じく外周方向に押し、センタリング力を得る。その際、
支持手段は位置決めホールと支持手段の取付部との間で
圧縮方向の力を受けて突っ張った状態で変形を生じない
ので、突起が傾くこともなく、ディスクはターンテーブ
ルに平行にチャッキングされる。
また、支持手段はターンテーブルの上面側に取り付け
られているので、突起から支持手段側に加わる突起を傾
かせる方向のモーメントも小さく、安定した状態での回
転駆動が可能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、前述の従来例と同一もしく
は同一とみなせる構成要素には同一の参照符号を付し、
重複する説明は適宜省略する。
第1図は第1の実施例に係るディスクチャッキング装
置の要部断面図、第2図は同じくディスクチャッキング
装置のチャッキング状態を示す概略平面図である。これ
らの図において、支持手段としての揺動レバー30は、剛
体の棒材によって一端が二股上に形成され、他端側でタ
ーンテーブル3の上面側、すなわちターンテーブル3の
ディスクチャッキング側に揺動自在に取り付けられる。
揺動レバー30は、図からもわかるように、軸部分34が
ターンテーブル3の回転平面に対して所定角θ傾いて形
成され、一端(自由端)側が互いに約90度開いて分岐
し、その先端側がさらにターンテーブル3の回転平面に
対し略垂直に折曲され、第1の当接部31と、第2の当接
部32とが形成されている。また、軸部分34の他端側に
は、ターンテーブル3に取り付けるための取付部33がタ
ーンテーブル3の回転平面に対して平行になるように折
曲して設けられ、ねじ35を遊挿して軸支することによ
り、揺動自在に動くことができるように設定されてい
る。なお、前記従来例のように、支持部材30の固定に
は、鳩目やリベットを使用しても良いこと勿論である。
また、揺動レバー30は、第1および第2の当接部31,32
の折曲部31a,32aが駆動ピン挿通孔13から突出し、第2
図の金属ハブ25の上面側から見た平面図にも示すよう
に、前述の金属ハブ25の位置決めホール27のディスク回
転方向上流側の隅部27cを挟んだ2辺、すなわち、外周
側の内縁27aとターンテーブル回転方向上流側の内縁27b
にそれぞれ当接できるような寸法と角度θに設定されて
いる。したがって、この実施例の場合には第1および第
2の当接部31,32が突起を構成している。
この揺動レバー30は、ターンテーブル3の上面に設け
られた扇状の取付穴36のかなめ側に取り付けられ、その
取付穴36の形成範囲でのみ揺動可能である。なお、ター
ンテーブル3の上記第1および第2の当接部31,32の下
部に穿設された挿通孔37は、軸部34が変形し、第1およ
び第2の当接部31,32が下方に変位した場合に備えての
逃げである。
その他、特に説明しない各部は前述の従来例と同様に
構成されている。
引き続き上記のように構成されたディスクチャッキン
グ装置の動作について説明する。
揺動レバー30は、ディスク23の非ロード時にはねじ35
を中心として自由に揺動できる状態になっており、この
状態からディスク23がロードされると、まず、確率的に
はほとんど第3図に示すように折曲部31a,32aの何れか
あるいは両方が金属ハブ25の下面に当接し、その当接し
た部分とスピンドル軸2に関して反対側の部分がターン
テーブル3側に傾いた状態になる。この状態でディスク
23は図示しない磁気ヘッドに挟持され、ターンテーブル
3の回転力に抗して停止状態を保っている(前記第10図
(a)に相当)。そして、ターンテーブル3の回転によ
り上記折曲部31aおよび/または31bが、傾いた金属ハブ
27の底面をすべりながら位置決めホール27に対向する位
置までくるとチャックマグネット16の磁気的吸引力によ
り、折曲部31a,31bおよび第1、第2の当接部31,32の一
部が位置決めホール27内に嵌入する。さらにターンテー
ブル3が回転すると、まず、第1の当接部31が位置決め
ホール27の外側の内縁27aに当接する。これにより、揺
動レバー30の自由端側はスピンドル軸2方向(第2図時
計方向)に回動し(前記第10図(b)に相当)、ターン
テーブル3の回転によって今度は第2の当接部32がター
ンテーブル回転方向上流側の位置決めホール27の内縁27
bに当接する。すると、揺動レバー30の揺動支点、すな
わちねじ35による軸支位置が、上記当接部31,34とスピ
ンドル軸2とを結ぶ線よりもターンテーブル回転方向下
流側に設けられているので、揺動レバー30はその自由端
側がスピンドル軸2から離れる方向(第2図反時計方
向)に回動し、これにより、第1の当接部31が上記内縁
27aを外側すなわちスピンドル軸2から離れる方向に金
属ハブ25を押し、センタリング動作が行われる。そし
て、スピンドル軸2が嵌入しているチャッキングホール
26の上記当接部31,32から最も離れた隅部26aにスピンド
ル軸2を押し付け、上記当接部31,32とスピンドル軸2
との間で金属ハブ25を突っ張ってディスク23の位置決め
を行う(第10図(c)に相当)。したがって、上記第2
の当接部32が上記内縁27bに当接してから、スピンドル
軸2が上記隅部26aに押し付けて位置決めする迄がセン
タリング動作ということになる。
このようにすると、センタリング力は、ターンテーブ
ル3の回転力から直接得ることになり、当接部を支持す
る部材を付勢するような弾性手段は不要となり、上記の
ように、揺動レバー30単体でセンタリングを行うことが
できる。なお、その際、揺動レバー30は剛体でないと、
ターンテーブル3の回転力を揺動レバー30の回転モーメ
ントに有効に変換できないため、当接部31,32を含む軸
部34全体を剛体によって一体的に形成することが可能に
なり、従来例のように駆動ピン19が傾いて金属ハブ25を
押し上げるような力が生じる虞はない。したがって、デ
ィスク23の傾きが原因となるモジュレーションの不良
や、オフトラックが発生する虞もなくなる。
また、この実施例では、軸部34をターンテーブル3か
ら離れる向きに傾けてあるので、揺動レバー30の位置決
めホール27への嵌入も容易になっている。さらに、揺動
レバー30のターンテーブル3への取付部が従来例のよう
にターンテーブル3の下面側ではなく、上面側に寄った
位置に設けられているため、当接部31,32を傾かせるよ
うなモーメント自体も小さくなっており、それだけ安定
した状態でディスク23の回転駆動を行うことができる。
次に第2の実施例について説明する。
第4図は、第2の実施例に係るチャッキング装置の要
部断面図、第5図はその位置決めホール内に嵌入した状
態を示す要部平面図である。この実施例の場合、揺動レ
バー40は、若干湾曲した剛体の板材からなる支持部41
と、支持部41の一端(自由端)側で一体的に立設された
当接片42とからなり、他端側に形成された取付部43で前
述と同様の取付穴36にねじ35によって揺動自在に軸支さ
れている。当接片42は、略円筒状の形態しており、金属
ハブ25の位置決めホール27の外周側の内縁27aに対向す
る部分が第1の当接部42aに、同ホール27のターンテー
ブル回転方向上流側の内縁27bに対向する部分が第2の
当接部42bにそれぞれなっている。この揺動レバー40
は、例えばプレス加工により、折曲部42の折り曲げと支
持部41の成形が行われる。
その他、特に説明しない各部は前述の従来例および第
1の実施例と同様に構成されている。
上記のように構成された第2の実施例は、第1の実施
例に示した揺動レバー30が当接部31,32を軸部43から垂
設しているのに対し、当接片42を支持部41から立設して
いることと、当接部31,32がそれぞれ別体になっている
のに対し、当接部42a,42bが一体になっていることが異
なるだけで、第1の実施例と動作は全く同じである。な
お、この第2の実施例では、ターンテーブル3に接する
側が平面状に形成されているので、第1の実施例のよう
な逃げ(挿通孔37)を設ける必要がないこと、および、
揺動レバー40の構造が簡単であるという利点がある。
また、突起に相当する第1および第2の当接部31,3
2、当接片42ともそれぞれ軸部34および支持部41に対し
て一体的に成形してあるが、構造上当接片34は溶接、ね
じ止めなどの公知の接合手段によって一体的に構成して
もよいことは勿論である。さらに、上記突起は、実施例
に示したようなものの他に、例えば3角形状や大径の円
柱等も導入することができる。したがって、この突起
は、内縁26a,27bにそれぞれ当接できるような形状に成
形されておれば、その機能を発揮し得るので、特にその
形状が実施例に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
これまでの説明で明かなように、位置決めホールのタ
ーンテーブルの外周側の内縁に当接する第1の当接部
と、ターンテーブルの回転方向上流側の内縁に当接する
第2の当接部とを有する突起を、支持手段の一端側で支
持手段とともに剛体によって一体的に形成するととも
に、他端側でターンテーブルの上面に揺動自在に取り付
けたこの発明によれば、突起の外周がターンテーブルの
回転平面に対して常に垂直な状態で情報記録ディスクを
チャッキングするので、磁気ディスクがターンテーブル
から押し上げられることもなくなり、モジュレーション
不良やオフトラックの発生を防止することができる。
また、剛体によって一体的に構成され、剛体の性質を
利用して確実にセンタリングを行うので、センタリング
性能を落とすことなく低コストで製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は実施例を説明するためのもので、
第1図は第1の実施例に係るディスクチャッキング装置
の要部断面図、第2図はそのチャキング状態を示す要部
平面図、第3図はチャッキング動作を位置過程を示す動
作説明図、第4図は第2の実施例に係るディスクチャッ
キング装置の要部断面図、第5図はそのチャッキング状
態を示す要部平面図、第6図ないし第11図は従来例を説
明するためのもので、第6図は従来例に係るディスク駆
動装置の要部断面図、第7図はターンテーブル部の分解
斜視図、第8図はばね部材の平面図、第9図はセンタリ
ング動作を示す概略断面図、第10図はセンタリング動作
を示す動作説明図、第11図はセンタリング時の駆動ピン
と金属ハブの関係を示す概略断面図、第12図は駆動され
るディスクカートリッジの底面図である。 2……スピンドル軸、3……ターンテーブル、3a……支
持台、16……チャックマグネット、19……駆動ピン、23
……ディスク、25……金属ハブ、27……位置決めホー
ル、27a,27b……(位置決めホールの)内縁、30、40…
…揺動レバー、31,42a……第1の当接部、32,42b……第
2の当接部、33,43……取付部、34……軸部、35……ね
じ、41……支持部、42……当接片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録デイスクの中央部の金属ハブを直
    接支持する支持面と支持面の金属ハブ対向面に配された
    チヤツクマグネツトとを有するターンテーブルと、ター
    ンテーブルから突出し、金属ハブに形成された位置決め
    ホールに係合する突起と、この突起をターンテーブル側
    で支持する支持手段とを備え、情報記録デイスクの金属
    ハブを磁気的にチヤツクし、ターンテーブルの中央に嵌
    着されたスピンドル軸を介して回転駆動手段により情報
    記録デイスクを回転駆動するデイスクチヤツキング装置
    において、上記突起が剛体からなる支持手段の一端側で
    一体的に形成され、他端側でターンテーブルの上面側に
    揺動自在に取り付けられているとともに、上記突起に、
    上記位置決めホールのターンテーブルの外周側の内縁に
    当接する第1の当接部と、ターンテーブルの回転方向上
    流側の内縁に当接する第2の当接部と形成したことを特
    徴とするデイスクチヤツキング装置。
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