JP2662484B2 - ストリップ連続処理ラインの水平ルーパー装置 - Google Patents

ストリップ連続処理ラインの水平ルーパー装置

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JP2662484B2
JP2662484B2 JP23741292A JP23741292A JP2662484B2 JP 2662484 B2 JP2662484 B2 JP 2662484B2 JP 23741292 A JP23741292 A JP 23741292A JP 23741292 A JP23741292 A JP 23741292A JP 2662484 B2 JP2662484 B2 JP 2662484B2
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horizontal looper
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deflector roll
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秀彦 室江
賢二 上田
直俊 西村
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NITSUTETSU PURANTO SETSUKEI KK
Nippon Steel Corp
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NITSUTETSU PURANTO SETSUKEI KK
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入側ルーパー装置と出
側ルーパー装置を有するストリップ連続処理ラインの水
平ルーパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続焼鈍、メッキ設備、酸洗設備等のス
トリップ連続処理ラインにおいて、入側セクションでは
先行コイルと後行コイルの溶接作業があり、ストリップ
を一時的に減速、停止を行う。また、出側セクションに
おいても巻取コイル切替時、一時的にストリップの減速
を行う。そのために、ライン内に各々入側水平ルーパー
装置と出側水平ルーパー装置とを設け、中央セクション
が連続的に運転できるようになっている。
【0003】そして、図3に示すように、入側水平ルー
パー装置27と出側水平ルーパー装置28とは各々独立
してストリップ1を貯蔵できるようにしていた。そのた
め、各々のルーパー装置には移動デフレクターロール4
を移動する移動台車21,22と、その移動台車を移動
させるためのワイヤ25とワイヤドラム26とそのワイ
ヤドラム回転駆動装置23,24が設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術においては、移動台車が入側水平ルーパー装置
出側水平ルーパー装置に2台必要であり、その台車を移
動させるための2組のワイヤによる移動装置が必要であ
った。さらに、設置スペースの観点からも、2台の移動
台車と、移動装置用のワイヤドラムの設置スペースはラ
イン方向に十数メートルも必要で、そのためルーパーの
貯蔵量を制約せざるを得ないという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の不都合を
解消すべく案出されたものであり、その主な目的は、入
側水平ルーパー装置と出側水平ルーパー装置のデフレク
ターロール移動台車を共有化して1台とし、装置構成が
シンプルで、かつ、設置スペースをとらないストリップ
連続処理ラインの水平ルーパー装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、入側水平ルーパー装置用移動デフレクター
ロールと、出側水平ルーパー装置用移動デフレクターロ
ールとを共有し移動させるデフレクターロール移動台車
を設けることにより達成される。
【0007】
【作用】入側水平ルーパー装置用移動デフレクターロー
ルと、出側水平ルーパー装置用移動デフレクターロール
とを共有し移動させるデフレクターロール移動台車を設
けたので、入側及び出側水平ルーパー装置のデフレクタ
ーロール移動台車を共用化でき、1台ですむ。そして、
入側セクションと出側セクションのストリップの張力を
制御することにより、移動台車は移動できる。そのため
移動台車を移動させるための2組のワイヤによる移動装
置が不必要となる。さらに、その移動装置を設置するた
めの、ライン方向に十数メートルの設置スペースを削減
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。図1は本発明による水平ルーパー装置を考慮したラ
インレイアウトの全体を概略的に示しており、通常運転
時の移送されるストリップ1は矢印方向に進入し、ペイ
オフリール16、No.1ブライドルロール2、固定デ
フレクターロール3を介して移動台車4のデフレクター
ロール4−1、固定デフレクターロール5、移動台車4
のデフレクターロール4−2、固定デフレクターロール
6、No.2ブライドルロール7及び固定デフレクター
ロール8を通り中央セクション19へと供給される。
【0009】又、中央セクション19より放出されたス
トリップ1は、固定デフレクターロール9、No.3ブ
ライドルロール10、固定デフレクターロール11を介
して移動台車4のデフレクターロール4−3、固定デフ
レクターロール12、移動台車4のデフレクターロール
4−4、固定デフレクターロール13,14、No.4
ブライドルロール15を通りテンションリール17で巻
取を行っている。
【0010】次に、操業運転の基本的な考え方について
以下説明する。先ず、通常運転時は、入側セクション
、中央セクション19、出側セクション38ともスト
リップの速度は同じで、水平ルーパー装置の移動台車4
は図1に示すホームポジションの位置で停止している。
【0011】次に、入側セクション37のコイルを溶接
する場合は、入側セクション37のストリップは停止す
る。それと同時に出側セクション38のテンションリー
17のストリップ巻取を中断し、出側セクション38
のストリップも停止する。その時、入側セクション37
のストリップの張力を出側セクション38のストリップ
張力より高め、移動台車4を入側セクション方向へ移動
し、入側セクション37のストリップを中央セクション
19へ放出する。そのため、中央セクション19では通
常のライン速度でストリップは通板される。
【0012】次に、出側セクション38のコイル切り替
えを行う時は、出側セクション38のストリップを切替
え速度まで減速する。それと同時に入側セクション37
も同様に減速を行うが、中央セクション19は定常のラ
イン速度で運転する。その時、入側セクション37のス
トリップの張力を出側セクション38のストリップ張力
より高め、移動台車4を入側セクション方向へ移動し入
セクション37のストリップを中央セクション19へ
放出する。
【0013】なお、入側セクション37でのコイルの溶
接、又は出側セクション38でのコイル切替えが完了し
て、移動台車4は入側セクション方向の走行限界近くま
で達すると、その時点では入側セクションにおけるスト
リップはほとんど放出された状態となる。この状態で入
側・出側セクションにおけるストリップ通板速度を中央
セクションのそれよりも高めると共に、出側セクション
のストリップの張力を入側セクションのストリップ張力
より高めれば、移動台車4は出側セクション方向へ移動
し、ホームポジション位置に来た時に通常運転に戻せ
ば、再び図1の状態となる。
【0014】ストリップの張力調整は、入側セクション
37では、No.1及びNo.2ブライドルロール2,
7で行い、出側セクション38ではNo.3及びNo.
4ブライドルロール10,15で行う。張力調整のため
の張力検出は固定デフレクターロール5,12に設けた
テンションメータ36で行う。また、水平ルーパー容量
の決定に関しては、共用ルーパーのため、入側セクショ
ンにおけるコイル溶接のための停止時間と、出側セクシ
ョンにおけるコイル切替えのためのコイル切替え時間の
うちどちらか長い方で決定される。
【0015】移動台車は基本的には入側・出側セクショ
ン37、38のストリップ張力の差により移動するよう
になっているが、ストリップの張力変動が安定しない操
業条件の場合は、移動台車の移動をより確実にするため
に、移動台車に補助駆動機構を設ける場合もある。その
補助駆動機構の一例を図2に示す。これは、補助駆動モ
ーター30によりピニオン32を回転駆動し、地上に設
置したラック33に噛み合うことにより移動台車の補助
駆動を行うものである。移動台車には入側・出側セクシ
ョン37、38のストリップ張力の急激な変動を緩和す
るためのショックアブソーバー31を設けている。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、従来の入側ルーパー、
及び出側ルーパーを共通化することにより、大幅な機械
製作品の重量削減、電気品削除、建屋スペース削減、土
木費削減等の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストリップ連続処理ラインの水平ルー
パー装置の図面である。
【図2】本発明の移動台車の詳細図である。
【図3】従来の水平ルーパー装置の図面である。
【符号の説明】
1 ストリップ 2,7,10,15 No.1ブライドルロール 3,5,6,8,9,11,12,13,14 固定
デフレクターロール 4 移動台車 4−1 移動台車用デフレクターロール(入側水平ルー
パー用) 4−2 移動台車用デフレクターロール(入側水平ルー
パー用) 4−3 移動台車用デフレクターロール(出側水平ルー
パー用) 4−4 移動台車用デフレクターロール(出側水平ルー
パー用) 16 ペイオフリール 17 テンションリール 18 入側水平ルーパー装置 19 中央セクション 20 出側水平ルーパー装置 21 入側水平ルーパー移動台車 22 出側水平ルーパー移動台車 23 入側水平ルーパー駆動装置 24 出側水平ルーパー駆動装置 25 ワイヤロープ 26 ワイヤドラム 27 入側水平ルーパー装置 28 出側水平ルーパー装置 29 固定デフレクターロール 30 補助駆動モーター 31 ショックアブソーバー 32 ピニオン 33 ラック 34 ダンサーロール 35 テンションメータロール 36 テンションメータ37 入側セクション 38 出側セクション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 直俊 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プラント設計株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入側水平ルーパー装置用移動デフレクタ
    ーロールと、出側水平ルーパー装置用移動デフレクター
    ロールとを共有し移動させるデフレクターロール移動台
    車を設けたことを特徴とするストリップ連続処理ライン
    の水平ルーパー装置。
JP23741292A 1992-09-04 1992-09-04 ストリップ連続処理ラインの水平ルーパー装置 Expired - Lifetime JP2662484B2 (ja)

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CN103764856B (zh) * 2012-07-06 2015-11-25 中外炉工业株式会社 连续加热装置的控制方法
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