JP2660894B2 - カーテンウォールのパネルユニット取付構造 - Google Patents

カーテンウォールのパネルユニット取付構造

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JP2660894B2
JP2660894B2 JP33709092A JP33709092A JP2660894B2 JP 2660894 B2 JP2660894 B2 JP 2660894B2 JP 33709092 A JP33709092 A JP 33709092A JP 33709092 A JP33709092 A JP 33709092A JP 2660894 B2 JP2660894 B2 JP 2660894B2
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裕光 神永
哲也 内藤
秀久 北
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右に隣接する方立間
に亘ってパネルユニットを取付けて成るカーテンウォー
ルにおける左右に隣接するパネルユニットを方立に取付
ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールのパネルユニットを左
右に隣接する方立に取付ける構造としては例えば、実開
平3−73315号公報に示すように、方立の室外側面
左右にシール材をそれぞれ装着し、この左右のシール材
に左右のパネルユニットの縦枠室内側面を圧着して取付
けるものや、実開昭64−41509号公報に示すよう
に、方立に補強ブラケットを面内方向に揺動可能に取付
け、この補強ブラケットにパネルユニットの縦枠を連結
し、左右に隣接するパネルユニットの縦枠にシール材を
それぞれ装着して圧接するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カーテンウォールとし
ては複数のパネルユニットを左右方向に曲面形状、多角
形状に取付けたものが知られている。このようなカーテ
ンウォールにおいては左右のパネルユニットの縦枠間の
隙間、つまり目地の形状が室内側が狭く、室外側が広く
なった平面ほぼハ字状となったり、逆ハ字状となるし、
その目地寸法は曲面の半径や多角形の角度等によって異
なる。
【0004】このために、前述のように縦枠にシール材
を装着し、そのシール材を突き合せて目地部をシールす
る構造では目地寸法が大きい場合にシール材を十分に突
き合せできずに確実にシールできないし、室外側の目地
寸法が大きくなって見栄えが悪くなるばかりか、一つの
カーテンウォールにおいて曲面の半径や多角形の角度が
異なる場合には異なる目地寸法の目地が見えるので見栄
えが大変悪くなる。又、逆に目地寸法が小さい場合には
シール材を必要以上に圧縮してシール材の破損を生ずる
恐れがある。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウォールのパネルユニット取付構造
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上枠4と下枠5と左縦枠
6と室外側に突出部材50を備えた右縦枠7より成る枠
体8にパネル9を装着してパネルユニット3とし、この
左右のパネルユニット3,3の左縦枠6と右縦枠7を方
立1の左右室外側取付部23に固着具41でそれぞれ連
結して左縦枠6と右縦枠7との間の目地Bより突出部材
50を室外側に突出させ、該各固着具41をボルト46
とスペーサ43とワッシャ47とナット48より成り、
スペーサ43の円弧面43aとワッシャ47の円弧面4
7aを室外側取付部23の室外側面23a、室内側面2
3bに圧接した構造とし、前記左縦枠6の室外側寄りに
第1・第2縦片61,62によって平面形状がL字状の
左シール材60を装着し、右縦枠7の室外側寄りに第1
・第2縦片71,72によって平面形状がL字状の右シ
ール材70を装着して左右シール材60,70の縦片を
圧接して目地B部分をシールしたカーテンウォールのパ
ネルユニット取付構造。
【0007】
【作 用】方立1の左右の室外側取付部23に右のパ
ネルユニット3の左縦枠6と左のパネルユニット3の右
縦枠7を左右に揺動して連結できるから、左右のパネル
ユニット3の取付角度を調整して複数のパネルユニット
を左右方向に曲面形状、多角形状に取付けできるし、左
右のパネルユニット3の左縦枠6と右縦枠7との間の平
面ほぼハ字状又は逆ハ字状になる目地Bの寸法が変化し
た場合には左シール材60の第1・第2縦片61,62
と右シール材70の第1・第2縦片71,72が弾性変
形して常に圧接しているので、目地Bの部分を確実にシ
ールでき、しかも左右のパネルユニット3の左縦枠6と
右縦枠7との間の目地Bよりも突出部材50が室外側に
突出しているから、目地Bの寸法が突出部材50によっ
て小さくなって目地寸法が大きくなったり、目地寸法が
異なる場合にも見栄えが悪くなることがなく、しかも突
出部材50によって目地Bに雨水が吹き込むことが低減
されて目地Bから室内に雨水が浸入することを確実に防
止できるし、シール材60,70が破損することがな
い。
【0008】
【実 施 例】図1と図2に示すように、建物躯体Aに
左右方向に間隔を置いて方立1がファスナー2で取付け
られ、その方立1の室外側にパネルユニット3が配設し
てあり、このパネルユニット3は上枠4と下枠5と左縦
枠6と右縦枠7より方形枠状となり、左右縦枠6,7間
に無目8aを設けた枠体8にパネル9,9を装着したも
のであって、その左右のパネルユニット3,3の右縦枠
7と左縦枠6が方立2に取付けてある。
【0009】前記上枠4は図3に示すように、室内側中
空部10と室外側中空部11を連結板12で連結して下
向凹部13を有し、かつ室内側中空部10の室内側上部
に鉤片14を一体的に設けた断面形状の長尺材となり、
その鉤片14が方立1の側面にボルト15で取付けた受
け片16に係合して上枠4が方立1に係止され、その下
向凹部13にパネル9の上縁部がシール材17で支持し
てある。
【0010】前記下枠5は図3に示すように上枠4より
も面外方向に長い板状となり、その下枠5の室外側端面
5aは上枠4の室外側端面4aよりも室外側に突出して
おり、その下枠5に取付けた押縁18と室内側立上り部
5bとの間にパネル9の下縁部をシール材19で支持し
てある。
【0011】前記方立1は図4に示すように、平面長コ
字状の室内側部材20と平板状の室外側取付部材21に
よって室内側中空部22とその室内側中空部22よりも
面内方向に突出した左右一対の室外側取付部23,23
を有する断面形状の長尺材となり、その室外側取付部材
21の室外側面21aにおける左右両側寄りには左右一
対の凹条溝24,24が長手方向に連続して形成してあ
り、その一対の凹条溝24には左右一対の縦シール材2
5がそれぞれ装着され、その左右一対の縦シール材25
はコ字状の連結片26によって一体的に連結してある。
【0012】前記左縦枠6は図4と図5に示すように面
外方向に向う縦板30の外側面30aに室内側外向片3
1と複数の中間外向片32と室外側外向凹条溝33をそ
れぞれ一体形成し、前記縦板30の内側面30bに室内
側内向片34と中間内向片35と係止片36と室外側係
止凹部37をそれぞれ一体形成し、かつ室内側内向片3
4と中間内向片35を連結片38で一体的に連結してあ
り、その係止片36と室外側係止凹部37に押縁39を
係止して取付け、この押縁39と中間内向片35との間
にパネル9の左縦縁部がシール材40で支持され、方立
1の室外側取付部23と室内側内向片34とが固着具4
1で連結されている。この固着具41は図5と図6に示
すように、室内側内向片34の透孔42、スペーサ43
の透孔44、室外側取付部23の大径孔45に挿通した
ボルト46と、ワッシャ47と、ナット48より成り、
ナット48を締付けることでスペーサ43の円弧面43
aが室外側取付部23の室外側面23a、ワッシャ47
の円弧面47aが室外側取付部23の室内側面23bに
それぞれ圧接し、左縦枠6を方立1に左右揺動可能に連
結している。
【0013】前記右縦枠7は図4に示すように、前記左
縦枠6と略同一断面形状の本体部7aの室外端部に突出
部材50を一体的に設けて成り、その突出部材50は本
体部7aの室外端部に一体的に設けた突出片51とL字
片52でほぼL字状となり、かつ室外側に室内側に開口
した凹部53を有し、この突出部材50は左右の押縁3
9よりも室外側に突出していると共に、左右縦枠6,7
間の目地Bの左右中間部に位置している。つまり、左縦
枠6の押縁39と右縦枠7の突出部材50とで目地Bを
構成している。なお、この押縁39は左右縦枠6,7に
一体的に設けても良い。
【0014】前記左縦枠6の室外側外向凹条溝33には
左シール材60が装着され、右縦枠7の室外側外向凹条
溝33には右シール材70が装着してある。前記左シー
ル材60は図7に示すように面外方向に向う第1縦片6
1と面内方向に向う第2縦片62でL字状断面の長尺材
となり、右シール材70は面外方向に向う第1縦片71
と面内方向に向う第2縦片72でL字状断面の長尺材と
なり、左右シール材60,70の第2縦片62,72は
図7に仮想線で示すように自由状態の時には第1縦片6
1,71に対して90度より小さい角度となり、装着し
た時に第2縦片62,72が第1縦片61,71の端面
61a,71aに圧接してほぼ90度に弾性変形してい
る。このようであるから、左縦枠6と右縦枠7との間の
目地Bの寸法が角度をもって変化しても左右シール材6
0,70が確実に圧接して目地Bをシールできる。
【0015】前記右縦枠7の突出部材50の凹部53に
は図3と図4に示すようにジョイントバー54がビス5
5で取付けられ、このジョイントバー54は突出部材5
0の上端面より上方に突出して上のパネルユニット3を
構成する右縦枠7の突出部材50の凹部53に嵌合して
上下のパネルユニット3を連結している。
【0016】
【発明の効果】方立1の左右の室外側取付部23に右の
パネルユニット3の左縦枠6と左のパネルユニット3の
右縦枠7を左右に揺動して連結できるから、左右のパネ
ルユニット3の取付角度を調整して複数のパネルユニッ
トを左右方向に曲面形状、多角形状に取付けできる。左
右のパネルユニット3の左縦枠6と右縦枠7との間の平
面ほぼハ字状又は逆ハ字状なる目地Bの寸法が変化した
場合には左シール材60の第1・第2縦片61,62と
右シール材70の第1・第2縦片71,72が弾性変形
して常に圧接しているので、目地Bの部分を確実にシー
ルでき。左右のパネルユニット3の左縦枠6と右縦枠7
との間の目地Bよりも突出部材50が室外側に突出して
いるから、目地Bの寸法が突出部材50によって小さく
なって目地寸法が大きくなったり、目地寸法が異なる場
合にも見栄えが悪くなることがなく、しかも突出部材5
0によって目地Bに雨水が吹き込むことが低減されて目
地Bから室内に雨水が浸入することを確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーテンウォールの一部横断面図である。
【図2】カーテンウォールの一部縦断面図である。
【図3】上枠と下枠部分の詳細断面図である。
【図4】方立2左右縦枠連結部の横断面図である。
【図5】固着具部分の拡大横断面図である。
【図6】図5のa−a断面図である。
【図7】左右シール材部分の拡大横断面図である。
【符号の説明】
1…方立、3…パネルユニット、4…上枠、5…下枠、
6…左縦枠、7…右縦枠、8…枠体、9…パネル、23
…室外側取付部、46…ボルト、43…スペーサ、43
a…円弧面、47…ワッシャ、47a…円弧面、48…
ナット、50…突出部材、60…左シール材、61…第
1縦片、62…第2縦片、70…右シール材、71…第
1縦片、72…第2縦片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠4と下枠5と左縦枠6と右縦枠7よ
    り成る枠体8にパネル9を装着してパネルユニット3と
    し、この左右のパネルユニット3,3の左縦枠6と右縦
    枠7を方立1の左右室外側取付部23に固着具41でそ
    れぞれ連結して左縦枠6と右縦枠7との間の目地Bより
    突出部材50を室外側に突出させ、該各固着具41をボ
    ルト46とスペーサ43とワッシャ47とナット48よ
    り成り、スペーサ43の円弧面47aとワッシャ47の
    円弧面47aを室外側取付部23の室外側面23a、室
    内側面23bに圧接した構造とし、 前記左縦枠6の室外側寄りに第1・第2縦片61,62
    によって平面形状がL字状の左シール材60を装着し、
    右縦枠7の室外側寄りに第1・第2縦片71,72によ
    って平面形状がL字状の右シール材70を装着して左右
    シール材60,70の縦片を圧接して目地B部分をシー
    ルしたことを特徴とするカーテンウォールのパネルユニ
    ット取付構造。
JP33709092A 1992-12-17 1992-12-17 カーテンウォールのパネルユニット取付構造 Expired - Lifetime JP2660894B2 (ja)

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CN109610704A (zh) * 2018-12-28 2019-04-12 苏州金螳螂幕墙有限公司 一种小单元式铜幕墙安装结构

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