JP3340972B2 - 化粧額縁付き窓枠 - Google Patents

化粧額縁付き窓枠

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外側部分に化粧
額縁を備えた窓枠に関する。
【0002】
【従来の技術】窓枠には、上、下枠と左右の縦枠との接
続構造の違いに基づいて、次の2種類に分けることがで
きる。すなわち、第1種類は、上、下枠と左右の縦枠の
それぞれの両端部を長手方向に直角に切断し、多くは
上、下枠の両端部を左右の縦枠の対向面に当接して、縦
枠の外側からビスを縦枠に貫通し、さらに上、下枠に設
けてあるビスホールにねじ込むことにより、接続するも
のである。第2種類は、上、下枠と左右の縦枠のそれぞ
れの両端部を長手方向に対して45度に切断し、上枠の
切断面と縦枠の上端部の切断面、下枠の切断面と縦枠の
下端部の切断面をそれぞれ突き合わせ、通常は縦枠の外
側からビスを縦枠に貫通し、さらに上、下枠に設けてあ
るビスホールにねじ込むことにより、接続するものであ
る。
【0003】上記第1種類の接続構造は、上、下枠と縦
枠との接続強度が大きく、上、下枠の切断面と縦枠の対
向する側面との当接面に水密性を確保し、維持しやすい
利点がある反面、上、下枠の切断面と縦枠との当接面に
表われる垂直線は、とくに、窓を屋外側から見た場合の
意匠性に劣るという弱点がある。また、第2種類の接続
構造は、突き合わせ面が45度に傾斜し、窓中心から外
側に放射状に延びる線に沿っているので、意匠性は第1
種類のものよりも優れている。しかし、各枠の接続強度
が比較的弱いため、外力が加わった時に前記突き合わせ
面にV字形の微小間隙が発生しやすく、降り付けた雨水
がその微小間隙に生じる毛細管作用により、雨水が窓枠
本体内に浸入する恐れがある。
【0004】そこで、接続強度が大きく、水密性が高い
第1種類の窓枠において、窓枠の屋外側部分に両端部が
45度に切断された額縁材を、切断面を当接して結合し
てなる、意匠性の高い化粧額縁(以下、単に額縁とい
う)を備えることが望まれる場合がある。従来、額縁を
窓枠に取付けるには、図7及び図8に示すように、窓枠
WFの屋外側端部に額縁(OF)を添設する構造が採用
されている。図7は屋外側端部が外壁Wの外装材Eの屋
外側面付近まで張り出す窓枠WF1が使用され、その外
装材Eと窓枠WF1との間にシール材Sを詰め、窓枠W
F1の屋外側端部に額縁を構成する額縁材をねじ止めす
るようにしたものである。図8は、窓枠WF2の屋外側
端部に額縁OFを接続し、額縁OFと外装材Eの間にシ
ール材Sを詰めたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7の場合は、建物外
壁Wの壁厚を増大する必要があり、また、額縁OFが外
壁Wよりも壁外方向に突出するとともに、上記第2種類
の窓枠の場合と同様に、接続強度に難点があり、45度
切断面の突き合わせ部分に外観を損なう微小間隙が発生
することが少なくない。また、シール材Sは額縁OFと
窓枠WF1の屋外側端面との間に隙間を密封しないの
で、その隙間からの雨水浸入を防止できない。
【0006】図8の場合は、額縁OFの外壁Wからの突
出量が少なくなるが、額縁OFと窓枠WF2との間に微
小間隙が形成されるため、シール材Sが劣化した後に水
密性が損なわれる問題がある。また、額縁の接続強度不
足により45度切断面に微小間隙が発生して外観を損な
う問題は、(a)の場合と同様である。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その課題は、窓枠の屋外側部分に額縁を取付る
に当たり、壁厚の増大を要することなく、額縁を容易に
取付けることが可能で、水密性が保証され、かつ、強度
も確保されて、額縁の美観が保持される、額縁付き窓枠
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明による額縁付き窓枠は、窓枠と額縁の双方に
簡単な工夫が施されている。すなわち、窓枠には、その
窓枠を構成する上枠、下枠及び左右の縦枠の屋外側端部
に窓開口面と平行な共通の垂直面に沿って各枠の長手方
向に延長する底壁が形成されているとともに、各底壁の
前記窓枠の中心と反対側部分から屋外方向に突出し、か
つ、各枠の長手方向に延長する突縁が形成されて、窓枠
が組立てられた状態で、前記全枠の底壁と突縁とがそれ
ぞれ矩形に連続して額縁を嵌合し得る嵌合凹部が構成さ
れる。また、額縁は、それぞれ長手方向両端部が45度
に切断された上下左右の4本の額縁材を前記切断面にお
いて突き合わせて接続してなり、前記窓枠の前記嵌合凹
部に嵌合して固定されることを特徴としている。上記構
成により、窓枠にはその屋外側端部に外周が矩形に連続
する嵌合凹部が形成されている。額縁は、4本の額縁材
の両端部の45度切断面を突き合わせて接続してなって
いる。従って、額縁は外観体裁が良い。また、窓枠に装
着されたときは、その周囲が嵌合凹部を構成する突縁と
底壁により包囲されているので、45度切断面の突き合
わせ接続による場合の強度不足の弱点は克服されてい
る。従って、突き合わせ面に微小間隙が発生することが
防止され、また、額縁と窓枠との間の水密性も確保され
る。
【0009】額縁は、屋内側端部に共通の垂直面に沿っ
て矩形に連続する内壁と、その内壁の外周端部から屋外
方向に延び、矩形に連続する外壁を有し、前記内壁と外
壁が、窓枠の嵌合凹部の底壁と突縁に密着された状態
で、固定されることが望ましい。これにより、45度切
断面を突き合わせて結合してなる額縁が、窓枠の嵌合凹
部に堅固に固定され、顕著に補強される。窓枠も額縁に
より補強される。
【0010】窓枠の各枠の突縁は、当該枠を外壁に固定
するための取付縁よりも屋外側に突出され、その突縁は
外装材との間に詰められるシール材を受け止めるシール
材受け部材を兼ねることが望ましい。これにより、シー
ル作業が容易迅速にでき、水密性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図示の実施例について説明する。図1は本発明の第
1実施例の額縁付き窓枠を用いて作られた窓の外観図、
図2は同じく縦断面図、図3は同じく横断面図、図4は
図1の左側下端部の分解斜視図である。
【0012】図1ないし図3において、Wは建物外壁で
あり、窓開口部Oの周囲の木製枠体を形成する左右の柱
101と、まぐさ102と、窓台103とを含んでい
る。枠体の屋内面には壁内装材104が、枠体の屋外面
には壁外装材105が固定されている。壁外装材105
は、後述されるように、本発明に係る窓枠WFの取付後
に、取付けられる。また、図2,3において、WFは金
属製窓枠であって、形材で作られた上枠1と、下枠2
と、左右の縦枠3,4とを、従来方法により矩形に接続
して構成されている。図4は、一方の縦枠4と下枠2と
の接続構造を示している。図4において、5はビスであ
り、縦枠4の外側から貫通され、縦枠4の下端部にフィ
ルム状シール部材sを介して端面を当接した下枠2のビ
スホール210にねじ込まれて、縦枠4と下枠2とを結
合する。下枠2と縦枠3、及び上枠1と左右の縦枠3,
4との接続構造もほぼ同様である。すなわち、この窓枠
WFは、上記第1種類に属する接続構造をもって矩形に
接続して構成されている。
【0013】本発明における窓枠WFが従来品と異なる
点は、窓枠WFの屋外側端部に、各枠に形成された窓開
口面と平行な垂直面に沿って延在する底壁11,21,
31,41と、その底壁から屋外方向に突出する突縁1
2,22,32,42とで構成された、額縁を嵌合し得
る嵌合凹部Hを有する点である。さらに詳細に説明する
と、上枠1には、窓閉鎖部材CMを窓中央に保持するた
めの主壁13の屋外側端部に、垂直面に沿って上枠の長
手方向に延長する底壁11が形成され、また、その底壁
11の窓枠中心と反対側の端部、すなわち、上枠1の場
合は、底壁11の上端部から屋外方向に水平に延出する
突縁12が形成されている。上枠1を建物外壁Wに固定
するための外側取付縁14は、底壁11の上端部からさ
らに上方に延出されているので、突縁12は取付縁14
よりも屋外側に突出されていることになる。そして、図
示の例では、底壁11と突縁12は、断面倒立L字形に
連続している。上枠1の主壁13の屋内側端部には、上
枠1を後述される木製額縁7に固定するための内側取付
縁15が形成されている。
【0014】下枠2には、窓閉鎖部材CMを窓中央に保
持するための主壁23の屋外側端部に、垂直面に沿って
下枠2の長手方向に延長する底壁21が形成され、ま
た、その底壁21の窓枠中心と反対側端部、すなわち、
下枠2の場合は、底壁21の下端部から屋外方向に水平
に延出する突縁22が形成されている。下枠2を建物外
壁Wに固定するための外側取付縁24は、底壁21の下
端部からさらに下方に延出されているので、突縁22は
取付縁24よりも屋外側に突出されていることになる。
そして、底壁21と突縁22は、断面L字形に連続して
いる。下枠2の主壁23は、所要の強度を備えるため、
従来のように、底壁21、下壁26、及び内壁27とと
もに、一つの角筒を形成している。主壁23の屋内側端
部には、下枠2を後述される木製額縁7に固定するため
の内側取付縁25が形成されている。
【0015】左右の縦枠3,4は、対称形に形成されて
いる図3の左側の縦枠3について窓閉鎖部材CMを窓中
央に保持するための主壁33の屋外側端部に、窓開口面
と平行な垂直面に沿って縦枠の長手方向に延長する底壁
31が形成され、また、その底壁31の窓中心と反対側
端部、すなわち、縦枠3の場合は、底壁31の外壁側端
部から屋外方向に水平に延出する突縁32が形成されて
いる。縦枠3を建物外壁Wに固定するための外側取付縁
34は、底壁31の端部からさらに外壁方向に延出され
ているので、突縁32はその取付縁34よりも屋外側に
突出されていることになる。そして、底壁31と突縁3
2は、断面L字形に連続している。縦枠32の主壁33
は、図示の例では、所要の強度を確保するため、底壁3
1、外壁36、及び内壁37とともに、一つの角筒を形
成していることが好ましい。しかし、窓閉鎖部材CMが
軽量である場合、あるいは、開閉しないものである場合
は、縦枠3,4の主壁33,43は、筒体の一部を構成
しないこともあり得る。主壁33の屋内側端部には、下
枠2を後述される木製額縁7に固定するための内側取付
縁35が形成されている。
【0016】上記の上、下枠及び左右の縦枠を通常のよ
うに矩形の枠体に組み立てた状態では、各枠の底壁1
1、21、31、41が窓開口面と平行な共通の垂直面
に沿って矩形に連続し、また、各枠の突縁12、22、
32、42が、窓開口面に直角な4面に沿って矩形に連
続して、これらの底壁と突縁とで、屋外方向に開放する
嵌合凹部Hが形成される。
【0017】一方、図2,3において、OFは額縁であ
る。この額縁OFは、窓枠WFと同種の金属形材で作ら
れた4本の額縁材(51 〜54 )を、矩形に接続してな
っている。各額縁材は、従来と同様に、中空状に形成さ
れてすべて同一の断面形状を有し、長手方向両端部が4
5度に切断され、その切断面を突き合わせて、図示を省
略されたL字形のコーナブロックの各端部をそれぞれ一
方の額縁材に押入することにより、矩形に結合された額
縁を構成している。そして、本発明においては、各額縁
材が屋内側端部に共通の垂直面に沿って延長する内壁5
1と、その内壁の外周側端部から屋外方向に延長する外
壁52とを有している。内壁51の内周側端部と外壁5
2の屋外側端部との間は、装飾性を備えるため、任意の
断面形状を有する化粧壁53により接続されている。そ
して、額縁OFは、窓枠WFの嵌合凹部Hに、窓枠の屋
外側から嵌合して、固定することができる。
【0018】内壁51と外壁52の断面形状は、好まし
くは、窓枠WFの嵌合凹部Hを形成する底壁(11、2
1、31、41)と突縁(12、22、32、42)の
断面形状と合致されている。これにより、額縁OFを窓
枠WFに嵌合したときに、底壁(11、21、31、4
1)と突縁(12、22、32、42)は、それぞれ内
壁51と外壁52に密着して、額縁のぐらつきが防止さ
れるばかりでなく、額縁と窓枠との間に雨水が毛管作用
により浸透することも有効に防止される。
【0019】額縁OFを取り付けた窓枠WFは、窓開口
部Oに屋外側から嵌合され、各外側取付縁14、24、
34、44において建物外壁Wに釘打ち6により固定さ
れる。また、内側取付縁15、25、35、45におい
て屋内側の木製額縁7にねじ8のねじ込みにより固定さ
れる。外側取付縁14、24、34、44の固定後に、
建物外壁Wの外装材105が通常の方法により装着さ
れ、その外装材105の端部と突縁12、22、32、
42との間にシール材Sが詰め込まれる。窓枠の突縁1
2、22、32、42がシール材の受け部材を兼ねるた
め、シール材がしっかり受け止められ、シール作業を簡
単迅速に行うことができる。また、突縁12、22、3
2、42は外側取付縁14、24、34、44よりも屋
外側に設けられているため、雨水が取付縁の釘打ち部ま
で浸入することが阻止され、窓枠取付安定性が長期に渡
り保持される。また、仮に、シール材Sが劣化しても、
窓枠と額縁の間から雨水が浸透するおそれもない。
【0020】本発明の要部は、上述のように額縁取付構
造にあるので、窓閉鎖部材CMの種類及びその保持構造
は、任意である。図2.3の例示された第1実施例は、
窓閉鎖部材としてパネル、例えばガラス板を用い、嵌め
殺している。このため、窓閉鎖部材の保持構造は、上下
枠の主壁13、23に設けられた内外一対の係止縁1
6、17、28、29及び各縦枠の主壁33、43に設
けられた係止縁38、48と押し縁39、49とで構成
されている。図5、6は、窓閉鎖部材CMとして、枠付
きパネル、例えばガラス障子を開閉自在に保持している
一例を示す。図示の例は、ガラス障子を開き戸形式に保
持する保持構造を有している。すなわち、上下一対の水
平V字形のリンク9の一端部を開き戸10の上下に枢着
し、他端部を上枠1及び下枠2に枢着して、開き戸の自
由端部側の中央付近に取付けたハンドル100を介し
て、解錠及び施錠を行い、あるいは開き戸を開閉するよ
うにしたものである。ガラス障子は、片引き戸形式又は
引違い戸形式に保持することもできる。
【0021】上記実施例によれば、下枠2、縦枠3,4
は底壁21,31,41が中空部の一部で形成されてい
るので、窓枠自体の強度が非常に大きく、窓枠の嵌合凹
部Hの額縁を保持する強度も大きいので、窓枠の歪みは
最大限に抑制され、また、窓枠が額縁に歪み力を与える
ことが防止される。従って、額縁が各額縁材の両端部の
45度切断面を突き合わせて結合してなる構造のもので
あっても、突き合わせ面に楔状の微小間隙が発生するこ
とがないので、額縁の意匠性が損なわれることが防止さ
れる。また、窓枠の各枠に設けられた突縁12、22、
32、42は外側取付縁14、24、34、44よりも
屋外方向に突出され、建物外壁Wの外装材105とその
突縁との間にシール材Sが詰め込まれるので、シール作
業が簡単迅速にできる。そして、突縁がシール材受止め
部材を兼ねるので、窓枠の主壁の見込み幅を小さくして
も水密性が確保されるため、建物外壁の壁厚を大きくす
る必要がない。つまり、既存の建物外壁をそのまま用い
て、額縁付き窓枠を、建物外壁面からの突出量を最小限
に押さえて、取付けることができる。さらに、突縁と外
装材との間にシール材を詰めるので、取付縁の固定部へ
の雨水浸入による窓枠取付安定性の低下が阻止される。
【0022】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、窓枠を
構成する上枠、下枠及び左右の縦枠の屋外側端部に、開
口面と平行な共通の平面に沿って各枠の長手方向に延長
する底壁と、各底壁の窓枠中心と反対側部分から屋外方
向に突出し、かつ、各枠の長手方向に延長する突縁と
で、矩形に連続して額縁を嵌合し得る嵌合凹部が構成さ
れ、額縁は、それぞれ長手方向両端部の45度切断面を
突き合わせて接続してなり、前記窓枠の嵌合凹部に嵌合
して固定されるので、窓枠の屋外側部分に額縁を取付け
るに当たり、建物外壁は既存のままで、すなわち、壁厚
を増大させることなく、額縁を容易に取付けることがで
き、水密性が保証され、かつ、強度も確保されて、額縁
の美観が保持される。
【0023】請求項2の発明によれば、額縁の内壁と外
壁が、窓枠の嵌合凹部の底壁と突縁に密着された状態で
固定されるので、額縁及び窓枠が相互に補強し、額縁の
意匠性が保持され、水密性も向上する。また、請求項3
の発明によれば、建物外装材と窓枠との間のシール作業
が簡単迅速にでき、しかも、窓枠の取付縁の固定部に対
する水密性が保証され、窓枠の取付安定性が向上する。
また、窓枠の見込み幅の増大を最小限に押さえることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の化粧額縁付き窓枠を取付
けた窓の外観図。
【図2】同じく縦断面図。
【図3】同じく横断面図。
【図4】図1の左側下端部の分解斜視図。
【図5】本発明の第2実施例の化粧額縁付き窓枠を取付
けた窓の縦断面図。
【図6】同じく横断面図。
【図7】従来の額縁付き窓枠の構造の一例を示す要部の
横断面図。
【図8】従来の額縁付き窓枠の構造の他例を示す要部の
横断面図。
【符号の説明】
W 建物の外壁 WF 窓枠 1 上枠 11 底壁 12 突縁 14 外側取付縁 2 下枠 21 底壁 22 突縁 24 外側取付縁 3,4 縦枠 31,41 底壁 32,42 突縁 34,44 外側取付縁 H 嵌合凹部 OF 額縁 51 〜54 額縁材 CM 窓閉鎖部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−33553(JP,A) 特開 平7−189557(JP,A) 特開 平8−284531(JP,A) 実開 昭60−53986(JP,U) 実開 昭60−97880(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 1/62 E06B 3/96

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠には、その窓枠を構成する上枠、下
    枠及び左右の縦枠の屋外側端部に窓開口面と平行な共通
    の垂直面に沿って各枠の長手方向に延長する底壁が形成
    されているとともに、各底壁の前記窓枠の中心と反対側
    部分から屋外方向に突出し、かつ、各枠の長手方向に延
    長する突縁が形成されて、前記全ての底壁と突縁とがそ
    れぞれ矩形に連続して後記化粧額縁を嵌合し得る嵌合凹
    部が構成され、 前記化粧額縁は、それぞれ長手方向両端部が45度に切
    断された上下左右の4本の額縁材を前記切断面において
    突き合わせて接続してなり、前記窓枠の前記嵌合凹部に
    嵌合して固定されること、を特徴とする化粧額縁付き窓
    枠。
  2. 【請求項2】 化粧額縁は、屋内側端部に共通の垂直面
    に沿って矩形に連続する内壁と、その内壁の外周端部か
    ら屋外方向に延び、矩形に連続する外壁を有し、前記内
    壁と外壁がそれぞれ窓枠の嵌合凹部の底壁と突縁に密着
    された状態で固定されることを特徴とする請求項1に記
    載された化粧額縁付き窓枠。
  3. 【請求項3】 窓枠の各枠の突縁は、当該枠を外壁に固
    定するための外側取付縁よりも屋外側に突出され、その
    突縁は建物外壁の外装材との間に詰められるシール材を
    受け止めるシール材受け部材を兼ねることを特徴とする
    請求項1に記載された化粧額縁付き窓枠。
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