JP2659164B2 - 中空成形機における中空成形品の捨肉切断方法及び装置 - Google Patents

中空成形機における中空成形品の捨肉切断方法及び装置

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JP2659164B2
JP2659164B2 JP11439593A JP11439593A JP2659164B2 JP 2659164 B2 JP2659164 B2 JP 2659164B2 JP 11439593 A JP11439593 A JP 11439593A JP 11439593 A JP11439593 A JP 11439593A JP 2659164 B2 JP2659164 B2 JP 2659164B2
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hollow
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hollow molded
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molding machine
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高明 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空成形機における中
空成形品の捨肉切断方法及び装置に関し、特に、中空成
形品の捨肉をインラインにて自動切断するための新規な
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の中空成形
機における中空成形品の捨肉切断方法としては、一般
に、図5に示すように、中空成形機から取出した後の中
空成形品1の上部に形成した捨肉2を切断位置3で、人
手を介してナイフ等により切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の中空成形機にお
ける中空成形品の捨肉切断方法は、以上のように構成さ
れていたため、次のような課題が存在していた。すなわ
ち、人手によるためコストアップとなるだけでなく、切
口が一定によらず、不良品が発生して歩留まりが低下し
ていた。さらに、生産性の向上を計ることが不可能であ
った。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、中空成形品の捨肉をインラ
インにて自動切断するようにした中空成形機における中
空成形品の捨肉切断方法及び装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による中空成形機
における中空成形品の捨肉切断方法は、クロスヘッドか
ら垂下したパリソンを金型で挟持し、エアーを注入して
成形した中空成形品を保持装置で保持するようにした中
空成形機において、前記保持装置を成形品切断部の直下
に移動させ、開状態のカッタアームを前記中空成形品の
捨肉位置に降下させると共に、前記カッタアームを回転
しつつ内方へ移動させることにより、前記中空成形品の
捨肉を切断する方法である。
【0006】本発明による中空成形機における中空成形
品の捨肉切断装置は、クロスヘッドから垂下したパリソ
ンを金型で挟持し、エアーを注入して成形した中空成形
品を保持装置で保持するようにした中空成形機におい
て、前記保持装置の上方に位置しモータを有するブラケ
ットを備えた捨肉切断部と、前記ブラケットに第1軸受
を介して回転自在に設けられ前記モータに接続された駆
動軸と、前記ブラケットに回転止め体を介して接続され
前記駆動軸のねじ部と螺合するナットスリーブと、前記
ナットスリーブに第2軸受を介して前記駆動軸と共に回
転するように設けられ複数のピンを有するベアリングケ
ースと、前記駆動軸の下端に設けられた支持部材の両端
に回転自在に軸支された複数のカッタアームと、前記カ
ッタアームに設けられたカッターと、前記各カッタアー
ムの上端に形成され前記各ピンと係合する長孔とを備
え、前記ベアリングケースの上下動に応じて前記各カッ
タアームは回転しつつ閉じることができるようにした構
成である。
【0007】さらに詳細には、前記モータを固定するブ
ラケットと、前記ブラケットを上下動させるためのシリ
ンダとを備え、前記捨肉切断部は前記シリンダにより上
下動するようにした構成である。
【0008】
【作用】本発明による中空成形機における中空成形品の
捨肉切断方法及び装置においては、クロスヘッドから垂
下したパリソンを金型で中空成形し保持装置で保持した
中空成形品を捨肉切断部の直下に移動させ、この状態
で、モータを回転させると、ナットスリーブが下方に降
下すると同時にベアリングケースと駆動軸が一体回転し
てカッターアームが閉まりつつ回転するため、中空成形
品の捨肉を切断して自動的に除去することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面と共に本発明による中空成形機に
おける中空成形品の捨肉切断方法及び装置の好適な実施
例について詳細に説明する。なお、従来例と同一又は同
等部分については同一符号を用いて説明する。
【0010】図1から図4迄は、本発明による中空成形
機における中空成形品の捨肉切断方法及び装置の好適な
実施例について詳細に説明する。なお、従来例と同一及
び同等部分には同一符号を付して説明する。
【0011】図1において符号10で示されるものは図
示しない押出機に接続されたクロスヘッドであり、この
クロスヘッド10の下方位置には開閉自在に構成された
金型11を有する金型移動台12が矢印Aの方向に往復
移動自在に設けられている。
【0012】前記金型11には、前記金型11内で成形
した中空成形品1をチャッキングするための保持装置1
3が設けられており、この保持装置13の上方位置に
は、エアー吹込ノズル14を有するエアー吹込装置15
が配設されている。
【0013】前記エアー吹込装置15の隣接位置には、
中空成形品1の捨肉2を切断するための捨肉切断部16
が配設されており、この捨肉切断部16は一対の開閉自
在なカッターアーム17,18を有すると共に、詳細に
は、図3で示すように構成されている。
【0014】すなわち、図3における捨肉切断部16に
おいて、本体20に設けられたエアーシリンダ21のロ
ッド22にはガイドロッド23を介して上下動自在に設
けられたブラケット24には、モータ25が設けられて
いる。
【0015】前記モータ25の回転軸25aは、前記ブ
ラケット24の延長部24aに保持された第1軸受26
を介して回転自在に保持された駆動軸27にカップリン
グ38を介して接続されており、この延長部24aに固
定され断面形状がほぼL字形をなす回転止め体28の先
端には、第1キー29を介して前記駆動軸27のねじ部
28aと螺合するナットスリーブ30が設けられてい
る。
【0016】前記ナットスリーブ30の外周位置にはス
ラストベアリングからなる第2軸受31を介してベアリ
ングケース32が第2キー33を介して前記駆動軸27
と同時回転するように構成されており、このベアリング
ケース32の下端部32aに形成されたピン34には長
孔35を介して一対の前記カッターアーム17,18が
設けられている。
【0017】前記各カッターアーム17,18は、その
下端位置にカッター17a,18aを有すると共に、前
記ベアリングケース32の中心孔32bを貫通する前記
駆動軸27の下端27aに水平状に固定された支持部材
36の両端には、前記各カッターアーム17,18が各
軸支部37を介して開閉自在に設けられている。
【0018】次に、中空成形機における中空成形品の捨
肉切断方法について説明する。まず、クロスヘッド10
から垂下したパリソン40は金型11内に案内されて金
型11の型閉により保持される(図1)。この状態で、
パリソン40の上端をカッター(図示せず)で切断した
後、金型11をエアー吹込装置15の直下に移動させる
と、このエアー吹込装置15のエアー吹込ノズル14に
より金型11内のパリソン40にエアーが吹込まれ、中
空成形品1が成形される。
【0019】次に、この中空成形品1を金型11の型開
の後、保持装置13でチャッキングして、図2で示すよ
うに、捨肉切断部16の各カッターアーム17,18の
下方位置に位置させると共に、前記シリンダ21を介し
て各カッター17a,18aと中空成形品1の切断位置
3との位置合わせを行う。
【0020】その後、モータ25を介して駆動軸27を
回転させると、ねじ部28aを介してナットスリーブ3
0を下方へ降下させると共に、ベアリングケース32及
び支持部材32bのピン34が長孔35に沿って降下す
る。この場合、各長孔35は下方に沿って内側に傾斜し
ているため、各カッターアーム17,18は駆動軸27
によって回転しつつ内方へ移動し、回転しつつ内方へ移
動する各カッター17a,18aにより中空成形品1の
切断位置3は切断され、捨肉2は除去される。
【0021】
【発明の効果】本発明による中空成形機における中空成
形品の捨肉切断方法及び装置は、以上のように構成され
ているため、次のような効果を得ることができる。すな
わち、金型の保持装置にチャッキングした中空成形品を
成形品切断部の直下に移動するのみで、中空成形品の切
断位置を自動的に、かつ、インライン状態で切断して捨
肉の除去を行うことができ、インラインにて全自動の中
空成形が可能となり、省力化、生産性の大幅な向上、不
良防止を計ることができる。また、作業の再現化を容易
に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中空成形機における中空成形品の
捨肉切断方法に適用する装置を示す構成図である。
【図2】図1の切断状態を示す構成図である。
【図3】成形品切断部を示す拡大詳細構成図である。
【図4】図3のB−B線による断面図である。
【図5】中空成形品を示す構成図である。
【符号の説明】
1 中空成形品 2 捨肉 3 切断位置 10 クロスヘッド 11 金型 13 保持装置 16 捨肉切断部 17,18 カッターアーム 21 シリンダ 24 ブラケット 25 モータ 26 第1軸受 27 駆動軸 28 回転止め体 28a ねじ部 30 ナットスリーブ 31 第2軸受 32 ベアリングケース 34 ピン 35 長孔

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスヘッド(10)から垂下したパリソン
    (40)を金型(11)で挟持し、エアーを注入して成形した中
    空成形品(1)を保持装置(13)で保持するようにした中空
    成形機において、前記保持装置(13)を捨肉切断部(16)の
    直下に移動させ、開状態のカッタアーム(17,18)を前記
    中空成形品(1)の切断位置(3)に降下させると共に、前記
    カッタアーム(17,18)を回転しつつ内方へ移動させるこ
    とにより、前記中空成形品(1)の捨肉(2)を切断除去する
    ことを特徴とする中空成形機における中空成形品の捨肉
    切断方法。
  2. 【請求項2】 クロスヘッド(10)から垂下したパリソン
    (40)を金型(11)で挟持し、エアーを注入して成形した中
    空成形品(1)を保持装置(13)で保持するようにした中空
    成形機において、前記保持装置(13)の上方に位置しモー
    タ(25)を有するブラケット(24)を備えた捨肉切断部(16)
    と、前記ブラケット(24)に第1軸受(26)を介して回転自
    在に設けられ前記モータ(25)に接続された駆動軸(27)
    と、前記ブラケット(24)に回転止め体(28)を介して接続
    され前記駆動軸(27)のねじ部(28a)と螺合するナットス
    リーブ(30)と、前記ナットスリーブ(30)に第2軸受(31)
    を介して前記駆動軸(27)と共に回転するように設けられ
    複数のピン(34)を有するベアリングケース(32)と、前記
    駆動軸(27)の下端に設けられた支持部材(36)の両端に軸
    支された複数のカッタアーム(17,18)と、前記カッタア
    ーム(17,18)に設けられたカッター(17a,18a)と、前記各
    カッタアーム(17,18)の上端に形成され前記各ピン(34)
    と係合する長孔(35)とを備え、前記ベアリングケース(3
    2)の上下動に応じて前記各カッタアーム(17,18)は回転
    しつつ閉じることができるように構成したことを特徴と
    する中空成形機における中空成形品の捨肉切断装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ(25)を固定するブラケット(2
    4)と、前記ブラケット(24)を上下動させるためのシリン
    ダ(21)とを備え、前記捨肉切断部(16)は前記シリンダ(2
    1)により上下動するように構成したことを特徴とする請
    求項2記載の中空成形機における中空成形品の捨肉切断
    装置。
JP11439593A 1993-05-17 1993-05-17 中空成形機における中空成形品の捨肉切断方法及び装置 Expired - Lifetime JP2659164B2 (ja)

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