JP2658550B2 - 投射型画像表示装置の温度制御装置 - Google Patents

投射型画像表示装置の温度制御装置

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JP2658550B2
JP2658550B2 JP2278342A JP27834290A JP2658550B2 JP 2658550 B2 JP2658550 B2 JP 2658550B2 JP 2278342 A JP2278342 A JP 2278342A JP 27834290 A JP27834290 A JP 27834290A JP 2658550 B2 JP2658550 B2 JP 2658550B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶パネル上に表示された画像をスクリー
ン上に投射する投射型画像表示装置の温度制御装置に関
するものである。
従来の技術 近年、ビデオテープレコーダなどの映像機器、映像ソ
フトの充実に伴い迫力のある映像を楽しむための大画面
画像表示装置の要望が高まってきている。従来よりの大
画面の画像表示装置としては、CRTを用いた投射型テレ
ビがあったが、画像表示部にCRTを用いているためCRTの
物理的制御などから装置の小型化に制限があった。この
制御を取り除き、装置を小型化するために画像表示部に
液晶パネルを用いた投射型画像表示装置が提案されてい
る。
一般に液晶パネルを用いた投射型画像表示装置では、
光源に高輝度のランプを用いるので装置内の温度が高く
なるが、このような状態になるのを防ぐために冷却手段
が必要である。
第3図は、液晶パネルを用いた投射型画像表示装置の
一例と従来の温度制御装置の一例の構成を示した構成図
である。通常、液晶パネルを用いた投射型画像表示装置
では、カラー画像を得るために赤色用、緑色用、青色用
の3枚の液晶パネルを用いるが、第3図では簡単のため
液晶パネルは1枚しか示していない。第3図において、
51は液晶パネル、52は偏光板、53は画像を投射するため
の光源、54は光源53から後方に出た光を前方に反射する
ための反射鏡、55は光を液晶パネル51に集めるための集
光レンズ、56は液晶パネル51上の画像を投射するための
投射レンズ、57は画像を写すためのスクリーン、58は装
置の温度を計測するためのサーミスタ、59は装置を冷却
するための電動ファン、60はサーミスタ58からの信号に
よって電動ファン59を制御するための制御装置である。
光源53からの光は、反射鏡54と集光レンズ55によって
集光され、液晶パネル51に導かれ、投射レンズ56によっ
てスクリーン57上に投射される。この時、装置は光源53
からの熱によって熱せられるが、特に液晶パネル51と偏
光板52の温度は信頼性の観点から低く保つ必要があるの
で温度制御装置を設け、液晶パネル51と偏光板52を冷却
する。第3図に示した従来の温度制御装置では、装置の
温度をサーミスタ58で測定し、制御装置60がサーミスタ
58で測定された装置の温度によって電動ファン59の回転
数を制御して液晶パネル51と偏光板52の温度を制御して
いた。
第4図は、装置起動後のサーミスタ58によって測定さ
れた温度と電動ファン59の回転数の関係の一例を示した
関係図である。第4図(a)は、液晶パネル51の温度と
サーミスタ58によって測定された温度を示しており、第
4図(b)はそのときの電動ファン59の回転数を示した
ものである。第4図(b)に示したように、この温度制
御装置では電動ファン59の回転数を、「停止」、「低
速」、「中速」、「高速」の4段階に切り替えている。
また、「停止」と「低速」、「低速」と「中速」、「中
速」と「高速」を切り替える温度をそれぞれT1,T2,T3
している。
装置を起動すると光源53からの熱によって装置が熱せ
られサーミスタ58で測定される温度も上がっていく。最
初、電動ファン59は停止しているが、サーミスタ58で測
定される温度が上がってきて、時間t1に温度T1になった
時、電動ファン59は「低速」で回転をはじめる。そし
て、時間t2で温度T2になったとき「中速」に、時間t3で
温度T3になったとき「高速」にそれぞれ回転数を切り替
える液晶パネル51と偏光板52を冷却している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来のような構成の投射型画像表示装置
の温度制御装置では、画像表示装置の熱容量などによっ
て、温度計測手段によって計測される温度と実際に温度
を制御したい部分である液晶パネルや、偏光板の温度が
異なっていた。液晶パネル51の温度と温度計測手段であ
るサーミスタ58によって測定した温度が第4図に示すよ
うであった場合、例えば時間t1の直前では液晶パネル51
の温度はT2以上に上がっており、電動ファン59は「中
速」で回転していなければならないのであるが、サーミ
スタ58によって計測された温度はT1以下であるため電動
ファン59は「停止」したままである。このように従来の
投射型画像表示装置の温度制御装置では、実際に温度を
制御したい部分と温度と温度計測手段によって計測され
た温度が異なっていたため、液晶パネル51や偏光板52の
冷却が不十分となり信頼性が低くなるという課題を有し
ていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、液晶パネ
ルを用いた投射型画像表示装置において装置の起動時に
も液晶パネルや偏光板の十分な冷却ができる温度制御装
置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記した課題を解決するために、投射型画像
表示装置の温度制御装置を、画像表示装置内の温度を計
測する温度計測手段と、画像表示装置内を冷却する冷却
手段と、温度検出手段からの信号によって冷却手段を制
御する制御手段と、一定の時間を計測する時間計測手段
を具備し、画像表示装置の起動後、時間計測手段によっ
て計測される一定時間の間は、温度計測手段からの信号
を制御手段によって補正し、冷却手段を停止させないよ
うに構成したものである。
作用 本発明は上記した構成により、液晶パネルを用いた投
射型画像表示装置において、画像表示装置の起動直後か
ら液晶パネルや偏光板といった冷却を必要とする構成部
品を十分に冷却することが可能となり、液晶パネルや偏
光板の信頼性を高めることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の投射型画像表示装置の温度
制御装置について図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における投射型画像表示装
置の温度制御装置の構成を示すブロック図である。第1
図において、1は投射型画像表示装置内の温度計測手段
であるサーミスタ、2,3,4はサーミスタ1で計測された
温度と設定した基準温度とを比較するためのコンパレー
タ回路、5は冷却手段である電動ファン、6は電動ファ
ン5の回転数を可変するために電動ファン5に印加する
電圧を可変する電圧可変回路、7はコンパレータ回路2,
3,4からのデータを取り込み電動ファン5の回転数を制
御するために電圧可変回路6に制御信号を送る制御手段
である制御回路、8は画像表示装置の起動後一定時間を
計測するための時間計測手段であるタイマー回路、12,1
3,14は各々コンパレータ回路2,3,4に対して電動ファン
8の回転数を切り替える温度に該当する電圧を設定する
ための電圧設定回路である。
第1図のように構成した温度制御装置では、画像表示
装置内の温度はサーミスタ1によって電圧に変換され、
コンパレータ回路2,3,4に入力される。また、電圧設定
回路12,13,14で電動ファン5の回転数を切り替える温度
T1,T2,T3に該当する電圧に設定された電圧もコンパレー
タ回路2,3,4に入力される。コンパレータ回路2,3,4では
各々サーミスタ1からの電圧と電圧設定回路12,13,14か
らの電圧を比較し、その大小に応じた信号を出力する。
制御回路7は、コンパレータ回路2,3,4からの信号に応
じて、電圧可変回路6に対して電動ファン5の回転数を
切り替えるための信号を送る。電圧可変回路6は、制御
回路7からの信号に応じて電動ファン5の駆動電圧を可
変し、電動ファン5の回転数を切り替える。ここで、タ
イマー回路は、画像表示装置の起動時からの時間を計測
して制御回路7に信号を送っており、制御回路7はタイ
マー回路8において設定された時間内ではサーミスタ1
で測定された温度が電動ファン5を停止させる温度であ
っても、電圧可変回路6に送る信号を電動ファン5を
「低速」で回転させる信号に補正して電圧可変回路6に
送る。
第2図は、本発明の一実施例における温度制御装置に
よる電動ファン5の制御の一例を示したもので、第2図
(a)は、液晶パネルの温度とサーミスタ1によって測
定された温度を示しており、第2図(b)はそのときの
電動ファンの回転数を示したものである。第2図(b)
に示したように、この温度制御装置では電動ファンの回
転数を、「停止」、「低速」、「中速」、「高速」の4
段階に切り替えている。また、「停止」と「低速」、
「低速」と「中速」、「中速」と「高速」を切り替える
温度をそれぞれT1,T2,T3としている。また、タイマー回
路8で設定された時間をT4で表している。第2図に示し
たように画像表示装置を起動(t0)してからt4までの間
は、サーミスタ1によって測定された温度がT1以下で電
動ファン5を「停止」させる温度であっても、制御回路
7で信号を補正して電動ファン5は「低速」で回転させ
ている。もちろん、時間t4までにサーミスタ1で測定さ
れた温度がT2以上になった場合は、電動ファン5の回転
数を「中速」、「高速」と切り替えることは言うまでも
ない。また、実施例ではコンパレータ回路を3つ設けた
実施例について説明したがコンパレータ回路の個数はい
くつであっても差し支えはない。
以上のように本実施例によれば、タイマー回路8で設
定された時間内では、電動ファン5を制御する信号を電
動ファン5が停止しないように補正するので、サーミス
タ1によって測定される温度が時定数をもっていても画
像表示装置の起動直後から液晶パネルや偏光板を十分冷
却することが可能となり、液晶パネルや偏光板の信頼性
を高めることができる。
発明の効果 以上の説明のように本発明は、投射型画像表示装置の
温度制御装置を、画像表示装置内の温度を計測する温度
計測手段と、画像表示装置内を冷却する冷却手段と、温
度検出手段からの信号によって冷却手段を制御する制御
手段と、一定の時間を計測する時間計測手段を具備し、
画像表示装置の起動後、時間計測手段によって計測され
る一定時間の間は、温度計測手段からの信号を制御手段
によって補正し、冷却手段を停止させないように構成す
ることにより、温度計測手段によって計測される温度が
時定数をもっていても画像表示装置の起動直後から液晶
パネルや偏光板を十分冷却することが可能となり、液晶
パネルや偏光板の信頼性を高めることができる、という
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における投射型画像表示装置
の温度制御装置の構成を示すブロック図、第2図
(a),(b)は温度計測手段と冷却手段の動作関係を
示す関係図、第3図は投射型画像表示装置と従来の温度
制御装置の一例を示すブロック図、第4図は従来の温度
計測手段と冷却手段の動作関係を示す関係図である。 1……サーミスタ、2,3,4……コンパレータ回路、5…
…電動ファン、6……電圧可変回路、7……制御回路、
8……タイマー回路、12,13,14……電圧設定回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネル上に表示された画像をスクリー
    ン上に投射する投射型画像表示装置の温度制御装置であ
    って、画像表示装置内の温度を計測する温度計測手段
    と、画像表示装置内を冷却する冷却手段と、前期温度検
    出手段からの信号によって前期冷却手段を制御する制御
    手段と、一定の時間を計測する時間計測手段を具備し、
    画像表示装置の起動後、前期時間計測手段によって計測
    される一定時間の間は、前期温度計測手段からの信号を
    前期制御手段によって補正し、前期冷却手段を停止させ
    ないことを特徴とする投射型画像表示装置の温度制御装
    置。
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