JP2656801B2 - 制振用支持装置 - Google Patents
制振用支持装置Info
- Publication number
- JP2656801B2 JP2656801B2 JP17238688A JP17238688A JP2656801B2 JP 2656801 B2 JP2656801 B2 JP 2656801B2 JP 17238688 A JP17238688 A JP 17238688A JP 17238688 A JP17238688 A JP 17238688A JP 2656801 B2 JP2656801 B2 JP 2656801B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting table
- vibration
- actuator
- device mounting
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
して発生される微震動などに起因する床やそれに載置さ
れる装置載置台の鉛直方向における振動を吸収ならびに
抑制する制振支持構造を構成するのに用いられる制振用
支持装置に関する。
動によっても製品の不良発生を招くため、それらの振動
を抑制することが必要であり、従来では、第4図の制振
支持構造の全体平面図および第5図の全体側面図それぞ
れに示すように、製造装置を載置する装置載置台01等と
構造体の床等の支持体02との間の周方向4箇所それぞれ
に、積層ゴムと空気バネといったバネ要素03を介在し、
それらのバネ要素03によって装置載置台01を弾性支持
し、振動による衝撃を緩和しながら、空気バネにより微
振動を効率良く吸収するようにし、そして、上記バネ要
素03とは別の箇所において、装置載置台01と支持体02と
の間に、リニアモータなどのアクチュエータ04を介在
し、装置載置台01の振動に応じてアクチュエータ04によ
り制御力を付与し、装置載置台01の振動を抑制するよう
に構成していた。
撃緩和のためのバネ要素03と、制御力付与のためのアク
チュエータ04とが、互いに分離された個別の部材で構成
されているため、装置載置台01と支持体02それぞれに組
み付けるに際して多数の手間を要する欠点があり、ま
た、装置載置台01と支持体02間にそれら多数の部材を設
置するスペースを確保しなければならず、制振支持構造
全体として大型になる欠点があった。
アクチュエータ04によって装置載置台01に制御力を作用
させる位置とが異なるため、例えば、図示のような平面
視で矩形状の装置載置台01に適用する場合、アクチュエ
ータ04を4隅部分に設けるとバネ要素03を4隅部分に設
けることができず、制御力を有効に作用させることはで
きてもバネ要素03による支持が不安定になってしまい、
逆に、バネ要素03を4隅部分に設けるとアクチュエータ
04を4隅部分に設けることができず、バネ要素03によっ
て安定支持できても制御力を有効に作用させることがで
きないというように、装置載置台01の形状によっては、
支持力と制御力のいずれか一方が不十分になる欠点があ
った。
って、制振支持構造を組み付け手間少なくかつコンパク
トに構成できながら、装置載置台に対して、その形状の
いかんにかかわらず、支持力および制御力のいずれをも
有効に作用できる制振用支持装置を提供することを目的
とする。
るために、装置載置台に連結する連結部材とエアータン
クとの間に、前記エアータンクにオリフィスを介して連
通接続する状態で空気バネを設け、かつ、前記エアータ
ンク内にアクチュエータを設けるとともに、そのアクチ
ュエータと前記連結部材とを、前記オリフィスを通した
つなぎ材を介して連動連結して構成する。
し、一方、装置載置台に連結部材を取り付けることによ
り、空気バネとアクチュエータとを一挙に組み付けるこ
とができ、かつ、空気バネによる弾性支持力を装置載置
台に伝達する連結部材そのものにアクチュエータによる
制御力を付与し、装置載置台の振動の緩和と制御とを行
うことができる。
る。
略全体正面図である。
置台1に連結された連係部材2と、支持体としての床3a
に設置されたエアータンク3との間に空気バネ4が設け
られ、その空気バネ4とエアータンク3とがオリフィス
5を介して連通接続されている。
ボイスコイル型のリニアモータ6が設けられるととも
に、そのリニアモータ6と連結部材2とが、オリフィス
5を通したつなぎ材7を介して連動連結されている。
ッサー9が連通接続され、空気バネ4およびエアータン
ク3内にエアーを供給するとともに、そのエアー供給量
を調整することにより、空気バネ4の内圧、即ち、装置
載置台1に対する弾性支持力を調節し、静的な力に対す
る受け止め力を調整できるように構成されている。
れ、装置載置台1に付設された鉛直方向の振動センサ10
aからの信号に応答して制御装置10からリニアモータ6
に制御信号を出力し、装置載置台1を振動したときに、
リニアモータ6を作動して装置載置台1に動的な力を付
与し、装置載置台1が絶対的な静止状態を維持するよう
に床3aに対して変位させるように構成されている。
2図の制振支持構造の全体平面図および第3図の全体正
面図それぞれに示すように、平面視矩形状の装置載置台
1と床3aとの間に、その装置載置台1の4隅部分それぞ
れに位置させて介装され、振動センサ10aからの信号に
応答した制御装置10からの制御信号によりリニアモータ
6を作動し、所定の強さの動的な力を付与し、装置載置
台1の振動の吸収および制御のいずれをも有効に行うこ
とができるように制振支持構造が構成されている。
のを示しているが、平面視円形状の装置載置台1にも適
用でき、その場合であれば、装置載置台1に対して、周
方向に90゜ずつあるいは120゜ずつ等しく中心角を異な
らせた位置に制振支持装置Aを介在するようにすれば良
い。
アクチュエータとして、応答性を高める上で有利なよう
にリニアモータ6を用いているが、それに代えて油圧シ
リンダ等のアクチュエータを用いても良い。
空気バネおよびエアータンクに内蔵するとともに、装置
載置台に組み付ける連結部材を共用するから、空気バネ
およびアクチュエータそれぞれを個別に組み付ける場合
に比べて組み付け手間を半減できるとともに、それらの
設置スペースが小さくて制振支持構造をコンパクトに構
成できる制振用支持装置を提供できた。
結部材を介して、装置載置台に対する同じ位置に作用さ
せて行うから、たとえ平面視矩形状の装置載置台に組み
付ける場合でも、装置載置台の振動の緩和と制御のいず
れをも4隅部分に作用させることができるなど、装置載
置台の形状のいかんにもかかわらず、装置載置台に対し
て支持力および制御力のいずれをも有効に作用させるこ
とができる。
第1図は、制振用支持装置の一部切欠概略全体正面図、
第2図は、制振支持構造の全体平面図、第3図はその全
体正面図、第4図は、従来例を示す制振支持構造の全体
平面図、第5図はその全体正面図である。 1……装置載置台 2……連結部材 3……エアータンク 4……空気バネ 5……オリフィス 6……アクチュエータとしてのリニアモータ 7……つなぎ材
Claims (1)
- 【請求項1】装置載置台に連結する連結部材とエアータ
ンクとの間に、前記エアータンクにオリフィスを介して
連通接続する状態で空気バネを設け、かつ、前記エアー
タンク内にアクチュエータを設けるとともに、そのアク
チュエータと前記連結部材とを、前記オリフィスを通し
たつなぎ材を介して連動連結したことを特徴とする制振
用支持装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17238688A JP2656801B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 制振用支持装置 |
DE3921824A DE3921824A1 (de) | 1988-07-11 | 1989-07-03 | Daempfungssockel |
US07/376,982 US5042784A (en) | 1988-07-11 | 1989-07-07 | Damping support structure |
CA000605235A CA1304341C (en) | 1988-07-11 | 1989-07-10 | Damping support structure |
KR1019890009825A KR930006503B1 (ko) | 1988-07-11 | 1989-07-11 | 진동 흡수 구조체 |
NL8901778A NL191952C (nl) | 1988-07-11 | 1989-07-11 | Dempende steunconstructie. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17238688A JP2656801B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 制振用支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0221312A JPH0221312A (ja) | 1990-01-24 |
JP2656801B2 true JP2656801B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=15940960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17238688A Expired - Lifetime JP2656801B2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 制振用支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656801B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP17238688A patent/JP2656801B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0221312A (ja) | 1990-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5285995A (en) | Optical table active leveling and vibration cancellation system | |
US5178357A (en) | Vibration isolation system | |
US5052529A (en) | Active control of vibration | |
US5042784A (en) | Damping support structure | |
JP2007239883A (ja) | 能動型防振装置用電磁式アクチュエータ | |
JP2001027280A (ja) | アクティブ除振装置 | |
JP2656801B2 (ja) | 制振用支持装置 | |
EP0694660B1 (en) | Vertical vibration control device | |
US6062551A (en) | Active vibration-isolating device | |
JPH09291969A (ja) | 能動型除振装置の支持装置 | |
JP2000249185A (ja) | アクティブ型除振装置 | |
JPH03288039A (ja) | 防振装置 | |
JP2656799B2 (ja) | 制振用支持装置 | |
JP2913064B2 (ja) | 能動制振台 | |
JP6634122B1 (ja) | 気体ばね式除振装置 | |
JP2001132793A (ja) | 建築構造物用の能動型動的吸振器 | |
JP2656800B2 (ja) | 制振支持構造 | |
JP2002372096A (ja) | 気体ばね式除振装置 | |
JPH11108109A (ja) | 制御型除振台の支持装置 | |
JPH0874929A (ja) | 微振動制振床 | |
JP2000170827A (ja) | アクティブ型除振装置 | |
JP4299695B2 (ja) | 振動低減装置 | |
JP3115586B2 (ja) | 球状ゴム支承を使用した構造物用3次元免震装置 | |
JPS60211143A (ja) | 上下方向免震機構 | |
JPH10176436A (ja) | 減衰機構及びこれを用いた免震構造並びに減衰装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080530 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090530 Year of fee payment: 12 |