JP2656748B2 - コンクリート用組立枠形成構造 - Google Patents

コンクリート用組立枠形成構造

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JP2656748B2
JP2656748B2 JP7035028A JP3502895A JP2656748B2 JP 2656748 B2 JP2656748 B2 JP 2656748B2 JP 7035028 A JP7035028 A JP 7035028A JP 3502895 A JP3502895 A JP 3502895A JP 2656748 B2 JP2656748 B2 JP 2656748B2
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卓司 高島
友春 野口
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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G9/00Forming or shuttering elements for general use
    • E04G9/02Forming boards or similar elements
    • E04G2009/028Forming boards or similar elements with reinforcing ribs on the underside

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願に係る発明は、ビルや壁
等のコンクリート建造物を構築するためのコンクリート
用組立枠を形成する構造に関し、更に詳しくは、大きさ
の異なる複数のガラス繊維強化プラスチック製(以下、
FRP製という。)コンクリート型枠を組合せることに
よってコンクリート用組立枠を形成することができ、ま
たコンクリート型枠の分解・組立及び搬送が効率的に行
えるコンクリート用組立枠形成構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルや壁等のコンクリート製
建造物(以下、総称してコンクリート建造物という。)
を構築する場合、一般的に、コンクリート打設空間を形
成するための組立枠を形成し、そのコンクリート打設空
間にコンクリートを打設して硬化させることによりコン
クリート建造物を構築する方法が利用されている。
【0003】この場合、上記組立枠を形成するためのコ
ンクリート型枠にはベニヤ合板が広く利用され、所定の
大きさに形成されたベニヤ合板製枠を連結するとともに
補強材を用いて組立てることによりコンクリート用組立
枠を形成して所定のコンクリート打設空間の壁面を構成
しているが、この場合には多数のベニヤ合板製枠を組立
てる作業に非常に多くの時間と労力とを要している。
【0004】また、このベニヤ合板製枠の場合には、多
量の木材を使用するとともに数回の転用を行うと使用不
能となって廃棄処分(焼却処理)されるため、多くの経
費が必要となる。
【0005】一方、近年、熱帯材の伐採による自然破壊
や産業廃棄物による環境破壊を防止する観点から、一部
の形状等を除いては再利用が可能なFRP製のパネル化
されたコンクリート型枠が利用されつつある。
【0006】このようなパネル化されたコンクリート型
枠の従来技術として、図13の断面図に示すような構造
のものがあり、このコンクリート型枠は、多数のパネル
51をU字形ピン52で連結したパネル枠をセパレータ
螺杆53で所定の間隔に保ち、締結扞54により背面に
補強材55を固定してコンクリート用組立枠56を形成
するものである。
【0007】なお、この従来技術では補強材55の取付
け,取外しに作業者の高い熟練度と重労働とを要し、し
かも多大な経費を必要とするため、これらを解決するた
めの技術として特開昭56−9563号公報記載の発明があ
る。しかし、この発明のコンクリート型枠は、上記補強
材55が不要となるように多数の補強リブをパネルと一
体的に形成するものであるため、上記補強材55は不要
となるが型枠1枚の重量が大幅に増加して、煩雑な作業
現場において効率的な作業が行えなくなる。
【0008】そこで、迅速に少ない労力でコンクリート
用組立枠が形成できるコンクリート型枠を本出願人が考
案して先に出願した(実開平6-8601号)。このコンクリ
ート型枠は、一定の大きさにパネル化されたコンクリー
ト型枠を連結して全体の組立枠を形成するものである。
【0009】このコンクリート型枠によってコンクリー
ト建造物の一例としてコンクリート壁面を構築する例を
図10の斜視図と図11の側面図に基づいて説明する
と、一定の大きさにパネル化されたコンクリート型枠1
を相互に締結金具2によって連結してコンクリート用組
立枠Uを形成し、それを相対向させてセパレータ螺杆3
によって所定間隔に保ち、このセパレータ螺杆3に締付
金具4をねじ込んでバタ角と称する補強材5を押え板6
で押さえてくさび7によって強固に固定することにより
コンクリート打設空間Sを形成するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うにFRP製のコンクリート型枠でコンクリート建造物
を構築する場合、広い平面であれば同一形状のコンクリ
ート型枠を連続して連結することによりコンクリート打
設空間Sを形成すればよいが、例えば、図12の斜視図
に示すように、コンクリート建造物には連続する壁部
P,柱部Q,傾斜部R等の様々な形状の箇所があるた
め、上記従来のコンクリート型枠では全てのコンクリー
ト打設空間を形成することができない。特に近年、様々
な形状のコンクリート建造物が構築されているため、こ
れら様々の形状のコンクリート打設空間をFRP製コン
クリート型枠で形成するためには、様々な大きさのコン
クリート型枠を必要とする。
【0011】しかし、FRP製のコンクリート型枠にあ
っては製造段階において予め連結穴を設けておく必要が
あるため、従来のベニヤ合板製枠のように任意形状に切
断したり釘等で適宜連結することができず、上記したよ
うに様々な大きさのコンクリート型枠を組合せてコンク
リート建造物を形成するのは非常に困難である。しか
も、様々な大きさのコンクリート型枠を組合せてコンク
リート建造物を形成する作業現場は非常に煩雑であるた
め、作業現場において迅速に作業を行えるコンクリート
用組立枠を形成することは更に困難であり、未だ実現さ
れていない。
【0012】一方、コンクリート打設空間にコンクリー
トを打設して所定の養生期間経過後には、図10及び図
11に示すセパレータ螺杆3から締付金具4を取外して
補強材5を取外し、これらの取外した部材等を一旦安全
な場所に置いた後、締結金具2を取外して型枠1の解体
作業を行うこととなる。しかし、これらの作業は多数の
部材を分解する必要があるため非常に煩雑で、特に、補
強材5を分解する場合には、締付金具4からくさび7を
ハンマ等で叩いて取外した時に下方の補強材5が落下す
るため、作業者が補強材5を手で支持しながら取外す必
要がある。この補強材5は重量物(例えば1本が16kg
程度)であるため片手で支えながらの取外し作業が非常
に重労働となる。また、このようなコンクリート型枠1
の分解作業は空中の組立足場上で行われる場合がほとん
どであるため、足元の悪い場所で無理な姿勢での作業と
なり非常に効率の悪い作業となっている。
【0013】しかも、このようなコンクリート型枠1
は、分解した後に次の転用場所へと搬送されて新たなコ
ンクリート打設空間の形成に利用するため、上記したよ
うに取外した部材等を一旦安全な場所に置いてコンクリ
ート型枠1を完全に分解した後に次の転用場所へと搬送
することとなり、煩雑な作業現場における分解,搬送,
組立作業に時間と労力とを要することとなる。その上、
この作業はコンクリート打設毎に必要となるため、大規
模なコンクリート建造物にあっては多数回(数十回)の
煩雑な作業が必要となる。
【0014】また、このようなコンクリート型枠1は、
ベニヤ合板製で数回の転用が可能で、FRP製にあって
は更に多くの転用が可能で例えば同一建造物で数十回の
転用が可能な場合があり、このように非常に多くの転用
回数で使用する場合でも、上記したようにコンクリート
型枠1の組立,分解,搬送作業をその都度行うこととな
るので、その作業は重労働で時間の必要な作業となっ
て、コンクリート用組立枠形成作業を行うにあたり、特
に作業時間を要する効率の悪い作業となっている。
【0015】従って、FRP製のコンクリート型枠によ
ってコンクリート用組立枠を形成するためには、様々な
大きさのコンクリート型枠相互であっても適宜連結する
ことができるとともに、分解・組立及び搬送が容易なよ
うに構成する必要がある。
【0016】この出願に係る発明は上記課題に鑑みて、
ガラス繊維強化プラスチック製コンクリート型枠で様々
な条件に適応したコンクリート用組立枠を形成すること
が可能なコンクリート用組立枠形成構造を提供すること
を目的とし、またコンクリート型枠の分解・組立及び搬
送が効率的に行えるコンクリート用組立枠形成構造を提
供することも目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るコンクリート用組立枠形成構造は、
複数のガラス繊維強化プラスチック製コンクリート型枠
の縁材を締結金具で連結してコンクリート用組立枠を形
成し、該コンクリート用組立枠をセパレータ螺杆で所定
間隔に設けるとともに、該セパレータ螺杆に締付金具を
取付けて補強材を固定することによりコンクリート打設
空間を形成するコンクリート用組立枠形成構造におい
て、前記コンクリート型枠を長辺及び短辺が同一又は同
一寸法の倍数で形成した大きさの異なる複数のコンクリ
ート型枠で構成し、該コンクリート型枠の長辺及び短辺
の縁材に囲まれた外面側に該縁材と略同じ高さの中間補
強材と所定の板厚を外面から突出させた平板状の補強リ
ブとを設け、前記長辺及び短辺の各端部から同一寸法位
置に端部締結金具取付孔を設け、該端部締結金具取付孔
から所定間隔で中間締結金具取付孔を設けるとともに、
該中間締結金具取付孔を前記セパレータ螺杆の取付孔の
垂線及び水平線を挟んだ位置に設け、該中間締結金具取
付孔及び前記端部締結金具取付孔を締結金具で連結して
大きさの異なる複数のコンクリート型枠を組合せたコン
クリート用組立枠を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項2に係るコンクリート用組立枠形成
構造は、上記請求項1のコンクリート用組立枠形成構造
において、セパレータ螺杆の取付孔位置に所定の板厚を
外面から突出させた垂直及び水平方向の平板状の補強リ
ブを設け、該セパレータ螺杆取付孔の垂線及び水平線を
挟んだ対称位置に中間締結金具取付孔を設けたことを特
徴とするものである。
【0019】請求項3に係るコンクリート用組立枠形成
構造は、上記請求項1又は請求項2のコンクリート用組
立枠形成構造において、補強材の外側に位置する連結部
と該連結部の上下部で補強材を囲んでコンクリート型枠
まで延設して締結金具取付孔間隔とほぼ同一間隔に形成
した一対の脚部を有するとともに該脚部の先端にコンク
リート型枠に係止する係止部を形成した枠部材と、該枠
部材と前記補強材との間の隙間に嵌入するテーパ状のガ
イド部を立設し該補強材の間の間隙に嵌入することによ
り補強材を前記枠部材の両脚部側に広げる突出部を形成
した固定部材とから成るコンクリート用組立枠結合金具
を設け、該コンクリート用組立枠結合金具の枠部材で補
強材を囲んで該枠部材先端の係止部を締結金具取付孔に
係合させ、該枠部材と前記補強材との間の隙間に固定部
材を嵌入してコンクリート型枠と補強材とを一体的に結
合したことを特徴とするものである。
【0020】請求項4に係るコンクリート用組立枠形成
構造は、上記請求項3のコンクリート用組立枠形成構造
において、コンクリート用組立枠結合金具の枠部材で補
強材を囲んだ状態における脚部と補強材との間の水平方
向隙間を固定部材の突出部が補強材を広げる間隙とほぼ
同一寸法に形成するとともに、該枠部材の脚部間隔とほ
ぼ同一寸法でコンクリート型枠のセパレータ螺杆取付孔
の垂線及び水平線を挟んだ対称位置に中間締結金具取付
孔を設けたことを特徴とするものである。
【0021】
【作用】請求項1及び請求項2に係るコンクリート用組
立枠形成構造によれば、長辺及び短辺を同一又は同一寸
法の倍数で形成し、該長辺及び短辺の縁材に囲まれた外
面側に該縁材と略同じ高さの中間補強材と所定の板厚を
外面から突出させた平板状の補強リブとを設けた複数の
大きさの異なるコンクリート型枠を、前記長辺及び短辺
の各端部から同一寸法位置に設けられた端部締結金具取
付孔と、該端部締結金具取付孔から所定間隔で、しかも
前記セパレータ螺杆の取付孔の垂線及び水平線を挟んで
設けられた中間締結金具取付孔とによって連結すれば、
複数の大きさの異なるガラス繊維強化プラスチック製コ
ンクリート型枠を、長辺同士または短辺同士あるいは長
辺と短辺とを組合せてコンクリート用組立枠が形成で
き、該コンクリート用組立枠をセパレータ螺杆で所定間
隔に設けるとともに、該セパレータ螺杆に締付金具を取
付けて補強材を固定することによりコンクリート打設空
間を形成するコンクリート用組立枠が形成できる。
【0022】特に、請求項2に係るコンクリート用組立
枠形成構造によれば、セパレータ螺杆の取付孔位置が垂
直及び水平方向に設けられた平板状の補強リブで補強さ
れ、このセパレータ螺杆取付孔の垂線及び水平線を挟ん
だ対称位置に設けられた中間締結金具取付孔により複数
のコンクリート型枠の縁材を強固に締結することができ
る。
【0023】また、請求項3及び請求項4に係るコンク
リート用組立枠形成構造によれば、請求項1又は請求項
2のコンクリート用組立枠形成構造の作用を奏するとと
もに、複数のコンクリート型枠を連結してセパレータ螺
杆で所定間隔に設け、締付金具で補強材を固定してコン
クリート用組立枠を形成した状態で、枠部材の連結部と
一対の脚部とにより補強材を囲んで先端に形成した係止
部を前記コンクリート型枠の締結金具取付孔に係合さ
せ、この枠部材と前記補強材との間の隙間に固定部材を
挿入して押し込むことにより、固定部材の枠部材側に立
設したテーパ状のガイド部が枠部材と前記補強材との間
の隙間に嵌入されるとともに、固定部材の補強材側ほぼ
中央部に形成した突出部が補強材の間の間隙に嵌入して
補強材を前記枠部材の脚部側に広げる。そして、固定部
材が補強材と枠部材とを固定する状態まで嵌入させると
コンクリート型枠と補強材とコンクリート用組立枠結合
金具とが結合された状態となるため、組立枠を分解する
ことなくこれらを一体的に搬送したり組立てたりするこ
とができる。
【0024】特に、請求項4に係るコンクリート用組立
枠形成構造によれば、枠部材の脚部間隔がコンクリート
型枠のセパレータ螺杆取付孔の垂線及び水平線を挟んだ
対称位置に設けられた中間締結金具取付孔間隔とほぼ同
一寸法に形成されているため容易に係合することがで
き、しかも、枠部材で補強材を囲んだ状態における脚部
と補強材との水平方向隙間が固定部材の突出部が補強材
を広げる間隔とほぼ同一寸法に形成されているため、固
定部材で補強材を広げると枠部材の脚部に当接してコン
クリート型枠と補強材とコンクリート用組立枠結合金具
とが結合される。
【0025】
【実施例】以下、この出願に係る発明の実施例を図面に
基づいて説明する。図1はFRP製コンクリート型枠の
一例を示す斜視図であり、図2はこのコンクリート型枠
を含む大きさの異なる複数のコンクリート型枠を組合せ
てコンクリート用組立枠を形成した例を示す正面図であ
る。
【0026】図1に示すように、コンクリート型枠1は
長辺1A及び短辺1Bが同一寸法の倍数で形成されてお
り、その外面側(反コンクリート打設面側)には周囲に
縁材1aが立設されるとともに、この縁材1a間に略同
じ高さの中間補強材1dが設けられている。また、この
実施例ではセパレータ螺杆取付孔1fの位置に、所定の
板厚を外面から突出させた平板状の補強リブ1eが設け
られている。そして、上記長辺1A及び短辺1Bの各端
部からは同一寸法位置aに端部締結金具取付孔1bが設
けられるとともに、この端部締結金具取付孔1bからセ
パレータ螺杆取付孔1fの垂線m及び水平線nを挟んで
中間締結金具取付孔1cが設けられている。なお、この
実施例では垂線m及び水平線nを挟んだ対称位置に中間
締結金具取付孔1cが設けられている。また、上記垂線
m及び水平線nはコンクリート型枠1の配置によって長
辺及び短辺が異なる。
【0027】この実施例では、コンクリート型枠1の長
辺1Aを1000mm,短辺1Bを500mmにて形成し、
長辺1Aを短辺1B(500mm)の倍数(2倍)にて形
成している。そして、両辺の両端位置から端部寸法aが
75mmの位置に端部締結金具取付孔1bが設けられ、こ
の端部締結金具取付孔1b位置から中間寸法bが100
mmの位置に中間締結金具取付孔1cが設けられ、更に中
間寸法cが150mmの位置に中間締結金具取付孔1cが
設けられ、その後、長辺1Aは中間寸法b,c,b,
c,b,aと設けられている。また、この例では中間締
結金具取付孔1cを設ける中間寸法cが端部締結金具取
付孔1bの端部寸法aの2倍になっている。なお、これ
らの寸法a,b,cは、同一現場において使用するコン
クリート型枠1は同一寸法となる。
【0028】以上のように形成された大きさの異なる複
数のコンクリート型枠1は、例えば図2の外面図に示す
ようにして、端部締結金具取付孔1b及び中間締結金具
取付孔1cを相互に連結して組合せることによりコンク
リート用組立枠Uを形成することができる。この例の場
合、中間締結金具取付孔1cの寸法が端部締結金具取付
孔1bの2倍の寸法になっているため、端部締結金具取
付孔1bの連結部を中間締結金具取付孔1cによって連
結することができる。このように複数のコンクリート型
枠1の長辺1A及び短辺1Bを同一寸法の倍数で形成
し、この長辺1A及び短辺1Bの各端部から同一寸法位
置aに端部締結金具取付孔1bを設けるとともに、この
端部締結金具取付孔1bから所定間隔で中間締結金具取
付孔1cを設けることにより、コンクリート型枠1の長
辺1A同士または短辺1B同士、あるいは長辺1Aと短
辺1Bとを締結金具2によって連結することができる。
なお、図示していないが、これらのコンクリート型枠1
は図10に示すように締結金具2によって連結されてい
る。
【0029】また、このようなコンクリート型枠1は、
図3の柱部を構築するためのコンクリート型枠の組合せ
例を示す斜視図に示すように、複数の大きさの異なるコ
ンクリート型枠1をコーナー部材10,11を用いて連
結することにより、容易に柱部Q(図12参照)のコン
クリート用組立枠Uを形成することができる。
【0030】更に、図4の傾斜部を構築するためのコン
クリート型枠の組合せ例を示す斜視図に示すように、所
定角度の接合部材12を用いて複数のコンクリート型枠
1を連結することにより、傾斜部R(図12参照)のコ
ンクリート用組立枠Uを形成することができる。なお、
図示していないが、図3及び図4のコンクリート用組立
枠Uはいずれも図10に示すように締結金具2によって
連結されている。
【0031】次に、図2に示すようなFRP製コンクリ
ート型枠1で構築したコンクリート用組立枠Uを、コン
クリート用組立枠結合金具Mによって一体的に結合した
実施例を以下に説明する。
【0032】図5はコンクリート用組立枠結合金具Mの
使用状態を示す斜視図であり、図6は同結合金具で結合
したコンクリート用組立枠を示す側面図で、図7は同平
面図、図8は図5のコンクリート用組立枠結合金具を取
付ける状態を示す図面であり、(a) は結合前,(b) は結
合途中,(c) は結合後を示す正面図である。また、上述
したように図10はコンクリート型枠で壁面を形成する
例を示す斜視図であり、図11はその一部側面図であ
る。なお、以下の説明では便宜上、図2に示すようなコ
ンクリート用組立枠Uを形成する状態から説明するが、
予め最初のコンクリート用組立枠Uを地上で結合金具M
によって組立てておき、このコンクリート用組立枠Uを
一体的にクレーン等によって所定位置に搬送することも
可能であり、このようにすればコンクリート用組立枠U
の形成を足場の良い地上で極めて容易に行うことがで
き、大幅な時間の短縮と労力の軽減が可能となる。ま
た、使用後の分解も同様に地上において容易に行うこと
ができる。
【0033】まず、図10及び図11に示すように、一
定の大きさにパネル化されたコンクリート型枠1の縁材
1aに形成された締結金具取付孔1b,1cに締結金具
2を挿入して型枠1を相互に連結し、それを相対向して
セパレータ螺杆3によって所定間隔を保ち、このセパレ
ータ螺杆3に締付金具4の先端部4aをねじ込んでバタ
角と称する補強材5を押え板6で押さえてくさび7を締
付金具4の固定孔4bに嵌入することにより複数のコン
クリート型枠1が一体的に連結されて強固に固定され
る。
【0034】上記締付金具4の後部は、くさび7を打ち
込むための挿入孔4b,4cを設けるために平板状に形
成されており、締付金具4で補強材5を固定した状態に
おけるコンクリートC打設時の側圧力が確実に補強材5
から締付金具4を介してセパレータ螺杆3へと伝わるよ
うに、締付金具4の平板状の面に近接する所定の間隙H
1 を設けて上下近傍に2本の補強材5が沿うように並設
されている。
【0035】この時、コンクリート型枠1同士の結合
は、コンクリートC打設時の側圧力に耐えうるように強
固に組立てられ、また、コンクリートCの「のろ」が流
出しないように型枠1の縁材1a同士は強固に密着して
いる。また、コンクリート型枠1の内面、つまり、コン
クリートと接する面は面一に形成されている。特に、こ
の実施例のように一定の大きさでパネル化されたコンク
リート型枠1は、各コンクリート型枠1間を強固に密着
させることにより、内面を面一に形成させることができ
る。
【0036】この状態がコンクリート用組立枠Uを形成
した状態であり、このコンクリート用組立枠U間に形成
されたコンクリート打設空間SにコンクリートCを打設
することにより、コンクリート壁を構築することができ
る。
【0037】そして、所定の養生期間経過後に、この出
願に係る発明であるコンクリート用組立枠結合金具Mを
用いてコンクリート用組立枠Uを一体的に結合する。
【0038】このコンクリート用組立枠結合金具Mを用
いてコンクリート用組立枠Uを容易に一体的に結合する
方法を以下に説明する。
【0039】図5,図6及び図7に示すように、このコ
ンクリート用組立枠結合金具Mは、補強材5の外側で垂
直方向に位置する連結部8aと、この連結部8aの上下
端部から補強材5を囲んで型枠1の縁材1aまで延設し
た一対の脚部8bとを有するコ字状の枠部材8と、この
枠部材8と前記補強材5との間に形成される垂直方向隙
間vに挿入する固定部材9とから構成されており、前記
枠部材8の脚部8b先端には側方に屈曲して前記縁材1
aの締結金具取付孔1cに係止する係止部8cが形成さ
れている。なお、この実施例では、上記一対の脚部8b
の間隔pとほぼ同一寸法でコンクリート型枠1のセパレ
ータ螺杆取付孔1fの垂線m(図2参照)及び水平線n
を挟んだ対称位置に中間締結金具取付孔1cが設けられ
ている。
【0040】また、前記固定部材9の枠部材側両端に
は、先端が前記垂直方向隙間vを通過可能な厚で後端が
通過不可能な厚みに形成した、いわゆるくさび状のガイ
ド部9aが立設され、この固定部材9の補強材側のほぼ
中央部には、前記補強材5の間に形成された間隙H1
嵌入して補強材5を前記枠部材8の両脚部8b側に広げ
る突出部9bが形成されている。この実施例では、突出
部9aを略半円形に形成しているが、この突出部9aは
補強材5の間隔H1 を広げて締付金具4の回転が可能な
間隔H2 にできる形状であればよく、例えば、台形状や
略三角状であってもよい。また、上記ガイド部9aは、
図7に示すように先端の厚みw1 が隙間vを通過可能で
後端の厚みw2 が通過不可能な形状であればよい。
【0041】更に、この実施例では固定部材9の先端に
湾曲した案内部9cを設けることにより、後述するよう
に枠部材8と補強材5との隙間vへ固定部材9を嵌入す
る時に補強材5を傷付けることなく容易に行えるように
している。なお、9dは固定部材9と枠部材8とを繋ぐ
ワイヤである。
【0042】このようなコンクリート用組立枠結合金具
Mによって上記したコンクリート壁を構築しているコン
クリート型枠1を結合する場合、図8(a) に示すよう
に、まず、補強材5の上下位置でコンクリート型枠1同
士を連結している締結金具2(図11参照)を取外し、
次に、枠部材8の脚部8bを2本の補強材5を跨ぐよう
に囲んで型枠1の縁材1aまで位置させ、この縁材1a
に設けられた締結金具取付孔1cに、脚部8bから側方
に屈曲した係止部8cを挿入して係合させることにより
枠部材8で補強材5を囲んだ状態でコンクリート型枠1
に係止させる。
【0043】この状態が枠部材8の取付完了状態であ
り、図6に示すように、上下に設けられた補強材5と連
結部8aとの間に所定の垂直方向隙間vが形成され、補
強材5と脚部8bとの間には所定の水平方向隙間hが形
成されている。この状態では、図11に示すように締付
金具4の平板状の面に補強材5が近接するように設けら
れているため、この補強材5の間の間隙H1 では締付金
具4が補強材5に当接するので回転させてセパレータ螺
杆3から取外すことができない。
【0044】その後、図8(b) に示すように、補強材5
と枠部材8の垂直方向隙間v(図6)に固定部材9の先
端を挿入して、この固定部材9のガイド部9aを枠部材
8の連結部8aに当接させるとともに突出部9bを補強
材5の間隙H1 の角部に当接させた状態にする。そし
て、上記締付金具4と補強材5とを固定しているくさび
7(図11)を取外すことにより補強材5をフリーの状
態にする。この時、下側の補強材5は枠部材8の下側脚
部8bによって支持されるので、作業者は補強材5を支
持することなく容易に取外すことができる。その後、固
定部材9の後端をハンマ等で叩くことにより、ガイド部
9aが枠部材8の連結部8aに当接しながら嵌入すると
ともに、突出部9bが補強材5の間に入って間隙H1
広げて行く。なお、この実施例ではコンクリート型枠の
セパレータ螺杆取付孔の垂線m及び水平線nを挟んだ対
称位置に中間締結金具取付孔1cが設けられているた
め、補強材5を上下方向に等しく広げることができる。
【0045】そして、この実施例では、図7及び図8
(c) に示すように、突出部9bが補強材5の間を間隙H
2 まで広げると、両補強材5が上下の脚部8bに当接し
て広がりが阻止されるとともに固定部材9の嵌入も阻止
されて、コンクリート型枠1と補強材5とが枠部材8と
固定部材9とからなるコンクリート用組立枠結合金具M
によって一体的に結合される。
【0046】この状態では図9の斜視図に示すように、
固定部材9の突出部9bが補強材5の間を所定の間隙H
2 に広げているため、この間隙H2 であれば締付金具4
を回転させることができ、セパレータ螺杆3と締付金具
4との連結を解除することができる。なお、この締付金
具4の先端部4aは、この間隙H2 を通過することがで
きないので、補強材5の内側面に当接させた状態でくさ
び7を内側の挿入孔4cに挿入することにより補強材5
と固定している。
【0047】このようにしてコンクリート用組立枠結合
金具Mによってコンクリート用組立枠Uを結合すること
により、補強材5を取外すことなく、しかも従来の構成
を変更することなくコンクリート型枠1と補強材5とを
組立てたコンクリート用組立枠Uを容易に一体的に形成
することができる。
【0048】また、セパレータ螺杆3と締付金具4との
締結を解除することができるので、従来のようにある位
置でコンクリートを打設した後にコンクリート型枠1を
他の転用位置に移送する場合には、補強材5やコンクリ
ート型枠1を個々に分解することなく一体的にクレーン
等によって容易に搬送することができるので、足下の悪
い足場上での作業が大幅に簡略化されて、大幅な労力の
軽減と施工期間の短縮が可能となる。
【0049】なお、この実施例では、補強材5の当初の
間隙H1 が約12mmで、固定部材9の突出部9bの幅寸
法が約24mmであり、この突出部9bで広げた間隙H2
を約23mmにするようにしている。これらの寸法は、使
用場所等に応じて適宜設定すればよい。
【0050】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うに構成しているので、以下に記載するような効果を奏
する。
【0051】請求項1及び請求項2に係るコンクリート
用組立枠形成構造によれば、長辺及び短辺に設けられた
端部締結金具取付孔と、この端部締結金具取付孔から前
記セパレータ螺杆の取付孔の垂線及び水平線を挟んで設
けられた中間締結金具取付孔とを締結金具によって連結
すれば、複数の大きさの異なるガラス繊維強化プラスチ
ック製コンクリート型枠を、長辺同士または短辺同士あ
るいは長辺と短辺とを組合せてコンクリート用組立枠が
形成できるため、転用回数の多い大きさの異なる複数の
コンクリート型枠によって様々な条件に適応したコンク
リート用組立枠を効率的に形成することができる。これ
により、作業効率の向上による大幅な工程短縮と労力の
軽減が可能となり、建築費用の大幅な削減が可能とな
る。
【0052】特に、請求項2に係るコンクリート用組立
枠形成構造によれば、セパレータ螺杆の取付孔位置が垂
直及び水平方向に設けられた平板状の補強リブで補強さ
れ、このセパレータ螺杆取付孔の垂線及び水平線を挟ん
だ対称位置に設けられた中間締結金具取付孔により複数
のコンクリート型枠を強固に締結することができるた
め、セパレータ螺杆位置に設けられる補強材でコンクリ
ート型枠をより強固に固定できる。
【0053】また、請求項3及び請求項4に係るコンク
リート用組立枠形成構造によれば、請求項1又は請求項
2のコンクリート用組立枠形成構造の効果を奏するとと
もに、複数のコンクリート型枠を連結して締付金具で補
強材を固定したコンクリート用組立枠を形成した状態
で、コンクリート用組立枠結合金具によってコンクリー
ト型枠と補強材とコンクリート用組立枠結合金具とを一
体的に結合させた状態にできるため、組立枠を分解する
ことなくこれらを一体的に搬送したり組立てたりするこ
とができるので、作業効率の向上による大幅な工程短縮
と労力の軽減が可能となり、建築費用の大幅な削減も可
能となる。
【0054】特に、請求項4に係るコンクリート用組立
枠形成構造によれば、枠部材の脚部間隔がコンクリート
型枠の締結金具取付孔間隔とほぼ同一間隔に形成され、
この締結金具取付孔がセパレータ螺杆取付孔の垂線及び
水平線を挟んだ対称位置に設けられているため、コンク
リート型枠の締結金具取付孔を利用してコンクリート型
枠の迅速な結合が行え、更に作業効率の向上が可能とな
って工期短縮による経費節減と大幅な労力の軽減が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係るコンクリート用組立枠形成構造
に使用するコンクリート型枠の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】この出願に係るコンクリート用組立枠形成構造
を構築するためのコンクリート型枠の組合せ例を示す外
面図である。
【図3】この出願に係るコンクリート用組立枠形成構造
で柱部を構築するためのコンクリート型枠の組合せ例を
示す斜視図である。
【図4】この出願に係るコンクリート用組立枠形成構造
で傾斜部を構築するためのコンクリート型枠の組合せ例
を示す斜視図である。
【図5】この出願に係るコンクリート用組立枠結合金具
全体を示す斜視図である。
【図6】図5のコンクリート用組立枠結合金具を取付け
た状態を示す側面図である。
【図7】図5のコンクリート用組立枠結合金具を取付け
た状態を示す平面図である。
【図8】図5のコンクリート用組立枠結合金具を取付け
る状態を示す図面であり、(a)は結合前,(b) は結合途
中,(c) は結合後を示す正面図である。
【図9】図5のコンクリート用組立枠結合金具で結合し
たコンクリート型枠を示す斜視図である。
【図10】この出願に係る発明を実施するコンクリート
用組立枠を組立てた状態の一例を示す斜視図である。
【図11】図10に示すコンクリート用組立枠の組立状
態を示す側面図である。
【図12】コンクリート建造物の一例を示す斜視図であ
る。
【図13】従来のコンクリート用組立枠の一例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1…コンクリート型枠 1A…長辺 1B…短辺 1a…縁材 1b…両端締結金具取付孔 1c…中間締結金具取付孔 1d…中間補強材 1e…補強リブ 1f…セパレータ螺杆取付孔 2…締結金具 3…セパレータ螺杆 4…締付金具 5…補強材 6…押え板 7…くさび 8…枠部材 8a…連結部 8b…脚部 8c…係止部 9…固定部材 9a…ガイド部 9b…突出部 9c…案内部 U…コンクリート用組立枠 M…コンクリート用組立枠結合金具 S…コンクリート打設空間 C…コンクリート m…垂線 n…水平線 v…垂直方向隙間 h…水平方向隙間 p…脚部間隔 H1,H2 …間隙

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガラス繊維強化プラスチック製コ
    ンクリート型枠の縁材を締結金具で連結してコンクリー
    ト用組立枠を形成し、該コンクリート用組立枠をセパレ
    ータ螺杆で所定間隔に設けるとともに、該セパレータ螺
    杆に締付金具を取付けて補強材を固定することによりコ
    ンクリート打設空間を形成するコンクリート用組立枠形
    成構造において、 前記コンクリート型枠を長辺及び短辺が同一又は同一寸
    法の倍数で形成した大きさの異なる複数のコンクリート
    型枠で構成し、該コンクリート型枠の長辺及び短辺の縁
    材に囲まれた外面側に該縁材と略同じ高さの中間補強材
    と所定の板厚を外面から突出させた平板状の補強リブと
    を設け、前記長辺及び短辺の各端部から同一寸法位置に
    端部締結金具取付孔を設け、該端部締結金具取付孔から
    所定間隔で中間締結金具取付孔を設けるとともに、該中
    間締結金具取付孔を前記セパレータ螺杆の取付孔の垂線
    及び水平線を挟んだ位置に設け、該中間締結金具取付孔
    及び前記端部締結金具取付孔を締結金具で連結して大き
    さの異なる複数のコンクリート型枠を組合せたコンクリ
    ート用組立枠を形成したことを特徴とするコンクリート
    用組立枠形成構造。
  2. 【請求項2】 セパレータ螺杆の取付孔位置に所定の板
    厚を外面から突出させた垂直及び水平方向の平板状の補
    強リブを設け、該セパレータ螺杆取付孔の垂線及び水平
    線を挟んだ対称位置に中間締結金具取付孔を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のコンクリート用組立枠形成
    構造。
  3. 【請求項3】 補強材の外側に位置する連結部と該連結
    部の上下部で補強材を囲んでコンクリート型枠まで延設
    して締結金具取付孔間隔とほぼ同一間隔に形成した一対
    の脚部を有するとともに該脚部の先端にコンクリート型
    枠に係止する係止部を形成した枠部材と、該枠部材と前
    記補強材との間の隙間に嵌入するテーパ状のガイド部を
    立設し該補強材の間の間隙に嵌入することにより補強材
    を前記枠部材の両脚部側に広げる突出部を形成した固定
    部材とから成るコンクリート用組立枠結合金具を設け、
    該コンクリート用組立枠結合金具の枠部材で補強材を囲
    んで該枠部材先端の係止部を締結金具取付孔に係合さ
    せ、該枠部材と前記補強材との間の隙間に固定部材を嵌
    入してコンクリート型枠と補強材とを一体的に結合した
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンクリ
    ート用組立枠形成構造。
  4. 【請求項4】 コンクリート用組立枠結合金具の枠部材
    で補強材を囲んだ状態における脚部と補強材との間の水
    平方向隙間を固定部材の突出部が補強材を広げる間隙と
    ほぼ同一寸法に形成するとともに、該枠部材の脚部間隔
    とほぼ同一寸法でコンクリート型枠のセパレータ螺杆取
    付孔の垂線及び水平線を挟んだ対称位置に中間締結金具
    取付孔を設けたことを特徴とする請求項3記載のコンク
    リート用組立枠形成構造。
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