JP2656420B2 - 分岐管の接合方法 - Google Patents

分岐管の接合方法

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JP2656420B2
JP2656420B2 JP4075372A JP7537292A JP2656420B2 JP 2656420 B2 JP2656420 B2 JP 2656420B2 JP 4075372 A JP4075372 A JP 4075372A JP 7537292 A JP7537292 A JP 7537292A JP 2656420 B2 JP2656420 B2 JP 2656420B2
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恒夫 太田垣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は分岐管の接合方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、地中埋設された本管に対して分岐
管を後から接続する場合、分岐管取付け部位の本管周壁
に分岐管と連通する開口を設け、この開口周囲に分岐管
の受口を有するサドルを接着手段で固定し、このサドル
の受口に分岐管を接続することや、FRP管などの化学
的接着処理の容易な材質の管にあっては、本管周壁に穿
設した開口に分岐管を直接挿通し接続界面周囲を主とし
て本管内部より接着剤などで接着処理することが行われ
る。
【0003】
【従来の技術の問題点】しかしながら、上記接続方法に
おける前者のサドルを用いた方法は施工に際して、本管
の周囲をかなり広く掘り起こす必要があり、工事が大掛
かりとなる欠点があり、迅速な施工ができない欠点があ
り、また後者の方法は、地下水の圧力の高い場所では、
分岐管取付け部からの漏水が起こりやすく、漏水箇所を
補修するにしても、本管内を完全止水する必要があるの
で、地下水圧力の無い場所での工事に比較して非常に手
間と時間が掛かる欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、接続作業が非常に容易であると共に、地下水
圧の高い場所でもこれに起因する漏水事故の防止できる
分岐管の接合方法を提供することを目的としてなされた
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の分岐管
の接合方法は、本管周壁に分岐管を挿通できる内径の貫
通孔を穿設し、前記分岐管外径より内径の小さい中心孔
を有するドーナツ状のパッキン部材を前記貫通孔と同心
に本管外周に接着固定し、しかるのち、本管内部より前
記パッキン部材を押し広げて分岐管を挿入し、分岐管端
部と本管内面との接合部を管内部より水密部材で接着封
止することを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】次に、この発明の実施例を説明する。図1〜
図3はこの発明の方法を実施する場合の工程説明図であ
る。
【0007】この発明の分岐管の接合方法は、例えばF
RP製とされた本管1周壁に分岐管2(図2以下)を挿
通できる内径の貫通孔3を穿設し、分岐管2外径Dより
内径dの小さい中心孔4Aを有するドーナツ状のパッキ
ン部材4を貫通孔3と同心となるように本管1外周に接
着固定し、ついで、図2に示すように、本管1内部より
パッキン部材4の中心孔4Aを押し広げて分岐管2を挿
入し、さらに分岐管2の端部2Aと本管1内面1Aとの
接合部Pを本管1内部より水密部材5で接着封止する工
程より構成される。
【0008】上記実施例において、パッキン部材4は弾
性を有するシートより形成され、本管1及び分岐管2に
対し接着処理の可能な材質の弾性部材、例えば合成ゴ
ム、ウレタン樹脂製シートなどが使用される。また、上
記実施例において、分岐管2をドーナツ状のパッキン部
材4の中心孔4Aを挿通する際、互いの接触面に予め接
着剤を塗布しておくのが望ましい。この接着剤塗布によ
り、未硬化の段階では接着剤が潤滑剤としての機能を果
たし、挿入が容易となるとともに、硬化時はパッキン4
の巻締力と相まってパッキン4と分岐管2および本管1
外周との間が確実に接着される。
【0009】
【作用】この発明において、本管1外周へのドーナツ状
パッキン4の接着は、パッキン4が弾性シートであるた
め、本管1に貫通孔3を穿設した後その開口から折り畳
んで本管内から管外へ出して接着できる。またドーナツ
状パッキン部材4は中心孔4Aの内径dが分岐管2の外
径より小さいので分岐管2を挿通した時その周囲の水密
が有効に図られ、外部地下水の水圧に対して締まり勝手
となり防水が確実に図られる。
【0010】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、本管1
に分岐管2を接続する場合、本管1に貫通孔3を穿設し
た後は、全て管内からの作業で分岐管接続作業が可能で
あり、また、分岐管2と本管1との接続部分は外部より
ドーナツ状パッキン4により巻締められるので、外部水
圧が高くても漏水することはなく、後の漏水修理の必要
製も殆どなくなり、極めて迅速に分岐管の接続が可能と
なるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の工程を示す断面図である。
【図2】この発明の実施例の工程を示す断面図である。
【図3】この発明の実施例の工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1…本管 2…分岐管 3…貫通孔 4…ドーナツ状のパッキン部材 4A…中心孔 5…水密部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本管1周壁に分岐管2を挿通できる内径
    の貫通孔3を穿設し、前記分岐管2外径より内径の小さ
    い中心孔4Aを有するドーナツ状のパッキン部材4を前
    記貫通孔3と同心に本管1外周に接着固定し、しかるの
    ち、本管1内部より前記パッキン部材4を押し広げて分
    岐管2を挿入し、分岐管2端部と本管1内面との接合部
    を管内部より水密部材5で接着封止することを特徴とす
    る分岐管の接合方法。
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