JP2656030B2 - 電話・フアクシミリ切換方式 - Google Patents

電話・フアクシミリ切換方式

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JP2656030B2
JP2656030B2 JP61294906A JP29490686A JP2656030B2 JP 2656030 B2 JP2656030 B2 JP 2656030B2 JP 61294906 A JP61294906 A JP 61294906A JP 29490686 A JP29490686 A JP 29490686A JP 2656030 B2 JP2656030 B2 JP 2656030B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電話機部とファクシミリ装置部とを備えた
通信端末装置に適用される電話・ファクシミリ切換方式
に関する。
(従来の技術) 一般にファクシミリ装置は、電話機とともに回線に接
続され、切換スイッチを切換えることにより電話機と択
一的に使用されるようになっているが、その切換えを従
来は例えば次のように行なっている。すなわち、ファク
シミリ装置には受信モードとして手動受信モードと自動
受信モードとが備えられており、先ず手動受信モードに
設定した場合には、切換スイッチは待機時に電話機側に
切換わっており、この状態で着信が発生するとファクシ
ミリ装置は動作せず電話機のベルが鳴動して着信の発生
がオペレータに報知される。そして、これに対しオペレ
ータが電話機により応答して発呼者と通話を行ない、こ
れにより発呼者からのファクシミリ受信要求を受けてフ
ァクシミリ装置の通信スイッチを操作すると、この時点
で切換スイッチが電話機側からファクシミリ装置側に切
換わって以後ファクシミリ受信動作が行なわれる。尚、
ファクシミリ装置の通信スイッチを操作しなければその
まま電話機による通話を行なえる。したがって、この手
動受信モードを指定すれば電話通話を主として装置を使
用することができる。
一方自動受信モードを指定した場合には、着信が発生
するとこの着信信号はファクシミリ装置に設けられてい
る着信検出回路により検出される。そうすると、この検
出時点で切換スイッチが自動的に電話機側からファクシ
ミリ装置側に切換わり、以後ファクシミリ受信動作が行
なわれる。したがって、この自動受信モードを指定すれ
ばファクシミリ通信専用として装置を使用することがで
きる。そして、従来ファクシミリ装置はオフィス等の比
較的ファクシミリ通信の頻度が高い場所でファクシミリ
通信を主として使用されることが多く、また自動発呼機
能を備えた装置が極めて多くなっていることから、実際
には上記自動受信モードに設定して使用している。
ところが、最近ファクシミリ装置の普及が進みその便
利さが理解されるにつれ、一般の商店や家庭等でもファ
クシミリ装置が多く使用されるようになってきている。
このような個人で使用する場合、一般にファクシミリ通
信の頻度はオフィスほど高くないため、その使用形態と
しては電話機とファクシミリ装置とを効率良く切換えて
使用することが好ましい。しかるに、前記従来の電話・
ファクシミリ切換方式では、上記使用形態に対応するた
めに手動受信モードに設定すると、発呼側がファクシミ
リ装置でしかも自動発呼機能を用いて発呼した場合で
も、着信が発生する毎にオペレータはその都度電話機に
より応答して相手の通信形態を確認したのち通信スイッ
チを操作するといった手動による受信操作を行なわなけ
ればならず、操作が極めて面倒だった。また、この操作
を省略するために自動受信モードに設定すると、着信が
発生すると無条件でファクシミリ受信動作に移行するた
め、電話機に対し着信が発生してもこれに応答すること
ができなかった。
ところで特開昭52−139302号公報には上記不具合を回
避するための一技術として、ファクシミリ通信であると
きには発呼側から着呼側に対して特定の切換信号を与え
るようにしておき、着呼側では着呼時に特定の切換信号
が到来するか否かに応じてファクシミリおよび電話を自
動切換えする技術が開示されている。
ところが、特開昭52−139302号公報の技術であると、
着呼側においてファクシミリおよび電話の自動切換えを
行なうことができるのは、発呼側が特定の切換信号を出
力する機能を有している場合のみである。このため、発
呼側が特定の切換信号を出力する機能を有していない一
般的なファクシミリ装置の場合、ファクシミリおよび電
話の自動切換えを行なうことができなくなってしまう。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように従来の切換方式は、手動受信モードに設
定した場合には着信に対し全て手動操作により応答しな
ければならず、また自動受信モードに設定すると電話機
に対する着信に対し応答することができないという問題
があった。
また、独自手順により発呼側から着呼側に対して特定
の切換信号を与えることで自動切換えを実現した場合に
は、自動切換えが可能となる相手が限られてしまうとい
う問題があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであ
り、その目的とするところは、着信が発生した場合に発
呼相手が要求する通信形態に応じて電話機部とファクシ
ミリ装置部とを独自手順を用いることなく自動的に切換
られるようにし、これにより切換操作が不要でかつ電話
機部およびファクシミリ装置部の双方を効率良く確実に
使用し得る電話・ファクシミリ切換方式を提供すること
にある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、国際電気通信連合の電気通信標準化部門
(ITU−TS)でのTシリーズ勧告では、自動発呼の場合
にはCNG信号(calling tone)を被呼側に送ることが義
務づけられている点に着目し、図1に示す如く、使用者
に対して着信を通知するための所定の電話呼出しを行な
う電話呼出し処理手段Aと、着信が発生したとき回線に
対し着信応答を行なう着信応答手段Bと、この着信応答
手段による着信応答ののちに、例えば前記CNG信号等の
ように発呼相手が自動発呼を行なった際にこの発呼相手
が送出することが義務付けられた所定の発呼識別信号の
到来監視を行なう発呼識別検出手段Cと、少なくともこ
の発呼識別検出手段による発呼識別信号の到来監視期間
中に発呼相手に対し呼出中である旨の信号を送出する呼
出通知手段Dと、切換制御手段Eとを設け、この切換制
御手段Eにより、前記発呼識別検出手段Cにより発呼識
別信号が検出されたときには前記切換手段によりファク
シミリ装置部を回線に接続させ、かつ前記発呼識別検出
手段Cにより発呼識別信号が検出されなかったときには
前記電話呼出し処理手段Aに電話呼出しを行なわせると
ともに前記電話機部による前記回線を介しての通話を前
記電話呼出しへの応答に対して可能とするように前記切
換手段により前記電話機部を回線に接続させ、さらにこ
の電話呼出しの開始後所定期間中に前記電話機部による
応答が行われない場合に前記呼出通知手段Dによる信号
の送出を停止させるとともに前記切換手段をファクシミ
リ装置部側に切換えるようにした。
(作用) この結果、着信が発生した場合に、発呼側から発呼識
別信号が到来するか否かに応じて回線に対するファクシ
ミリ装置部および電話機部の接続が自動的に切換えられ
ることになるので、オペレータは手動による受信操作を
行なう必要が全くなくなり、これにより操作性が大幅に
向上する。また発呼側が要求する通信形態に確実に対応
することができる。
(実施例) 第2図は、本発明の一実施例における電話・ファクシ
ミリ切換方式を適用した電話機内蔵形ファクシミリ装置
の網制御装置(NCU)の構成を示す回路ブロック図で、
1がNCUを示している。尚、同図では説明の便宜上NCUに
おけるダイヤルパルス発生回路等の発呼に必要な回路部
分およびファクシミリ装置のファクシミリ制御部以外の
部分は省略している。
NCU1は、3つの切換接点を有する外部制御形の切換ス
イッチ11を備えており、この切換スイッチ11の可動接点
は直流ループ形成用の直流制御回路15を介して加入者線
2に接続されている。また上記3つの切換接点のうち、
第1の接点および第2の接点にはそれぞれハンドセット
32を備えた電話機回路31およびファクシミリ制御部4が
接続され、第3の接点にはCNG検出回路12およびRBT発生
回路13が接続されている。CNG検出回路12は、着信発生
後に発呼側から送られる発呼識別信号(CNG信号)の有
無を検出するもので、CNG信号を検出するとNCU制御部16
へ検出信号を出力する。RBT発生回路13は、NCU制御部16
から駆動指示が発生した場合に疑似的なリングバックト
ーンを発生し発呼側へ送出する。またNCU1は着信検出回
路14と、NCU制御部16と、呼出音発生回路17とを備えて
おり、このうち着信検出回路14は待機状態で加入者線2
を経て交換機から到来する16Hzの呼出信号の到来の有無
を検出するもので、着信を検出するとその時点で着信検
出信号をNCU制御部16へ出力する。
ところで、NCU制御部16は例えばマイクロコンピュー
タを主制御回路として有するもので、その機能として受
信時の切換制御手段を備えている。この切換制御手段
は、着信検出回路14から着信検出信号が出力されたと
き、直流制御回路15に駆動信号を出力して加入者線の2
の直流ループを形成させ、この状態でRBT発生回路13か
ら疑似リングバックトーンを加入者線2へ送出させなが
ら、CNG検出回路12によりCNG信号の到来の有無を判定す
る。そして、この判定結果に応じて切換スイッチ11をフ
ァクシミリ制御部4側または電話機回路31側へ切換える
とともに、電話機回路31側に切換える場合は呼出音発生
回路17に駆動信号を出力してスピーカ5から電話呼出音
を発生させる。尚、33はフックスイッチに連動する接点
であり、ハンドセット32がオフフックされた時に閉じら
れる。
次に、以上の構成に基づいて本実施例の切換方式を説
明する。待機状態において、先ず切換スイッチ11はCNG
検出回路12およびRBT発生回路13側に切換わっている。
またNCU制御部16は、第3図(a)に示す如くステップ3
aおよびステップ3bでそれぞれ発呼監視および着信の発
生監視を繰返し行なっており、この状態で交換機から16
Hzの呼出信号が到来してこれが着信検出回路14で検出さ
れると、ステップ3cに移行してここで先ず直流制御回路
15に信号を出力して加入者線2の直流ループを形成させ
る。すなわち、これにより発呼者との間が接続される。
そして、NCU制御部16はステップ3dでRBT発生回路13に駆
動信号を出力して疑似リングバックトーンを発生させ、
この疑似リングバックトーンを呼出中であることを発呼
者に通知するための信号として加入者線2へ送出させ
る。またこのときNCU制御部16はステップ3fで一定期間T
1(例えば10秒間)の時間監視を行ないながら、ステッ
プ3eでCNG検出回路12の検出出力により発呼者側からCNG
信号が到来したか否かを監視する。ここで、CNG信号と
はファクシミリ装置が自動発呼した場合にファクシミリ
手順に入る前に最初に出力する信号で、1100Hzで0.5秒
送出3秒断の信号である。
さて、この状態でいま一定時間T1以内にCNG信号が検
出されると、NCU制御部16は発呼者がファクシミリ装置
であると判断してステップ3eからステップ3gに移行し、
ここで先ず疑似リングバックトーンの送出を停止させ、
しかるのちステップ3hで切換スイッチ11へ切換信号を出
力して接点をファクシミリ制御部4側へ切換える。この
結果、加入者線2にはファクシミリ制御部4が接続さ
れ、以後発呼側のファクシミリ装置とこのファクシミリ
制御部4との間で周知のファクシミリ手順に従ったファ
クシミリ通信が行なわれる。すなわち、自動受信が行な
われる。したがって、このときオペレータは装置に対し
切換操作等を全く行なう必要がない。
一方、上記一定時間T1内にCNG信号が検出されない
と、NCU制御部16は発呼者が電話機であると判断してス
テップ3iに移行し、ここで先ず呼出音発生回路17に駆動
信号を出力して呼出信号を発生させ、スピーカ5から電
話機に対する呼出音を出力させる。そして、第3図
(b)に示す如くステップ3jでオフフックの操作監視を
行なう。この状態で、いまオペレータが上記電話呼出し
に気付いてハンドセット32を取上げて応答すると、NCU
制御部16はこのオフフック操作をフックスイッチと連動
する接点33の閉成信号により検出し、ステップ3lに移行
する。そして、このステップ3lで先ず電話呼出音を停止
させ、しかるのちステップ3mで切換スイッチに切換信号
を出力して接点を電話機回路31側へ切換える。そうする
と、加入者線2には電話機回路31が接続され、以後この
電話機回路31に接続されたハンドセット32と発呼者の電
話機との間で通話が可能となる。すなわち、この場合に
も自動的に電話機に対する切換えが行なわれる。したが
って、発呼者が電話機の場合にはオペレータは通常の電
話機の場合と全く同様に確実に応答することができる。
尚、疑似リングバックトーンは切換スイッチ11を電話機
回路31側に切換える前に停止させる。
また、NCU制御部16は上記オフフックの操作監視を行
ないながら、ステップ3kで電話呼出しを開始してから一
定時間T2(例えば20秒)が経過したか否かを監視してお
り、T2以内にオフフック操作が行なわれない場合にはオ
ペレータが不在であると判断して次の動作に移行する。
すなわち、発呼側が手動発呼によるファクシミリ通信を
要求している可能性があるので、NCU制御部16は上記一
定時間T2が経過した時点でステップ3nに移行してここで
先ず疑似リングバックトーンを停止させ、しかるのちス
テップ3oで切換スイッチ11に切換信号を出力して接点を
ファクシミリ制御部4側へ切換える。この結果、加入者
線2にはファクシミリ制御部4が接続され、これにより
ファクシミリ制御部4から発呼側へ初期識別信号(CED
信号)が送出される。したがって、発呼側が仮に手動発
呼によるファクシミリ通信の要求であったとすれば、発
呼側のオペレータはこのCED信号を確認して以後ファク
シミリ通信に移行させることができる。
尚、以上の一連の切換制御中に発呼側が発呼放棄した
場合には、NCU制御部16はこれを直流制御回路15内に設
けられている極性反転検出器の検出出力により認識し、
この時点で制御動作を中止して初期状態、つまり待機状
態に復帰する。
このように本実施例であれば、CNG信号の到来の有無
から発呼側が自動発呼のファクシミリ装置であるかまた
は電話機であるかを判定し、この判定結果に応じて自動
的に切換スイッチ11を切換えるようにしたので、発呼相
手が自動発呼のファクシミリ装置の場合にはオペレータ
がその都度手動操作を行なうことなく自動受信モードに
よりファクシミリ通信を行なうことができ、また発呼相
手が電話機の場合にはオペレータはこれに対し確実に応
答することができる。さらに、一定時間T2が経過しても
オペレータによるオフフック操作が行なわれない場合
に、ファクシミリ制御部4へ切換えるようにしたので、
発呼相手が手動発呼によるファクシミリ通信要求である
場合にも確実に応答することができる。すなわち、本実
施例の切換方式であれば、発呼側が要求する通信形態が
如何なるものであってもこれに対し確実に応答すること
ができる。しかも本実施形態では、発呼側がファクシミ
リ装置であるか否かの判定にCNG信号を用いるので、発
呼側のファクシミリ装置は特殊な信号を出力する機能を
有している必要がない。このため、本実施形態のファク
シミリ装置は、発呼側が国際電気通信連合の電気通信標
準化部門(ITU−TS)でのTシリーズ勧告に準拠した標
準的なものであれば、受信モードを適切に自動切換する
ことができる。ただしCNG信号は、自動発信時にのみ出
力が義務付けられており、手動発信時にはその出力は任
意である。このため、発呼側が手動発信を行なった場合
は、発呼側がファクシミリ通信を希望していても電話呼
出しおよび電話機回路31側への切換えを行なってしまう
場合がある。しかし本実施形態では、一定時間T2が経過
してもオペレータによるオフフック操作が行なわれない
場合には、再度ファクシミリ制御部4へ切換えるように
しているので、前述のように手動発信時によるファクシ
ミリ通信が発生しても、それに対して自動受信を行なう
ことができる。また、本実施例であれば、発呼相手が要
求する通信形態を判定するまでの期間に疑似リングバッ
クトーンを発呼側へ送出するようにしたので、呼出期間
中に発呼者に与える不安や戸惑いを軽減することがで
き、確実な切換えを行なうことができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、呼出通知手段は疑似リングバックトーンを送出
するもの以外に音声合成回路により呼出中である旨のメ
ッセージを音声で発生して送出するように構成してもよ
く、またリングバックトーン以外の他の信号を発生して
送出するように構成してもよい。また、前記実施例では
電話機内蔵形のファクシミリ装置に適用した場合を例に
とって説明したが、ファクシミリ装置と電話機とが分離
独立した通信端末装置にも同様に適用することができ
る。その他、切換制御手段の構成や制御手順、制御内容
等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、使用者に対して
着信を通知するための所定の電話呼出しを行なう電話呼
出し処理手段と、着信が発生したとき回線に対し着信応
答を行なう着信応答手段と、この着信応答手段による着
信応答ののちに、発呼相手が自動発呼を行なった際にこ
の発呼相手が送出することが義務付けられた所定の発呼
識別信号の到来監視を行なう発呼識別検出手段と、少な
くともこの発呼識別検出手段による発呼識別信号の到来
監視期間中に発呼相手に対し呼出中である旨の信号を送
出する呼出通知手段と、切換制御手段とを設け、この切
換制御手段により、前記発呼識別検出手段により発呼識
別信号が検出されたときには前記切換手段によりファク
シミリ装置部を回線に接続させ、かつ前記発呼識別検出
手段により発呼識別信号が検出されなかったときには前
記電話呼出し処理手段に電話呼出しを行なわせるととも
に前記電話機部による前記回線を介しての通話を前記電
話呼出しへの応答に対して可能とするように前記切換手
段により前記電話機部を回線に接続させ、さらにこの電
話呼出しの開始後所定期間中に前記電話機部による応答
が行われない場合に前記呼出通知手段による信号の送出
を停止させるとともに前記切換手段をファクシミリ装置
部側に切換えるようにしたことによって、着信が発生し
た場合に発呼相手が要求する通信形態に応じて電話機部
とファクシミリ装置部とを独自手順を用いることなく自
動的に切換られるようにし、これにより切換操作が不要
でかつ電話機部およびファクシミリ装置部の双方を効率
良く確実に使用し得る電話・ファクシミリ切換方式を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
本発明の一実施例における電話・ファクシミリ切換方式
を適用した電話機内蔵形ファクシミリ装置のNCUの構成
を示す回路ブロック図、第3図はそのNCU制御部の制御
手順および制御内容を示すフローチャートである。 1……NCU、2……加入者線、31……電話機回路、32…
…ハンドセット、33……フックスイッチに連動する接
点、4……ファクシミリ制御部、5……スピーカ、11…
…切換スイッチ、12……CNG検出回路、13……RBT発生回
路、14……着信検出回路、15……直流制御回路、16……
NCU制御部、17……呼出音発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾川 福重 日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会 社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭52−139302(JP,A) 特開 昭61−57174(JP,A) 特開 昭58−197956(JP,A) 特開 昭61−173578(JP,A) 安田靖彦著「新版ファクシミリの基礎 と応用」P175−180(昭和57年、コロナ 社発行)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機部とファクシミリ装置部とを備え、
    これら電話機部およびファクシミリ装置部を切換手段に
    より回線に対し択一的に接続して通話およびファクシミ
    リ通信を行なう通信端末装置において、 使用者に対して着信を通知するための所定の電話呼出し
    を行なう電話呼出し処理手段と、 着信が発生したとき前記回線に対し着信応答を行なう着
    信応答手段と、 この着信応答ののちに、発呼相手が自動発呼を行なった
    際にこの発呼相手が送出することが義務付けられた所定
    の発呼識別信号の到来監視を行なう発呼識別検出手段
    と、 少なくともこの発呼識別検出手段による発呼識別信号の
    到来監視期間中に発呼相手に対し呼出中である旨の信号
    を送出する呼出通知手段と、 前記発呼識別検出手段により発呼識別信号が検出された
    ときには前記切換手段によりファクシミリ装置部を回線
    に接続させ、かつ前記発呼識別検出手段により発呼識別
    信号が検出されなかったときには前記電話呼出し処理手
    段に電話呼出しを行なわせるとともに前記電話機部によ
    る前記回線を介しての通話を前記電話呼出しへの応答に
    対して可能とするように前記切換手段により前記電話機
    部を前記回線に接続させ、さらにこの電話呼出しの開始
    後所定期間中に前記電話機部による応答が行われない場
    合に前記呼出通知手段による信号の送出を停止させると
    ともに前記切換手段をファクシミリ装置部側に切換える
    切換制御手段とを具備したことを特徴とする電話・ファ
    クシミリ切換方式。
  2. 【請求項2】呼出通知手段は、擬似リングバックトーン
    を発生し送出することを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の電話・ファクシミリ切換方式。
  3. 【請求項3】発呼識別信号は、国際電気通信連合の電気
    通信標準化部門でのTシリーズ勧告で規定されたファク
    シミリ伝送制御信号のうちのCNG信号(calling tone)
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の電話・ファクシミリ切換方式。
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