JP2655460B2 - クロック切り替え方式 - Google Patents

クロック切り替え方式

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JP2655460B2
JP2655460B2 JP3185275A JP18527591A JP2655460B2 JP 2655460 B2 JP2655460 B2 JP 2655460B2 JP 3185275 A JP3185275 A JP 3185275A JP 18527591 A JP18527591 A JP 18527591A JP 2655460 B2 JP2655460 B2 JP 2655460B2
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JP
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clock
signal
transmission
switching
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宏 原野
信哉 久木田
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムでのクロ
ック切り替え方式に関する。特に複数のノードが反対方
向の伝送路で接続されたリング網であり、マスタノード
のクロックによって全てのノードを同期させて動作させ
るリング同期網での、そのクロックの分配および伝送路
障害時のクロックの切り替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリング構成システムでのクロック
は、マスタとなる装置より伝送されるある一定方向の伝
送路データよりクロックを抽出して、その装置のクロッ
クとし、次の装置へデータを伝送する。そのため、伝送
路障害時には伝送路のクロックを抽出することができな
くなり、障害を検出した装置内で発生させたクロックに
より伝送路のデータを伝送するため網同期がとれなくな
る。そこで従来は通常の伝送路と反対回りの伝送路障害
用の伝送路により抽出したクロックを用いるように手動
で切り替えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のクロック切
り替え方式では、伝送路障害時にはクロックの切り替え
を手動で制御しなければならない。そのため切り替えに
人手を必要とし、切り替えが終了するまでの間はマスタ
装置のクロックと同期したクロックが得られない問題が
あった。
【0004】本発明は、上述の欠点を解決するもので、
自動的に同期クロックの復旧を可能にするクロック切り
替え方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つのマスタ
装置と複数の伝送装置とが反対方向に伝送する二つの伝
送路で接続されたリング網を形成し、上記伝送装置は、
それぞれ上記マスタ装置から上記伝送路のうち一つの伝
送路で伝送される伝送データからクロックを抽出して同
期を行う手段を備えたリング同期網のクロック切り替え
方式において、上記伝送装置伝送路障害を検出した
ときは、自装置のクロック発振器のクロックに切り替え
るとともに、オーバヘッド信号でクロック状態信号を数
値として隣接する伝送装置に伝送する手段と、隣接する
伝送装置から上記オーバヘッド信 号の上記クロック状態
信号を受信したときは、そのクロック状態信号の数値を
順次加算して上記マスタ装置に上記オーバヘッド信号を
伝送する手段とを備え、上記マスタ装置は、反対方向の
伝送路により、上記オーバーヘッド信号のクロック状態
信号の数値と同じ数値を含み反対方向の伝送データから
抽出したクロックへの切り替えを要求するクロック切り
替え信号を伝送する手段を備え、上記伝送装置は、上記
マスタ装置から伝送された上記クロック切り替え信号
数値と上記オーバヘッド信号のクロック状態信号の数値
とが一致するとクロックを切り替えて上記クロック状態
信号の数値の加算を停止する手段を含むことを特徴とす
る。
【0006】なお、上記伝送装置は、隣接する伝送装置
から受信したクロック状態信号に1を加算して次に隣接
する伝送装置に伝送する手段を備えることができる。
【0007】
【作用】本発明のクロック切り替え方式では、伝送路障
害時のクロック切り替え情報として伝送路のオーバーヘ
ッド信号を用い、伝送路障害時には伝送装置内にあるク
ロック発振器に切り替え、障害元からオーバーヘッド信
号で“1”を送出する。次からの装置では、その数に+
1していく。障害を検出した伝送装置からN個の伝送装
置を経てマスタ装置へ“N”という数値が伝達される。
マスタ装置は、切り替え信号として送られてきた値
“N”を反対向きのデータで送出する。マスタ装置から
N番目の装置は“N”の値を受け取り、値が一致するた
め、反対側の伝送路より抽出したクロックに切り替え、
オーバーヘッド信号に+1することをやめる。つまり、
N番目の装置は、(N−1)番目の装置から送られてき
た“N−1”の値をマスタ装置に送り、マスタ装置も
“N−1”を切り替え信号として送出し、(N−1)番
目の装置に対しクロック切り替えを要求する。これを障
害を検出した装置まで繰り返し、最終的に障害を検出し
た装置からあと、すなわち下流の装置は“0”を送出
し、全ての装置が切り替わるとマスタ装置に到達するオ
ーバーヘッド信号は“0”になり、全ての切り替えが終
了したことがわかる。
【0008】逆に障害が復旧した場合、障害を検出した
装置で通常信号である値を受け取り、元の通常クロック
に切り戻し、次の装置へ通常信号を送り、これをN番目
の装置まで繰り返し、最終的に全ての装置のクロックが
通常状態に切り戻る。
【0009】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0010】図1は本発明一実施例のリング同期網で伝
送路に障害が発生したときのクロック切り替え手順を示
すものである。
【0011】まず、本実施例でのリング同期網の構成を
説明する。このリング同期網は、マスタ装置1と、スレ
ーブ伝送装置2〜6とがリング上に反対方向の二つの伝
送路によって接続された構成であり、マスタ装置1には
このリング同期網のマスタとなるクロック発振器7を備
えた構成である。
【0012】本実施例は、このようなリング同期網にお
いて、上記伝送装置2〜6のうち、伝送路障害を検出し
た装置3は、自装置の内部クロック発振器8にそのクロ
ックを切り替える手段と、オーバーヘッド信号にそのク
ロック状態信号を数値として次の伝送装置4に伝送する
手段とを備え、上記障害を検出した伝送装置の下流に属
する伝送装置4〜6は、上記クロック状態信号の数値
「1」に順次「1」を加算して上記マスタ装置1に上記
オーバーヘッド信号を伝送する手段を備え、上記マスタ
装置1は、上記オーバーヘッド信号のクロック状態信号
の数値に基づいて反対方向の伝送路により、反対方向の
伝送データから抽出したクロックへの切り替えを要求す
る切り替え信号を伝送する手段を備え、上記伝送装置3
〜6は、上記マスタ装置1から伝送された上記切り替え
信号により反対方向の伝送データから抽出したクロック
に切り替え、上記クロック状態信号の数値の加算を停止
する手段を含んでいる。
【0013】次に本実施例によるクロック切り替えの手
順を説明する。
【0014】図1(a)に示す状態は通常状態であり、
全ての装置は反時計回りの一つのマスタクロックに同期
して動作しており、クロック状態信号としてオーバーヘ
ッド信号にはFF(16進数)を送っている。図1
(b)のようにYの地点で伝送路障害が起こると、装置
3では、内部クロック発振器8に切り替え、クロックの
状態信号とし“01”を送出し、装置4〜6は、そのク
ロックの状態信号の値に1ずつ足していく。マスタ装置
1は、クロック状態信号として“04”を受け取り、
“04”を送出している装置、すなわち装置6に対して
クロック切り替え要求を行う(図1(b))。装置6で
はマスタ装置1からの切り替え要求を受信してクロック
をマスタ装置1からの時計回り方向の伝送路で伝送され
るマスタクロックに切り替えると同時に値に+1するこ
とをやめる。するとマスタ装置1はクロック状態信号と
して“03”を受信するので、クロック状態信号“0
3”を出している装置5に対してクロック切り替え要求
を行う(図1(c))。そして最終的に装置3〜6は、
クロック状態信号として“00”を送出するようにな
り、このリング同期網でマスタクロックに対して同期が
とれた状態となる(図1(f))。
【0015】次に障害が復旧した場合のクロックの切り
戻し手順を説明する。
【0016】図2は障害が復旧した場合のクロックの切
り戻し手順を示すものである。まず、図2(a)に示す
ように、障害が復旧した場合、装置3は装置2より通常
信号であるFFを受信し、クロックを切り戻すととも
に、次の装置に対してFFを送出し、次々と装置4、装
置5、装置6という順に切り戻していく。最終的には、
全ての装置がオーバーヘッド信号のクロック状態信号と
してFFを送出して通常状態に戻る(図2(d))。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リング
同期網において、伝送路障害時のクロック切り替えに人
手を必要とせずに、自動的に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(f)は本発明一実施例のクロック切
り替え手順を説明する図。
【図2】(a)〜(d)は障害が復旧したときのクロッ
クの切り戻し手順を説明する図。
【符号の説明】
1 マスタ装置 2〜6 伝送装置 7 マスタとなるクロック発振器 8 伝送路障害発生時の内部クロック発振器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのマスタ装置と複数の伝送装置とが
    反対方向に伝送する二つの伝送路で接続されたリング網
    を形成し、 上記伝送装置は、それぞれ上記マスタ装置から上記伝送
    路のうち一つの伝送路で伝送される伝送データからクロ
    ックを抽出して同期を行う手段を備えた リング同期網の
    クロック切り替え方式において、 上記伝送装置伝送路障害を検出したときは、自装置
    のクロック発振器のクロックに切り替えるとともに、オ
    ーバヘッド信号でクロック状態信号を数値として隣接す
    る伝送装置に伝送する手段と、隣接する伝送装置から上
    記オーバヘッド信号の上記クロック状態信号を受信した
    ときは、そのクロック状態信号の数値を順次加算して上
    記マスタ装置に上記オーバヘッド信号を伝送する手段と
    を備え、 上記マスタ装置は、反対方向の伝送路により、上記オー
    バーヘッド信号のクロック状態信号の数値と同じ数値を
    含み反対方向の伝送データから抽出したクロックへの切
    り替えを要求するクロック切り替え信号を伝送する手段
    を備え、 上記伝送装置は、上記マスタ装置から伝送された上記
    ロック切り替え信号の数値と上記オーバヘッド信号のク
    ロック状態信号の数値とが一致するとクロックを切り替
    えて上記クロック状態信号の数値の加算を停止する手段
    を含むことを特徴とするクロック切り替え方式。
  2. 【請求項2】 上記伝送装置は、隣接する伝送装置から
    受信したクロック状態信号に1を加算して次に隣接する
    伝送装置に伝送する手段を備える請求項1記載のクロッ
    ク切り替え方式。
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JPH0514383A JPH0514383A (ja) 1993-01-22
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JPH11234318A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Fujitsu Ltd クロック再生装置
DE102004004843B4 (de) * 2004-01-30 2010-07-22 Siemens Ag Bussystem zur Steuerung einer Komponente einer Druckmaschine und entsprechendes Verfahren

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