JP2654524B2 - Lanの接続ポート切り替え方式 - Google Patents

Lanの接続ポート切り替え方式

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JP2654524B2
JP2654524B2 JP3124602A JP12460291A JP2654524B2 JP 2654524 B2 JP2654524 B2 JP 2654524B2 JP 3124602 A JP3124602 A JP 3124602A JP 12460291 A JP12460291 A JP 12460291A JP 2654524 B2 JP2654524 B2 JP 2654524B2
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lan
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晃徳 伊藤
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LANに接続するシス
テムのポート障害時のポート切り替え方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回線で通信している場合にチャネ
ル等のDTE側の回線インタフェース部分の障害に対し
ては回線切り替え装置を使用し、障害の発生していない
チャネルに切り替えるのが一般的である。しかし、LA
Nでは回線切り替え装置を付けても、切り替え時にLA
N全体の接続が切れてしまうものもあり、全てのLAN
に対して回線切り替え装置を適用することはできない。
【0003】回線を切り替えずにLANへの接続ポート
を変更する方式としては、データリンクプロトコルを個
々のポート毎に持ち、全体でマルチリンクプロトコルを
使用して、部分的なポート障害の影響を発生しない方式
がある。
【0004】また、データリンク層より上位のネットワ
ーク層等を使用して、障害となったポートを使用しない
ようにお互いに通知しあってルーティング情報の変更を
行う方式もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のポート
障害回避方式では、以下に示す課題があった。
【0006】マルチリンクプロトコルを使用する方式で
は、マルチリンクプロトコル自身が複雑な制御を必要と
するため、対応するソフトウェアの開発が困難になる。
さらに、マルチリンクプロトコルはコネクション型のプ
ロトコルをデータリンクプロトコルとして必要とするた
め、コネクション毎に記憶域を必要とし、大量の相手と
同時に通信するためには大きな記憶域が必要となるし、
全員に一斉通知を行うブロードキャストのようなサービ
スは行いにくい。
【0007】一方、障害ポートの切り替えを上位の層の
プロトコルで通知し合う方式では、障害発生直後にルー
ティング情報書き換えの為の遅れが発生し、リアルタイ
ムな通信に向かないという課題がある。
【0008】本発明の目的はLANに接続するポートに
障害が発生した時に切り替えによる転送遅れを無くすこ
とができるLANの接続ポート切り替え方式を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1のシステムは、同一のLANに対し
て、2つ以上の接続ポートを持つ計算機システムに於い
て、ポートを通してLAN上にデータを送信し、またL
AN上のデータを受信するLAN送受信手段を個々のポ
ート毎に持ち、個々のポートより受信したデータが新た
なデータか既に受信済みのデータであるかを判定する同
一受信判定手段を持ち、また送信時に障害の発生してい
ないポートで、最も待ち時間の少ないポートを調べそこ
に送信を依頼する送信ポート選択手段を持ち、上記、同
一受信判定手段から受けた新しい受信データと応用プロ
グラムの要求に従ったプロトコル処理を行い、送信する
場合には、上記、送信ポート選択手段に送信を依頼する
プロトコル手段を持ち、特定のポートに障害が発生した
場合は、残りのポートを使用することを特徴とする。
【0010】本発明の第2システムは、同一のLANに
対して、2つ以上の接続ポートを持つ計算機システムに
於いて、ポートを通してLAN上にデータを送信し、ま
たLAN上のデータを受信するLAN送受信手段を個々
のポート毎に持ち、個々のポートより受信したデータが
新たなデータか既に受信済みのデータであるかを判定す
る同一受信判定手段を持ち、また送信時に障害の発生し
ていない全てのポートに、送信を依頼する全ポート送信
手段を持ち、上記、同一受信判定手段から受けた新しい
受信データと応用プログラムの要求に従ったプロトコル
処理を行い、送信する場合には、上記、全ポート送信手
段に送信を依頼するプロトコル手段を持ち、特定のポー
トに障害が発生した場合は、残りのポートを使用するこ
とを特徴とする。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
【0012】図1は本発明に基づいたシステムの一実施
例を示す図、図2はプロトコルデータの内容を示す図で
ある。
【0013】図1を参照すると、本発明のシステムは、
LAN1にポート2,3で接続し、相手システム群と接
続されている。各々のポートに対してLAN送受信手段
4,5が接続し、さらに同一受信判定手段6、送信ポー
ト選択手段7、プロトコル手段8により構成されてい
る。
【0014】図2を参照すると本発明で転送されるプロ
トコルデータは、MACレイヤのヘッダ部21と本発明
のヘッダ部22と上位レイヤのプロトコルのヘッダ部2
3と利用者データ部24から構成されている。
【0015】MACレイヤヘッダ部21は、LAN毎に
異なるが、宛先MACアドレス201と送信元MACア
ドレス202が入っている。
【0016】本発明のヘッダ部22には、宛先の論理ア
ドレス203と送信元の論理アドレス204と送信元順
序番号部205から成っている。
【0017】まずアプリケーションプログラム9から送
信要求が発生すると、プロトコル手段8で適切なプロト
コル処理が行われ、上位レイヤヘッダ部23と利用者デ
ータ部24が組み立てられる。この組み立てられたデー
タと宛先システムの論理アドレス、自システムの論理ア
ドレスを送信ポート選択手段7へ送信依頼する。
【0018】送信ポート選択手段7では自システムの立
ち上がり時間と立ち上がり時点からの送信データの順序
番号を送信元順序番号部205に設定し、さらに宛先論
理アドレス203と送信元論理アドレス204を設定す
る。
【0019】送信ポート選択手段7は、現在、送信待ち
のデータが最も少ない障害の発生していないポートを検
索し、そのポートに対応するLAN送受信手段に送信を
依頼する。障害ポートは、検索されないので動作中のポ
ートのみを利用した送信動作が行われる。
【0020】LAN送受信手段では、宛先MACアドレ
ス201にブロードキャストアドレスを設定し、送信元
MACアドレスに自分自身のMACアドレスを設定して
LAN1に送信する。
【0021】このようにして相手システムから送信され
たプロトコルデータは、宛先MACアドレスがブロード
キャストアドレスなので、ポート2,3の両方から受信
される。
【0022】LAN送受信手段4,5より受信されたデ
ータは、同一受信判定手段6に転送される。
【0023】同一受信判定手段6では、まず、送信元論
理アドレス毎に保留している受信順序番号と等しいか小
さい送信元順序番号部205を持つ受信データは廃棄す
る。
【0024】送信元順序番号部205が現受信順序番号
より1だけ大きい場合には、現受信順序番号を1更新す
る。
【0025】ただし、送信元順序番号のシステム立ち上
がり時間部が変更されたら受信データを有効とし、現受
信順序番号を受信データの送信元順序番号部205に更
新する。
【0026】宛先論理アドレスが自分自身を示していな
いなら受信データを廃棄する。
【0027】宛先論理アドレスが自分自身を示している
ならプロトコル手段8に受信データを転送する。
【0028】プロトコル手段8では受信データに従った
プロトコル処理を実施し、必要に応じてアプリケーショ
ンプログラム9に受信データを転送する。
【0029】以上において、送信時に1ポートのみを使
用する本発明の第1の方式について説明したが、送信を
依頼した直後にその送信ポートに障害が発生すると、上
位プロトコルの回復手段を待たなければデータを正しく
相手に送ることができない。
【0030】そこで、送信ポート選択手段7の代わりに
障害の発生していないポート全てにデータの送信を行な
わせる全ポート送信手段を使用することにより、このよ
うな障害にも送信時間に影響を与えなくすることができ
る。これが本発明の第2のシステムである。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のL
ANの接続ポート切り替え方式は、マルチリンクプロト
コルのような複雑な制御を必要とせず大きな記憶域も必
要としない。また、本発明の上位プロトコルには、コネ
クション型でもコネクションレス型でも使用できるの
で、全員に一斉通知を行うブロードキャストのようなサ
ービスも可能である。
【0032】さらに障害発生時にも、障害ポートの切り
替えを上位の層のプロトコルで通知し合う必要がないの
で、障害発生直後にルーティング情報書き換えの為の遅
れが発生することもなく、リアルタイムな通信に向いて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づいたシステムの通信制御部の一実
施例を示す図である。
【図2】プロトコルデータの内容を示す図である。
【符号の説明】
1 LAN 2,3 LAN接続ポート 4,5 LAN送受信手段 6 同一受信判定手段 7 送信ポート選択手段 8 プロトコル手段 9 アプリケーションプログラム 21 MACレイヤヘッダ部 22 本発明のヘッダ部 23 上位レイヤヘッダ部 24 利用者データ部 201 宛先MACアドレス部 202 送信元MACアドレス部 203 宛先論理アドレス部 204 送信元論理アドレス部 205 送信元順序番号部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一のLANに対して、2つ以上の接続
    ポートを持つ計算機システムに於いて、ポートを通して
    LAN上にデータを送信し、またLAN上のデータを受
    信するLAN送受信手段を個々のポート毎に持ち、個々
    のポートより受信したデータが新たなデータか既に受信
    済みのデータであるかを判定する同一受信判定手段を持
    ち、また送信時に障害の発生していないポートで、最も
    待ち時間の少ないポートを調べそこに送信を依頼する送
    信ポート選択手段を持ち、上記、同一受信判定手段から
    受けた新しい受信データと応用プログラムの要求に従っ
    たプロトコル処理を行い、送信する場合には、上記、送
    信ポート選択手段に送信を依頼するプロトコル手段を持
    ち、特定のポートに障害が発生した場合は、残りのポー
    トを使用することを特徴とするLANの接続ポート切り
    替え方式。
  2. 【請求項2】 同一のLANに対して、2つ以上の接続
    ポートを持つ計算機システムに於いて、ポートを通して
    LAN上にデータを送信し、またLAN上のデータを受
    信するLAN送受信手段を個々のポート毎に持ち、個々
    のポートより受信したデータが新たなデータか既に受信
    済みのデータであるかを判定する同一受信判定手段を持
    ち、また送信時に障害の発生していない全てのポート
    に、送信を依頼する全ポート送信手段を持ち、上記、同
    一受信判定手段から受けた新しい受信データと応用プロ
    グラムの要求に従ったプロトコル処理を行い、送信する
    場合には、上記、全ポート送信手段に送信を依頼するプ
    ロトコル手段を持ち、特定のポートに障害が発生した場
    合は、残りのポートを使用することを特徴とするLAN
    の接続ポート切り替え方式。
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