JP2650993B2 - 新規顔料およびそれらの使用方法 - Google Patents

新規顔料およびそれらの使用方法

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JP2650993B2
JP2650993B2 JP63320725A JP32072588A JP2650993B2 JP 2650993 B2 JP2650993 B2 JP 2650993B2 JP 63320725 A JP63320725 A JP 63320725A JP 32072588 A JP32072588 A JP 32072588A JP 2650993 B2 JP2650993 B2 JP 2650993B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B5/00Dyes with an anthracene nucleus condensed with one or more heterocyclic rings with or without carbocyclic rings
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、改善された凝集安定性および流動特性を有
する新規な顔料ならびにそれらを高分子材料の着色(Pi
gmenting)に使用する方法に関する。
高分子材料中に顔料を分散せしめる場合に、多くの問
題が生ずることがある。強く凝集しそして分散し難い顔
料の場合には、分散は不完全であり、そして最良の分散
度および着色力が得られない。
不完全に分散された凝集物ならびに大きな粒子は、そ
の後の加工を妨げることがあり、特に低粘度系(塗料お
よび印刷インキ)において沈降の問題を生ずることがあ
る。更に、分散、貯蔵または更に加工する際の凝集は、
系の望ましくない流動学的変化および塗膜上の表面のき
ず、そして着色力および光沢の消失の原因となる。
ドイツ特許出願公開第3,106,906号、および特開昭58
−145,762号、特開昭58−225,159号および特開昭58−22
5,160号には、塗料系において改善された凝集安定性お
よびより好ましい流動特性を示す顔料組成が開示されて
いる。しかしながら、この目的に使用される顔料誘導体
は、多段階法で製造しなければならない。そこに記載さ
れた手法はいくつかの場合には、不満足な収量および結
果に導き、そしてある種類の顔料には適用できない。更
に、そこに挙げられた化合物は、それらの製造に芳香族
アミンではなく脂肪族アミンが使用されるという点にお
いて異なった構造を有する。メチレン基は、例えば、一
方ではCOおよびSO2基を介して、そして他方では脂肪族
アミン上の窒素に結合している。
それとは異なって本発明による顔料におけるメチレン
基は、1端において着色性顔料基に直接結合している。
更に、前記の日本公開公報によれば、顔料は、化学的に
類似しない顔料誘導体に結合している。
本発明の目的は、改善された凝集安定性および流動特
性を有し、そして高分子材料の着色に適した顔料を提供
することである。
本発明の対象は、一般式I (上式中、Aは窒素および/または酸素および/または
硫黄よりなる群から選択された1ないし3個のヘテロ原
子を有しそして1個の炭素原子を介してメチレン基に結
合している5員または6員の芳香族の縮合または非縮合
複素環を表わし、R1およびR2はそれぞれ水素、C1−C4
アルキル、C2−アルキレンまたはアリール、例えばフェ
ニルを意味し、R3は水素、C1−C4−アルキル、C1−C3
ヒドロキシアルキルまたはC2−アルキレンを意味し、そ
してその際、アルキル基は直鎖状または分枝鎖状であり
得、Pは多環式顔料または多環式顔料の混晶の残基を表
わし、そしてnは0.001ないし0.2の数を表す) で表わされる新規な顔料である。
Pは多環式顔料の残基として、好ましくはアントラキ
ノン−、アンスラピリミジン−、アンサンスロン−、キ
ナクリドン−、キノフタロン−、ジケトピロロピロール
−、ジオキサジン−、フラバンスロン−、インダンスロ
ン−、イソインドリン−、イソインドリノン−、イソビ
オランスロン−、ペリノン−、ペリレン−、フタロシア
ニン−、ピランスロン−、またはチオインジゴー残基を
表わす。Pはまた多環式顔料、特に上記の顔料群に属す
るものの混晶の残基であってもよい。
5員の芳香族複素環Aとしては、好ましくはフラン、
チオフエン、ピロール、ピラゾール、チアゾール、オキ
サゾール、トリアゾールおよび特にイミダゾールが重要
である。
好ましい縮合複素環は、チオナフテン、ベンズオキサ
ゾール、ベンズチアゾール、ベンズイミダゾール、ベン
ズトリアゾールおよび特にインドールである。上記の式
(I)においてnは一般に0.001ないし0.2であるが、好
ましい顔料は、n=0.01ないし0.1であり、そして特に
n=0.02ないし0.08であるものである。
nの最適の値は、顔料の化学的構造、結晶および表面
特性および適用媒体の性質に依存し、そして顔料と適用
媒体とのすべての組合せについて個別的に実験的に決定
されなければならない。nの低すぎる値または高すぎる
値は、最良の可能な顔料特性に導かない。
「顔料」という用語は、前記の式(I)においてnが
≦0.2である生成物を意味するものとし、そして「顔料
誘導体」という用語は、式(I)においてnが>0.2で
ある生成物を意味するものとする。
芳香族の縮合または非縮合メチレン複素環によって置
換された前記の一般式(I)で表される顔料誘導体は、
以下のように製造されうる: ヒドロキシメチル複素環から、あるいは複素環から、
ホルムアルデヒド付与物質、例えばパラホルムアルデヒ
ドまたはトリオキサンの存在下に酸性反応媒質、例えば
硫酸、発煙硫酸またはポリリン酸中で、上記の顔料の存
在下に公知の方法に従って製造することができ、その
際、特定の顔料を溶解する酸を選択することが有利であ
る。
縮合媒質として濃硫酸または発煙硫酸が使用される場
合には、スルホン酸基が僅かに組込まれてもよい。複素
環が1個以上のヒドロキシメチル基を有するかまたは過
剰量のホルムアルデヒドが存在する場合には、複素環上
のヒドロキシメチル基は顔料基と数回反応することが可
能である。
メチレン複素環を置換基として顔料中間体中に導入
し、そして次にそれから本発明による顔料を製造するこ
ともできる。
多環顔料Pの置換度nは、直接的手段によって達成す
ることができる。しかしながら式Iの顔料誘導体を製造
しそして次の工程で最終的置換度nまで調整することも
できる。置換度nへのこの調整は、後続する工程(微細
分割、仕上げ、湿式または乾式粉砕、最終的混合)にお
いて実施されうる。
微細分割工程の一部としての置換度nへの調整は、微
細分割工程の前またはその後、あるいは微細分割工程の
最中に行うことができる。微細分割は、機械的方法、例
えば、湿式または乾式粉砕により、あるいは化学的方
法、例えば強酸または強アルカリ中に溶解し、次いで沈
澱またはリヴァティング(revatting)することによっ
て実施されうる。
最終的調整は、水性および/または溶剤含有系中での
仕上げ工程において行なわれうる。式Iで表わされる顔
料誘導体の添加は、遊離塩機の形で、または塩の形で、
例えば適当な溶媒中に溶解された形で、pHを適当に調整
しながら行われる。
顔料の単離は、弱アルカリ性媒質中で約8ないし約11
のpH値において行うことが好ましい。
最終的調整は、乾式混合により、例えばミルによって
行うこともできる。
最終組成物中における顔料の最良の性質を得るために
は、それらは、工程中において強力な機械的応力(衝
撃、衝突または剪断応力)にかけられなければならな
い。この処理は、微細分割工程の際、仕上げの際または
適用媒質中への分散の際に行なわれ、その場合、決定的
な性質は、この機械的処理の際に漸く付与される。
本発明による顔料は、高分子量の有機物質の着色に特
に適している。上記の式Iの生成物で着色されうる高分
子量の有機物質は、例えば、エチルセルロース、ニトロ
セルロース、セルロースアセテートまたはセルロースブ
チレートのようなセルロースエーテルおよびセルロース
エステル、重合樹脂または縮合樹脂、例えばアミノ樹
脂、特に尿素−およびメラミン−ホルムアルデヒド、ア
ルキド樹脂、アクリル樹脂、フエノール樹脂、ポリカー
ボネート、ポリオレフィン、例えばポリスチレン、ポリ
ビニルクロリド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
アクリルニトリル、ポリアクリル酸エステル、ポリアミ
ド、ポリウレタンまたはポリエステル、ゴム、カゼイ
ン、シリコーンおよびケイ素樹脂のような天然樹脂また
は合成樹脂あるいはそれらの混合物である。
上記の高分子量の有機化合物がプラスチック物質、溶
融物または紡糸液の形で、被覆物、塗料または印刷イン
キとして存在するか否かということは、この際重要なこ
とではない。意図する用途に応じて、本発明による顔料
をトナーの形でまたは調合物もしくは分散物の形で使用
するのが有利であることが判った。上記の式Iで表わさ
れる化合物は、着色されるべき高分子量の有機物質を基
準にして、好ましくは0.1ないし10重量%の量で使用さ
れる。
特に好ましい表面被覆系(Lacksysteme)(surface c
oating systems)は、アルキドメラミン樹脂塗料または
アクリルメラミン樹脂塗料からなる群から選択された焼
付け塗料(Einbrennlacke)(baking finishes)ならび
にポリイソシアネートで架橋されうるアクリル樹脂を基
材としたアクリル樹脂と架橋可能イソシアネートとから
なる2成分系塗料(Zweikomponentenlacke)(two−com
ponent finishes)である。多数の印刷インキのうちか
ら、特にニトロセルロースを基材とした印刷インキが特
に適している。
本発明による顔料は、極めて微細に分割された形態で
多くの使用媒質中に容易に分散されうる。これらの分散
物は、高い凝集安定性を有し、そして高いピグメンテー
ション度(Pigmentation)においてさえも卓越した流動
特性を有する。それらを使用することにより、高い着色
力、高い光沢および高い透明度を有する表面被覆物を、
卓越した堅牢度を伴ないつつ得ることができる。
ヨーロッパ特許第0,034,725号において記載された水
または有機酸に可溶性のイミダゾール基含有染料とは異
なって、本発明による顔料は、そのような媒質中に溶解
せず、単一相中に存在し、そして通常の有機溶剤中にさ
えも溶解せず、従って卓越した堅牢度を有する。これら
の性質を試験するために、公知の多数の系のうちから、
中油(medium−oil)、合成脂肪酸および無水フタル酸
から製造された不乾性アルキド樹脂、およびブタノール
によりエータル化されたメラミン樹脂を基材としそして
リシネン酸(短油(short−oil))を基材とした不乾性
アルキド樹脂部分を有するアルキドメラミン樹脂ワニス
(AM)ならびに非水性分散物を基材としたアクリル樹脂
焼付け仕上げ剤(TSA−NAD)が選択された。
分散後のミルベースのレオロジー値は、次の5段階の
評価点に基づいて評価した: 5 高度に流動性 2 僅かに凝固した 4 流動性 1 凝固した 3 ねばねばした ミルベース(Mahlgut)(mill base)を更に特性づけ
るために、ハーケ社(Haake)製の回転式粘度計ロータ
ビスコ(Rotavisko)RV3を使用し、若干の試料について
流動曲線を記録した。
粘度は、ミルベースを最終顔料濃度まで希釈した後
に、エリクセン社(Erichsen)製のロスマン(Rossman
n)タイプ301粘度計を使用して評価しうる。
光沢度の測定は、ビック−マリンクロット社(Byk−M
allinckrodt)製の“マルチグロス(multigloss)”−
光沢測定装置を使用し、DIN 67530(ASTMD 523)に従っ
て20゜の角度において実施された。
以下の例において、部は重量部基準である。
例1 製造: C.I.ピグメントオレンジ43、71105(ペリノン)20.6
部を硫酸一水和物250部に0℃において添加する。次い
で4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール塩酸
塩を3.7部を少量宛添加する。次いでこの反応溶液を105
℃において4時間攪拌し、冷却後に氷水に添加する。水
酸化ナトリウム溶液を用いてpHを10に調整する。沈澱し
た生成物を吸引濾過し、塩が含まれなくなるまで洗滌し
そして乾燥する。次式 で表わされる生成物22.6部が得られる。上記の式は、D2
SO4のH1−NMRスペクトルの脂肪族および芳香族のプロト
ンの位置および強さから導かれる。C.I.ピグメントオレ
ンジ43 9.5部および上式で表わされる化合物0.5部を一
緒に粉砕する。
このようにしてn〜0.025である上式の化合物が得ら
れる。
使用: 市販のAMワニスに上式の化合物を用いて12%まで顔料
添加(ピグメンテーション)する。直径3mmのガラスビ
ーズを用いて45分間分散した後、ミルベースのレオロジ
ー値4と評価され、一方置換されていない顔料を用いて
同様にして調製されたミルベースは、レオロジー値1を
示す。
4%の顔料添加された純色ワニスは、未置換の顔料の
6.2秒に比較して3.6秒の粘度を有する。この純色ワニス
をn−ブタノール−キシレン混合物(1:1)を添加する
ことによって、22秒のフオードカップ(ノズル直径4m
m)流下時間に相対する粘度に調製する。その後で、こ
のワニスをシートの上に注加し、そして溶剤を排出せし
めた後140℃において30分間焼付けする。光沢値は、未
置換の顔料の42に比較して86である。
ラブアウト(Rubout)試験 着色顔料対白色顔料の比が1:10となるように、純色ワ
ニスを25%の白色ワニスで希釈する。
3分間の攪拌後に試験媒質をフィルム形成装置を用い
て白色アートボード上に注ぐ。凝集安定性を試験するた
めに、短時間の乾燥時間の後にフィルムの一部を刷毛ま
たは指で擦り取る。もし攪拌中に凝集が起った場合に
は、凝集した顔料は、フィルム上に加えられた剪断力に
よって少なくとも部分的に脱凝集する。擦り取られた面
は後処理されなかった面に比較してより強く着色されて
いる。
本発明による顔料の場合には、凝集は起らないが、未
置換の顔料の場合には凝集の強い微候が認められる。
例2 製造: C.I.ピグメントオレンジ43. 71105(ペリノン)(=
乾燥生成物20部)の湿潤フィルターケーキ60部を、例1
に記載された式の化合物(=乾燥生成物0.8部)の湿潤
フィルターケーキ9.8部およびイソブタノール327部と共
に90℃に3時間加熱し、混合物を次に水酸化ナトリウム
溶液を用いてpH9に調製する。イソブタノールを蒸留に
より除去した後、蒸留残留物を吸引濾過し、フィルター
ケーキを中性になるまで洗滌し、そして60℃において乾
燥する。n〜0.02である例1に記載された式の生成物2
0.1部が得られる。
使用: 上記の生成物を例1に記載されたように試験すると、
下記の数値が得られる: 2つの被覆物は、満足すべき上塗り塗装性(overpain
tability)を示す。両方の顔料は、希薄酢酸に不溶性で
ある。それに反して、nが1または2である生成物は、
希薄酢酸中に容易に溶解する。
例3 製造および使用: C.I.ピグメントレッド194. 71100(ペリノン)8.7
部、C.I.ピグメントオレンジ43(ペリノン)1.0部およ
び例1に記載された式で表わされる化合物0.3部よりな
る混晶を粉砕する。
次式の生成物が得られる: AMワニス中に8%顔料添加した場合について試験する
と、次のような結果が得られる: 塗装物は、比較例よりもより透明でありしかもより着
色力がよい。
例4 製造: ジケトピロロピロール28.6部を4−メチル−5−ヒド
ロキシメチルイミダゾール塩酸塩13.4部と硫酸一水和物
中で反応せしめることにより、次式で表される化合物が
得られる: ジケトピロロピロール顔料9.5部および上記の式で表
わされる化合物0.5部を粉砕する。このようにしてn〜
0.013を有する上記式の化合物が得られる。
AMワニス中に5%顔料添加したものについて試験する
と、未置換の顔料を用いた場合に得られるものより透明
でかつより着色力のよい塗装物が得られる。
例5 湿潤したプレスケーキの形のペリレン−3,4,9,10−テ
トラカルボン酸二無水物50部を水1,441部中に懸濁せし
める。次いで次式 で表わされる化合物の湿潤したプレスケーキ27.6部(乾
燥物5部に相当)を添加する。この化合物は、ペリレン
−3,4,9,10−テトラカルボン酸無水物をH2SO4中でパラ
ホルムアルデヒドおよびイミダゾールと反応せしめるこ
とによって製造されたものである。次いで50%の市販の
樹脂石ケン15部を添加し、そして0ないし5℃まで冷却
する。この混合物に31.9%のモノメチルアミン溶液158.
8部をこの温度において10分間に亘って滴加する。0な
いし5℃において15分間攪拌を続けそして無水塩化カル
シウム28.5部および水94.5部よりなる溶液を15分間に亘
って滴加する。0ないし5℃において1時間攪拌を続け
る。次いで80℃に加熱し、この温度において2時間攪拌
する。次いで混合物を50℃において吸引濾過し、中性と
なりそして塩化物を含有しなくなるまで洗滌し、そして
80℃において乾燥する。上記式においてn=0.04である
化合物66部が得られ、このものは、AMワニスにおいて未
置換の顔料に比較してより暗色の着色を与える。レオロ
ジー値は、比較例の1に対して5である。
例6 湿潤したプレスケーキの形のペリレン−3,4,9,10−テ
トラカルボン酸二無水物50部を水1,444部中に懸濁せし
める。次いで、次式 で表わされる化合物のプレスケーキ(乾燥物5部に相
当)34.5部を添加する。この化合物は、ペリレン−3,4,
9,10−テトラカルボン酸−N,N′−ジメチルイミドをH2S
O4中においてパラホルムアルデヒドおよびイミダゾール
と反応せしめることにより製造されたものである。
次いで、50%の市販の樹脂石ケン15部を添加し、そし
て0ないし5℃まで冷す。この混合物に31.9%のモノメ
チルアミン溶液158.8部を上記の温度において10分間に
わたって滴加する。0ないし5℃において15分間攪拌
し、そして無水塩化カルシウム28.5部および水94.5部の
溶液を15分間にわたって滴加する。0ないし5℃におい
て1時間攪拌する。次いで80℃まで加熱し、そしてこの
温度において2時間攪拌を続ける。次に50℃において吸
引濾過し、中性になるなでそして塩化物を含有しなくな
るまで洗滌しそして80℃において乾燥する。
n〜0.08である前記の式で表わされる化合物62.3部が
得られる。このものは、TSA−NAD仕上げ剤において、未
置換の顔料に比較してより暗色の着色を与える。レオロ
ジー値は、比較例の場合の1に対して5である。
例7 ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−N,N′−ジ
メチルイミドを2−イソプロピル−4,5−ジヒドロキシ
メチルイミダゾールと反応させることによって製造され
た次の理想化式(idearized formula) で表わされる化合物1部をピグメントレッド1799部と実
験室用ミルで混合する。
n〜0.03を有する前記の式の化合物が得られ、このも
のは、TSA−NAD仕上げ剤において比較例よりもより暗色
の色相を与える。レオロジー値は、比較例の場合の1に
対して5である。
例8 製造: 銅フタロシアニン14.4部を室温において硫酸一水和物
200部に添加する。次に5−ヒドロキシメチル−4−メ
チルイミダゾール塩酸塩3.4部を0℃において少量宛攪
拌混入させる。30ないし35℃において1時間そして100
℃において24時間攪拌する。冷えた後に氷水に注入しそ
して吸引濾過する。フィルターケーキを水中でスラリー
化しそしてこのスラリーを水酸化ナトリウム溶液を用い
てpH10に調整する。吸引濾過し、中性となり塩を含有し
なくなるまで洗滌しそして乾燥する。
次式で表わされる生成物16部が得られる: C.I.ピグメントブルー15:1 8.0部および上記の式で
表わされる化合物2.0部を実験室用ミルで粉砕する。n
〜0.18である前記の式の化合物が得られる。
AMワニスに5%まで顔料添加したものについて試験す
ると、下記の結果が得られる: 例9 C.I.ピグメントブルー15:3 8.0部および製造例8に
記載された式で表わされる化合物2.0部を実験室用ミル
で粉砕する。次式で表わされる化合物が得られる: AMワニスに15%まで顔料添加したものについて試験す
ると、次のような結果が得られる: 例10 製造: ポリリン酸(P2O5 83.5%)157部に2,5−ジフエニル
アミノテレフタル酸17.4部を80℃において1時間にわた
って添加し、そして30分間攪拌する。次いで2−メチル
イミダゾール3.7部を20分間にわたって添加し、そして2
0分間攪拌する。次いでp−ホルムアルデヒド2.1部を添
加しそして80ないし85℃において3時間攪拌を続ける。
その後、120ないし125℃に30分間にわたって加熱し、
そしてこの温度において2時間攪拌する。次に、この溶
液を加水分解のために氷水に注ぎ、吸引濾過しそして中
性になるまで洗滌する。
次式で表わされる化合物が湿潤した形で得られる: 2,5−ジ−(4′−メチルフエニルアミノ)−テレフ
タル酸をポリリン酸中で環化し、水中で加水分解しそし
て濾過することによって得られる湿潤した粗キナクリド
ン(24%)183.3部をイソブタノール270部中に懸濁しそ
して33%のNaOH5gを添加した後、125℃において3時間
攪拌する。次いで、60℃に冷却し、そして前記の式で表
わされる顔料誘導体の34.5%の水性ペースト10.2部を添
加する。その後で、攪拌下に水蒸気を用いてイソブタノ
ールを2時間にわたって留去し、そして顔料を濾過によ
って単離し、中性になるまで洗滌しそして乾燥する。
次式 (上式中、RはCH3またはHである) で表わされるマゼンタ顔料が得られる。
AMワニスおよびTSA−NAD仕上げ剤中に混乱すると、明
るい色相を有する透明な純色の塗装物が得られる。
例11 例10において使用された2,9−ジメチルキナクリドン
の代りに、2,9−ジメチルキナクリドン3部およびキナ
クリドン1部のキナクリドン混晶の同量を粗キナクリド
ンとして使用しそしてその他は例10に記載された手法を
用いた場合には、n〜0.055を有する例10に記載された
式のマゼンタ顔料が得られ、このものはAMワニスから非
常に透明な塗装物をもたらす。
例12 未置換の直鎖状キナクリドンの高隠ぺい性γ−変性の
8.8%水性顔料懸濁液500部に、H2SO4中で縮合すること
によって製造された、未置換のキナクリドン1モルと4
−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール0.95モル
とよりなる、次式 で表わされる縮合生成物の13.3%水性懸濁液26.4部を50
ないし60℃において攪拌下に添加し、そして混合物を2
時間攪拌する。その後この顔料を濾過しそして乾燥す
る。
上記の式においてnが〜0.063である化合物が得られ
る。このようにして製造された青味がかった赤色顔料
は、AMワニスにおいて比較例に比較してより着色のよい
そして多少青味の強い塗装物を与える。
例13 50ないし70℃において濃塩酸中で製造された、2,9−
ジメチルキナクリドン1モル、2−メチルイミダゾール
0.9モルおよびp−ホルムアルデヒドよりなる、次式 で表わされる縮合生成物27.84部を70ないし80℃におい
て8%の水性懸濁液の形で、顔料化2,9−ジメチルキナ
クリドン348部およびNaOH15gを含有する懸濁液3,000部
に添加する。1時間攪拌した後に、上記顔料を濾過によ
り単離し、中性になるまで洗滌しそして乾燥する。
前記の式においてnが〜0.035を有する化合物であ
る。
上記のマゼンタ顔料は、AMワニスにおいて未置換の生
成物に比較してよりすぐれた流動特性および着色特性を
示す。
例14 ポリリン酸500部に120℃においてC.I.ピグメントバイ
オレット23(塩不含)20部を添加する。1時間の攪拌後
に、2−ヒドロキシメチルピロール3部を徐々に添加す
る。次いで120℃において5時間攪拌する。反応溶液を
次に氷水上に注ぎ、濃カセイソーダ液を用いてpH10に調
整し、そして一夜放置する。その後、沈澱物を吸引濾過
し、中性になりそして塩を含まなくなるまで水で洗滌し
そして50℃において乾燥する。次式 で表わされる顔料誘導体21.8部が得られる。テトラクロ
ロ−p−ベンゾキノンを3−アミノ−9−エチルカルバ
ゾール2モルと反応せしめて2,5−ジ−(9−エチルカ
ルバゾール−3−イルアミノ)−3,6−ジクロロ−1,4−
ベンゾキノンを得、そして次いで粗C.I.ピグメントバイ
オレット23、C.I.51319〔“フエンカタラマン(Venkata
raman)”第II巻(1952年)第786および787頁〕へと環
化することによって得られた塩含有生成物(〜80%)18
0部を上記の式で表わされる化合物14.4部と混合し、そ
してドイツ特許第2,742,575号(=米国特許第4,253,839
号)の例3に従って振動粉砕(調合剤)および溶剤調節
処理にかけられる。
溶剤の除去後に、中性になるまでそして塩を含まなく
なるまで水で洗滌し、そして生成物を50℃において乾燥
する。
次式 で表わされる顔料138部が得られる。得られた 顔料
は、未処理の顔料に比較してAMワニスにおいて著しく低
いレオロジー値およびより低い粘度を有する。
例15 例14に従って粗C.I.ピグメントバイオレット23(塩不
含)20部および2−ヒドロキシメチルチオフエン 3.5
部を反応せしめる。次式 で表わされ顔料誘導体22.3部が得られる。粗C.I.ピグメ
ントバイオレット23 180部を上記の式で表わされる化
合物14.4部と混合し、そして例14に従って処理する。次
で表わされる顔料138部が得られる。
得られた顔料は、比較例に比較して実質的に改善され
たレオロジー値およびより低い粘度を有する。
例16 例14に従って粗C.I.ピグメントバイオレット23(塩不
含)20部および2,5−ビスヒドロキシメチルフラン3.9部
を反応せしめる。次の理想化式 で表わされる顔料誘導体23.4部が得られる。
粗C.I.ピグメントバイオレット23 180部を上記の式
で表わされる化合物14.4部と混合しそして例14に従って
処理する。
次の理想化式 で表わされる顔料138部が得られる。
得られた顔料は、比較例に比較してAMワニスにおいて
実質的に改善されたレオロジー値およびより低い粘度を
有する。
例17 例14に従ってポリリン酸1500部中の粗C.I.ピグメント
バイオレット23(塩不含)60部および5−ヒドロキシメ
チル−4−メチルイミダゾール塩酸塩13.6部を反応せし
める。次の式(A) で表わされる顔料誘導体65部が得られる。
顔料誘導体の1H−NMRスペクトルは、〜50%の誘導体
化度を示す。計算の基礎は、N−CH2−CH3:イミダゾリ
ル−CH3の総合比であった。
粗C.I.ピグメントバイオレット23 180部を上記の式
で表わされる化合物14.4部と混合しそして例14により処
理される。次の式(B) で表わされる顔料138部が得られる。
このようにして製造されたジオキサジン顔料は、AMワ
ニスおよびTSA−NAD仕上げ剤における卓越したレオロジ
ー特性によって特徴づけられる。更に、それは同じ条件
下に顔料誘導体を用いることなく製造された顔料に比較
して、実質的により高い着色力、色相の高い純度、高い
透明度、すぐれた分散度、凝集安定性、低い粘度および
卓越した光沢を有する。
プレピグメントバイオレット23 160部を例17により
製造された顔料誘導体12.8部と混合し、そしてドイツ特
許第2,742,575号の例3に従って溶剤調整処理にかけ
る。顔料135部が得られ、このものは同様に例17におい
ても記載された利点を有する。
例19 C.I.ピグメントバイオレット23、51319 50部を、例1
7に従って製造された顔料誘導体5部に添加し、そして
ミル内で機械的に混合する。
上記により顔料54.5部が得られ、このものは、AMワニ
スおよびTSA/NAD仕上げ剤において、未処理のピグメン
トバイオレット23に比較して例17において記載された利
点を有する。
例20 例14に従って粗C.I.ピグメントバイオレット23(塩不
含)20部を4−ヒドロキシメチルインドール4.5部と反
応せしめる。次式 で表わされる顔料誘導体23.8部が得られる。
粗C.I.ピグメントバイオレット23 180部を上記の式
で表わされる化合物14.4部と混合しそして例14に従って
処理する。次式 で表わされる顔料138部が得られる。
得られた顔料は、未処理のC.I.ピグメントバイオレッ
ト23に比較してAMワニスにおいてより低いレオロジー
値、より低い粘度およびより高い光沢値を示す。
例21 乾燥物50部に相当するC.I.ピグメントバイオレット23
のプレスケーキ137部を予め仕込む。次に水312部および
イソブタノール21部を添加しそしてこの混合物を、直径
1ないし1.5mmの酸化ジルコニウムビーズを充填した攪
拌式ボールミル内で40分間粉砕する。その後で、例17に
よる誘導体のプレスケーキ29g(乾燥物5部に相当)を
添加し、そして更に20分間粉砕する。次いでミルベース
をふるい分けし、酸化ジルコニウムビーズを水で洗滌
し、そしてイソブタノールを蒸留橋において100℃まで
留去する。次に、吸引濾過し、水で洗滌しそして顔料を
80℃において乾燥する。
nが〜0.045である式Bの顔料(例17)53.9gが得られ
る。このものは、グラビア印刷におけるニトロセルロー
スに使用した場合に高い着色力、色相の高い純度、すぐ
れた分散度および低い粘度を示す点において卓越してい
る。更に、本発明によるこの顔料は、比較例が強い凝集
傾向を示したにもかかわらず、凝集する傾向を全く示さ
ない。
AMワニスにおいて、この顔料は、次のような評価を受
けている: TSA/NAD仕上げ剤において、この顔料は、次のような
評価を受けている: 本発明は、特許請求の範囲の記載を発明の要旨とする
ものであるが、その実施態様として下記の事項をも包含
する。
1)Pがアントラキノン−、アントラピリミジン−、ア
ンサンスロン−、キナクリドン−、キノフタロン−、ジ
ケトピロロピロール−、ジオキサジン−、フラバンスロ
ン−、インダンスロン−、イソインドリン−、イソイン
ドリノン−、イソビオランスロン−、ペリノン−、ペリ
レン−、フタロシアニン−、ピランスロン−、またはチ
オインジゴー−残基を表わすかまたは上記の多環式顔料
よりなる混晶の残基を表す請求項1記載の式(I)で表
わされる顔料。
2)Aがフラン、チオフエン、ピロール、ピラゾール、
チアゾール、オキサゾール、トリアゾールおよびイミダ
ゾールよりなる群から選択された5員の芳香族複素環の
残基を表わす請求項1記載の式(I)で表わされる顔
料。
3)Aがチオナフテン、ベンズオキサゾール、ベンズチ
アゾール、ベンズイミダゾール、ベンズトリアゾールお
よびインドールよりなる群から選択された縮合複素環の
残基を表わす請求項1記載の式(I)で表わされる顔
料。
4)nが0.01ないし0.1である請求項1記載の式(I)
で表わされる顔料。
【図面の簡単な説明】
添付の第1a図〜第4b図は、本発明による顔料および比較
顔料のそれぞれの流動曲線を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒヤエル・カペルト ドイツ連邦共和国、ケルクハイム/タウ ヌス、アム・フラッハスラント、56 (72)発明者 フランク・プロクシー ドイツ連邦共和国、フランクフルト・ア ム・マイン80、ドロッセルウエーク、3 (72)発明者 アドルフ・クロー ドイツ連邦共和国、ゼルテルス、フオル デルストラーセ、27 (72)発明者 マンフレート・ウルバン ドイツ連邦共和国、ウイースバーデン、 シユタイゲルウアルトストラーセ、2ア ー (56)参考文献 特開 昭51−59531(JP,A) 特開 昭59−147054(JP,A) 特開 昭55−108466(JP,A) 特開 昭56−129259(JP,A) 特開 昭58−225159(JP,A) 特開 昭58−225160(JP,A) 特開 昭58−145762(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式I (上式中、Aは窒素および/または酸素および/または
    硫黄よりなる群から選択された1ないし3個のヘテロ原
    子を有しそして1個の炭素原子を介してメチレン基に結
    合している5員または6員の芳香族の縮合または非縮合
    複素環を表わし、R1およびR2はそれぞれ水素、C1−C4
    アルキル、C2−アルキレンまたはアリールを意味し、R3
    は水素、C1−C4−アルキル、C1−C3−ヒドロキシアルキ
    ルまたはC2−アルキレンを意味し、そしてその際、アル
    キル基は直鎖状または分枝鎖状であり得、Pは多環式顔
    料または多環式顔料の混晶の残基を表わし、そしてnは
    0.001ないし0.2の数を表わす) で表わされる顔料。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の顔料を高分子物質の着色
    に使用する方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の顔料を可塑性の材料、溶
    融物、紡糸用溶液、表面被覆材、塗料または印刷インキ
    の形の高分子物質の着色に使用する方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の顔料を用いて、アルキド
    メラミン樹脂塗料またはアクリルメラミン樹脂塗料より
    なる群から選択された焼付け塗料を着色し、またはポリ
    イソシアネート架橋可能なアクリル樹脂を基材にした、
    アクリル樹脂と架橋可能イソシアネートとからなる2成
    分系塗料を着色する方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の顔料を用いてニトロセル
    ロースを基材とした印刷インキを着色する方法。
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