JP2650163B2 - 導線接続方法及びコネクターピンの製造方法 - Google Patents

導線接続方法及びコネクターピンの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクターピン(以下、
コネクターピン本体に接続される導線を含めてコネクタ
ーピンという)とコネクターピン等の導線接続金具への
導線の接続方法に係り、特に絶縁被覆を有する導線(一
般にエナメル銅線といわれている)をコネクターピン本
体に溶接すると共に、導線の溶接部をワイヤー接続部の
圧着片によってコネクターピン本体に圧着するようにし
たコネクターピンおよび導線接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクターピンは金属片を所定の形状に
形成したコネクターピン本体と導線とからなり、このコ
ネクターピン本体は、雌側コネクターに挿入するコネク
ター挿入部と、導線と電気的に接続するワイヤー接続部
と、導線を保持して導線の脱落・曲がりを防止するワイ
ヤー保持部とを有している。従来は導線をコネクターピ
ン本体と接続する前に、導線の末端部分の絶縁被覆を機
械的、或いは化学的な方法で除去し、コネクターピン本
体のワイヤー接続部に挿入し、ワイヤー接続部に設けら
れた圧着片によって導線の末端部分をコネクターピン本
体に圧着していた。
【0003】図4は導線の末端部分の絶縁被覆を絶縁被
覆除去用ローラで除去する工程を示している。導線21
は導体22の外周面に絶縁被覆23を有している。一
方、一対の絶縁被覆除去用のローラ24が、間に導線2
1の導体部分22を通過させることができる距離を隔て
て平行に配置されている。この絶縁被覆除去用ローラ2
4は図中に示す方向Rに常時回転している。この一対の
絶縁被覆除去用ローラ24の間に、図に示すように絶縁
被覆23を有する導線21の末端部分を挿入すれば、導
線23の絶縁被覆23は絶縁被覆除去用ローラ24によ
って研削され、導体部分22が露出する。上記の絶縁被
覆除去用ローラ24によって導線21の絶縁被覆23を
除去する機械的な方法の他に、絶縁被覆を溶剤によって
除去する化学的方法がある。この化学的方法では、導線
21の末端部分を絶縁被覆23の成分に対応する溶剤に
浸漬し、絶縁被覆23を溶解して除去する。
【0004】図5は従来のコネクターピンを示してい
る。コネクターピン25は導線21とコネクターピン本
体26とから構成されている。コネクターピン本体26
は図示しない雌側コネクターに挿入するコネクター挿入
部27と、導線21と接続するワイヤー接続部28と、
導線21を保持するワイヤー保持部29とを有してい
る。前記末端部分の絶縁被覆23を除去した導線21
は、コネクターピン本体26のワイヤー接続部28に挿
入され、ワイヤー接続部28に設けられた一対の圧着片
30によってコネクターピン本体26に圧着されてい
る。絶縁被覆23を除去した導線21の末端部分がワイ
ヤー接続部28および圧着片30と接触することによ
り、導線21はコネクターピン本体26と電気的に導通
状態になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクターピンではコネクターピン本体と導線との
電気的な接続の信頼性が低いという問題と、コネクター
ピンの接続作業の生産性が低いという問題とがあった。
すなわち、上記導線の絶縁被覆を絶縁被覆除去用ローラ
によって除去してコネクターピン本体に圧着するように
した従来のコネクターピンでは、導線は絶縁被覆除去用
ローラによって研削される面のみが絶縁被覆が除去さ
れ、導線の外周面全体にわたって絶縁被覆が除去されな
い。このため、導線をコネクターピン本体のワイヤー接
続部に挿入して圧着するときは、絶縁被覆が除去されて
いる導線の面をコネクターピン本体と接するように配置
しなければならない。導線を上記のように所定の方向に
配置する作業は困難であった。導線の絶縁被覆が残って
いる面がコネクターピン本体の前記圧着片と接触すると
きは、電気的な接続不良を生じた。一方、上記導線の絶
縁被覆を溶剤によって除去してコネクターピン本体に圧
着するようにした従来のコネクターピンでは、導線の絶
縁被覆が外周面全体にわたって除去され、接続不良の問
題を生じないが、導線の末端部を溶剤に浸漬して絶縁被
覆を除去する作業は時間を要すると共に、溶剤の劣化や
浸漬時間の管理等により困難であり、コネクターピン全
体の生産性が低いという問題があった。そこで本発明の
目的は電気的な接続不良を防止すると共に、生産性が高
いコネクターピンとその導線接続方法とを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る導線
接続方法は、接続金具に絶縁被覆を有する導線を挿入し
た状態で前記接続金具を正電極棒と負電極棒の間に配置
し、前記正電極棒に加熱用電極を介して電流を流して前
記正電極棒を加熱した後に、電位差を印加した状態で前
記正電極棒と負電極棒によって前記導線を前記接続金具
の外側から加熱圧縮し、前記導線の絶縁被覆を前記正電
極棒の熱と正負電極棒間の圧縮力とによって破壊し、続
いて絶縁被覆を破壊した導線に電流を通してその抵抗熱
によって導線を前記接続金具に溶接し、固化した前記導
線と接続金具の溶接部を接続金具によって圧着すること
を特徴とするものである。本願請求項2に係るコネクタ
ーピンの製造方法は、金属片を塑性加工してコネクター
挿入部とワイヤー保持部とワイヤー接続部とを有するコ
ネクターピン本体を形成し、コネクターピン本体のワイ
ヤー接続部に導線を挿入して電気的に接続するコネクタ
ーピンの製造方法において、形成されたコネクターピン
本体のワイヤー接続部に絶縁被覆を有する導線を挿入す
る工程と、前記導線を挿入したコネクターピン本体のワ
イヤー接続部を正電極棒と負電極棒の間に配置し、前記
正電極棒に加熱用電極を介して電流を流して前記正電極
棒を加熱した後に、電位差を印加した状態で前記正電極
棒と負電極棒によって前記導線を前記コネクターピン本
体のワイヤー接続部の外側から加熱圧縮し、前記導線の
絶縁被覆を前記正電極棒の熱と正負電極棒間の圧縮力と
によって破壊する工程と、前記絶縁被覆を破壊した導線
に前記正負電極棒の電流を通して、その電流による抵抗
熱と前記正負電極棒間の圧縮力とによって、導線をコネ
クターピン本体に溶接すると共に、固化した導線の溶接
部を前記ワイヤー接続部の圧着片によってコネクターピ
ン本体に圧着する工程とを有することを特徴とするもの
である。本願請求項3に係るコネクターピンの製造方法
は、上記請求項2の製造方法において、前記コネクター
ピン本体は燐青銅あるいは黄銅のいずれかの金属の薄板
によって形成され、表面に錫メッキを施されていること
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の導線接続方法によれば、絶縁被覆を有
する導線を接続金具の金属の間に挿入し、接続金具の金
属を介して所定温度に加熱した電極によって導線を加熱
および圧縮する。電極の熱と圧力とによって導線の絶縁
被覆は破壊され、導線に電流が流れ、この電流の抵抗熱
と圧縮力によって導線を接続金具に溶接する。この場
合、導線の絶縁被覆は溶融・凝固の段階で一部が気化
し、残る部分は導線溶接部の外部に析出し、導線とコネ
クターピン本体は導線溶接部を介して完全に電気的に導
通状態になる。本発明のコネクターピンは、上記方法に
よって導線をコネクターピン本体に接続するので、導線
の絶縁被覆を除去する工程を省略することができると共
に、導線の配置方向に拘らず、確実に電気的に導通する
コネクターピンを得ることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について添付の図面を参
照して説明する。図1は本発明のコネクターピンを拡大
して示している。コネクターピン1は金属片を所定の形
状に形成したコネクターピン本体2と、コネクターピン
本体2に接続された導線3とを有している。コネクター
ピン本体2は雌側コネクターのソケット部に挿入される
コネクター挿入部4と、導線3と電気的に接続するワイ
ヤー接続部5と、ワイヤーを保持してワイヤー接続部5
を外力から保護し、導線3の脱落を防止するワイヤー保
持部6とを有している。コネクターピン本体2のコネク
ター挿入部4は、弾力的に拡開して図示しない雌側コネ
クターのソケット部の内側と接触する接触片7と、一旦
挿入された後は雌側コネクターのソケット部と係合して
コネクターピン1の脱落を防止する係合片8とを備えて
いる。上記の構造により、コネクターピン1を雌側コネ
クターに挿入したときに、コネクターピン1はコネクタ
ー挿入部4の接触片7によって雌側コネクターと電気的
に導通すると共に、コネクター挿入部4の係合片8によ
って雌側コネクターから脱落することがない。コネクタ
ーピン本体2のワイヤー接続部5は、挿入された導線3
の末端部分の両側の位置に一対の圧着片9を有してい
る。圧着片9は導線3の上方で折り曲げられ、導線3の
電気的な接続部分をコネクターピン本体2に対して圧着
している。コネクターピン本体2のワイヤー保持部6
は、挿入された導線3の末端より僅かに内側の部分の両
側の位置に一対の保持片10を有している。保持片10
は導線3の上方で折り曲げられ、導線3を絶縁被覆の外
側からコネクターピン本体2に対して圧着している。こ
のことにより、導線3は保持され、導線3が引張り力や
曲げを受けた時に、前記ワイヤー接続部5の接続部分を
保護する。
【0009】図2はコネクターピン1の断面を示してい
る。導線3は末端部分において、コネクターピン本体2
に溶接されている。導線溶接部11はコネクターピン本
体2のワイヤー接続部5に密着し、コネクターピン本体
2と電気的に導通する。この導線溶接部11はさらにワ
イヤー接続部5に形成された圧着片9によってコネクタ
ーピン本体2に圧着され、導線溶接部11の電気的な導
通をより確実にすると共に、導線溶接部11の剥離を防
止する。
【0010】本発明のコネクターピン1の製造方法につ
いて以下に説明する。コネクターピン本体2は従来のプ
レス加工により、板状の金属片を所定の形状に形成す
る。次に形成されたコネクターピン本体2のワイヤー接
続部5に絶縁被覆を有する導線3を挿入し、導線3をコ
ネクターピン本体2に溶接して接続する。
【0011】図3は本発明のコネクターピン1のコネク
ターピン本体2と導線3とを溶接する装置の構成を示し
ている。ワイヤー接続装置12は正の電圧を印加される
正電極棒13と負の電圧に印加される負電極棒14とを
有している。正電極棒13と負電極棒14とは対向して
配置され、負電極棒14は油圧シリンダー15によって
駆動され、図中に示す方向Pに移動してコネクターピン
本体2のワイヤー接続部5を圧縮できるように構成され
ている。前記油圧シリンダー15は加圧装置16と連通
しており、加圧装置16を作動・停止させることにより
伸縮できるように構成されている。ワイヤー接続装置1
2は電源17を有し、電源17の正の電極は正電極棒1
3に接続され、負の電極は負電極棒14に接続されてい
る。さらに正電極棒13は先端よりわずかに内側の位置
で加熱用の電極18と接続されている。前記加熱用電極
18は前記電源17の負の電極に接続されている。正電
極棒13の点Dと加熱用電極18の点Eとの間は電気抵
抗が大きく、高温に耐え得る部材で構成され、電圧を印
加した時に、正電極棒13が高温になるように構成され
ている。コネクターピン本体2のワイヤー接続部5に絶
縁被覆を有する導線3を挿入し、これを上記のワイヤー
接続装置12の正電極棒13と負電極棒14との間に配
置する。スイッチ19を閉じることにより、電流は電源
17の正の電極Aから回路の点B,C,D,E,Fを経
て電源17の負の電極Gに流れる。点Dと点Eの間の部
材の電気抵抗により、正電極棒13は高温になると共
に、負電極棒14に対して高い電位差を有する。次に加
圧装置16を作動させ、油圧シリンダー15を介して負
電極棒14を図中に示す方向Pに移動させる。正電極棒
13と負電極棒14はその間にコネクターピン1を挟持
し、さらにワイヤー接続部5の圧着片9を介して導線3
を連続して圧縮する。コネクターピン1のワイヤー接続
部5は導線3が絶縁被覆を有しているので、最初は正電
極棒13から負電極棒14へは電流が流れないが、所定
時間後には両電極棒13,14の間の圧縮力と正電極棒
13の高い温度とにより、導線3の絶縁被覆が破壊され
両電極棒13,14の間に電流が流れる。このとき電流
は加熱用電極18の高い電気抵抗より、電源17の正の
電極Aから電極回路の点B,C,D,H,I,J,Fを
経て、負の電極Gに流れる。この電流によって導線3の
末端は一部溶解してコネクターピン本体2に溶接され
る。導線3の絶縁被覆は前記溶接の間に一部が蒸発し、
一部が図2に示す導線溶接部11の外側に析出し、導線
溶接部11とコネクターピン本体2とは完全に電気的に
導通状態になる。さらに導線溶接部11は凝固した後に
は、導線溶接部11はワイヤー接続部5の圧着片9によ
ってコネクターピン本体2に圧着され剥離することがな
い。上記コネクターピン本体2と導線3との接続作業に
おいて、コネクターピン本体2が黄銅または燐青銅の金
属片からなり、金属片の表面に錫メッキが施されている
場合に、コネクターピン本体2と導線3との溶接が特に
容易になる。すなわち、コネクターピン本体2に導線3
を挿入して正電極棒13と負電極棒14とによって圧縮
するときに、正電極棒13の高い温度によってコネクタ
ーピン本体2の圧着片9の錫メッキが最初に溶解し、溶
解した錫の溶液を介して正電極棒13と負電極棒14と
の間に電流が流れる。前記流れる電流によって導線3の
接続部全体が高温となり、正電極棒13と負電極棒14
との圧縮力とあいまって導線3の溶接をより容易にす
る。
【0012】この実施例においては、導線3の溶接は下
記の条件の下に行われた。 電極棒の材質 :タングステン合金 コネクターピン本体の材質 :燐青銅の地金に錫メッキを施したもの 導線3 :φ0.8mm×4本 導線3の絶縁被覆 :自己潤滑アミドイミドと変性ポリエステルとの 2層からなる絶縁被覆 両電極棒の圧縮力 :35ないし45kg/cm 両電極棒による圧縮時間 :0.9秒 溶接電圧 :AC3.2V 溶接電流 :10KA(最大) 上記の条件による溶接の結果、コネクターピン本体2と
導線3とは完全に電気的に導通し、接続不良を防止する
ことができた。
【0013】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
のコネクターピンは、導線がコネクターピン本体に溶接
されているので、電気的に接続不良を生じることがな
い。また、本発明による導線接続方法によれば、所定の
温度に加熱された正電極棒と負電極棒との間に絶縁被覆
を有する導線と接続金具の接続部を配置し、前記両電極
棒の温度と圧縮力とによって導線の絶縁被覆を破壊し、
導線をコネクターピンに溶接するようにしたので、導線
の絶縁被覆を除去する工程を省略することができ、生産
性が高く、電気的な接続不良を確実に防止する導線接続
方法と製造容易なコネクターピンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクターピンを示した斜視図。
【図2】本発明によるコネクターピンの一部を切断して
示した側面図。
【図3】本発明によるコネクターピンのコネクターピン
本体と導線とを溶接して接続するワイヤー接続装置の構
成を示した略示正面図。
【図4】従来の導線の絶縁被覆を絶縁被覆除去用ローラ
によって除去する工程を示した概略図。
【図5】従来のコネクターピンの一部を切断して示した
斜視図。
【符号の説明】
1 コネクターピン 2 コネクターピン本体 3 導線 4 コネクター挿入部 5 ワイヤー接続部 6 ワイヤー保持部 9 圧着片 11 導線溶接部 12 ワイヤー接続装置 13 正電極棒 14 負電極棒

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続金具に絶縁被覆を有する導線を挿入し
    た状態で前記接続金具を正電極棒と負電極棒の間に配置
    し、前記正電極棒に加熱用電極を介して電流を流して前
    記正電極棒を加熱した後に、電位差を印加した状態で前
    記正電極棒と負電極棒によって前記導線を前記接続金具
    の外側から加熱圧縮し、前記導線の絶縁被覆を前記正電
    極棒の熱と正負電極棒間の圧縮力とによって破壊し、続
    いて絶縁被覆を破壊した導線に電流を通してその抵抗熱
    によって導線を前記接続金具に溶接し、固化した前記導
    線と接続金具の溶接部を接続金具によって圧着すること
    を特徴とする導線接続方法。
  2. 【請求項2】金属片を塑性加工してコネクター挿入部と
    ワイヤー保持部とワイヤー接続部とを有するコネクター
    ピン本体を形成し、コネクターピン本体のワイヤー接続
    部に導線を挿入して電気的に接続するコネクターピンの
    製造方法において、 形成されたコネクターピン本体のワイヤー接続部に絶縁
    被覆を有する導線を挿入する工程と、 前記導線を挿入したコネクターピン本体のワイヤー接続
    部を正電極棒と負電極棒の間に配置し、前記正電極棒に
    加熱用電極を介して電流を流して前記正電極棒を加熱し
    た後に、電位差を印加した状態で前記正電極棒と負電極
    棒によって前記導線を前記コネクターピン本体のワイヤ
    ー接続部の外側から加熱圧縮し、前記導線の絶縁被覆を
    前記正電極棒の熱と正負電極棒間の圧縮力とによって破
    壊する工程と、 前記絶縁被覆を破壊した導線に前記正負電極棒の電流を
    通して、その電流による抵抗熱と前記正負電極棒間の圧
    縮力とによって、導線をコネクターピン本体に溶接する
    と共に、固化した導線の溶接部を前記ワイヤー接続部の
    圧着片によってコネクターピン本体に圧着する工程とを
    有することを特徴とするコネクターピンの製造方法。
  3. 【請求項3】前記コネクターピン本体は燐青銅あるいは
    黄銅のいずれかの金属の薄板によって形成され、表面に
    錫メッキを施されていることを特徴とする請求項2記載
    のコネクターピンの製造方法。
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