JP2649917B2 - 回転ヘツド型再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、回転ヘッド型再生装置、特に再生された信
号の時間軸補正を行う回路を有する回転ヘッド型再生装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置、例えば周知の低域変換方式によ
るビデオテープレコーダ(VTR)における時間軸補正回
路(タイムベースコレクターTBC)は、再生映像信号か
ら抽出された水平同期信号をPLL回路で低域変換搬送色
信号周波数に逓倍し、この信号と基準発振器と再生カラ
ーバースト信号との位相差に基づいて制御される電圧制
御発振器(VCO)出力信号とを周波数変換して得た信号
によって再生された低域変換搬送色信号を周波数変換
し、時間軸補正された搬送色信号を得るようにしてい
た。
また、搬送色信号のみでなく、輝度信号の時間軸も同
時に補正する手法として、再生されたビデオ信号をCCD
遅延線よりなる可変遅延線に供給し、前記水平同期信号
を用いて時間軸変動分を抽出し、可変遅延線による遅延
時間を制御することにより時間軸補正を行うことも考え
られている。
[問題点を解決するための手段] 従来のTBCでは、通常再生の時にもっとも効果がある
ようにしているため、記録媒体の搬送速度や回転ヘッド
の回転速度が記録時とは異なる、所謂特殊再生時におい
ては充分な効果が得られない。これは、通常再生時と特
殊再生時とでは時間軸変動量が異なることに起因する。
即ち、特殊再生時における時間軸変動量は大きく、上記
通常再生時のTBCの補正範囲を越えたスキューやジッタ
ーが発生してしまうものである。そのため、TBCは特殊
再生時には使用しないか、もしくは使用できないのが一
般的であり、TBC利用の幅が狭かった。また、特殊再生
専用のTBCを設けることは回路が大きくなるという欠点
があった。
本発明は、上述のような従来の問題点を解決するため
になされたもので、通常のTBC回路に多少の付加回路を
設けるのみで、いかなる場合においても充分な時間軸補
正効果を得ることが可能な再生装置を提供することを目
的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この本願発明の回転ヘ
ッド型再生装置は、記録媒体上を回転ヘッドでトレース
することにより前記記録媒体上に記録された映像信号を
再生する装置であって、前記ヘッドより出力された再生
映像信号を遅延する遅延手段と、前記再生映像信号中の
同期信号を抽出して所定の基準信号と位相比較すること
によって時間軸誤差信号を検出する時間軸誤差検出手段
と、前記時間軸誤差検出手段によって検出された前記時
間軸誤差信号に基づいて前記遅延手段による遅延時間を
可変することにより、時間軸を補正する時間軸補正手段
と、再生時における前記記録媒体の搬送速度に応じて、
前記時間軸補正手段の周波数応答特性を変化させる制御
手段とを備えた構成を有するものである。
[作用] 上記の構成を有することにより、簡単な付加回路を設
けるのみで、時間軸変動の大小に自動的に追従して時間
軸補正が行えるので、いかなる場合も充分な時間軸補正
を行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の再生装置をVTRに適用した場合の実施
例について説明する。
第1図は本発明の一実施例であるVTRの主要部の概略
を示すブロック図である。図において、1は磁気テープ
T上から回転ヘッドHで再生された再生映像信号が供給
され、可変遅延素子として用いられる電荷結合素子(CC
D)、2はCCD1から出力される映像信号から水平同期信
号を抽出する同期分離回路、3は位相比較器で、この位
相比較器3の出力がローパスフィルタ(LPF)4を介し
て、電圧制御発振器(VCO)5に供給され、このVCO5の
発振周波数と同期分離回路2で分離された再生水平同期
信号が位相比較されている。また、位相比較器3の出力
はイコライザ6を介し、VCO7に供給され、VCO7の周波数
は前記CCD1のクロックとなる。そして、この位相比較器
3,LPF4,VCO5によってPLLを構成している。8はVTRを通
常再生,静止画再生,スローモーション再生,高速サー
チ再生等の様々のモードの間で切換るシステムコントロ
ーラ、9はシステムコントローラ8の指定するモードに
基づき定められた速度で磁気テープTを搬送するための
キャプスタンである。また、10はCCD1で時間軸補正され
た映像信号に周知の信号処理を施し、元の信号携帯に戻
すための再生信号処理回路,11は映像信号の出力端子で
ある。
第1図のVTRにおいて、まず通常再生時は、キャプス
タン9をして磁気テープTを記録時と同一速度で搬送す
ると共に、CCD1を通過後の再生映像信号の一部から同期
分離回路2によって水平同期信号を抽出し、この抽出さ
れた水平同期信号が位相比較器3の1入力となる。位相
比較器3の出力はLPF4を介してVCO5の入力電圧を変化さ
せ、VCO5の周波数を変えている。このVCO5の発振出力と
再生水平同期信号が位相比較器3で位相比較され、時間
軸誤差信号となって出力される。この時間軸誤差信号は
またイコライザ6で位相補償を行い、VCO7に供給され、
そのVCO7の発振周波数を変化させ、このVCO7の出力をク
ロックとしてCCD1を駆動し、該CCD1による遅延時間を変
化させることにより再生映像信号の時間軸補正を行って
いる。
次に、特殊再生時、例えば記録部分の高速サーチ再生
を行っている時、システムコントローラ8はキャプスタ
ン9をして、テープTを早送りすると共に、サーチ状態
であるという信号Sが出力され、そのサーチ信号Sが出
ている間はLPF4の時定数(またはゲイン)を変化させる
ことによってVCO5の応答速度を変えて、高速サーチ時に
おける時間軸誤差信号が位相比較器3から出力されて全
体の応答特性を変化させ、通常再生と同様の動作によっ
て時間軸補正を行う。
尚、前述の実施例では特殊再生時にLPF4の時定数(ま
たはゲイン)を変化させているが、この方法以外にもイ
コライザ6によって調整することも可能であって、その
場合は、イコライザ6の出力電圧を変化させてVCO7の周
波数をかえればよく、どの手段を用いるかは場合に応じ
て選択可能である。また、実施例では高速サーチ再生を
取上げているが、サーチに限らず、他の特殊再生の時、
例えばスロー再生,スチル再生等の時にも同様に本発明
を適用可能である。即ち、スロー再生,スチル再生時に
発生するジッタ,スキュー等の大きさに応じて、LPF4の
時定数,イコライザ6の特性等を切換ることにより時間
軸補正回路の応答特性を適宜切換て、各モードに最適な
応答速度で時間軸補正を行うことにより、いかなるモー
ドにおいても良好な時間軸補正を行うことができる。こ
の場合、システムコントローラ8からは各モードに応じ
た信号Sが出力されるものとする。
[発明の効果] 以上説明したとおりこの発明の回転ヘッド型再生装置
は、通常再生時のTBC回路にわずかな回路を付加するだ
けで、いかなる場合においてもヘッドから再生された再
生映像信号に対して、良好な時間軸補正を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である再生装置におけるTBC
の主要部の概略を示すブロック図である。 図中. 1:CCD、2:同期分離回路 3:位相比較器、4:LPF 5,7:VCO、6:イコライザ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上を回転ヘッドでトレースするこ
    とにより前記記録媒体上に記録された映像信号を再生す
    る装置であって、 前記ヘッドより出力された再生映像信号を遅延する遅延
    手段と、 前記再生映像信号中の同期信号を抽出して所定の基準信
    号と位相比較することによって時間軸誤差信号を検出す
    る時間軸誤差検出手段と、 前記時間軸誤差検出手段によって検出された前記時間軸
    誤差信号に基づいて前記遅延手段による遅延時間を可変
    することにより、時間軸を補正する時間軸補正手段と、 再生時における前記記録媒体の搬送速度に応じて、前記
    時間軸補正手段の周波数応答特性を変化させる制御手段
    とを備えたことを特徴とする回転ヘッド型再生装置。
JP62062667A 1987-03-19 1987-03-19 回転ヘツド型再生装置 Expired - Fee Related JP2649917B2 (ja)

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US07/703,600 US5220736A (en) 1987-03-19 1991-05-20 Reproducing apparatus with time base corrector
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JPS5741085A (en) * 1980-08-25 1982-03-06 Hitachi Ltd Signal processing equipment of video tape recorder

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