JP2647247B2 - ミシンの布押え方法及び装置 - Google Patents

ミシンの布押え方法及び装置

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JP2647247B2
JP2647247B2 JP27941490A JP27941490A JP2647247B2 JP 2647247 B2 JP2647247 B2 JP 2647247B2 JP 27941490 A JP27941490 A JP 27941490A JP 27941490 A JP27941490 A JP 27941490A JP 2647247 B2 JP2647247 B2 JP 2647247B2
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cloth
sewing machine
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presser
auxiliary
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孝 水野
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Juki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はミシンの布押え方法及び装置、特に2枚の生
地を重ね合わせて縫製を行うミシンの布押え方法及び装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は2枚の生地を重ね合わせてそれぞれの生地の
縫い代を一定に保ちながら合わせ縫いを行う自動縫製装
置の針板部分の平面図、第8図はその一部の側面図を示
し、1a,1bは夫々例えば特開昭52−24750号公報に示すよ
うな下生地及び上生地用生地端制御マニプレータ、2は
針落ち部、3は生地端センサ、4は上下生地分離板、5
は針板、6は生地、7は送り歯である。
このような装置においては2枚の生地のうち下側の生
地6aを縫製装置に挿入するとこの下生地6aのための縫い
代整定用のマニピュレータ1aが自動的に生地6aをかき込
み、かき出し動作を行い、この作動は生地端センサ3に
よって制御され生地端が針板5上の設定された位置に整
定される。次に、上側の生地6bを下生地6a上に載せ、上
生地用のマニピュレータ1bによってこの上生地6bを同様
にしてセットし布押え足(図示せず)を下降して生地を
針板5と送り歯7との間に挾み込み縫製作業が行われ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しながら上記従来の装置では下側の生地6aをセット
した後下側の生地6aから手を離すとマニピュレータ1aが
下生地6aを圧接する第7図の点Pを支点として下側の生
地6aが回転可能な状態となり、生地になんらかの力が加
わると針落ち部分の位置がずれてしまうことがあった。
またこの下生地6aの上に上側の生地6bを挿入するとき
に下生地6aを引きずり、その位置をずらすこともあり、
そのままミシンの生地押え足を降ろして縫製を行えば第
9図の出来上がり縫目線8の様に、縫い始め部分で縫目
線8が曲がって縫合される問題点があった。
これは、縫目線8の縫い代幅を一定に保つ自動縫製装
置の場合、第7図に示されているようにマニピュレータ
1bの前方すなわち、針落ち部2とマニピュレータ1bの間
Aには縫い代を一定に保つ機能が働かないためである。
このため、2枚の生地をセットしたあと再び縫い始め
部分の合わせ状態を確認して、縫製を行うという手間が
生じていた。
さらに、ロボットなどによるローディング装置を付加
した場合にはこの問題はさらに顕著になる。
本発明はこのような欠点を除くようにしたものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のミシンの布押え方法はミシンの所定位置に下
生地がセットされたときこの下生地を下生地補助押えに
より押え、この下生地の上に上生地がセットされ生地押
え足によってこれら2枚の生地が押えられた後上記下生
地補助押えによる下生地の押えを解除することを特徴と
する。
又本発明のミシンの布押え装置は、基端を回動自在に
枢支し、遊端をミシンの所定位置にセットされた下生地
上の生地押え足側面近傍に配置した下生地補助押えと、
上記遊端によって下生地を押圧又は押圧解除するように
上記下生地補助押えを回動する機構とより成ることを特
徴とする。
〔作 用〕
本発明のミシンの布押え方法及び装置においては下生
地がミシンの所定の位置にセットされた後この下生地が
下生地補助押えによって押圧され、この押圧は下生地上
に上生地がセットされ、生地押え足によってこれら2枚
の生地が押えられた後解除される。
〔実施例〕
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明においては第1図,第2図に示すように下生地
補助押え機構を設け、下生地端制御マニピュレータ1a
(不図示、第7,8図と同様)により下生地6aがミシンの
所定位置にセットされた後、上記下生地補助押え機構に
よってこれを押え、この下生地6aの上に上生地6bがセッ
トされて布押え足15が下降した後下生地6aから上記下生
地補助押え機構が離れるようにする。
上記下生地補助押え機構は支軸9を中心として傾動自
在ならしめた第1の補助台10と、この第1の補助台10の
下部に基端が固定され、遊端が針板5上にセットされた
下生地6a上の生地押え足15の側面近傍に対向されるよう
にしたばね板11と、上記第1の補助台10に並設した第2
の補助台12と、この第2の補助台12に傾動自在に枢支し
たエアーシリンダ13と、上記第1の補助台10の上部にそ
の先端を傾動自在に枢支した上記エアーシリンダ13のピ
ストン14とにより構成し、上記エアーシリンダ13を附勢
してピストン14を伸長せしめれば、上記第1の補助台10
が支軸9を中心として時計方向に回動して上記ばね板11
の遊端が下生地6a上に対接し、これを押圧するが、ピス
トン14を引き込めば上記第1の補助台10が第3図に示す
ように反時計方向に回動して上記ばね板11の遊端が下生
地6aから上方に離間されるようにする。
本発明のミシンの布押え装置を用いたミシンは下記の
ように操作される。
まず、第3図に示されるように下生地6aをミシンに挿
入すると下生地用生地端制御マニピュレータ1aが動作し
て生地端を設定された位置に整定する。
エアーシリンダ13が働き、第4図に示すように下生地
補助押えばね板11が下生地6aを保持する。
次に、第5図のように上生地6bを下生地6a上に挿入す
ると上生地用生地端制御マニピュレータ1bが動作して生
地端を設定された位置に整定する。
第6図のように押え足15が下降し上下生地を保持す
る。
エアーシリンダ13が働き、下生地補助押えばね板11が
元に戻り縫製が開始される。
〔発明の効果〕
上記のように本発明のミシンの布押え方法及び装置に
よれば生地端制御マニピュレータによって、下生地端位
置が整定された時点で下生地補助押え機構によって下生
地を保持するようにしたので、縫い始め近傍での生地の
働きが拘束され、手先による修正なしに安定した縫目線
が得られるようになる大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のミシンの下生地補助押え機構の平面
図、第2図はその正面図、第3図〜第6図は夫々その動
作説明図、第7図は従来のミシンの針板部分の平面図、
第8図はその一部の側面図、第9図は縫い目線の説明図
である。 1a,1b……マニピュレータ、2……針落ち部、3……生
地端センサ、4……上下生地分離板、5……針板、6a…
…下生地、6b……上生地、7……送り歯、8……縫い目
線、9……支軸、10……補助台、11……ばね板、12……
補助台、13……エアーシリンダ、14……ピストン、15…
…布押え足。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンの所定位置に下生地がセットされた
    ときの下生地を下生地補助押えにより押え、この下生地
    の上に上生地がセットされ生地押え足によってこれら2
    枚の生地が押えられた後上記下生地補助押えによる下生
    地の押えを解除することを特徴とするミシンの布押え方
    法。
  2. 【請求項2】基端を回動自在に枢支し、遊端をミシンの
    所定位置にセットされた下生地上の生地押え足側面近傍
    に配置した下生地補助押えと、上記遊端によって下生地
    を押圧又は押圧解除するように上記下生地補助押えを回
    動する機構とより成ることを特徴とするミシンの布押え
    装置。
JP27941490A 1990-10-19 1990-10-19 ミシンの布押え方法及び装置 Expired - Lifetime JP2647247B2 (ja)

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JPH04156884A JPH04156884A (ja) 1992-05-29
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