JP2645885B2 - おろし機 - Google Patents

おろし機

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JP2645885B2
JP2645885B2 JP1036725A JP3672589A JP2645885B2 JP 2645885 B2 JP2645885 B2 JP 2645885B2 JP 1036725 A JP1036725 A JP 1036725A JP 3672589 A JP3672589 A JP 3672589A JP 2645885 B2 JP2645885 B2 JP 2645885B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は大根、山いも等の被おろし材料をおろすおろ
し機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、おろし機として、電動機を内蔵する本体上に容
器を載置し、容器内に電動機により回転するおろし板を
装着すると共に、容器上面を、材料投入口を有する蓋体
にて覆い、適宜な大きさに切断した大根、山いも等の被
おろし材料を投入口から投入しておろし板でおろすもの
が知られている。
しかしながら、上記構造の投入口は、おろし板の中心
から一側に片寄せて三角形状に形成されているため、被
おろし材料をおろす場合、被おろし材料は固定された状
態となって、おろし板の刃が同一軌跡を通ることにな
り、その結果、被おろし材料をきめ細かく効果的におろ
すことができない欠点があった。
上記欠点を解決するため、材料投入口に、保持具によ
って被おろし材料を回転可能に保持するものが特公昭58
−38178号公報にて提案されたが、被おろし材料を強く
押さえ過ぎると、保持具に偏荷重が加わり、保持具、ひ
いては被おろし材料の回転が停止し、おろし板の刃が同
一軌跡を通ることになり、被おろし材料の押さえ加減が
難しく、使用勝手が悪いものであった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので、簡単な構
成で使用勝手良く被おろし材料をきめ細かく効率良くお
ろすことのできるおろし機を提供することを課題とす
る。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、おろし板を枢支軸により回転自在に枢支し
た基台と、該基台に上下動自在に支持され、電動機を内
蔵する本体と、前記電動機により回転駆動される材料押
え板とを備え、前記おろし板の枢支軸と材料押え板の回
転軸とを偏心させたことを特徴とする。
また本発明は、おろし板を回転自在に軸支した基台
と、該基台に上下動自在に支持され、電動機を内蔵する
本体と、該本体下部の内周面に形成されたインナーギア
と、前記本体下部からおろし板に対向する位置に突出さ
れ、前記電動機により回転駆動される出力軸と、該出力
軸に装着された枢支板と、該枢支板の出力軸と偏心した
位置に回転自在に枢支され、前記インナーギアに噛み合
うギアを外周面に形成した材料押え板とを備えたことを
特徴とする。
(ホ)作用 本発明の請求項1の構成によると、おろし板上に山芋
や大根等の材料を載置し材料を材料押え板にて押さえ、
電動機を駆動すると、材料押え板とともに材料が回転す
ると同時に、材料の回転に伴っておろし板が回転し、材
料とおろし板との回転数の差によって材料がおろされ
る。
材料が自転するとともにおろし板が回転し、且つおろ
し板の枢支軸と材料押え板の回転軸とは偏心しているの
で、おろし板の刃は材料に対し同じ軌跡を通ることはな
く、効率よく且つきめ細かくおろされる。
また、本発明の請求項2の構成によると、おろし板上
に山芋等の材料を載置し材料を材料押え板にて押さえ、
電動機を駆動すると、材料押え板とともに材料が枢支板
の回転に伴って自転しながら公転するとともに、材料の
回転に伴っておろし板が回転し、材料とおろし板との回
転数の差によって材料がおろされる。
材料が自転しながら公転するとともにおろし板が回転
し、且つおろし板の枢支軸と材料押え板の回転軸とは偏
心しているので、おろし板の刃は材料に対し同じ軌跡を
通ることはなく、より効率よく且つきめ細かくおろされ
る。
(ヘ)実 施 例 本発明の一実施例を第1図乃至第4図に基づき以下に
詳述する。
(1)は合成樹脂製の第1スタンドで、基部(2)一
側に略矩形上の支柱(3)を一体的に形成している。前
記支柱(3)には段部(4)が形成されると共に、第
1、第2の爪片(5)(6)が形成されている。
(7)は前記支柱(3)外側に上下動自在に挿入され
る合成樹脂製の第2スタンドで、受台(8)を略水平方
向に突設しており、該受台(8)は第2スタンド(7)
の第1スタンド(1)への装着時、受台(8)が基部
(2)上方に位置するようになっている。前記第2スタ
ンド(7)は、下端を第1スタンド(1)の段部(4)
上面に当接し、第1の爪片(5)を第1係合孔(9)に
係合した第1位置(第1図参照)と、下端を第1の爪片
(5)上面に当接し、第2係合孔(10)に第2の爪片
(6)を係合した第2位置(第3図及び第4図参照)に
係止するようになっている。
(11)は前記第2スタンド(7)の受部(8)に着脱
自在に装着されるおろし用切削台で、おろし板(12)を
枢支軸(13)により回転自在に枢支している。
(14)は前記受台(8)に、おろし用切削台(11)に
換えて着脱自在に装着されるかき氷用切削台で、切削刃
(15)を有している。
そして、第1スタンド(1)、第2スタンド(7)、
おろし用切削台(11)及びかき氷用切削台(14)により
基台(A)を構成している。
(16)は前記第2スタンド(7)外側に挿入され、上
下動自在に支持される合成樹脂製の本体で、電動機(1
7)及び減速機構(18)を内蔵しており、下面から前記
おろし板(11)の枢支軸(13)と同軸上に出力軸(19)
を突設している。(20)は前記本体(16)内上部に配設
されたスイッチで、操作部(21)を本体(16)上方に突
出し、操作部(21)の押圧により閉成して電動機(17)
に通電するようになっている。
(22)は前記本体(16)下部に着脱自在に装着される
合成樹脂製のリング部材で、内周面にインナーギア(2
3)を形成している。
(24)は前記出力軸(19)下部に回り止めして装着さ
れる氷押え板で、外周部分から下方に向かって押え刃
(25)を複数形成している。
(26)は前記出力軸(19)下端に形成された球状部
(27)にボス部(28)を係合して着脱自在に装着される
合成樹脂製の円板状枢支板で、前記氷押え板(24)の押
え刃(25)が挿入される透孔(29)を形成している。
(30)は前記枢支板(26)のボス部(28)より外周位
置に、即ち、出力軸(19)及びおろし板(12)の枢支軸
(13)と偏心した位置に枢支軸(31)により回転自在に
枢支された材料押え板で、下面に大根等の被おろし材料
を押えるボス(32)を突設し、外周面には前記リング状
部(22)のインナーギア(23)に噛み合うギア(33)を
形成しており、前記出力軸(19)の回転により材料押え
板(30)が遊星運動するようになっている。
次に動作を説明する。
先ず、大根、山いも等の被おろし材料のおろし動作を
第3図に基づき説明すると、基台(A)から本体(16)
を取外し、第2スタンド(7)を第2位置、即ち、第2
スタンド(7)下端が第1の爪片(5)に当接し、第2
係合孔(10)に第2の爪片(6)が係合する位置に移動
する。
そして、受部(8)におろし用切削台(11)を装着
し、適宜長さに切断した被おろし材料(B)に材料押え
板(30)のボス(32)を突き刺す。本体(16)を第2ス
タンド(7)に装着し、材料押え板(30)に被おろし材
料(B)を装着した状態で枢支板(26)を出力軸(19)
に装着する。
本体(16)を操作部(21)ごと手で押さえると、スイ
ッチ(20)が閉成して電動機(17)が駆動し、材料押え
板(30)は被おろし材料(B)と共に自転しながらリン
グ状部(22)のインナーギア(23)内側を公転する。材
料押え板(30)の枢支軸(31)はおろし板(12)の枢支
軸(13)と偏心した位置に形成されているので、おろし
板(12)は被おろし材料(B)の回転に伴なって被おろ
し材料(B)より低速で回転し、その回転数の差によっ
て被おろし材料(B)がおろされる。被おろし材料
(B)が自転しながら公転し、おろし板(12)が被おろ
し材料(B)の自転の中心と偏心した位置を中心として
回転するので、両者が相俟って被おろし材料(B)に対
するおろし板(12)の刃の軌跡がランダムとなり、その
結果被おろし材料(B)を効率良くきめ細かくおろす。
この時、被おろし材料(B)を強く押え過ぎ、おろし
板(12)に偏荷重が加わっておろし板(12)の回転が停
止しても被おろし材料(B)が自転しながら公転するの
で、被おろし材料(B)に対するおろし板(12)の刃の
軌跡がランドムとなり、被おろし材料(B)を効率良く
きめ細かくおろすことができる。
次にかき氷の動作を第4図に基づき説明すると、前述
したおろし時と同様に第2スタンド(7)を第2位置に
移動し、第2スタンド(7)の受部(8)にかき氷用切
削台(14)を装着し、切削台(14)上に柱状の氷(C)
を載置し、第2スタンド(7)に本体(16)を挿入して
氷(C)を氷押え板(24)の押え刃(25)で押さえつけ
る。
本体(16)を操作部(21)ごと手で押さえると、スイ
ッチ(20)が閉成して電動機(17)が駆動し、氷(C)
が切削刃(15)に切削される。
尚、本体(16)は被おろし材料(B)や氷(C)が削
られるに従って、本体(16)を押圧する手の力によって
下方へ移動し、被おろし材料(B)や氷(C)を常にお
ろし板(12)や切削刃(15)に接触させる。
非使用時には、第2スタンド(7)を第1位置、即
ち、第2スタンド(7)下端が第1スタンド(1)の段
部(4)に当接し、第1係合孔(9)に第1の爪片
(5)が係合する位置に移動する。そして、出力軸(1
9)に枢支板(26)及び材料押え板(30)を装着すると
共に本体(16)下部にリング部材(22)を装着して本体
(16)を第2スタンド(7)に装着する。
尚、本実施例ではおろし板(12)を回転自在に形成し
たが、回転自在でなくてもよい。
(ト)発明の効果 本発明の請求項1によると、おろし板の枢支軸と材料
押え板の回転軸とを偏心させることにより、おろし板の
刃が被おろし材料に対し同じ軌跡を通ることはなく、簡
単な構成で被おろし材料を効率良く且つきめ細かくおろ
すことができる。
また、本発明の請求項2の構成によると、電動機を駆
動すると、材料押え板と共に被おろし材料が枢支板の回
転に伴って自転しながら公転するとともに、被おろし材
料の回転に伴っておろし板が回転し、両者が相まって被
おろし材料に対するおろし板の刃の軌跡がランダムとな
り、被おろし材料を効率良く且つきめ細かくおろすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の一実施例を示し、第1図は断面
図、第2図は要部分解斜視図、第3図はおろし動作を説
明する断面図、第4図は氷かき動作を説明する断面図で
ある。 (A)……基台、(12)……おろし板、(16)……本
体、(17)……電動機、(19)……出力軸、(23)……
インナーギア、(26)……枢支板、(30)……材料押え
板、(33)……ギア。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】おろし板を枢支軸により回転自在に枢支し
    た基台と、該基台に上下動自在に支持され、電動機を内
    蔵する本体と、前記電動機により回転駆動される材料押
    え板とを備え、前記おろし板の枢支軸と材料押え板の回
    転軸とを偏心させたことを特徴とするおろし機。
  2. 【請求項2】おろし板を回転自在に軸支した基台と、該
    基台に上下動自在に支持され、電動機を内蔵する本体
    と、該本体下部の内周面に形成されたインナーギアと、
    前記本体下部からおろし板に対向する位置に突出され、
    前記電動機により回転駆動される出力軸と、該出力軸に
    装着させた枢支板と、該枢支板の出力軸と偏心した位置
    に回転自在に枢支され、前記インナーギアに噛み合うギ
    アを外周面に形成した材料押え板とを備えたことを特徴
    とするおろし機。
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