JP2644993B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JP2644993B2
JP2644993B2 JP61018335A JP1833586A JP2644993B2 JP 2644993 B2 JP2644993 B2 JP 2644993B2 JP 61018335 A JP61018335 A JP 61018335A JP 1833586 A JP1833586 A JP 1833586A JP 2644993 B2 JP2644993 B2 JP 2644993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microphone
loudspeaker
pen
input
input pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61018335A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62176352A (ja
Inventor
弘行 松井
幸生 徳永
弘 落合
由行 伊奈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP61018335A priority Critical patent/JP2644993B2/ja
Publication of JPS62176352A publication Critical patent/JPS62176352A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2644993B2 publication Critical patent/JP2644993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、拡声通話用の送話器としてのマイクロホン
と、拡声通話用の受話器としてのスピーカと、入力ペン
とを備えて成る電子機器に関するものである。
[発明の技術的背景] この種の電子機器としては、描画,文字入力機能を有
する拡声電話機,音声入力機能を有するCAD/CAM装置お
よびグラフィック装置,手書文字認識の補完として音声
認識機能を備えたワードプロセッサ等がある。
第5図は、この種の電子機器の一例として拡声電話機
を示している。
この電話機1は、筐体2の略中央部にタブレット3が
配置され、また右側先端部に受話器としてのスピーカ4
が配置され、右側手前部に送話器としてのマイクロホン
5が配置されている。そして、入力ペン6をもって電話
機1のタブレット3上に図等を描くと、その図等は相互
通信機能を有する電子黒板と同様にして、相手方の電話
機のタブレット上に再現される。
したがって、このような電話機1では、タブレット3
上の図等に基づいて相手方と会話を行なうことができ
る。
[背景技術の問題点] 一般に拡声電話機では、音響結合の劣化要因として、
スピーカ振動のマイクロホンへの伝播と、スピーカ音が
筐体の内,外空間を伝わってのマイクロホンへの回り込
みが挙げられている。そこで拡声電話機では、スピーカ
とマイクロホンとの実装距離を大きくとることと、両ユ
ニットの相対位置をマイクロホンの指向性を考慮した適
正位置にすることにより、スピーカ音に対するマイクロ
ホン感度を抑え、もって音響結合の劣化を防いでいる。
ところで、描画,文字入力機能を有する拡声電話機で
は、機能用途上、タブレット3を筐体2の中央部に位置
させていることから、マイクロホン5は筐体2の周縁部
に配置させなければならない。そして、マイクロホン
(指向性マイク)5の配設位置は、上記音響結合を考慮
すると、スピーカ4の位置が、第6図に示したように右
上隅である場合に、マイクロホン5を右下隅Aに位置さ
せることが好ましい。即ち、マイクロホン5が左下隅B
に位置する場合には、指向パターンがAの場合より感度
が高くなり、スピーカ4との距離がAより遠くなったこ
とによる感度低下を考慮しても、Aより音響結合が悪く
なり、またマイクロホン5を左上隅Cに位置させた場合
には、感度がさらに高くなるばかりでなく、操作者から
遠くなることによる集音性能が低下する。また、指向性
マイクは自由空間に近い状態で実装された時、最も指向
特性がすぐれており、そのため従来のマイクロホン内蔵
の電子機器においては、筐体に多くのスリットを設ける
必要があった。しかし、デザイン上および強度上問題が
あり、またスリットを設けても完全な自由空間とは言い
難く、指向特性が劣化する問題があった。
しかしながら、このような電話機1では、タブレット
3上に図等を描く場合に、第7図に示すように、入力ペ
ン6を持った右腕が斜線で示す範囲を動き回るため、マ
イクロホン5の位置Aを覆うことが多く、集音性能が著
しく低下する。なお、スピーカ4がCの位置にあって、
マイクロホン5をBの位置に配設した場合にも、左利き
の人が入力ペン6を持って操作を行うと、上記と全く同
様の結果を生じる。
また、CAD/CAM装置,グラフィック装置,ワードプロ
セッサ等において、入力ペンの補完として用いられる音
声入力用または音声認識用マイクロホンについても、該
マイクホンを装置筐体に設置した場合には、入力ペンの
操作に伴って操作者の顔の位置も変化するため、集音性
能が著しく低下する場合がある。
このような問題点を解消するためには、載頭形マイク
ロホンを使用すればよいのであるが、載頭形マイクロホ
ンは、操作者にとって極めて煩わしく感じられる。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述した実状に鑑みて、マイクロホ
ンとスピーカとの間における音響結合の劣化を防ぐこと
ができ、併せて入力ペンの操作に伴う操作者の姿勢の変
化に関わらず、マイクロホンに良好な集音性能を維持さ
せ、ペン入力が妨げられることなく拡声通話が可能な電
子機器を提供することにある。
[発明の概要] そこで本発明では、拡声通話用の送話器としてのマイ
クロホンと、拡声通話用の受話器としてのスピーカと、
ペン入力に用いられる入力ペンとを備えて成る電子機器
において、機器本体に上記スピーカを設けるとともに、
上記入力ペンの軸部におけるペン先と反対側の端部に、
ペン入力と同時に集音可能な態様でマイクロホンを設け
ることによって上記目的を達成している。
[発明の実施例] 以下図面に示した実施例を参照しながら本発明を説明
する。
第1図は、入力ペンとマイクロホンを備えた本発明に
係る電子機器として、描画,文字入力機能を有する拡声
電話機を示したものである。
この電話機11は、筐体12の略中央部にタブレット13が
配置され、また右側先端部に拡声通話用の受話器として
のスピーカ14が配置され、右側手前部に防振部材から成
るペン挿し15が形成されている。そして、入力ペン16
は、ペン挿し15に差込まれ筐体12のパネル面上に立設さ
れる。その入力ペン16には、第2図に示したように、軸
部17の一端にハウジング18が配設されている。このハウ
ジング18には、頂部および周面にスリット19が形成さ
れ、また内部には第3図に示すように、クッション材20
を介して拡声通話用の送話器としてのマイクロホン21が
配設されている。そして、このマイクロホン21は、リー
ド線22によって中継基板23に接続されている。一方、軸
部17の他端には検出用ペン先24が配設されており、この
ペン先24は軸部17内で接続部材25に保持されている。そ
して、ペン先24は、接続部材25,リード線26を介して中
継基板23に接続されている。このように構成された入力
ペン16は、一端を中継基板23に接続したケーブル27によ
って筐体12内の回路基板等に接続される。
このような電話機11を拡声電話機としてのみ使用する
場合には、第1図に示したように、入力ペン16をペン挿
し15に装填させた状態で使用すればよい。そうすれば、
入力ペン16の軸部17は、マイクスタンドの役割をする。
また、マイクロホンは、自由空間に近い状態に実装され
ることとなるので、優れた指向特性が得られ、スピーカ
14と同一の筐体への実装が避けられるため、スピーカ振
動の伝播を可及的に除去できる。
また、電話機11を図等の送信と共に使用する場合に
は、入力ペン16を手に持ってペン挿し15から取出し、そ
の入力ペン16によってタブレット13上に図等を描き、そ
の入力ペン16のマイクロホン21に向って話をすればよ
い。そうすれば、タブレット13上に描いた図等は、相手
方の電話機のタブレット上に再現され、またマイクロホ
ン21に向って発せられた声は相手方の電話機のスピーカ
を介して相手方に伝達される。このように、図等を描き
ながら、会話を交わす場合には、顔は常に入力ペン16の
方向に向けられているので操作者の声はマイクロホン21
によって確実に捕捉される なお、上記実施例で示した入力ペン16では、マイクロ
ホン21を軸部17の一端に配設しているが、マイクロホン
21の配設位置は、軸部17の一端に限定されず、第4図に
示したように、軸部17の中間部であってもよい。この第
4図に示した入力ペン16では、マイクロホン21を内蔵し
たマイクロホンハウジング18をホルダ17に対して回転自
在に配設している。したがって、この入力ペン16のみで
は、マイクロホン21を常に適性方向(口元)に向けるこ
とができる。
また、上記実施例では、拡声電話機を示しているが、
本発明は拡声電話機に限定されず、例えば音声入力機能
を有するCAD/CAM装置およびグラフィック装置,手書文
字認識の補完として音声認識機能を備えたワードプロセ
ッサ等のマイクロホンと入力ペンを備えた電子機器なら
ば全てのものに適用できる。
[発明の効果] 上記したように本発明に係る電子機器では、マイクロ
ホンが常に顔の前方に、かつ近接して位置されるので、
常に高集音性能が確保される。また、マイクロホンを電
子機器筐体と分離したことにより、従来同一筐体へのマ
イク,スピーカ内蔵形が設置場所の構造条件により通話
性能が影響を受け易かったのに対し、これを低減する効
果もある。一方、使い方によっては、外部マイクロホン
としての用途もあり、少人数の会議通話にも有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子機器として示した拡声電話機
の概念的な斜視図、第2図はその拡声電話機の入力ペン
を示した斜視図、第3図はその入力ペンの内部構造を示
した断面図、第4図は入力ペンの他の実施例を示した斜
視図、第5図は従来の拡声電話機の概念的な斜視図、第
6図は従来の拡声電話機のスピーカとマイクロホンとの
位置関係による特性を考察した図、第7図はマイクロホ
ンの位置と操作者の作業域との関係を示した図である。 11……拡声電話機、13……タブレット、14……スピー
カ、16……入力ペン、17……軸部、18……マイクロホン
ハウジンク、21……マイクロホン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 幸生 横須賀市武1丁目2356番地 日本電信電 話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 落合 弘 日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会 社東芝日野工場内 (72)発明者 伊奈 由行 日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会 社東芝日野工場内 (56)参考文献 特開 昭56−162586(JP,A) 実開 昭55−169743(JP,U) 実開 昭58−90764(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】拡声通話用の送話器としてのマイクロホン
    と、拡声通話用の受話器としてのスピーカと、ペン入力
    に用いられる入力ペンとを備えて成る電子機器であっ
    て、 機器本体に上記スピーカを設けるとともに、上記入力ペ
    ンの軸部におけるペン先と反対側の端部に、ペン入力と
    同時に集音可能な態様でマイクロホンを設けたことを特
    徴とする電子機器。
JP61018335A 1986-01-30 1986-01-30 電子機器 Expired - Fee Related JP2644993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61018335A JP2644993B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61018335A JP2644993B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176352A JPS62176352A (ja) 1987-08-03
JP2644993B2 true JP2644993B2 (ja) 1997-08-25

Family

ID=11968774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61018335A Expired - Fee Related JP2644993B2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2644993B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6380635U (ja) * 1986-11-17 1988-05-27
JPH09146691A (ja) * 1995-11-17 1997-06-06 Hitachi Ltd 情報処理装置
DE19853887C1 (de) * 1998-11-23 2000-06-21 Deutsche Telekom Ag Joystick mit Mikrofon

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55169743U (ja) * 1979-05-18 1980-12-05
JPS56162586A (en) * 1980-05-19 1981-12-14 Sanyo Electric Co Ltd Transmitter for information on voice and picture
JPS5890764U (ja) * 1981-12-11 1983-06-20 船井電機株式会社 電話機による画像送受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62176352A (ja) 1987-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69528811T2 (de) Sende-Empfangsgerät zum Gebrauch in der Fernmeldetechnik
US6167116A (en) Computer communications device
EP1885155A1 (en) Portable electronic apparatus with microphones
US4528426A (en) Directional microphone assembly
JP2644993B2 (ja) 電子機器
US6674996B1 (en) Mobile phone accessory, particularly for the hands-free function, and an arrangement
US6795713B2 (en) Portable telephone with attenuation for surrounding noise
JPS63232798A (ja) マイクロホンユニツト
WO1997012495A1 (en) Mounting arrangement for a noise cancelling microphone
GB2330980A (en) Mobile telephone with transparent loudspeaker panel
WO2000024185A1 (en) P/c mouse both for its function and for a telephone set
JPH02288455A (ja) 会議用通話装置
CN210666761U (zh) 扬声器的防金属粉末结构以及手持终端
JPH0729946U (ja) マイク内蔵機器
JP3123176B2 (ja) マイクロホン装置
JP2602620Y2 (ja) スピーカ内蔵機器
JPH118667A (ja) 携帯通信装置
JPH0346608Y2 (ja)
JPH11177664A (ja) 携帯電話機用マイクロホン装置
KR200219502Y1 (ko) 인터넷폰용 전화기
JP3016701U (ja) 受信部に差し込み式コード付きイヤーホンを用い、本体にラジオ機能を設けることに依り電話とラジオ放送を選択出来る様にした携帯電話。
JPS58161557A (ja) 拡声電話機
JPH018053Y2 (ja)
JP3056722B1 (ja) マイクロホン装置
KR200244132Y1 (ko) 음성인식 및 통신용기기의 일체형 마이크 스피커

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees