JP2643658B2 - データ伝送速度自動設定装置 - Google Patents

データ伝送速度自動設定装置

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JP2643658B2
JP2643658B2 JP3160596A JP16059691A JP2643658B2 JP 2643658 B2 JP2643658 B2 JP 2643658B2 JP 3160596 A JP3160596 A JP 3160596A JP 16059691 A JP16059691 A JP 16059691A JP 2643658 B2 JP2643658 B2 JP 2643658B2
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝送ルートとして現
用の伝送ルートのほかに、バックアップ用の伝送ルート
を備えた通信システムにおけるデータ伝送速度設定装置
に関する。
【0002】近年、金融機関においては、各支店に設置
された現金自動取扱装置(以下、「ATM」という)と
センタに設置されたホストコンピュータとを通信回線で
接続し、ユーザ取引をセンタで集中管理することが行わ
れている。
【0003】このような現金取扱システムにおいては、
リアルタイムで取引を進める必要があるため、回線障害
等に対して早急に対処する必要がある。
【0004】
【従来の技術】従来の現金取扱システムにおいては、現
用のデータ伝送ルートのほかに、バックアップ用のデー
タ伝送ルートを設けることにより、回線障害等に早急に
対処するようになっている。
【0005】この場合、現用データ伝送ルートは、例え
ば、センタに設けられた現用の変復調装置(以下、「モ
デム」という)と支店に設けられたモデムを専用回線を
介して接続することにより構成される。
【0006】これに対し、バックアップ用データ伝送ル
ートは、例えば、センタに設けられたバックアップ用モ
デムと支店に設けられたモデムを公衆回線により接続す
るこにより構成される。
【0007】また、ある支店Aに対応するバックアップ
用モデムとしては、他の支店Bに対応する現用モデムが
兼用されることが多い。
【0008】このように、1つのモデムを現用モデムと
バックアップ用モデムに兼用する構成では、支店Aと支
店Bのデータ伝送速度とが異なる場合、例えば、支店A
側の現用データ伝送ルートに障害が生じ、これをバック
アップ用データ伝送ルートに切り替えても、センタと支
店Aを接続することができない。
【0009】したがって、このような場合は、センタの
バックアップ用モデムと支店Aのモデムのデータ伝送速
度を合わせる必要がある。
【0010】従来は、センタのバックアップ用モデムの
データ伝送速度を支店Aのモデムのデータ伝送速度に合
わせることにより、センタと支店Aをバックアップ用デ
ータ伝送ルートで接続するようになっていた。
【0011】図8及び図9は、上述したような従来のデ
ータ伝送速度設定装置を使ったバックアップシーケンス
を示す図である。なお、図には、このシーケンスを、オ
ペレータ、ネットワーク管理部、発呼モデム、着呼モデ
ムに分けて示す。
【0012】ここで、発呼モデムとは、センタ側のバッ
クアップ用モデムを意味する。これに対し、着呼モデム
とは、支店A側のモデムを意味する。
【0013】図8において、X1,X3は、接続処理を
示し、X2は速度変更処理を示す。
【0014】図示の如く、従来は、接続が成功するま
で、データ変更速度を変更しながら、接続処理を繰り返
すことにより、データ伝送速度を合わせるようになって
いる。図には、2回の接続処理でデータ伝送速度が一致
した場合を示す。
【0015】しかし、このような構成では、接続の失敗
が重なると、データ伝送速度の設定時間が長くなり、障
害に対し、早急に対処することができないという問題が
あった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来は、接続処理を繰り返すことによりデータ伝送速度を
合わせるようになっているため、接続の失敗が続くと、
データ伝送速度の設定時間が長くなり、障害に早急に対
処することができないという問題があった。
【0017】そこで、この発明は、データ伝送速度の設
定時間を短縮することができるデータ伝送速度設定装置
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、この発明の原理
構成を示すブロック図である。
【0019】図において、11は、バックアップ用デー
タ伝送ルートにおける第1の局のバックアップ用伝送装
置と第2の局の伝送装置のデータ伝送速度を記憶するデ
ータ伝送速度記憶手段である。
【0020】12は、現用データ伝送ルートに障害が発
生すると、データ伝送速度記憶手段11の記憶内容に基
づいて、バックアップ用伝送装置と第2の局の伝送装置
とのデータ伝送速度が等しいか否かを判定するデータ伝
送速度判定手段である。
【0021】13は、このデータ伝送速度判定手段12
によりデータ伝送速度が等しくないと判定されると、バ
ックアップ用伝送装置のデータ伝送速度が第2の局の伝
送装置のデータ伝送速度に一致するように、バックアッ
プ用伝送装置のデータ伝送速度を変更するデータ伝送速
度変更手段である。
【0022】
【作用】上記構成においては、予め、データ伝送速度記
憶手段11に対して、バックアップ用伝送装置のデータ
伝送速度と第2の局側の伝送装置のデータ伝送速度が記
憶されている。
【0023】このような状態において、現用データ伝送
ルートに障害が発生すると、データ伝送速度判定手段1
2により、データ伝送速度記憶手段11の記憶内容に基
づいて、バックアップ用伝送装置と第2の局の伝送装置
とのデータ伝送速度が等しいか否かが判定される。
【0024】この判定処理により、両者のデータ伝送速
度が等しくないと判定されると、バックアップ用伝送装
置のデータ伝送速度が第2の局の伝送装置のデータ伝送
速度に一致するように、バックアップ用伝送装置のデー
タ伝送速度が変更される。
【0025】これにより、接続処理を繰り返すことな
く、データ伝送速度を合わせることができるので、障害
発生時、対向する局を早急に接続することができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を詳細に説明する。
【0027】図2は、この発明に係るデータ伝送速度設
定装置の構成を示すブロック図である。図3は、この発
明が適用される通信システムの第1の例の構成を示すブ
ロック図である。
【0028】ここで、図2のデータ伝送速度設定装置を
説明する前に、図3の通信システムの構成を説明する。
【0029】図3の通信システムは、例えば、現金取扱
システムとして構成されたものである。なお、図には、
センタと3つの支店A,B,Cを接続する場合を代表と
して示す。
【0030】図3において、31は、センタに設置され
たホストコンピュータである。32A,32B,32C
は、それぞれ支店A,B,Cに設置されたATMであ
る。
【0031】33A,33B,33Cは、各支店A,
B,Cごとにセンタに設置されたモデムである。各モデ
ム33A,33B,33Cは、通信制御装置(以下、
「CCU」という)34を介してホストコンピュータ3
1に接続されている。
【0032】35A,35B,35Cは、各支店に設置
されたモデムである。各モデム35A,35B,35C
は、それぞれ対応するATM32A,32B,32Cに
接続されている。
【0033】36Aは、モデム33A,35Aを接続す
る専用回線である。同様に、36Bは、モデム33B,
35Bを接続する専用回線であり、36Cは、モデム3
3C,35Cを接続する専用回線である。
【0034】37は、モデム33A,33B,33Cと
モデム35A,35B,35Cを接続する公衆回線であ
る。
【0035】38は、センタに設けられ、ネットワーク
の管理を行うネットワーク管理部である。このネットワ
ーク管理部38は、ネットワークインタフェースプロセ
ッサ(以下、「NIP」という)39を介してモデム3
3A,33B,33Cに接続されている。
【0036】ここで、NIP39とは、モデム33A,
33B,33Cの動作状態といったネットワークの状態
を監視するとともに、ネットワーク管理部38の制御の
下に、ネットワークの接続状態を制御する機能等を有す
るプロセッサである。
【0037】40Aは、モデム33A,35A間に設定
された監視線であり、NIP39を介してネットワーク
管理部38に接続されている。同様に、40Bは、モデ
ム33B,35B間に設定された監視線であり、40C
は、モデム33C,35C間に設定された監視線であ
る。
【0038】41は、ネットワークに関する各種情報を
記憶するデータベースである。
【0039】センタと支店Aとの間の通信は、通常は、
モデム33A,35Aと専用回線36Aを介して行われ
る。これに対し、このデータ伝送ルートに障害が発生す
ると、モデム33B,35Aと公衆回線37を介して通
信が行われる。
【0040】つまり、モデム33A,35Aと専用回線
36Aは、センタと支店Aとの間の現用データ伝送ルー
トを構成し、モデム33B,35Aと公衆回線37は、
同じくバックアップ用データ伝送ルートを構成する。
【0041】同様に、センタと支店Bとの間の現用デー
タ伝送ルートは、モデム33B,35Bと専用回線36
Bにより構成され、バックアップ用データ伝送ルート
は、モデム33C,35Bと公衆回線37により構成さ
れる。
【0042】また、センタと支店Cとの間の現用データ
伝送ルートは、モデム33C,35Cと専用回線36B
により構成され、バックアップ用データ伝送ルートは、
モデム33A,35Cと公衆回線37により構成され
る。
【0043】ここで、データ伝送ルート障害とは、専用
回線36A,36B、36Cの断線やモデム33A,3
3B,33Cの故障等を意味する。
【0044】上記のように、各モデム33A,33B,
33Cは、現用モデムとして使用されるとともに、バッ
クアップ用モデムとしても使用されるため、通常の変復
調機能のほかに、バックアップモデムとして動作するた
めのアダプタ部が設けられている。
【0045】また、各現用データ伝送ルートに障害が発
生した場合に、いずれのモデム33A,33B,33C
をバックアップ用モデムとして使用するかの情報は、予
め、データベース41に登録されている。
【0046】以上が、この発明が適用される通信システ
ムの第1の例の概略構成である。
【0047】次に、図2に戻って、この発明の特徴とす
るデータ伝送速度設定装置の一実施例の構成を説明す
る。
【0048】図2のデータ伝送速度設定装置は、ネット
ワーク管理部38に設けられている。このデータ伝送速
度設定装置は、データ伝送ルートを現用データ伝送ルー
トからバックアップ用データ伝送ルートに切り替える際
に、バックアップ用モデムのデータ伝送速度の支店側の
モデムのデータ伝送速度に合わせる役割を果たす。
【0049】なお、図示のデータ伝送速度設定装置は、
ハードウェアだけでなく、ソフトウェアにより実現して
もよいことは勿論である。
【0050】図2において、21は、オペレータが着呼
モデム名を入力するための着呼モデム入力部である。こ
の着呼モデム入力部21は、例えば、ネットワーク管理
部38に設けられたキーボードにより構成される。
【0051】ここで、着呼モデムとは、障害が生じた現
用データ伝送ルートにおいて、支店側に設けられるモデ
ムをいう。例えば、センタと支店Aとの間の現用データ
伝送ルートに障害が生じた場合は、モデム35Aが着呼
モデムとなる。
【0052】なお、この着呼モデムは、ネットワーク管
理部38のディスプレイに表示される障害内容に基づい
てオペレータにより判断される。
【0053】22は、入力された着呼モデムに対応する
発呼モデムを選択する発呼モデム選択部である。ここ
で、発呼モデムとは、バックアップ用モデムを意味す
る。上記例の場合、モデム33Bが発呼モデムとなる。
【0054】この発呼モデムの選択は、データベース4
1に登録されているバックアップ用モデム情報に基づい
てなされる。
【0055】23は、発呼モデムと着呼モデムのデータ
伝送速度が等しいか否かを判定するデータ伝送速度判定
部である。
【0056】このデータ伝送速度判定部23は、データ
ベース41に予め登録されている各モデム33A,33
B,33C,35A,35B,35Cのデータ伝送速度
に基づいて、両モデムのデータ伝送速度が等しいか否か
を判定する。
【0057】24は、データ伝送速度判定部23の判定
結果に基づいて、発呼モデムのデータ伝送速度を変更す
るデータ伝送速度変更部である。
【0058】すなわち、このデータ伝送速度変更部24
は、データ伝送速度判定部23により両モデムのデータ
伝送速度が等しくないと判定されると、発呼モデムのデ
ータ伝送速度が着呼モデムのデータ伝送速度に一致する
ように、発呼モデムのデータ伝送速度を変更する。
【0059】以上が、一実施例のデータ伝送速度設定装
置の構成である。
【0060】次に、このデータ伝送速度設定装置を使っ
たバックアップシーケンスを図4を参照しながら説明す
る。
【0061】図4は、図8及び図9と同様に、バックア
ップシーケンスをオペレータ、ネットワーク管理部3
8、発呼モデム、着呼モデムの処理に分けて示すもので
ある。
【0062】今、センタと支店Aとの間で通信が行われ
ているものとする。
【0063】この場合、ホストコンピュータ31の送信
データは、CCU34を介してモデム33Aに供給さ
れ、このモデム33Aで変調された後、専用回線36A
を介してモデム35Aに送られる。この後、このモデム
35Aで復調された後、ATM32Aに供給される。
【0064】一方、ATM32Aの送信データは、モデ
ム35Aで変調された後、専用回線36Aを介してモデ
ム33Aに送られる。この後、このモデム33Aで復調
された後、CCU34を介してホストコンピュータ31
に供給される。
【0065】この状態において、例えば、専用回線36
Aに障害が発生すると、この障害情報は、モデム33A
を介してNIP39に吸収された後、このNIP39か
らネットワーク管理部38に供給される。
【0066】障害情報を受けたネットワーク管理部38
においては、この障害情報の分析が行われ、この分析結
果がディスプレイに表示される。これにより、オペレー
タは、専用回線36Aに障害が生じたことを確認するこ
とができる。
【0067】これにより、図4に示すようなバックアッ
プシーケンスが実行される。
【0068】このシーケンスにおいては、まず、オペレ
ータにより、着呼モデム名の入力処理が実行される(ス
テップS11)。今の例の場合、着呼モデムとしては、
モデム35Aが入力される。
【0069】次に、ネットワーク管理部38により入力
された着呼モデムに対応する発呼モデムの選択処理が実
行される(ステップS12)。この選択は、データベー
ス41の記憶情報に基づいてなされる。今の例の場合、
モデム33Bが選択される。
【0070】選択された発呼モデム33Bは、ネットワ
ーク管理部38によりそのディスプレイに表示される。
これにより、オペレータは、発呼モデム名を確認するこ
とができる(ステップS13)。
【0071】次に、オペレータにより、ネットワーク管
理部38に対して、発呼モデム33Bと着呼モデム35
Aの接続が指示される(ステップS14)。
【0072】これにより、ネットワーク管理部38にお
いては、両モデム35A,33Bのデータ伝送速度が等
しいか否かが判定される(ステップS15)。この判定
は、データベース41に記憶されている着呼モデム35
Aと発呼モデム33Bのデータ伝送速度に基づいてなさ
れる。
【0073】この判定の結果、両モデム35A,33B
のデータ伝送速度が等しくないと判定されると、ネット
ワーク管理部38がモデム33Bに対して、データ転送
速度の変更を指示する(ステップS16)。
【0074】これにより、モデム33Bにおいては、デ
ータ伝送速度の変更処理が行われる(ステップS1
7)。この場合、変更すべきデータ伝送速度は、ネット
ワーク管理部38により指定される。これにより、モデ
ム33Bのデータ伝送速度がモデム35Aのデータ伝送
速度に合わせられる。
【0075】この変更処理の終了は、ネットワーク管理
部38により監視される。ネットワーク管理部38は、
データ伝送速度の変更処理の終了を認識すると(ステッ
プS18)、モデム33Bのアダプタ部に対して、モデ
ム35Bの電話番号の設定を指示する(ステップS1
9)。
【0076】これにより、モデム33Bから公衆回線3
7を介してモデム35Aに呼出信号が供給される(ステ
ップS20)。その結果、モデム35Aから公衆回線3
7を介してモデム33Cに応答信号が返送される(ステ
ップS21)。
【0077】これにより、モデム33Bのアダプタ部か
らネットワーク管理部38に対して、接続完了通知がな
される(ステップS22)。その結果、ネットワーク管
理部38のディスプレイに接続完了表示がなされる(ス
テップS23)。これにより、オペレータは、接続完了
を確認することができる(ステップS24)。
【0078】以上により、バックアップシーケンスが終
了する。
【0079】以上詳述したこの実施例によれば、データ
伝送速度の設定時間を従来よりも短縮することができ
る。
【0080】これは、接続処理を繰り返すことによりデ
ータ伝送速度を設定するのではなく、データベース41
に登録されているデータ伝送速度に基づいて、発呼モデ
ムのデータ伝送速度を設定するようにしたからである。
【0081】なお、以上の説明では、バックアップ用伝
送ルートが公衆回線37により構成される通信システム
にこの発明を適用する場合を説明した。
【0082】しかし、この発明は、バックアップ用伝送
ルートが専用回線により構成される通信システムに適用
してもよい。このような通信システムとしては、例え
ば、図5に示すようなシステムが考えられる。図中、4
2A,42B,42Cがバックアップ用の専用回線であ
る。
【0083】また、以上の説明では、1つのモデムを現
用モデムとバックアップ用モデムに兼用する構成の通信
システムにこの発明を適用する場合を説明した。
【0084】しかし、この発明は、現用モデムのほか
に、バックアップ専用のモデムを有する通信システムに
適用してもよい。このような通信システムとしては、例
えば、図6に示すようなシステムが考えられる。図中、
43A,43Bがバックアップ専用のモデムであり、モ
デム33A,33Bは、現用モデムとしてのみ用いられ
る。
【0085】また、以上の説明では、1つの局と複数の
局を接続する通信システムにこの発明を適用する場合を
説明した。
【0086】しかし、この発明は、2つの局のみを接続
する通信システムに適用してもよい。このような通信シ
ステムとしては、例えば、図7に示すようなシステムが
考えられる。図には、2つのバックアップモデムを有す
る場合を示す。
【0087】また、以上の説明では、モデムのデータ伝
送速度の設定にこの発明を適用する場合を説明した。つ
まり、ディジタル信号をアナログ伝送する伝送装置のデ
ータ伝送速度の設定にこの発明を適用する場合を説明し
た。
【0088】しかし、この発明は、データをディジタル
伝送する伝送装置のデータ伝送速度の設定にも適用する
ことができる。
【0089】このほかにも、この発明は、その要旨を逸
脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿論であ
る。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
接続処理を繰り返すことなく、データ伝送速度を設定す
ることができるので、障害発生時、早急に障害発生ルー
トをバックアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明が適用される通信システムの第1の例
の構成を示すブロック図である。
【図4】一実施例の動作を説明するための図である。
【図5】この発明が適用される通信システムの第2の例
の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明が適用される通信システムの第3の例
の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明が適用される通信システムの第4の例
の構成を示すブロック図である。
【図8】従来のデータ伝送速度設定装置の動作の一部を
説明するための図である。
【図9】従来のデータ伝送速度設定装置の動作の一部を
説明するための図である。
【符号の説明】
11 データ伝送速度記憶手段 12 データ伝送速度判定手段 13 データ伝送速度変更手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の局と第2の局との間のデータ伝送
    ルートとして、前記第1の局に設けられた現用の伝送装
    置を使った現用のデータ伝送ルートとバックアップ用の
    伝送装置を使ったバックアップ用のデータ伝送ルートを
    備えた通信システムにおいて、 前記バックアップ用データ伝送ルートにおける前記第1
    の局のバックアップ用伝送装置と前記第2の局の伝送装
    置のデータ伝送速度を記憶するデータ伝送速度記憶手段
    (11)と、 前記現用データ伝送ルートに障害が発生すると、前記デ
    ータ伝送速度記憶手段(11)の記憶内容に基づいて、前記
    バックアップ用データ伝送ルートにおける前記第1の局
    のバックアップ用伝送装置と前記第2の局の伝送装置と
    のデータ伝送速度が等しいか否かを判定するデータ伝送
    速度判定手段(12)と、 このデータ伝送速度判定手段(12)によりデータ伝送速度
    が等しくないと判定されると、前記バックアップ用伝送
    装置のデータ伝送速度が前記第2の局の伝送装置のデー
    タ伝送速度と一致するように、前記バックアップ用伝送
    装置のデータ伝送速度を変更するデータ伝送速度変更手
    段(13)とを具備したことを特徴とするデータ伝送速度設
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の局は複数存在し、前記現用伝
    送装置は各第2の局ごとに設けられ、かつ、各現用伝送
    装置は、対応する現用データ伝送ルートによって接続さ
    れた第2の局とは異なる第2の局のバックアップ用伝送
    装置に兼用されることを特徴とする請求項1記載のデー
    タ伝送速度設定装置。
  3. 【請求項3】 前記伝送装置は、ディジタル信号をアナ
    ルグ伝送するための変復調装置であることを特徴とする
    請求項1記載のデータ伝送速度設定装置。
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