JP2643505B2 - リングローリングミル - Google Patents

リングローリングミル

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JP2643505B2 JP33699489A JP33699489A JP2643505B2 JP 2643505 B2 JP2643505 B2 JP 2643505B2 JP 33699489 A JP33699489 A JP 33699489A JP 33699489 A JP33699489 A JP 33699489A JP 2643505 B2 JP2643505 B2 JP 2643505B2
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弘明 菊池
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21HMAKING PARTICULAR METAL OBJECTS BY ROLLING, e.g. SCREWS, WHEELS, RINGS, BARRELS, BALLS
    • B21H1/00Making articles shaped as bodies of revolution
    • B21H1/06Making articles shaped as bodies of revolution rings of restricted axial length

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、リング状の素材をさらにリング状に圧延す
るリングローリングミルに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のリングローリングミルとしては、例え
ば、第4図に示すものが知られている。
即ち、主ロール1と、この主ロール1の回転軸に平行
に配されたマンドレル(副ロール)2との間にリング状
の素材Aの壁部を挟み、該マンドレル2を主ロール1側
に押圧しながら該主ロール1を回転することによって、
該素材Aをさらに圧延するものである。
そして、主ロールやマンドレルの外周面に、周方向に
均一な環状の凸部や凹部を設けることによって、素材A
の外周面及び内周面に周方向に均一な環状の凸部や凹部
を成形することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来のリングローリングミルにおいて
は、素材Aの外周面に周方向に不連続な凸部や凹部を成
形しようとすると、圧延の進行にともなって、主ロール
と素材Aとの相対位置がずれてしまい、凸部等をきれい
に成形することができないという問題があった。
このため、素材Aの外周面に不連続な凸部等を成形す
る場合には、一般に機械加工によって行っていた。しか
し、凸部を成形するには、その凸部以外の部分を総て削
り取らなければならず、極めて歩留りが悪いという欠点
があった。
従って、従来より、素材Aの外周面に不連続な凸部等
を成形することのできるリングローリングミルの開発が
望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、素
材の外周面に不連続の凸部等を成形することのできるリ
ングローリングミルを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するため、主ロールと、こ
の主ロールに対向して設けられた副ロールとを備えてな
り、前記主ロールと前記副ロールとの間でリング状の素
材の壁面を押圧して該素材をリング状に圧延するリング
ローリングミルにおいて、 前記素材の外周面を囲むように設けられた分割型と、
この分割型の外周面に密着して該分割型を環状に保持す
る円筒状の外枠とを設け、これら分割型および外枠ごと
前記素材を圧延するものである。
[作用] 本発明においては、主ロールと副ロールとの押圧によ
って素材の外周面が分割型の内周面の凹凸に倣うように
圧延される。従って、例えば分割型の内周面に周方向に
不連続の凸部あるいは凹部を成形しておけば、これらの
凸部あるいは凹部に対応する凹凸を該素材の外周面に成
形することができる。また、素材を圧延した後は、分割
型を外枠から取り外すことによって、圧延後の素材が容
易に取り出せる。
[実施例] 以下、第1図ないし第3図を参照して本発明の一実施
例を説明する。
第1図ないし第2図において、11は主ロールであり、
12はマンドレル(副ロール)である、主ロール11は、そ
の軸心を中心にして回転駆動可能の設けらたものであ
る。マンドレル12は、その軸心が主ロール11の軸心と平
行に配置されたものであり、軸心を中心にして回転自由
に構成されているとともに、主ロール11に接離する方向
に移動駆動されるようになっている。
そして、上記主ロール11とマンドレル12との間には、
リング状の素材Aを圧延するための圧延治具13が設けら
れている。
この圧延治具13は、素材Aの内周面を成形するマンド
レルスリーブ14と、素材Aの外周面を成形する分割型15
と、この分割型15を半径方向外側から保持する外枠16と
を備えたものである。
マンドレルスリーブ14は、円筒状に形成されたもので
あり、マンドレル12に回転自在に嵌合するようになって
いる。そして、その外周面には、周方向に連続する段部
が形成されている。
分割型15は、圧延前の素材Aの外径よりわずかに大き
な内径を有する円筒状のものを、周方向に180゜ずれた
位置で2分割したものである。この分割型15の内周面に
は、周方向に連続する段部や、第2図、第3図に示すよ
うな、周方向に不連続な凹部15aが形成されている。ま
た、この分割型15の外周面には、外枠16における軸方向
の位置を規定するための段部15bが形成されている。
外枠16は、円筒状に形成されたものであり、その内周
面には、前記分割型15の段部15bに係止する段部16aが形
成されている。そして、外枠16の外周面は、円筒面状に
形成されている。
上記のように構成されたリングローリングミルにおい
ては、素材Aおよび分割型15を炉内で加熱しておく。こ
の場合、分割型15の温度を素材Aより高めに加熱してお
くことが好ましい。そして、分割型15を外枠16内に挿入
して円筒状に保持し、この分割型内に素材Aを挿入した
状態でマンドレル12と主ロール11と間で該素材Aを圧延
する。この際、主ロール11を回転駆動ながら、マンドレ
ル12を主ロール11側に移動する。そうすると、素材Aが
マンドレルスリーブ14と分割型15とによって圧延され、
該素材Aの内周面がマンドレルスリーブ14の外周面の形
状に倣うとともに、該素材Aの外周面も分割型15の内周
面の形状に倣う。
素材Aの成形が終わったら、該素材Aを外枠16ごと取
り出し、分割型15を外枠16から押し出す。これにより、
分割型15を分離して、中から素材Aを取り出す。
上記のように構成されたリングローリングミルにおい
ては、分割型15を分割することができるから、外周面に
凸部や凹部を形成した素材Aを分割型15から容易に取り
出すことができる。従って、圧延によって、リング状の
素材Aの外周面に凸部あるいは凹部を容易に成形するこ
とができるという顕著な作用効果を奏する。
しかも、分割型15を外枠16によって保持しているか
ら、分割型15を円筒状に確実に保持することができる。
従って、素材Aを精密に成形することができるという効
果も奏する。
さらに、分割型15を素材Aと同等か又は200〜300℃低
い温度で加熱しておくことにより、素材Aから放熱を防
止することができ、該素材Aを一定の温度で圧延し容易
に成形することができるという効果も奏する。
なお、上記実施例において、主ロール11で回転駆動す
るように構成したが、副ロール12で回転駆動してもよい
ことはいうまでもない。
また、圧延前に、マンドレルスリーブ14や外枠16につ
いても加熱しておくようにしてもよい。
さらに、分割型15を、負80℃の位置で2分割するよう
に構成したが、さらに多数位置で任意の形状に分割して
もよいことはいうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、主ロールと、
この主ロールに対向して設けられた副ロールとを備えて
なり、前記主ロールと前記副ロールとの間でリング状の
素材の壁面を押圧して該素材をリング状に圧延するリン
グローリングミルにおいて、 前記素材の外周面を囲むように設けられた分割型と、
この分割型の外周面に密着して該分割型を環状に保持す
る円筒状の外枠とを設け、これら分割型および外枠ごと
前記素材を圧延するものであるから、 分割型の内周面に周方向に不連続な凹凸を形成してお
くことにより、素材の外周面に周方向に不連続な凸部あ
るいは凹部を成形することができる。そして、素材を圧
延した後は、分割型を外枠から取り外して分割すること
によって該素材を容易に取り出すことができる。
従って、圧延によってリング状の素材の外周面に、周
方向に不連続な凸部あるいは凹部を成形することができ
るという顕著な作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はリングローリングミルの要部を断面視した
平面図、第2図は同リングローリングミルの要部を断面
視した平面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面
図、第4図は従来例として示したリングローリングミル
の要部断面側面図である。 11……主ロール、、12……マンドレル(副ロール)、 15……分割型、 16……外枠、 A……素材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主ロールと、この主ロールに対向して設け
    られた副ロールとを備えてなり、前記主ロールと前記副
    ロールとの間でリング状の素材の壁面を押圧して該素材
    をリングに状圧延するリングローリングミルにおいて、 前記素材の外周面を囲むように設けられた分割型と、こ
    の分割型の外周面に密着して該分割型を環状に保持する
    円筒状の外枠とを設け、これら分割型および外枠ごと前
    記素材を圧延することを特徴とするリングローリングミ
    ル。
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