JP2639752B2 - 一軸研削摩擦籾摺精米装置 - Google Patents

一軸研削摩擦籾摺精米装置

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JP2639752B2
JP2639752B2 JP6796591A JP6796591A JP2639752B2 JP 2639752 B2 JP2639752 B2 JP 2639752B2 JP 6796591 A JP6796591 A JP 6796591A JP 6796591 A JP6796591 A JP 6796591A JP 2639752 B2 JP2639752 B2 JP 2639752B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一軸研削摩擦籾摺精米
装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、実開昭61−143637
号、特開昭62−83046号、同62−87251
号、同62−94145号各公報には、籾摺と精米とを
連続して行なえる装置について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の籾摺精米装
置は、いずれも相当な価格であり、その点が障害の一つ
になって、普及を妨げている。また、前記公知の籾摺精
米装置の籾摺部は、いずれもゴムロ−ルであるから、籾
摺するだけで精米はしない。しかし、籾摺と精米とを、
一軸で構成すると、いずれか一方の動力伝達機構は省略
できるばかりでなく、全体を小じんまりした小型に形成
できるから、大幅にコストをダウンすることができる
し、ゴムロ−ルを金剛砂研削ロ−ルにすると、籾摺(金
剛砂研削ロ−ルで籾摺可能)だけでなく、研削搗精もで
きるから、籾米を供給したときは籾摺精米ができ、玄米
を供給したときは、研削摩擦精米ができるようになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、動力により回
転する中空縦軸5に噴風摩擦精米ロ−ル9を、該噴風摩
擦精米ロ−ル9の上部位置の前記中空縦軸5には水平環
状回転金剛砂ロ−ル体12を固定し、該回転金剛砂ロ−
ル体12の上方位置に水平環状非回転金剛砂ロ−ル体2
6を設けた一軸研削摩擦籾摺精米装置としたものであ
る。
【0005】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は下部台で、下部台1の一側上方にモータ2が設けら
れ、下部台1の他側上部に縦筒3を設け、縦筒3内に軸
受4を介して中空縦軸5を軸装する。中空縦軸5の下端
は下部台1内に突き出て受動プーリ6を固定する。受動
プーリ6はモータ2の駆動プーリ7と対となる位置に設
けられ、受動プーリ6と駆動プーリ7との間にベルト8
を掛け回す。
【0006】中空縦軸5は縦筒3より上方に長く突出
し、突出した中空縦軸5の下方位置に噴風摩擦精米ロー
ル9(摩擦精米とは、粒々摩擦による精米)を固定す
る。噴風摩擦精米ロール9の上部には送穀螺旋10(送
穀螺旋10は必須要件でない)を固定し、送穀螺旋10
の上方にはファン11(ファン11は機外に取付ること
もある)を固定し、ファン11の上部には水平環状回転
金剛砂ロール体12(金剛砂ロールは研削するから、研
削ロ−ルともいう)を固定する。
【0007】前記噴風摩擦精米ロール9の外周は除糠筒
13(無数の穴が形成されている)で包囲し、除糠筒1
3の外周は糠室14となる。噴風摩擦精米ロール9と除
糠筒13の間は精米室15となり、精米室15の下端は
排出口16となる。排出口16には上下動して排出口1
6を開閉する調節弁17が設けられる。18は排出樋で
ある。送穀螺旋10の外周は盲筒の送穀筒19で包囲
し、送穀螺旋10と送穀筒19の間が送穀室20とな
る。
【0008】前記水平環状回転金剛砂ロール体12は中
空縦軸5に上方から嵌合される回転誘導傘21と、誘導
傘21の下部側に取付けられた水平回転環状金剛砂22
とより形成される。環状ゴム22の下部の外周は上部ケ
ース23で包囲される。上部ケース23の内部は落下室
24になり、落下室24の一部と送穀室20とを誘導管
25で連結する。
【0009】水平環状回転金剛砂ロール体12の上方に
は味噌摺り運動をする水平環状非回転金剛砂ロール体2
6が設けられる。非回転籾摺ロール体26の中心上方位
置には供給筒27が位置する。供給筒27は上部ケース
23に固定した支持杆28で固定される。29は供給筒
27の上部に固定した供給ホッパ、30は開閉バルブで
ある。供給筒27の外周には軸受31を介して水平回動
する回転筒32が軸装され、回転筒32の外周には受動
プーリ33が固定され、受動プーリ33と対をなすプー
リ34は前記受動プーリ6で回転する下部台1内のプー
リ35の軸36の上端に固定される。37はベルトであ
る。
【0010】回転筒32の下部は異径部38に形成さ
れ、異径部38に軸受39を介して揺動筒40が軸装さ
れる。揺動筒40の外周に前記環状金剛砂22と対をな
す水平非回転環状金剛砂41が取付けられる。
【0011】42はファン11のケース、43はファン
11の吸引口、44は落下室24の吸引口、45は上部
ケース23に開口した吸引口である。前記中空縦軸5内
には上下動杆46が設けられ、上下動杆46の上端には
梃子杆47が軸止される。48は調節機構48であり、
上下動杆46の下端に、前記調節弁17が取付けられ
る。49は下部台1内に設けたブロア、50はブロア4
9を回転させるプーリ、51はブロア49とプーリ50
との間に掛け回したベルト、52はプーリ33とプーリ
34との間に掛け回したベルトである。
【0012】
【作用】次に作用を述べる。モータ2に通電すると、駆
動プーリ7とプーリ50が回転し、ベルト8、受動プー
リ6を介して中空縦軸5を回転させ、中空縦軸5に固定
されている噴風摩擦精米ロール9、送穀螺旋10、ファ
ン11、水平環状回転金剛砂ロール体12を回転させ
る。
【0013】また、受動プーリ6を介してプーリ35、
軸36、プーリ34を回転させ、受動プーリ33を回転
させて、回転筒32を回転させ、水平環状非回転金剛砂
ロール体26を味噌摺り運動させ、非回転籾摺環状金剛
砂41を回転籾摺環状金剛砂22に対し、部分的に次々
に接触方向に揺動させる。
【0014】この状態で供給ホッパ29に籾米aを供給
し、開閉バルブ30を開くと籾米aは誘導傘21より四
方に拡散し、非回転環状金剛砂22と回転環状金剛砂4
1の間で籾摺されて玄米bと籾殻cに分割され、籾殻c
はファン11の回転で吸引口43より吸引され機外に排
出される。玄米bは自重で落下して送穀室20内に流入
し、送穀螺旋10より下方に送られ精米室15内に流入
する。精米室15内では噴風摩擦精米ロール9の回転で
精米され分離糠は糠室14よりブロア49に吸引され、
所定の場所に貯留される。白米dは精米室15内を流下
し、排出口16より排出樋18に取出される。また、供
給ホッパ29に玄米を供給し、開閉バルブ30を開くと
玄米は誘導傘21より四方に拡散し、非回転環状金剛砂
22と回転環状金剛砂41の間で研削精米されて一次精
米され、糠はファン11の回転で吸引口43より吸引さ
れ機外に排出される。一次精米された玄米は自重で落下
して送穀室20内に流入し、送穀螺旋10より下方に送
られ精米室15内に流入する。精米室15内では噴風摩
擦精米ロール9の回転で二次精米され分離糠は糠室14
よりブロア49に吸引され、所定の場所に貯留される。
白米は精米室15内を流下し、排出口16より排出樋1
8に取出される。
【0015】
【発明の効果】本発明は、動力により回転する中空縦軸
5に噴風摩擦精米ロ−ル9を、該噴風摩擦精米ロ−ル9
の上部位置の前記中空縦軸5には水平環状回転金剛砂ロ
−ル体12を固定し、該籾摺ロ−ル体12の上方位置に
水平環状非回転金剛砂ロ−ル体26を設けた一軸研削摩
擦籾摺精米装置としたから、水平環状回転金剛砂ロール
体12は精米部の中空縦軸5に固定されているので、一
個の動力伝達機構で水平環状回転金剛砂ロール体12と
噴風摩擦精米ロ−ル9とを駆動でき、大幅にコストダウ
ンできるばかりでなく、籾米からの籾摺精米と、玄米か
らの研削摩擦精米の両用に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部縦断面図。
【図2】 部分拡大縦断面図。
【図3】 全体側面図。
【符号の説明】
1…下部台、2…モータ、3…縦筒、4…軸受、5…中
空縦軸、6…受動プーリ、7…駆動プーリ、8…ベルト
8、9…噴風摩擦精米ロール、10…送穀螺旋、11…
ファン、12…水平環状回転金剛砂ロール体、13…除
糠筒、14…糠室、15…精米室、16…排出口、17
…調節弁、18…排出樋、19…送穀筒、20…送穀
室、21…誘導傘、22…水平環状回転金剛砂、23…
上部ケース、24…落下室、25…誘導管、26…水平
環状非回転金剛砂ロール体、27…供給筒、28…支持
杆、29…供給ホッパ、30…開閉バルブ、31…軸
受、32…回転筒、33…受動プーリ、34…プーリ、
35…プーリ、36…軸、37…ベルト、38…異径
部、39…軸受、40…揺動筒、41…籾摺ロール、4
2…ケース、43…吸引口、44…吸引口、45…吸引
口、46…上下動杆、47…梃子杆、48…調節機構、
49…ブロア、50…プーリ、51…ベルト、52…ベ
ルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力により回転する中空縦軸5に噴風摩
    擦精米ロ−ル9を、該噴風摩擦精米ロ−ル9の上部位置
    の前記中空縦軸5には水平環状回転金剛砂ロ−ル体12
    を固定し、該回転金剛砂ロ−ル体12の上方位置に水平
    環状非回転金剛砂ロ−ル体26を設けた一軸研削摩擦籾
    摺精米装置。
JP6796591A 1991-03-07 1991-03-07 一軸研削摩擦籾摺精米装置 Expired - Lifetime JP2639752B2 (ja)

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CN104492522A (zh) * 2014-11-19 2015-04-08 武汉轻工大学 一种砂球柔性碾米机及一种粮食介质碾米方法

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