JP2638273B2 - ユニーク・ワード検出方式 - Google Patents

ユニーク・ワード検出方式

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JP2638273B2 JP24825890A JP24825890A JP2638273B2 JP 2638273 B2 JP2638273 B2 JP 2638273B2 JP 24825890 A JP24825890 A JP 24825890A JP 24825890 A JP24825890 A JP 24825890A JP 2638273 B2 JP2638273 B2 JP 2638273B2
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    • HELECTRICITY
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はユニーク・ワード検出装置に関し、特に衛星
通信方式におけるバーストに含まれるユニーク・ワード
を検出するための装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図は、一般的なバーストフレーム構成を示す図で
あり、第6図は従来のユニーク・ワード検出回路の構成
を示す図である。
第5図において、バーストは無変調搬送波からなるキ
ャリア再生部100と、クロックパルスにより変調された
キャリアからなるビットタイミング再生部200とユニー
ク・ワードにより変調されたキャリアからなるユニーク
・ワード部300と、データ信号により変調されたキャリ
アからなるデータ部400からなる。
第6図において、入力端子1から供給されるPSK変調
波信号は、復調回路10によって復調される。復調信号
は、出力端子2から受信データとして出力される。復調
信号はまた第1低域濾波回路11,2乗回路12,第2低域濾
波回路13,比較回路14によってバーストの先頭にある搬
送波再生部が検出される。この検出タイミング(搬送波
再生部開始検出信号)を基準にしてアパーチャ発生回路
16であらかじめ定められているバースト・フレーム構成
からビット・タイミング再生部に続くユニーク・ワード
の検出タイミングを推定し、アパーチャを設ける。アパ
ーチャ発生回路は、たとえば、搬送波再生部開始検出信
号を遅延する遅延回路と、この遅延回路出力の立上りを
トリガとするワンショットモノステーブマルチバイブレ
ータで構成される。ユニーク・ワード検出器17は、アパ
ーチャ発生回路28でつくられたアパーチャ内で復調され
た信号からユニーク・ワードを検出し、出力端子22から
ユニーク・ワード検出信号を出力する。なおユニーク・
ワード検出器の構成については、たとえばW.W.Wu著“El
ements of Digital Satellite Communication"Vol.1(C
OMPUTER SCFENCE PRESS,1984年)の第342頁以下に記載
されている。
上記の動作をより具体的に述べる。第1の低域濾波回
路11,2乗回路12,第2の低域濾波回路13,で直流成分抽出
手段19を形成する。復調回路10の出力は、第1低域濾波
回路11に供給される。復調回路10において搬送波同期が
確立すると、復調回路10は、第1図の搬送波再生部が入
力されると、直流ベクトルを出力する。この直流ベクト
ルの大きさを2乗回路(または絶対値回路)12で求め
る。2乗回路による信号分散の増加を抑えるため2乗回
路出力は第2低域濾波回路13へ供給される。第2低域濾
波回路の出力レベルが比較回路14において前もって設定
されたスレッシュホルド(TH)と比較され、搬送波再生
部の開始時点を検出する。
第7図A,第7図B,第7図Cは各々無信号時、無変調搬
送波(搬送波再生部)受信時、変調搬送波(ビット・タ
イミング再生部またはデータ部)受信時に対する復調器
10出力を位相平面上に示している。
第7図Aに示すように、無信号時の復調器出力は位相
平面でみるとその原点の中心に分散している。これを第
1の低域濾波器11に通しても直流成分は検出されず中心
に分散している。第1の低域濾波器11通過後の分散は雑
音が圧縮され小さくなっている。この大きさは零に近い
小さな値を中心に分散し2乗回路12で大きさが検出され
た後第2の低域濾波器13を通すと零に近い値となる。
無変調搬送波の場合、復調信号は第7図Bに示すよう
にほぼ長円形に分散する。この分散は復調器10内のPhas
e lock loofの出力変動により生じる。この信号を第1
の低域濾波器11に通すと長円形の分散が小さくなる。こ
のベクトルの大きさを2乗回路12で求めると、無信号時
とは異なり非零の安定した直流値が観測される。次の低
域濾波器13の出力からはあるレベル以上の値が得られ無
変調搬送波すなわち搬送波再生部を識別することができ
る。
変調波が入力した場合には第7図Cに示す如くPLLに
よって位相平面上で中心を対称とする長円形状に分散
し、“0",“1"信号に対応して逆方向の位相を有するベ
クトルを出力する。このベクトル出力は低域濾波器で互
いに相殺され、雑音成分だけが残る。このため2乗回路
12で大きさを求めても無信号時と似た出力となり、変調
波に対しても出力は零に近い値となる。このようにして
バースト先頭の搬送波再生部(無変調搬送波)受信時に
は、第2の低域濾波器13に安定した高いレベルの信号が
出力される。
したがって比較回路14においてスレッシュホルド(T
H)を設定し、第2低域濾波回路13の出力信号が比較回
路14で設定したスレッシュホルドを越えるタイミングを
検出してユニーク・ワードを検出するためのアパーチャ
信号をつくる基準信号を出力している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のユニーク・ワードの検出方式は、バー
ストの先頭にある搬送波再生部の開始時点を検出し、そ
の時点を基準として第5図に示したようなあらかじめ定
められた搬送波再生部とユニーク・ワード部の時間的関
係からユニーク・ワードが検出されるべき位置を推定
し、アパーチャ信号を発生している。
ところで、復調器10出力から直流成分抽出手段19によ
り抽出される直流値は、第8図に示しているとおり、立
上りが遅く、また立上り時間も変動する、この理由は、
第5図の搬送波再生部の先頭の部分が復調器に入力され
ている時点では、復調器10内においてcarrier位相同期
が充分に確立されていないことによる。またこの同期確
立に要する時間も、入力バーストのキャリア対雑音比
(C/N比)により変化する。したがって、第6図記載の
技術では、直流成分抽出手段出力が、スレッシュホール
ドを越えるタイミングのばらつきが大きくなるため、こ
のばらつきをみこんで、アパーチャを広くせざるをえな
い。このためユニーク・ワードの誤検出を防止すること
は困難であった。
したがって、本発明は、前述したユニーク・ワード誤
検出の確率を低く抑えることのできるユニーク・ワード
検出装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、搬送波再生部とビットタイミング再生部と
ユニーク・ワード部とデータ部とからなるバースト信号
を復調器にて復調した復調信号からユニーク・ワードを
検出するユニーク・ワード検出装置であって、 前記復調信号の直流成分を抽出する直流成分抽出手
段; 前記直流成分抽出手段出力より前記搬送波再生部の終
了タイミングを検出する搬送波再生部終了検出手段; 前記終了タイミングにもとづいて、前記復調信号に含
まれるユニーク・ワードの位置を推定するアパーチャ信
号を生成する手段; 前記アパーチャ信号にもとづいて前記復調信号からユ
ニーク・ワードを検出する手段; とからなるユニーク・ワード検出装置を提供する。
〔作用〕
本発明は、直流成分抽出手段からその立下り部分、す
なわちバースト中の搬送波再生部の終了時点を検出して
いる。搬送波再生部の終了近くになると、復調器ではキ
ャリア位相同期が確立しているので、復調器出力の直流
成分が充分に大きな値をもつ搬送波再生部に対する復調
が終了し、ビットタイミング再生部の復調が開始される
と、直流成分抽出手段の出力値は急激に減少する。この
直流成分抽出手段の出力低下時点は、受信バーストのC/
N比が低くなっていても安定に抽出できる。本発明は、
この出力低下時点をもとにしてアパーチャ信号を生成す
るので、ユニーク・ワードが入力される時点を正確に推
定できる。したがって、本発明はアパーチャ幅を狭くし
てユニーク・ワードの誤検出を防止することができる。
〔実施例〕
次に、第1図を参照し、本発明の第一の実施例につい
て説明する。
第1の実施例は、受信バースト信号を復調する復調器
10と、直流成分抽出手段19と、直流成分抽出手段出力が
スレッシュホールドを越えたことを示す搬送再生部検出
信号を出力する比較回路14と、この搬送再生部検出信号
にもとづき受信バーストの搬送波再生部分の終了時刻を
示す搬送波再生部終了検出信号を出力する制御回路15
と、この搬送波再生部終了検出信号にもとづきユニーク
・ワード検出のためのアパーチャ信号を出力するアパー
チャ発生回路16と、アパーチャ信号にもとづいて復調器
10出力からユニーク・ワードを検出するユニーク・ワー
ド検出器17とから構成される。
第1図において、復調器10,直流成分抽出手段19及び
比較回路14の構成及び動作は第6図を参照して説明した
従来技術と同一であるので説明は省略する。比較回路14
より出力される搬送波再生部検出信号は、制御回路15に
供給される。この搬送波再生部検出信号は、直流成分抽
出手段19出力がスレッシュホールドを越えている期間に
ハイレベルとなる。制御回路15は、搬送部再生信号が一
定時刻以上ハイレベルを継続した場合に、搬送波再生部
を検出したと判定する。そして制御回路15は、受信バー
ストの搬送波再生部が終了しビットタイミング発生部に
遷移する時点を検出し、その検出タイミングを示す搬送
波再生部終了検出信号をアパーチャ発生回路16に出力す
る。なお、制御回路15の構成については後述する。アパ
ーチャ発生回路16は、この搬送波再生部終了信号をもと
に、ユニーク・ワードが到来する時刻及び期間を推定す
るアパーチャ信号をユニーク・ワード検出回路17に出力
する。ユニーク・ワード検出回路17は、アパーチャ信号
により指定された期間において復調器10出力からユニー
ク・ワードを検出しユニーク・ワード検出信号を端子3
に出力する。
次に、第2図及び第3図を参照して制御回路15の構成
及び動作を説明する。第2図は、制御回路15の構成を示
すブロック図であり、第3図はその動作を説明するため
のタイミングチャートである。
第2図において、制御回路15は、比較回路33より供給
されるスイッチ切替信号にもとづいて第1図の比較回路
14より供給される搬送波再生部検出信号を、カウンタ32
のイネーブル端子もしくは立下りエッヂ検出回路34に与
えるスイッチ回路31と、スイッチ回路31よりハイレベル
の信号が与えられているときに、図示していないクロッ
ク発生器より供給されるクロックにより計数値を増加す
るカウンタ32と、カウンタ32の計数値が所定の値に達し
たときに前述のスィッチ切替信号をスイッチ31に与える
比較回路33と、スイッチ回路31出力の立下りエッジを検
出し、前述した搬送波再生部終了検出信号を出力する立
下りエッジ検出回路と、この搬送波再生部検出信号を遅
延し、カウンタ32のクリア端子に供給する遅延回路35と
から構成される。
なお、第2図ではスイッチ切替信号は、スイッチ回路
31の他に、この制御回路15の外部へも出力されている
が、この制御回路15外部へ出力されるスイッチ切替信号
は、後述する本発明の第2の実施例において用いられ
る。
スイッチ回路31は2つのセレクタ41,42により構成さ
れる。セレクタ41は比較回路33より供給されるスイッチ
制御信号がローレベルのときは、第5図の比較回路14よ
り供給される搬送波再生部検出信号を出力し、スイッチ
制御信号がハイレベルのときは、ローレベルを出力す
る。またセレクタ42は、スイッチ制御信号がハイレベル
のとき搬送波再生部検出信号を出力し、そうでない場合
には、ハイレベルを出力する。
次に第3図をも参照して制御回路16の動作を説明す
る。スイッチ回路31へは、第3図(a)に示した搬送波
再生部検出信号が入力される。搬送波再生部検出信号の
立上り時点では、第3図(c)に示したスイッチ切替信
号はローレベルとなっているため、スイッチ回路31入力
はカウンタ32のイネーブル端子に入力される(第3図
(b))。カウンタ32は、スイッチ36出力がハイレベル
となると、図示していないクロック発生器より供給され
るクロックパルスを計数し、計数値を比較器33に出力す
る。比較器33は、計数値が前もって定めた値を越えてい
るとハイレベルとなる。この比較器33の出力が前述した
スイッチ切替信号である。この信号がハイレベルになる
と、スイッチ回路31は搬送波再生部検出信号を立下りエ
ッジ検出回路34に供給する(第3図(d))。なお、こ
のスイッチ切替がなされると、スイッチ回路31からカウ
ンタ32のイネーブル端子に入力される信号はローレベル
となる(第3図(b))。立下りエッジ検出回路34は、
供給された信号の立下りエッジを抽出し、搬送波再生部
終了検出信号(第3図(e))を得る。また、搬送波再
生部終了検出信号は、その値がハイレベルとなっている
期間より少し大きな遅延量を遅延回路35により与えられ
てカウンタ32にリセット信号として入力される(第3図
(f))。カウンタ32はリセット信号を供給されると、
その内容がリセットされる。カウンタ32がリセットされ
ると、比較回路33の出力すなわちスイッチ制御信号は第
3図(c)に示すとおりローレベルとなる。スイッチ制
御信号がローレベルになると、スイッチ31は搬送波再生
部検出信号を再びカウンタ32のイネーブル端子に入力
し、次に到来するバーストに対するユニーク・ワードを
検出するために待機する。
なお、第2図に示した構成の制御回路15では、カウン
タ32のリセット信号として遅延された搬送波再生部終了
検出信号を用いているが、このリセット信号は、必らず
しも制御回路内部で生成する必要はない。たとえば、本
発明のユニーク・ワード検出装置に後置される受信信号
処理回路においてバーストの終了を示す信号を発生して
いれば、この信号を基に、カウンタ32のリセット信号と
して用いることもできる。また、第1図のユニーク・ワ
ード検出器17が、ユニーク・ワード不検出信号をも生成
する機能を有しているのであれば、ユニーク・ワード検
出信号とユニーク・ワード不検出信号の両方を用いてカ
ウンタ32をリセットしてもよい。
以上説明した構成による制御回路15は、搬送波再生部
の直流成分が充分に大きくなってから、搬送波再生部の
終了時点を検出する準備を行なっている。この後に、制
御回路15は、搬送波再生部検出信号の立下りを検出する
ことにより、前述した搬送波再生部終了検出信号を出力
する。搬送波再生部検出信号の立下りを検出する前にこ
のような前処理を行なう理由は次のとおりである。たと
えば、第3図(a)にXで示したインパルスは、受信バ
ーストに含まれているインパルス雑音等が直流成分抽出
手段19にて除去しきれなかった場合に、バースト中の搬
送波再生部以外の部分で生じたものである。制御回路を
このように構成しておけば、搬送波再生部検出信号が一
時的にハイレベルとなってもカウンタ32の値が所定値を
越えることはなく、スイッチ回路31は切りかえられな
い。このインパルスの立下りを、搬送波再生部の終了と
誤認することはない。なお、直流成分抽出手段19におい
て、たとえば、第1,第2の低域濾波器11,13の通過帯域
を充分狭くするなどにより復調器10からの直流成分を充
分に平滑化し、このようなインパルスが搬送波再生部検
出信号内にもれこんでこないようにしたり、あるいはこ
のようなインパルスを除去する機能を直流成分抽出手段
にもたせておけば、この制御回路は立下りエッジ検出回
路34のみで構成することもできる。
次に、本発明の第2の実施例につき説明する。第1の
実施例では、1つのスレッシュホールド(TH)を用いて
搬送波再生部の開始時点の検出及び終了時点の検出を行
なっていた。第2の実施例では、TH1,TH2(TH1>TH2)
の2つのスレッシュホールドを用いている。より詳しく
は、スレッシュホールドTH1を用いて搬送波再生部の到
来を検出し、スレッシュホールドTH2を用いて搬送波再
生部の終了時点の検出を行なっている。この2つのスレ
ッシュホールドを用いることにより生じる利点について
は後述する。
第4図は、本発明の第2の実施例を示すブロック図で
ある。第4図において、第1図と異なる部分は、比較回
路14,制御回路15及びセレクタ20にかかる部分のみであ
る。以下ではこの部分に限って説明する。
第4図において直流成分抽出手段19から出力された復
調器10出力の直流成分は、比較回路14の一方の入力に与
えられる。セレクタ20は制御回路15から供給されるスイ
ッチ制御信号に応じて、2つのスレッシュホールドTH1,
TH2の一方を比較回路14の他方の入力に与える。なお、
このスイッチ制御信号については、すでに第6図を参照
して説明したとおりである。セレクタ20は、搬送波再生
部入力を検出する期間、すなわち、スイッチ制御信号が
ローレベルのときは大きなスレッシュホールド(TH1)
を、搬送波再生部終了時点を検出すべき期間、すなわ
ち、スイッチ制御信号がハイレベルのときは、小さな方
のスレッシュホールド(TH2)を出力する。比較回路14
は、このようにして与えられたスレッシュホールドにも
とづいて、直流成分抽出手段19出力が与えられたスレッ
シュホールドを越えているか否かを示す信号すなわち、
搬送波再生部検出信号を制御回路15に出力する。制御回
路15の構成及び動作は、スイッチ制御信号をセレクタ20
に供給する点を除けば、第2図を用いて説明した制御回
路15と同様である。制御回路15は、搬送波再生部終了信
号を生成し、アパーチャ発生回路に供給する。アパーチ
ャ発生回路16,ユニーク・ワード検出器17の動作は、第
一の実施例及び第6図を参照して説明した従来技術と同
様であり、端子3にユニーク・ワード検出信号が出力さ
れる。ここで、第一の実施例に対する第2の実施例の利
点につき説明する。
第一実施例では、1つのスレッシュホールド(TH)を
用いて搬送波再生部の開始時刻と終了時刻とを検出して
いる。この場合、問題となるのは、THをどの程度の値に
定めるかということである。仮に、THを小さな値に設定
すると、雑音等により搬送波再生部以外の部分で、搬送
波再生部が到来したと誤認する確率が高くなる。すなわ
ち、搬送波再生部の開始時刻の誤検出が発生する。
この誤検出は、受信バーストのC/N比が低い場合に発
生しやすい。
THを大きくすれば、搬送波再生部開始時刻の誤検出は
発生しなくなる。しかし、受信バーストのC/N比が低い
場合には、搬送波再生部における直流成分抽出手段19出
力は変動しやすい。したがって、直流成分抽出手段出力
の変動を、搬送波再生部の終了と誤認してしまう可能性
がでてくる。
第2の実施例では、搬送波再生部の開始時刻を大きな
値のスレッシュホールドで判定し、搬送波再生部の終了
時刻を小さな値のスレッシュホールドで判定しているの
で、このような問題は生じない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明はユニーク・ワードを検出
する際に、搬送波再生部の開始時刻の検出をもってバー
スト受信と判定した後、低C/Nにおいても検出タイミン
グの分散が小さい搬送波再生部の終了時刻の検出を行な
っている。そして、この検出時刻を基準として、ユニー
ク・ワードの検出されるタイミングを推定することによ
り、的確にユニーク・ワードの検出位置を推定し、高確
率で(身逃したり、誤って検出することなく)ユニーク
・ワードを検出することができる。特にボイスアクティ
ベーション方式のようなバーストの到来が全く予測でき
ず初期位相同期が遅くなる傾向があるバースト伝送方式
では、本発明は特に効果が非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のユニーク・ワード検出回路の第一の
実施例を示すブロック図、 第2図は、本発明の実施例に用いられる制御回路の構成
を示すブロック図、 第3図は、制御回路の動作を説明するためのタイミング
チャート、 第4図は、本発明のユニーク・ワード検出回路の第2の
実施例を示すブロック図、 第5図は、バーストの構成を示す図、 第6図は、従来技術におけるユニーク・ワード検出回路
の構成を示すブロック図、 第7図Aから第7図Cは、第2図における復調器10の出
力を位相面上に表示した図、 第8図は、第2図における直流成分抽出手段19の出力波
形を示す図である。 図において、 10……復調器、11,13……低域濾波回路、12……2乗回
路、14,33……比較回路、15……制御回路、16……アパ
ーチャ発生回路、17……ユニーク・ワード検出器、31…
…スイッチ回路、32……カウンタ、34……立下りエッジ
検出回路、35……遅延回路、41,42……セレクタ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送波再生部とビットタイミング再生部と
    ユニーク・ワード部とデータ部とからなるバースト信号
    を復調器にて復調した復調信号からユニーク・ワードを
    検出するユニーク・ワード検出方式であって、 前記復調信号の直流成分を抽出する直流成分抽出手段; 前記直流成分抽出手段出力より前記搬送波再生部の終了
    タイミングを示す搬送波再生部終了検出信号を出力する
    搬送波再生部終了検出手段; 前記終了タイミングにもとづいて、前記復調信号に含ま
    れるユニーク・ワードの位置を推定するアパーチャ信号
    を生成する手段; 前記アパーチャ信号にもとづいて前記復調信号からユニ
    ーク・ワードを検出する手段;とからなるユニーク・ワ
    ード検出方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載のユニーク・ワード検出方式
    において、前記搬送波再生部終了検出手段は、前記直流
    成分を閾値を比較する比較手段と、前記比較手段出力が
    一定時刻一方のレベルを維持したことを判定する同一レ
    ベル継続判定手段と、前記一方のレベルが一定時刻継続
    した後に前記比較手段出力が前記一方のレベルから他方
    のレベルに遷移したことを検出し、前記搬送波再生部終
    了検出信号を出力するレベル遷移検出手段とから構成さ
    れるユニーク・ワード検出方式。
  3. 【請求項3】請求項2記載のユニーク・ワード検出方式
    において、前記搬送波再生部終了検出手段は、前記比較
    手段が前記一方のレベルであるときは大きな値の閾値
    を、他方のレベルであるときは小さな値の閾値を出力す
    る閾値出力手段をさらにそなえているユニーク・ワード
    検出方式。
  4. 【請求項4】請求項1記載のユニーク・ワード検出方式
    において、前記搬送波再生部終了検出手段は、前記直流
    成分を閾値と比較する比較手段と、前記比較手段出力
    が、前記搬送波再生部から前記ビットタイミング再生部
    に遷移したことを示す変化点を検出する手段とから構成
    されるユニーク・ワード検出方式。
JP24825890A 1989-09-26 1990-09-18 ユニーク・ワード検出方式 Expired - Fee Related JP2638273B2 (ja)

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