JP2637243B2 - 光ディスク装置のトラックサーボオフセット補正方法 - Google Patents

光ディスク装置のトラックサーボオフセット補正方法

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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第7図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a) 一実施例の説明(第2図及至第5図) (b) 他の実施例の説明(第6図) (c) 別の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 光ディスクのトラックに光ビームを追従制御するトラ
ックサーボ制御部のトラックサーボオフセットの補正方
法に関し、 光ディスクや光学ヘッドの特性に基因するトラックエ
ラー信号のオフセットも除去することを目的とし、 光ディスクに光ビームを照射し、該光ディスクからの
光を受光する光学ヘッドと、該光学ヘッドの受光信号か
らトラックエラー信号を作成するトラックエラー信号作
成手段と、前記トラックエラー信号作成手段から出力さ
れたトラックエラー信号に基づいて該光学ヘッドの光ビ
ームをトラック追従制御するトラックサーボ制御部とを
有する光ディスク装置において、前記トラックエラー信
号作成手段から出力された該トラックエラー信号の正側
及び負側の振幅値を検出し、両者の差を求めるステップ
と、該求めた両者の差に応じてオフセット補正量を求め
るステップと、該求めたオフセット補正量を前記トラッ
クエラー信号作成手段に与えて、該トラックエラー信号
のオフセット補正を行うステップと、該トラックエラー
信号の正側及び負側の振幅値の差がなくなるまで前記各
ステップを繰り返すステップとを少なくとも有する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光ディスクのトラックに光ビームを追従制
御するトラックサーボ制御部のトラックサーボオフセッ
トの補正方法に関する。
光学ディスク、光磁気ディスクを用いた光ディスク装
置は、光ビームによりリード/ライトができるため、ト
ラック間隔を数ミクロンとすることができ、大容量記憶
装置として注目されている。
この光ディスク装置においては、係るトラックへ光ビ
ームを追従制御するため、トラックサーボ制御が用いら
れている。
トラックサーボ制御は、光ディスク媒体の案内溝(プ
リグループ)の回折を利用してトラックエラー信号を得
て、サーボを掛けて、光ビームをトラック(案内溝)に
追従させるものである。
係るトラックサーボ制御において、種々の原因によっ
て発生するトラックエラー信号のオフセットを除去し、
安定なトラックサーボ制御することが求められている。
〔従来の技術〕
第7図は従来技術の説明図である。
光ディスク装置は、第7図(A)に示す如く、モータ
1aによって回転軸を中心に回転する光ディスク1に対
し、光学ヘッド2が光ディスク1の半径方向に図示しな
いモータによって移動位置決めされ、光学ヘッド2によ
る光ディスク1へのリード(再生)/ライト(記録)が
行われる。
一方、光学ヘッド2は、光源である半導体レーザ24の
発光光をレンズ25、偏光ビームスプリッタ23を介し対物
レンズ20に導き、対物レンズ20でビームスポットBSに絞
り込んで光ディスク1に照射し、光ディスク1からの反
射光を対物レンズ20を介し偏光ビームスプリッタ23より
4分割受光器26に入射するように構成されている。
このような光ディスク装置においては、光ディスク1
の半径方向に数ミクロン間隔で多数のトラック又はピッ
トが形成されており、若干の偏心によってもトラックの
位置ずれが大きく、又光ディスク1のうねりによってビ
ームスポットの焦点位置ずれが生じ、これらの位置ずれ
に1ミクロン以下のビームスポットを追従させる必要が
ある。
このため、光学ヘッド2の対物レンズ20を図の上下方
向に移動して焦点位置を変更するフォーカスアクチュエ
ータ(フォーカスコイル)22と、対物レンズ20を図の左
右方向に移動して照射位置をトラック方向に変更するト
ラックアクチュエータ(トラックコイル)21が設けられ
ている。
又、これに対応して、受光器26の受光信号からフォー
カスエラー信号FESを発生し、フォーカスアクチュエー
タ22を駆動するフォーカスサーボ制御部4と、受光器26
の受光信号からトラックエラー信号TESを発生し、トラ
ックアクチュエータ21を駆動するトラックサーボ制御部
3が設けられている。
ところで、トラックサーボ制御部3のトラックエラー
信号TESは、本来オフセットがなく、0Vを中心に対称で
あることが望ましい。
しかしながら、回路固有のオフセット、光ディスクの
傾き、ヘッド光学系の位置ずれによって、第7図
(B)、(C)のように、トラックエラー信号TESにオ
フセットが発生し、0Vを中心に非対称となる。
このようにトラックエラー信号TESにオフセットが発
生すると、本来のトラックの中心よりずれた位置にビー
ムスポットが追従制御される。
このため、この位置でライト/リードを行うと、トラ
ックの中心からずれているので、別のオフセットを持つ
装置で利用すると、トラッククロストークが発生し、リ
ード不可となり、装置の互換性がなくなる。
このため、従来は、サーボ信号が出ない状態、即ち、
光学ヘッド2の半導体レーザ24をオフとし、光学ヘッド
2を光ディスクがない所まで動かし、トラックエラー信
号TESが零になるように、トラックサーボループにオフ
セット補正電圧を加えて、回路オフセットの調整を行う
ことが試みられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、トラックオフセットの原因は、回路上のオ
フセットのみならず、トラック方向にシークする光学ヘ
ッド2と、光ディスク回転用スピンドル受面との平行度
が得られていないような場合にも、シークによるトラッ
クオフセットが発生してしまう。
又、光学ヘッド2の光学系、即ち半導体レーザ24、レ
ンズ25、偏光ビームスプリッタ23、4分割受光器26を固
定としておき、トラック及びフォーカスアクチュエータ
21、22と、対物レンズ20を可動とする構成のものにおい
ては、可動部の運動方向に対する光軸のわずかなたおれ
によっても、シークによるトラックオフセットが発生し
てしまう。
従来技術では、回路オフセットは除去できても、この
ような機構系の若干の誤差に基因するトラックオフセッ
トを除くことができないという問題があった。
従って、本発明は、光ディスクや光学ヘッドの特性に
基因するトラックエラー信号のオフセットも除去するこ
とのできる光ディスク装置のトラックサーブオフセット
補正方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理図である。
本発明は、第1図に示すように、光ディスク1に光ビ
ームを照射し、該光ディスク1からの光を受光する光学
ヘッド2と、該光学ヘッド2の受光信号からトラックエ
ラー信号を作成するトラックエラー信号作成手段と、前
記トラックエラー信号作成手段から出力されたトラック
エラー信号に基づいて該光学ヘッド2の光ビームをトラ
ック追従制御するトラックサーボ制御部3とを有する光
ディスク装置において、前記トラックエラー信号作成手
段から出力された該トラックエラー信号の正側及び負側
の振幅値を検出し、両者の差を求めるステップと、該求
めた両者の差に応じてオフセット補正量を求めるステッ
プと、該求めたオフセット補正量を前記トラックエラー
信号作成手段に与えて、該トラックエラー信号のオフセ
ット補正を行うステップと、該トラックエラー信号の正
側及び負側の振幅値の差がなくなるまで前記各ステップ
を繰り返すステップとを少なくとも有するものである。
〔作用〕
本発明は、実際のトラックエラー信号TESの正、負振
幅を検出し、両振幅の差によってオフセット補正するの
で、オフセットの原因が機構系にあっても、トラックエ
ラー信号のオフセットを除去できる。
〔実施例〕
(a) 一実施例の説明 第2図は本発明の一実施例ブロック図、第3図はその
要部詳細回路図である。
図中、第1図及び第7図で説明したものと同一のもの
は、同一の記号で示してある。
5は主制御部であり、マイクロプロセッサで構成さ
れ、トラックサーボ制御部3及びフォーカスサーボ制御
部4(第7図参照)のサーボ動作を制御するとととも
に、トラックサーボオフセット補正制御を実行するもの
であり、オフセット補正のための光ディスクの各トラッ
ク範囲毎のオフセット値OFSを格納しておくメモリ5aを
有しているものである。
6はヘッド回路部であり、4分割受光器26の出力a〜
dからRF信号RFSを作成するRF作成回路60と、4分割受
光器26の出力a〜dを増幅し、サーボ出力SVa〜SVdを出
力する増幅器61とを有している。
30はTES作成回路であり、増幅器61のサーボ出力SVa〜
SVdからトラックエラー信号TESを作成するもの、31は全
信号作成回路であり、サーボ出力SVa〜SVdを加え合わせ
全反射レベルである全信号DSCを作成するもの、32はAGC
(Automatic Gain Control)回路であり、トラックエラ
ー信号TESを全信号(全反射レベル)DCSで割り、全反射
レベルを参照値としたAGCを行うものであり、照射ビー
ム強度や反射率の変動補正をするものである。
33は増幅器であり、AGC制御されとトラックエラー信
号TESを増幅するものである。
34aはゼロクロス検出値であり、トラックエラー信号T
ESのゼロクロス点を検出し、MPU5へトラックゼロクロス
信号TZCを出力するもの、34bはオフトラック検出回路で
あり、トラックエラー信号TESがプラス方向の一定値+S
L以上になった及びマイナス方向の一定値−SL以下にな
ったこと、即ちオフトラック状態になったことを検出し
てオフトラック信号TOSをMPU5へ出力するもの、35は位
相補償回路であり、トラックエラー信号TESを微分し、
トラックエラー信号TESの比例分と加え、高域の位相を
進ませるものである。
36はサーボスイッチであり、主制御部(以下MPUとい
う)5のサーボオン信号SVSのオンで閉じ、サーボルー
プを閉じ、オフで開き、サーボループを開くもの、37は
反転アンプであり、サーボスイッチ36の出力を反転する
もの、38はパワーアンプであり、反転アンプ37の出力を
増幅してトラック駆動電流TDVをトラックアクチュエー
タ21に与えるものである。
7aは振幅差検出回路であり、第3図(B)にて後述す
るように、TES作成回路30のトラックエラー信号TESの正
側及び負側の振幅値を検出し、その差を演算して、出力
するもの、7bはアナログ/デジタルコンバータ(以下A/
Dコンバータという)であり、MPU5のADCスタート信号AD
CSTARTにより、振幅差検出回路7aのアナログ振幅差をデ
ジタル値TESdに変換し、ADCエンド信号ADCENDとともにM
PU5へ出力するものである。
7cはデジタル/アナログコンバータ(以下D/Aコンバ
ータという)であり、MPU5からのオフセット値OFSをア
ナログ量に変換し、第3図(A)にて後述するように、
TES作成回路30の入力点に出力するものである。
TES作成回路30は、第3図(A)に示すように、4分
割受光器26の各出力a、b、c、dの入力抵抗R1、R2、
R3、R4と、D/Aコンバータ7cからのオフセット値OFS(=
α)のための入力抵抗R5、と4分割受光器26の出力とオ
フセット値OFSとから(b+c)−(a+d+OFS)の演
算を行うアンプAMPとを含んでおり、オフセット値OFSで
補正されたトラックエラー信号TESを出力する。
又、振幅差検出回路7aは、正及び負側ピークホールド
回路70、71と、ピーク差検出回路72とを有している。
正側ピークホールド回路70は、トラックエラー信号TE
Sの正側のピークホールドを行うためのものであり、ト
ラックエラー信号TESとピークホールドレベルの比較を
行うアンプAMP1と、正方向のダイオードD1と、正のピー
クホールドのためのコンデンサC1と、コンデンサC1の放
電のためのスイッチSW1と、出力用電界効果トランジス
タFET1と、出力抵抗r1とを有している。
又、負側ピークホールド回路71は、トラックエラー信
号TESの負側のピークホールドを行うためのものであ
り、トラックエラー信号TESとピークホールドレベルの
比較を行うアンプAMP2と、負方向のダイオードD2と、負
のピークホールドのためのコンデンサC2と、コンデンサ
C2の放電のためのスイッチSW2と、出力用電界効果トラ
ンジスタFET2と、出力抵抗r2とを有している。
更に、ピーク差検出回路72は、正側ピークホールド回
路70の正側ピークホールドレベルと負側ピークホールド
回路71の負側ピークホールドレベルとのピーク差を算出
するものであり、正側ピークホールドの入力抵抗r3と、
負側ピークホールドの入力抵抗r5と、抵抗r3、r5を介す
る正、負ピークホールドレベルを加算する反転演算アン
プ(オペアンプ)AMP3とを含んでいる。
第4図は本発明の一実施例処理フロー図、第5図は本
発明の一実施例動作説明図である。
MPU5は、図示しない光学ヘッド移動機構を動作せし
め、光学ヘッド2をnトラックへシークさせる。
そして、フォーカスサーボ制御部4を動作させて、サ
ーボオン信号SVSをオンして、トラックサーボを動作せ
しめる。
この状態でトラックエラー信号TESは、振幅差検出
回路7aに入力されており、第5図に示すように、正側ピ
ークホールド回路70で正側ピークホールドレベルが、負
側ピークホールド回路71で負側ピークホールドレベルが
検出され、ピーク差検出回路72のオペアンプAMP3からピ
ーク差(オフセット分)が出力されている。
MPU5は、第5図の光ディスク1の1回転毎に発生する
ホームパルスHOMEPSTNに同期して、ADCスタート信号ADC
STARTをA/Dコンバータ7bに出力し、A/Dコンバータ7bに
よりピーク差のデジタル変換を実行させる。
MPU5は、A/Dコンバータ7bのADCエンド信号ADCENDによ
りA/D変換を終了を知り、A/D変換値TESdを得る。
次に、MPU5は係るピーク差TESdが正か負かを調べ
る。
MPU5は、ピーク差TESdが正なら、正方向のオフセッ
トが乗っているため、負側の調整オフセットを増やすべ
く、調整オフセット値DACを(DAC+1)に変換し、D/A
コンバータ7cに出力し、TES作成回路30へ与えるオフセ
ット調整値を変更する。
この状態で、ステップと同様に、MPU5は、振幅差
検出回路7aのピーク差のA/D変換値TESdをA/Dコンバータ
7dにより得て、ピーク差TESdが正か負を調べる。
ピーク差TESdが負でなければ、ステップの先頭に戻
り、ピーク差TESdが負になると、ステップへ進む。
一方、ステップでピーク差TESdが負であると判定
されると、負方向のオフセットが乗っているため、MPU5
は、調整オフセット値DACを(DAC−1)に変更し、D/A
コンバータ7cに出力し、TES作成回路30の負側の調整オ
フセットを減少する。
この状態で、ステップと同様に、MPU5は、振幅差
検出回路7aのピーク差のA/D変換値TESdをA/Dコンバータ
7bにより得て、ピーク差TESdが正か負かを調べる。
ピーク差TESdが正でなければ、ステップの先頭に戻
り、ピーク差TESdが正となると、ステップへ進む。
このようにして、MPU5は、1つのトラックのオフセ
ット調整が済むと、そのオフセット調整値DACをレジス
タへ格納する。
そして、MPU5は最終トラックを越えたか否かを判定
し、最終トラックを越えていなければ、指定トラックn
を(n+m)に変更し、ステップに戻り、最終トラッ
クを越えていれば、終了する。
このようにして、D/Aコンバータ7cを介しTES作成回路
30へ与えるオフセット調整値DACを変換しながら、振幅
差検出回路7a、A/Dコンバータ7bを介し検出ピーク差TES
dを監視する。
即ち、検出ピーク差TESdが殆ど零になるようなオフセ
ット調整値DACを求める。
このようなオフセット調整値は、1トラックのみのデ
ータで全てのトラックを代替してもよいが、光ディスク
のたわみや光学ヘッド2のかたむき、光軸ずれの場合に
は、各トラックで異なる。
このため、この実施例では、0トラックからmトラッ
ク置きにオフセット調整値DACを計測し、オフセット分
布カーブを得る。
例えば、4万トラックある場合、1000トラック置きに
オフセット調整値を計測し、MPU5の補間プログラムによ
って100トラック毎のオフセット分布カーブを作成し、
メモリ5aにトラック範囲に応じてオフセット調整値OFS
を格納しておく。
そして、通常のシークを行う場合には、シークするト
ラック番号に応じたメモリ5aのオフセット調整値OFSを
読み出し、D/Aコンバータ7cにオフセット補正値として
出力し、TES作成回路30へトラックオフセットを打消す
方向の直流電圧を注入する。
このようなオフセット調整値の計測は電源投入時や光
ディスクの交換時に行われる。
(b) 他の実施例 第6図は本発明の他の実施例説明図であり、振幅差検
出回路7a他の構成例を示したものである。
第6図(A)(B)において、第3図(B)で示した
ものと同一のものは同一の記号で示してある。
第6図(A)においては、第3図(B)の正側、負側
ピークホールド回路70、71の代りに、正側及び負側のエ
ンベロープ検波器70−1、71−1を用したものであり、
ピークホールド回路の構成に加え、コンデンサC1、C2に
並列に抵抗r7、r8を設けることによって実現できる。
又、第6図(B)においては、同じく正及び負側ピー
クホールド回路70、71の代わりに、正側及び負側の積分
器70−2、71−2を使用したものであり、ピークホール
ド回路70、71のスイッチSW1、SW2の代わりに抵抗r7、r8
を設ければ実現できる。
このように振幅レベルの検出は、ピークホールドの他
に、エンベローブ(包絡線)検波や積分によっても実現
できる。
(c) 別の実施例の説明 上述の実施例では、オフセット調整値の計測をmトラ
ック毎に行っているが、全トラックに渡って行ってもよ
く、振幅差を得る入力として、TES作成回路30の出力の
みならず、AGC回路32や、アンプ33等の出力を用いても
よく、又、オフセット補正量の注入位置もTES作成回路3
0に限らず、アンプ33等において実行してもよい。
更に、上述の実施例では、主制御部5が補正を行って
いるが、別述専用の装置又は航路によって行ってもよ
く、光ディスクで説明したが、光磁気ディスクに適用し
てもよい。
以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上発明した様に、本発明によれば、トラックエラー
信号の正、負側の振幅差を検出し、オフセット補正量を
得てオフセット補正するので、回路オフセットのみなら
ず、光ディスクや光学ヘッドの特性に基因するオフセッ
トも除去することができるという効果を奏し、トラック
間のクロストークの低下によるエラーレイトの改善に寄
与する。
特に本発明は、トラックエラー信号作成手段のトラッ
クエラー信号の正負振幅を検出し、正側か負側に偏って
いるかを調べ、偏っている方向と反対側にずれるような
オフセット値をトラックエラー信号作成手段にフィード
バックし、続いて補正後のTESの振幅を検出し、更に一
方の側にオフセットしていれば、オフセット値を与えて
補正していく工程を繰り返していき、TESの正負振幅差
が最終的に0になるようなオフセット値を決めている。
従って、正確なオフセット値を高精度で決定できるの
で、回路系のばらつきに起因したトラックオフセットの
補正の他に、光ディスクの偏心、うねり等に起因したト
ラックオフセトも高精度で補正することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明の一実施例ブロック図、 第3図は本発明の一実施例要部詳細回路図、 第4図は本発明の一実施例処理フロー図、 第5図は本発明の一実施例動作説明図、 第6図は本発明の他の実施例説明図、 第7図は従来技術の説明図である。 図中、1……光ディスク、 2……光学ヘッド、 3……トラックサーボ制御部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに光ビームを照射し、該光ディ
    スクからの光を受光する光学ヘッドと、該光学ヘッドの
    受光信号からトラックエラー信号を作成するトラックエ
    ラー信号作成手段と、 前記トラックエラー信号作成手段から出力されたトラッ
    クエラー信号に基づいて該光学ヘッドの光ビームをトラ
    ック追従制御するトラックサーボ制御部とを有する光デ
    ィスク装置において、 前記トラックエラー信号作成手段から出力された該トラ
    ックエラー信号の正側及び負側の振幅値を検出し、両者
    の差を求めるステップと、 該求めた両者の差に応じてオフセット補正量を求めるス
    テップと、 該求めたオフセット補正量を前記トラックエラー信号作
    成手段に与えて、該トラックエラー信号のオフセット補
    正を行うステップと、 該トラックエラー信号の正側及び負側の振幅値の差がな
    くなるまで前記各ステップを繰り返すステップと、 を少なくとも有することを特徴とする光ディスク装置の
    トラックサーボオフセット補正方法。
  2. 【請求項2】光ディスクの複数のトラックに対して、前
    記各ステップを繰り返すステップを、更に有することを
    特徴とした請求項1記載の光ディスク装置のトラックサ
    ーボオフセット補正方法。
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