JP2636936B2 - 2重化されたリングネットワークにおけるクロックパス構成方式 - Google Patents

2重化されたリングネットワークにおけるクロックパス構成方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 2重化されたリングネットワークにおけるクロックパ
ス構成方式に関し、 孤立化によるクロック無しノードの発生および現用系
/予備系切換時のノード間ループの発生を防止して、障
害時にも各ノードへ確実にクロックを供給して送/受信
を維持することを目的とし、 標準ディジタルハイアラーキに沿ったクロックレート
で構成され、同期網の一部として位置付けられたリング
ネットワークにおけるクロックパス構成方式において、
迂回伝送路を接続できる構成とし、リング内のクロック
を迂回系からのクロックへ切替えるスイッチを設け、リ
ング2重障害時にも迂回系から同期用クロックをリング
内に供給して孤立ノードの発生を防止可能とするよう構
成する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は、リングネットワークにおけるクロックパス
構成/切替方式に関する。
LAN(Local Area Networt)の伝送路は信頼性の向上
等からリング状になっており、また障害を予想して2重
化構成をとっているものが多い。全てのノードはリング
内のマスタ局で発生するクロックに同期して動作してい
る。
自営通信網を構築するユーザにおいて各管理エリア毎
にループ型ネットワークを構成する形態が増えており、
自営通信網では広域ネットワークとなるため、基幹伝送
設備との接続やループ内から他の通信設備(NTT高速デ
ィジタル回線、ディジタルマイクロ等)との接続、ルー
プ間の異社接続といった形態が発生している。
本発明はかゝる2重化されたリングネットワークにお
けるクロックパス構成方式に係るものである。
〔従来の技術〕
第13図にLANの構成の概要を締す。Mはマスタノー
ド、S1〜SNはスレーブノード、これらのノードを結ぶ実
線矢印は現用伝送路、点線矢印は予備伝送路を示す。マ
スタ局Mはクロックを発生し、各ノードは隣りのノード
から送られてくるデータに含まれるクロック成分を抽出
することによりクロックを得、こうして各ノードがマス
タノードのクロックに同期して動作する。
伝送路に障害が発生すると、第14図に示すように切替
を行なう。即ち(a)の如く現用系に障害が発生する
と、予備系に切替え、クロックはM→S3→S2→S1の経路
で供給する。(b)の如く予備系が障害、現用系は健
全、のときは切替は行なわない。(c)のようにマスタ
局の現用系出側で両系障害のときは、予備系でクロック
供給する。現用系と予備系が(d)の如く離れた位置で
障害になると現用系と予備系でクロック供給するが、ノ
ードS2はどの系からもクロック供給を受けられず、孤立
してしまって、クロック同期がとれないため通信できな
いことになる。
他の通信設備と結合する広域型LANの構成例を第15図
に示す。これは、従来の自営通信網の考え方を基本とし
たハイアラーキやフレーム構成を採用したリングネット
ワークとなっている。10,20がリングネットワークで、
周波数を前者が6M、後者が32Mである。12は100Mまたは4
00Mの光回線、14は32Mの光回線、μはマイクロ回線、D
μはディジタルマイクロ回線、MPLXはマルチプレクサ、
16はNTT高速ディジタル回線である。
リングネットワークは16図に示す如く、伝送路が2重
化されている。ノードM,S3間に現用系があるが、こ
の予備系としてノードM,S1,S2を通る′′がある。
またノードM,S3,S2間に現用系があるが、この他に
M,S1を通る予備′′がある。図示しないが他の全て
のノードに現用系、予備系(右廻り/左廻りの伝送路)
があり、伝送路が2重化され、伝送路障害でも可及的に
ノード間通信が断とならないように考慮されている。
第16図の予備伝送路は光ファイバ、無線回線などの物
理的な物ではなく、6CHを1単位としたハンドリングル
ープ(HG)である。リングネットワークを構成する各ノ
ードではHGを単位にして左廻り/右廻りで通信を行な
い、ノード間は全て同一のクロックに同期して動作す
る。リング内でのクロックパスを第17図に示す。
第17図に示すように、M局はリング内のマスタ発振器
OSCを有しており、また隣りのノードとインタフェース
するために伝送路インタフェース盤MXを備え、マスタ発
振器OSCが供給するクロックをもとに伝送路に信号を送
出する。ノードS3ではインタフェース盤MXで、ノードM
よりの伝送路に含まれるクロック成分を抽出し、PLLを
備える発振器PLOによりクロックを再生する。このPLOで
再生したクロックは、ノードMのクロックに同期してお
り、ノードS3はこのクロックにより、ノードS2向けのイ
ンタフェース盤MXから信号を送出する。ノードS2,S1で
も同様で、こうしてリング内の全ノードがマスタノード
Mのクロックに同期してデータ送/受信する。伝送路障
害時には第18図に示すようにスイッチSWを切替え、クロ
ックの従属先をN側からE側にする。これで予備系を使
ってクロック伝送し、リング内のクロック同期を維持す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
単純な現用/予備2重系では第14図(d)のような両
系障害では孤立ノードS2が発生し、この孤立ノードS2え
は通信ができなくなってしまう。
また伝送路障害でスイッチSWを切替え、クロックパス
切替えを行なうが、このスイッチ切替動作のトリガが通
常クロック断である。即ち第18図でノードS3に着目する
とM→S3の伝送路の障害でノードS3のインタフェース盤
MXの入力が断になり、抽出クロックが断になる。このク
ロック断でノードS3のスイッチSWはN側からE側に切替
わる。しかし、M−S3間の障害発生でもノードS3のPLO
の発生クロックでS3−S2間は正常状態に保たれ、ノード
S2ではクロック断が発生しないためそのスイッチSWは切
替わらず、N側のまゝになる。この状態を第19図に示
す。
この第19図の状態ではノードS3のPLO、S3のMX送信、S
2のMX受信、S2のPLO、S2のMX送信、S3のMX受信、S3のPL
Oというループができ、発振してしまってリング内の同
期を維持できなくなるという問題がある。
本発明はこれらの、孤立によるクロック無しノードの
発生および現用系/予備系切替時のノード間ループの発
生を防止して、障害時にも各ノードへ確実にクロックを
供給して送/受信を維持することを目的とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に示すように本発明では、クロックを供給する
迂回ルート30を設け、そしてリング内のクロックを迂回
系からのクロックへ切替えるスイッチSWCを設ける。
迂回系と切替スイッチを設けるノードは任意のスレー
ブノード1つでよいが、複数のフレームノードに設けて
3重、4重、障害などに対応できるようにしてもよい。
迂回系クロックはマスタノードMが出力するクロック
と同期している必要があるが、LANは同期網の一部とし
て構成されておらず、自身で閉ループを作って独自のク
ロックで動作している。従ってLANへ本発明を適用する
には、LANを同期網の一部とし位置ずけるため、CCITT勧
告のディジタルハイアラーキに沿ったクロックレートと
する必要がある。この意味で本発明の対象であるリング
ネットワークはLANではなく、WAN(Wide Area Networ
k)またはMANである。
また本発明では第1図(b)に示すように、ノード間
ループの発生を阻止すべく、ノード側でクロック断を検
出するとそれを下流のノードへ転送する。このクロック
断(障害情報)の転送は、フレームフォーマット上の空
きビットを利用して、またフレームフォーマット上のビ
ットに特定のパターンを与えて、行なう。
〔作用〕
第1図(a)に示すように、現用系および予備系の障
害発生で孤立化するノードS2,S3へ別迂回ルートを通し
てクロックを供給すれば、これらのノードの孤立化を防
ぎ、不完全ながら送/受信を接続させることができる。
また第1図(b)に示すようにクロック断を検出した
らそれを次ノードへ転送し、スイッチ切替を行なわせれ
ば、ノード間ループの発生を防止することができる。例
えば前述の第19図でクロック断を検出したスレーブノー
ドS3がそれをスレーブノードS2へ通知して、スイッチSW
をN側からE側へ切替えらせると、S3のPLO,MX,S2のMX,
SW,PLO,MX,S3のMX,SW,PLOのループは構成されず、ノー
ドS2,S3とも予備系へ切替わることができる。
〔実施例〕
第2図に各種状態でのクロックパスを示す。(a)は
正常状態で、太線で示すようにクロックは現用系で供給
され、マスタ局Mより左廻りになっている。クロックに
ついてはマスタ局M、スレーブ局S1,S2,……も同様構成
で、クロック源CLK1,CLK2の切替スイッチSWC,二重化さ
れたPLO、その出力の切替スイッチを備える。マスタ局
Mで選択するクロックCLK1がこのループのクロックにな
る。
第2図(b)〜(d)は以上状態で、そのケース1で
ある(b)では図示位置で現用系に障害が発生したとし
ている。この場合は障害点より下流のノードS2の入力側
HGAISでクロック断が検出され、スイッチSWがN側から
E側へ切替えられる。この結果ノードS3,S2は予備系を
通ってマスタ局からのクロックCLK1が供給されることに
なる。スレーブ局S1は今まで通りで、現用系を通って該
クロックCLK1を供給される。
第2図(c)のケース2ではスレーブ局S3にとっては
現用系でも予備系でも障害を発生している。この場合は
両系故障という条件でノードS3はスイッチSWCを別迂回
系側へ切替え、クロックを別迂回系からのそれCLK2にす
る。このクロックCLK2はCLK1と同期しており、ノードS3
はこのクロックで送/受信を継続できる。ノードS1,S2
は正常時と同じで、マスタ局MからのクロックCLK1を使
用する。
第2図(d)のケース3ではスレーブ局S3の左方同じ
位置で現用系と予備系に障害が発生している。この場合
は現用系障害、予備系正常という条件でノードS3はスイ
ッチSWをN側からN側へ切替え、ノードS3は予備系を通
してマスタ局MのクロックCLK1を受けるようにする。ノ
ードS1,S2は正常時と同じである。
第3図に示すようにリングネットワークがRNW1,RNW2,
……と複数あるとき、別迂回系とはこれらのスレーブノ
ードを結ぶ線L3を通して構成される。リングネットワー
クRNW1,RNW2のマスタノードMも線L1,L2を通してリング
ネットワークRNW1のスレーブノードS3,S2と接続してお
り、従ってこれらのリングネットワークRNW1〜RNW3はリ
ングネットワークRNW1のマスタノードMのクロックに同
期して動作する。このリングネットワークRNW2で現用系
と予備系に障害が発生してスレーブノードS1が孤立し
た、S1とS2が孤立した、……様な場合は別迂回系L3を有
効にすることにより、RNW2の全ノードが通信可能であ
る。
この第3図ではリングネットワークRNW1のマスタ局M
がルビジウム(Rb)、セシウム(Cs)などを備えるクロ
ック源を持っており、全系のクロックを供給する。リン
グネットワークRNW2,RNW3にもそれぞれ複数のリングネ
ットワークが接続し、全体としてトリー状をなすことも
ある。別迂回系L3はこれらのRNWの適当なノードを結ぶ
ものである。
HGATSは詳しくはインタフェースMXが出力する伝送路
障害信号である。現用系と予備系の各入力側MXのHGAIS
を監視し、現用系の入力側MXがHGAISを発生し、予備系
のそれは発生していないなら第2図(b)の切替えが行
なわれ、現用系と予備系の入力側MXが共にHGAISを発生
するなら第2図(c)の切替が行なわれ、他もこれに準
ずる。
障害でクロックパスの切替えを行なうと、データの送
信または受信に支障があるケースは生じる。しかしこれ
をしないと、クロック断で送/受信が完全に不能にな
る。
クロック断を下流ノードへ通知する手段としては、こ
のための伝送路を別に設けることも考えられる。しかし
これは、別に伝送路を設けるのであるからコストアップ
になる。
また上記手段としては、アラームALMの転送を利用す
ることも考えられる。ノード間の通信はハンドリンググ
ループ(HG)単位で行なわれており、HG単位にALM転送
を持っている。HGAISというALMはインタフェース盤MX内
の全てのHGにおいて転送されるため、全てのノードに障
害情報として行き渡る。しかしHGAISは落ち回線でなけ
れば検出できない。
第4図でこれを説明すると、障害が図示位置で発生す
るとノードS3ではクロック断が検出され、スイッチSWを
N側からE側へ切替える。しかしノードS2の落ち回線に
ノードMとの対向がないのでHGAISの検出ができず、ノ
ードS2のスイッチはN側のまゝで、ループができてしま
う。障害区間を挟んだ形で落ち回線がないとHGAISの検
出はできない。
また落ち回線であっても、リング外の障害発生による
転送である場合もあり、リング内障害発生のHGAISとの
区別ができない。
更に、HGAISは回線設定中にも発生するが、勿論これ
で切替が行なわれてはならない。HGAISを利用する方式
ではこのように種々の不都合がある。
クロック断を下流ノードへ通知する手段としては、切
替用の信号ビットを定義することが有効である。リング
内のノードは従来のハイアラーキやフレーム構成(32M,
6M,1.5M)で通信を行なっている。フレームの中には余
剰ビットがあるから、これを切替信号のビットと定義す
ることにより、支障なくリング内全ノードのクロックパ
スを切替えることができる。これは第5図に示す。
この第5図(本発明2の実施例)で、現用系の図示位
置に障害が発生するとノードS3の入側MXがクロック断を
検出し、これを受けてスイッチSWが切替わると共に出力
MXは切替信号CSELを送出する。次のノードS2では入側の
MXがCSELを検出し、スイッチSWを切替えると共に、出側
MXにCSELを送出させる。以下同様で、こうして下流側ノ
ードは次々と現用系から予備系へ切替える。切替信号CS
ELは最後にマスタ局Mへ送られるが、マスタ局ではCSEL
送出はしない。
第6図は他の実施例で、この場合はリング内に無線装
置または他のリング(6Mリング)がある。無線のビット
レートは低いので32Mを6Mに落とし、分割して伝送す
る。切替装置CSELは入側のDMUXで検出し、出側のMXで送
出する。このMXでは空きビットがないのでSENDビットを
1/0交番などの特定コードにすることで切替信号CSELを
送出する。勿論SENDの検出は保護を持ち、CSEL転送時は
SEND検出とならない。CSEL転送はTSI(Time Slot Inter
change)経由で行なう。なおHWはハイウエイを示す。
第7図は、6MリングでのCSEL転送例を示す。図示位置
で現用系に障害が発生すると、ノードS3の入側MXがクロ
ック断を検出し、スイッチSWを切替えると共に、出側MX
よりCSELを送出する。これを受けて次ノードS3では同様
操作を行なう。マスタ局MはCSEL検出のみで、スイッチ
切替及びCSEL送出はしない。切替信号CSELはSENDビット
を用い、1010または0101パターンでCSEL、1111でSUNDと
する。
他設備(NTT網)接続時の切替操作を第8図に示す。
図示位置に障害1が発生するとノードS1がこれを検出
し、切替信号CSELを送出して、ノードS1,S2,M′は予備
系に切替わり、M′がマスタとなる。図示位置に障害2
が発生するとマスタノードMがこれを検出し、切替信号
CSELを送出し、これにより全ノードが予備系に切替わ
り、M′がマスタになる。ノードM,M′はCSEL受信時の
転送は行なわない。
第9図に切替信号CSELの経路を示す。〜がそれ
で、は32M光の間で、はMX3「 」の間で、はMX2
「 」の間である余剰ビットの経路であり、これらはい
ずれも切替信号として定義できる。1.5Mについても同様
である。次表に切替信号の経路を纏めて示す。
第10図に32Mのフレーム構成を示す。6マルチであ
り、フレーム1〜6が繰り返し、その1つの第3フレー
ムはG,1,2,……63の64ユニット、各ユニットは5ディジ
ット、計320ディジットを有する。各フレームのGパル
スを抜き出すと図のGパルス列の如くなり、第1フレー
ムの全5個のGパルスはフレーム同期パルスFSPに定義
され、第3〜6フレームのGパルスの各3個がスタッフ
指定(S)パルスに定義されている。第2〜第5フレー
ムのGパルスの各2個および第6フレームのGパルスの
1個H1〜H9は補助(H)パルスであり、そのうちH1は低
次群切替信号として用いられ(伝送時“1"、非伝送時
“0")、H3は局間情報としていられる(伝送時“1"、非
伝送時“0")が、H5〜H9などは空いているので、切替信
号CSELとして使用できる。
なお図の「可変タイムスロット」はSパルスの挿入位
置を示しており、SYS−12Gフレーム、1Gユニットでは
V1、SYS−2の3Gフレーム、1GユニットではV2……が挿
入位置になる。32Mであるから6Mが5系入いるが、SYS−
1,−2,……はその1系,2系,……を示す。
第11図に6Mのフレーム構成を示す。タイムスロットTS
は99個、その16個ずつが1ブロックになり、従って6ブ
ロックある。HGは16あり、そのステータス(ST)がTS97
と98に入いる。フレームFは1100Dなどの5ビットであ
り、そのSENDビットSを切替信号として定義できる。通
常これはオール1であるが、これを例えば1/0交番パタ
ーンにてこれを切替信号CSELとする。なおこの図のDは
データリンク未使用時に“0"、使用時に“1"になるビッ
ト、CはCRCビット、ヨは予備で“1"に固定される。
第12図に1.5Mのフレーム構成を示す。TSは25あり、TS
24にステータスが入っている。フレームパルスFはFP,C
RC,およびDからなり、このDをオール1以外のパター
ンにしてこれを切替信号CSELとする。なおDはデータリ
ンク未使用時に“0"、SEND ALM時はオール“1"にする。
このフレームフォーマット上の空きビット利用したま
たはフレームフォーマット上のビットに特定パターンを
与えて構成した切替信号を、クロック断時にそれを検出
したノードが下流側ノードへ送出することにより、HGAI
S利用の場合などのように落ち回線がなければ検出でき
ない、リング外の障害発生を示すHGAISまたは回線設定
中に発生したHGAISであることもある等の問題なしに確
実にクロックパス切替ができ、ネットワークの高信頼化
に寄与することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、2重障害となっ
た場合に発生することがある孤立ノードを、迂回ルート
を設けてこれよりクロックを供給することにより救済す
ることができ、またクロックパス切替で発生し得るノー
ド間ループを阻止してクロック同期を伝送路障害時にも
安定して維持でき、ネットワークの高信頼化に寄与でき
るなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図はクロックパス切替装置の説明図、 第3図は迂回系の説明図、 第4図は切替にHGAISを用いた場合の説明図、 第5図は切替信号CSELを用いた場合の説明図、 第6図は切替信号の転送経路の例1の説明図、 第7図は切替信号の転送経路の例2の説明図、 第8図は切替信号の転送経路の例3の説明図、 第9図は切替信号の転送経路の例4の説明図、 第10図は32Mフレーム構成の説明図、 第11図は6Mのフレーム構成の説明図、 第12図は1.5Mのフレーム構成の説明図、 第13図はLANの構成の説明図、 第14図は現用/予備切替の説明図、 第15図は広域LANの構成の説明図、 第16図はリングネットワークの2重化の説明図、 第17図はリング内でのクロックパスの説明図、 第18図は現用/予備切替動作の説明図、 第19図は第18図の一部の状態を示す説明図である。 第1図でMはマスタノード、S1,S2,……はスレームノー
ド、30は迂回ルート、SWCは切替スイッチである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2重化されたリングネットワークと他のネ
    ットワークとが接続されている同期網の2重化されたリ
    ングネットワークにおけるクロックパス構成方式におい
    て、 上記2重化されたリングネットワークに接続されている
    端末は、上記他のネットワークのクロックを選択するこ
    とが可能なスイッチ(SWc)を有し、 上記2重化されたリングネットワークに接続されている
    端末、クロックの受信が不能となった時、上記スイッチ
    (SWc)により上記他のネットワークからのクロックを
    選択して入力することを特徴とするクロックパス構成方
    式。
JP1254240A 1989-09-29 1989-09-29 2重化されたリングネットワークにおけるクロックパス構成方式 Expired - Lifetime JP2636936B2 (ja)

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