JP2000324148A - ループ状通信網における従属同期切替方式及びシステム並びにその方法 - Google Patents

ループ状通信網における従属同期切替方式及びシステム並びにその方法

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JP2000324148A
JP2000324148A JP11130712A JP13071299A JP2000324148A JP 2000324148 A JP2000324148 A JP 2000324148A JP 11130712 A JP11130712 A JP 11130712A JP 13071299 A JP13071299 A JP 13071299A JP 2000324148 A JP2000324148 A JP 2000324148A
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clock
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加津海 薮田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運用系の伝送路障害が発生した場合に、ルー
プ網内のクロックパスの閉塞状態を発生させることな
く、ある端局装置からの一括制御にてクロックパスを切
替えるようにした従属同期切替方式を得る。 【解決手段】 ループ網における従属同期方法におい
て、二重化された伝送路の運用系よりクロック信号を抽
出し、それに同期して各端局装置が運用されており、ル
ープ網で1つの端局装置がマスタークロックで動作し、
他の端局装置はそのマスタクロックに従属し動作してい
る時に、伝送路障害が発生すると、従属同期動作をなす
端局装置の各々は、伝送路障害に応答して自走クロック
信号により動作するようにし、伝送路障害の復旧に応答
して、運用系伝送路からの抽出マスタクロック信号に従
属同期して動作するようにする。これにより、運用系伝
送路の障害によって隣接2局間でのクロック閉塞状態が
生じることを回避する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はループ状通信網にお
ける従属同期切替方式及びシステム並びにその方法に関
し、特にマスタクロック信号に同期したデータを伝送す
る二重化構成のリング状伝送路の途中に複数の端局装置
が配置され、これ等端局装置対応に設けられて対応端局
装置からの抽出クロック信号に基きこの対応端局装置の
網同期用クロック信号を生成する複数の網同期装置を含
むループ状通信網における従属同期切替方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ループ網における従属同期伝送におい
て、二重化された伝送路の運用系よりクロック信号を抽
出して各装置が同期をとっている場合、ループ網を構成
している1つの装置がマスタクロックで動作し、他の装
置はそのクロックに従属しつつ動作している。かかる構
成の概略システム構成を図4に示している。
【0003】図4を参照すると、光通信におけるリング
状SDH(Synchronous Digital Hierarchy )伝送網の
例であり、N系(現用系)及びE系(予備系)の二重化
構成とされたリング状伝送路である。この二重化リング
状伝送路の途中には、複数の端局装置11〜14が夫々
配置されており、これ等端局装置の各々に対応して網同
期装置21〜24が夫々設けられている。各端局装置1
1〜14は対応網同期装置21〜24から生成出力され
るクロック信号CLK1〜4に夫々同期して動作する様
になっている。
【0004】端局装置11に対応する網同期装置21が
マスタ網同期装置として動作しており、このマスタ網同
期装置21から生成されるクロック信号CLK1がマス
タクロック信号となっており、他の網同期装置21〜2
4はスレーブとして動作するものである。すなわち、端
局装置11はマスタ網同期装置21からのマスタクロッ
ク信号CLK1に同期したデータ信号の伝送を行って両
系伝送路へ送出し、他の端局装置12〜14はこれ等両
系伝送路から得られた受信データからクロック信号を夫
々抽出して対応網同期装置22〜24へ供給し、対応網
同期装置22〜24の各々は供給されたクロック信号に
同期して対応端局装置12〜14の同期用クロック信号
CLK2〜4を生成する。
【0005】この場合、端局装置12〜14の各々と網
同期装置22〜24の各々との間には、2本つづのクロ
ックパスNi,Ei(iは2,3,4を示す)が表示さ
れているが、各端局装置が、N系のデータ信号から抽出
したクロック信号の出力パスがNiであり、E系のデー
タ信号から抽出したクロック信号の出力パスがEiであ
る。
【0006】このような網において、例えば、“×”で
示した箇所Aで運用系(本例では、N系)伝送路障害が
発生すると、障害が発生した端局装置13では、運用系
の切替えが発生し、それに伴ってクロックパスもN系の
N3からE系のE3へ切替わる。この時、端局装置13
は、障害が発生していない対向局である端局装置14か
らのクロックパスのクロック信号に従属するが、端局装
置14での運用系は変化していないため、端局装置14
は端局装置13のクロックパスに従属する。このため端
局装置13と14との間でクロックパスの閉塞状態が生
じてしまい、マスタクロックとの従属同期がとれなくな
ってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】運用系伝送路に障害が
発生した場合、上記のようなクロックパスの閉塞状態が
生じることを回避するために、従属側では、障害が発生
した先の端局装置のクロックパスの切替えは行わず、ク
ロック自走状態で運用される。この場合、ループ網のク
ロックパスの切替は保守者が手動で閉塞状態が起きない
よう行っていた。
【0008】本発明の目的は、運用系の伝送路障害が発
生した場合に、ループ網内のクロックパスの閉塞状態を
発生させることなく、ある端局装置からの一括制御にて
クロックパスを切替えるようにした従属同期切替システ
ム及びその方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、二重化
構成のリング状伝送路を構成する複数の端局装置のうち
一つの端局装置はマスタクロック信号にて同期動作し、
他の端局装置は前記伝送路からの抽出マスタクロックに
従属同期動作するよう構成されたループ状通信網におけ
る従属同期切替方式であって、前記他の端局装置の各々
は、伝送路障害に応答して自走クロック信号により動作
するようにし、その後における前記一つの端局装置を介
して外部から指示された系の伝送路からの抽出クロック
信号に従属同期するようにしたことを特徴とする従属切
替方式が得られる。
【0010】本発明によれば、マスタクロック信号に同
期したデータを伝送する第一及び第二の経路を有する二
重化構成のリング状伝送路と、これ等リング状伝送路の
途中に夫々配置され、前記第一及び第二の伝送路の各伝
送データから第一及び第二のクロック信号を夫々抽出す
る機能を有する複数の端局装置と、これ等端局装置対応
に設けられて対応端局装置から抽出された前記第一及び
第二のクロック信号のいずれかに基きこの対応端局装置
の網同期用クロック信号を生成する複数の網同期装置と
を含むループ状通信網における従属同期切替システムで
あって、前記端局装置の各々は、前記第一及び第二の伝
送路の一方の障害に応答して、前記第一及び第二のクロ
ック信号の出力を断とする手段を有し、前記網同期装置
の各々は、対応端局装置からの前記第一及び第二のクロ
ック信号の断に応答して網同期用クロック信号発生手段
を自走状態に制御し、この自走クロック信号を対応端局
装置へ供給する手段を有することを特徴とする従属同期
切替システムが得られる。
【0011】そして、前記端局装置の各々は、前記第一
及び第二の伝送路の一方の障害復旧に応答して、外部か
ら指示された系の伝送路の受信信号からの抽出クロック
信号を対応網同期装置へ出力する手段を有することを特
徴とし、また前記網同期装置の各々は、対応端局装置か
らの供給クロック信号に前記網同期用クロック信号発生
手段を同期せしめ、このときの前記網同期用クロック信
号発生手段のクロック信号を対応端局装置へ出力する手
段を有することを特徴とする。
【0012】本発明によれば、マスタクロック信号に同
期したデータを伝送する第一及び第二の経路を有する二
重化構成のリング状伝送路と、これ等リング状伝送路の
途中に夫々配置され、前記第一及び第二の伝送路の各伝
送データから第一及び第二のクロック信号を夫々抽出す
る機能を有する複数の端局装置と、これ等端局装置対応
に設けられて対応端局装置から抽出された前記第一及び
第二のクロック信号のいずれかに基きこの対応端局装置
の網同期用クロック信号を生成する複数の網同期装置と
を含むループ状通信網における従属同期切替方法であっ
て、前記端局装置の各々において、前記第一及び第二の
伝送路の一方の障害に応答して、前記第一及び第二のク
ロック信号の出力を断とするステップと、前記網同期装
置の各々において、対応端局装置からの前記第一及び第
二のクロック信号の断に応答して網同期用クロック信号
発生手段を自走状態に制御し、この自走クロック信号を
対応端局装置へ供給するステップとを含むことを特徴と
する従属同期切替方法が得られる。
【0013】そして、前記端局装置の各々において、前
記第一及び第二の伝送路の一方の障害復旧に応答して、
外部から指示された系の伝送路の受信信号からの抽出ク
ロック信号を対応網同期装置へ出力するステップを更に
含むことを特徴とし、また前記網同期装置の各々におい
て、対応端局装置からの供給クロック信号に前記網同期
用クロック信号発生手段を同期せしめ、このときの前記
網同期用クロック信号発生手段のクロック信号を対応端
局装置へ出力するステップを含むことを特徴とする。
【0014】本発明の作用を述べる。ループ網における
従属同期方法において、二重化された伝送路の運用系よ
りクロック信号を抽出し、それに同期して各端局装置が
運用されており、ループ網で1つの端局装置がマスタク
ロックで動作し、他の端局装置はそのマスタクロックに
従属し動作している時に、運用系伝送路の障害によって
隣接2局間でのクロック閉塞状態が生じることを回避し
て、伝送路障害によるクロックパスの切替を一括制御に
て行うものである。
【0015】そのために、従属同期動作をなす端局装置
の各々は、伝送路障害に応答して自走クロック信号によ
り動作するようにし、伝送路障害の復旧に応答して外部
から指示された系の伝送路からの抽出マスタクロック信
号に従属同期して動作するよう構成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ本発明の
実施例につき説明する。図1は本発明が適用される二重
化構成のリング状従属同期方式の通信網の概略システム
構成であり、図4と同部分は同一符号にて示す。本例で
も、従来技術で説明した様に、光通信におけるSDH網
の例であるが、特にこれに限定されることはない。
【0017】図1において、網同期装置21は端局装置
11を通してこのループ網にマスタクロックを供給して
いる。端局装置11は外部からの制御によりN系選択制
御及びE系選択制御を、主信号の空きビットを用いて各
端局装置12〜14に対して行う。各網同期装置22〜
24は対応する各端局装置12〜14よりN系及びE系
クロックパスNi及びEi(iは2〜4)の各クロック
信号を受信し、N系及びE系のクロックパスのクロック
信号が両方共に正常なときは、N系に従属したクロック
パスの信号を、N系のクロックパスが異常でE系のクロ
ックパスが正常の時はN系に従属したクロックパスの信
号を、N系、E系のクロックパスが両方共に異常なとき
はどちらにも従属しない自走のクロックパスの信号を、
各端局装置12〜14に夫々供給する。
【0018】各端局装置12〜14は主信号の空きビッ
トを用いてループ網内のE系伝送路異常及びN系伝送路
異常を夫々検出し、端局装置11からのN系選択制御が
行われた後に、ループ網内のN系伝送路異常が起きたと
きは、網同期装置へのN系,E系の両系のクロックパス
出力を停止し、N系伝送路異常が復旧したらN系クロッ
クパスの出力を正常出力とする。
【0019】また、端局装置11からのE系選択制御が
行われた後に、ループ網内のE系伝送路異常が起きたと
きは、網同期装置へのN系、E系のクロックパス出力を
停止し、E系伝送路異常が復旧したらE系クロックパス
の出力を正常出力とする。この様な切替方法により、ル
ープ網のクロックパスの切替えを一括に行うことをがで
きる。
【0020】より詳細に説明する。図1において、この
ループ網は端局装置11が外部からの制御によりN系選
択制御された後、網同期装置21をマスタクロックとし
て、端局装置11からマスタクロックに同期した主信号
をN系/E系に通している。各端局装置12〜14はN
系の主信号よりN系のクロック信号を抽出してN系クロ
ックパスniへ、E系の主信号よりE系のクロック信号
を抽出してE系クロックパスEiへ夫々出力する。
【0021】各網同期装置22〜24はクロックパスか
ら供給されたクロック信号に同期してクロック信号CL
K2〜4を生成するものであり、この生成クロック信号
CLK2〜4は端局装置12〜14へ夫々供給される。
各端局装置12〜14はこれ等クロック信号CLK2〜
4に同期した主信号をN系/E系の伝送路へ夫々出力し
ている。
【0022】各網同期装置22〜24は各端局装置12
〜14のN系クロックパスのクロック信号を夫々選択し
ており、N系に従属同期したクロック信号を各端局装置
12〜14に供給しているものとする。この状態で、端
局装置12から13へのN系伝送路に伝送路異常Aが発
生した場合、端局装置13は両系のクロックパス出力断
とし、対応する網同期装置23は自走状態となる。ま
た、各端局装置12,14も、同様に主信号の空きビッ
トからループ網内のN系伝送路異常発生情報により、両
系のクロックパスを出力断とし、網同期装置22,24
も自走状態となる。
【0023】このように、ル−プ網内の全ての網同期装
置が自走となっている状態で、端局装置11にE系選択
制御を行うと、主信号の空きビットを用いてE系選択制
御が行われ、各端局装置12〜14は両系クロックパス
出力断状態からE系のクロックパスを正常出力とする状
態に切替わる。E系のクロックパスが正常出力されたこ
とにより、各網同期装置22〜24はE系のクロックパ
スに従属したクロックパスのクロック信号を各端局装置
12〜14に供給する。
【0024】このように、伝送路障害によるクロックパ
スの切替を、どこかで伝送路障害が発生した情報を各端
局装置に主信号の空きビットを利用して通知し、それに
より全ての網同期装置が両系のクロックパスの出力を断
とすることにより、ループ網内のクロックパスのクロッ
ク信号状態を自走状態とし、その後マスタクロックが分
配されている端局装置から、E系選択制御を行うことに
より一括制御にて非運用系であった系の伝送路のクロッ
クパスに切替えを行うことができる。
【0025】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1において、網同期装置21はこのループ網に
マスタクロックを供給している。各端局装置12〜14
は、主信号の空きビットにより、N系、E系の伝送路異
常や、端局装置11からの外部制御、N系選択制御/E
系選択制御等が通知される。網同期装置22〜24は各
端局装置12〜14からN系、E系のクロックパスの出
力供給を受け、その一つのパスのクロック信号に従属し
たクロック信号CLK2〜4を端局装置12〜14に夫
々供給する。
【0026】このループ網は、端局装置11が外部から
の制御によりN系選択制御された後、網同期装置21を
マスタクロックとしている。端局装置11はマスタクロ
ックに同期した主信号をN系/E系に通している。各端
局装置12〜14は上記主信号よりN系/E系のクロッ
クパスの出力を抽出し、図2に示すフローに従って、各
網同期装置22〜24に出力している。
【0027】各網同期装置22〜24は図3のフローに
従い各端局装置12〜14にクロックパスの出力を供給
している。この状態で、端局装置12から13へのN系
伝送路に伝送路異常が発生した場合、端局装置13は図
2のフローに示した通り、E系選択制御は行われてい
ず、かつ網内でN系伝送路異常が発生したことにより、
両系クロックパス出力断となる(ステップS1,S2,
S3)。その他端局装置12,14も同様に、図2のフ
ローにより両系クロックパス出力断となる。
【0028】網同期装置23は、図3のフローに従い、
N系のクロックパス異常かつE系のクロックパス異常が
発生したため自走となる(ステップS11,S12,S
13)。その他網同期装置22,24も同様に、図3の
フローに従い、N系のクロックパス異常かつE系のクロ
ックパス異常が発生したため自走となる。
【0029】この時、各網同期装置がそれぞれ自走で運
用されており、このループ網内では4種類のクロック源
により運用されているが、各網同期装置の自走クロック
精度は、ある程度の自走状態が保証されているので、主
信号はエラー無く運用されている。上記状態で、端局装
置11にE系選択制御を行うと、端局装置14は、図2
のフロー通り、N系選択制御は行われていず、かつ網内
でE系伝送路異常が発生していないことにより、両系ク
ロックパス出力断からE系クロックパス正常出力となる
(ステップS5,S6,S8)。その他端局装置12,
13も同様に図2のフロー通り、N系選択制御は行われ
ていず、かつ網内でE系伝送路異常が発生ていないこと
により、両系クロックパス出力断からE系クロックパス
正常出力となる。
【0030】網同期装置24は、図3のフローに従い、
N系のクロックパス異常かつE系のクロックパスが正常
なため、自走からE系クロックパス従属となる(ステッ
プSS11,S12,S15)。その他網同期装置2
2,23も同様に、図3のフローに従い、N系のクロッ
クパス異常かつE系のクロックパスが正常なため自走か
ら、E系クロックパス従属となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
信号の空きビットを用いN系、E系の伝送路異常や、端
局装置からの外部制御、N系選択制御/E系選択制御等
を各端局装置に通知し、各端局装置が各網同期装置への
クロックパス出力を制御することにより、以下の効果を
奏することができる。
【0032】すなわち、どちらかの系の伝送路障害が発
生した場合、障害を検出した端局装置がN系、E系のク
ロックパス出力を断とすることで、その端局装置にクロ
ックパス出力を供給している網同期装置が自走状態にな
ることにより、網同期装置が即座にクロックパスの切替
えを実行した場合に発生する網同期の閉塞状態を回避す
ることができる。
【0033】また、端局装置側で網同期装置へのクロッ
ク出力を制御することにより、網同期装置の運用は、特
にループ網を意識した特別なフロー動作が必要がないた
め、新たな網同期装置の導入を行わずに同期網を実現す
ることが可能となる。更に、端局装置にて一括制御でル
ープ網内のクロックパスを切替えることができるため、
保守性及び信頼性の高い同期網を実現することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される二重化構成のリング状網の
システム概略図である。
【図2】端局装置の動作を示すフローである。
【図3】網同期装置の動作を示すフローである。
【図4】従来技術を説明するための概略システム図であ
る。
【符号の説明】
11〜14 端局装置 21〜24 網同期装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重化構成のリング状伝送路を構成する
    複数の端局装置のうち一つの端局装置はマスタクロック
    信号にて同期動作し、他の端局装置は前記伝送路からの
    抽出マスタクロックに従属同期動作するよう構成された
    ループ状通信網における従属同期切替方式であって、前
    記他の端局装置の各々は、伝送路障害に応答して自走ク
    ロック信号により動作するようにし、その後における前
    記一つの端局装置を介して外部から指示された系の伝送
    路からの抽出クロック信号に従属同期するようにしたこ
    とを特徴とする従属切替方式。
  2. 【請求項2】 マスタクロック信号に同期したデータを
    伝送する第一及び第二の経路を有する二重化構成のリン
    グ状伝送路と、これ等リング状伝送路の途中に夫々配置
    され、前記第一及び第二の伝送路の各伝送データから第
    一及び第二のクロック信号を夫々抽出する機能を有する
    複数の端局装置と、これ等端局装置対応に設けられて対
    応端局装置から抽出された前記第一及び第二のクロック
    信号のいずれかに基きこの対応端局装置の網同期用クロ
    ック信号を生成する複数の網同期装置とを含むループ状
    通信網における従属同期切替システムであって、 前記端局装置の各々は、前記第一及び第二の伝送路の一
    方の障害に応答して、前記第一及び第二のクロック信号
    の出力を断とする手段を有し、 前記網同期装置の各々は、対応端局装置からの前記第一
    及び第二のクロック信号の断に応答して網同期用クロッ
    ク信号発生手段を自走状態に制御し、この自走クロック
    信号を対応端局装置へ供給する手段を有することを特徴
    とする従属同期切替システム。
  3. 【請求項3】 前記端局装置の各々は、外部から指示さ
    れた系の伝送路の受信信号からの抽出クロック信号を対
    応網同期装置へ出力する手段を有することを特徴とする
    請求項2記載の従属同期切替システム。
  4. 【請求項4】 前記網同期装置の各々は、対応端局装置
    からの供給クロック信号に前記網同期用クロック信号発
    生手段を同期せしめ、このときの前記網同期用クロック
    信号発生手段のクロック信号を対応端局装置へ出力する
    手段を有することを特徴とする請求項3記載の従属同期
    切替システム。
  5. 【請求項5】 マスタクロック信号に同期したデータを
    伝送する第一及び第二の経路を有する二重化構成のリン
    グ状伝送路と、これ等リング状伝送路の途中に夫々配置
    され、前記第一及び第二の伝送路の各伝送データから第
    一及び第二のクロック信号を夫々抽出する機能を有する
    複数の端局装置と、これ等端局装置対応に設けられて対
    応端局装置から抽出された前記第一及び第二のクロック
    信号のいずれかに基きこの対応端局装置の網同期用クロ
    ック信号を生成する複数の網同期装置とを含むループ状
    通信網における従属同期切替方法であって、 前記端局装置の各々において、前記第一及び第二の伝送
    路の一方の障害に応答して、前記第一及び第二のクロッ
    ク信号の出力を断とするステップと、前記網同期装置の
    各々において、対応端局装置からの前記第一及び第二の
    クロック信号の断に応答して網同期用クロック信号発生
    手段を自走状態に制御し、この自走クロック信号を対応
    端局装置へ供給するステップとを含むことを特徴とする
    従属同期切替方法。
  6. 【請求項6】 前記端局装置の各々において、前記第一
    及び第二の伝送路の一方の障害復旧に応答して、外部か
    ら指示された系の伝送路の受信信号からの抽出クロック
    信号を対応網同期装置へ出力するステップを更に含むこ
    とを特徴とする請求項5記載の従属同期切替方法。
  7. 【請求項7】 前記網同期装置の各々において、対応端
    局装置からの供給クロック信号に前記網同期用クロック
    信号発生手段を同期せしめ、このときの前記網同期用ク
    ロック信号発生手段のクロック信号を対応端局装置へ出
    力するステップを含むことを特徴とする請求項6記載の
    従属同期切替方法。
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