JP2635178B2 - 漂白洗浄剤組成物 - Google Patents
漂白洗浄剤組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は漂白洗浄剤組成物に関する。
塩素系漂白剤は使用できる繊維に制限があり、又色、
柄物には使用できず、更に独自のにおいを有しているこ
となどから、これらの欠点のない酸素系漂白剤が最近著
しく普及しはじめている。
柄物には使用できず、更に独自のにおいを有しているこ
となどから、これらの欠点のない酸素系漂白剤が最近著
しく普及しはじめている。
この酸素系漂白剤としては、過炭酸ナトリウム、過硼
酸ナトリウムが漂白性能及び安定性などの面から特に利
用されている。
酸ナトリウムが漂白性能及び安定性などの面から特に利
用されている。
酸素系漂白剤は塩素系漂白剤にくらべ漂白力が弱く、
各種漂白活性化剤が併用されている。
各種漂白活性化剤が併用されている。
この漂白活性化剤としてはアセトニトリル等に代表さ
れるニトリル類、グルコースペンタアセテート(GPAC)
等に代表されるO−アセチル化物、テトラアセチルエチ
レンジアミン(TAED)等に代表されるN−アシル化物、
無水マレイン酸等に代表される酸無水物等、特開昭63−
233969号公報、特開昭63−315666号公報、特開昭64−68
347号公報、特願昭63−14243号等に例示されるような分
子内に 基を導入した化合物等が挙げられ、これらを使用するこ
とにより効果を向上させることができる。
れるニトリル類、グルコースペンタアセテート(GPAC)
等に代表されるO−アセチル化物、テトラアセチルエチ
レンジアミン(TAED)等に代表されるN−アシル化物、
無水マレイン酸等に代表される酸無水物等、特開昭63−
233969号公報、特開昭63−315666号公報、特開昭64−68
347号公報、特願昭63−14243号等に例示されるような分
子内に 基を導入した化合物等が挙げられ、これらを使用するこ
とにより効果を向上させることができる。
しかし、洗濯水によっては金属イオンが多く含まれる
ためにこれらの活性化剤から生じた有機過酸が分解して
しまい、有効に働かない場合も生じる。有機過酸を安定
化する方法として特開昭47−42273号公報、特開昭55−5
2397号公報、特開昭56−149499号公報等に記載されてい
るアミノホスホン酸塩を更に併用する方法があるが、有
機過酸の安定性がまだ十分とは言えず、活性化剤の効果
を十分に発揮し得ない状態にある。
ためにこれらの活性化剤から生じた有機過酸が分解して
しまい、有効に働かない場合も生じる。有機過酸を安定
化する方法として特開昭47−42273号公報、特開昭55−5
2397号公報、特開昭56−149499号公報等に記載されてい
るアミノホスホン酸塩を更に併用する方法があるが、有
機過酸の安定性がまだ十分とは言えず、活性化剤の効果
を十分に発揮し得ない状態にある。
本発明者らは上記の問題点を解決するために更に鋭意
研究を重ねた結果、過酸化水素又は水溶液中で過酸化水
素を発生する過酸化物に対してアミノホスホン酸のアミ
ンオキサイド体を併用することにより、過酸化水素又は
水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物の安定性を大
きく改善でき、漂白/洗浄性能を高められることを見出
し本発明を完成するに至った。
研究を重ねた結果、過酸化水素又は水溶液中で過酸化水
素を発生する過酸化物に対してアミノホスホン酸のアミ
ンオキサイド体を併用することにより、過酸化水素又は
水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物の安定性を大
きく改善でき、漂白/洗浄性能を高められることを見出
し本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、下記の(a)成分と(b)成分と
の混合物に対し安定化剤として下記の(c)成分を含有
してなる漂白洗浄剤組成物を提供するものである。
の混合物に対し安定化剤として下記の(c)成分を含有
してなる漂白洗浄剤組成物を提供するものである。
(a)過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を発生する
過酸化物 (b)アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム及び下記一般式(II)、(III)あるいは(IV)で表
される化合物からなる群より選ばれる1種又は2種以上
の漂白活性化剤 [式中、R1は置換されていてもよい直鎖又は分岐のC1〜
C20アルキル基あるいはアルケニル基、無置換又はC1〜C
20アルキル置換アリール基、又はアルコキシル化ヒドロ
カルビルであり、Xは−O−、 であり、Yは−R5−、OCH2CH2 n又は (nは1〜10の整数を表す)であり、R2,R3はC1〜C3の
置換されていてもよいアルキル基、R4,R5は置換されて
いてもよいC1〜C12のアルキレン基、又は を表し、Lは離脱基で、 (R6,R9はアルキル基、R7,R8はH又はアルキル基を表
す。)、グリセリン残基、糖残基を表し、Z は無機又
は有機の対イオンを表す。
過酸化物 (b)アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム及び下記一般式(II)、(III)あるいは(IV)で表
される化合物からなる群より選ばれる1種又は2種以上
の漂白活性化剤 [式中、R1は置換されていてもよい直鎖又は分岐のC1〜
C20アルキル基あるいはアルケニル基、無置換又はC1〜C
20アルキル置換アリール基、又はアルコキシル化ヒドロ
カルビルであり、Xは−O−、 であり、Yは−R5−、OCH2CH2 n又は (nは1〜10の整数を表す)であり、R2,R3はC1〜C3の
置換されていてもよいアルキル基、R4,R5は置換されて
いてもよいC1〜C12のアルキレン基、又は を表し、Lは離脱基で、 (R6,R9はアルキル基、R7,R8はH又はアルキル基を表
す。)、グリセリン残基、糖残基を表し、Z は無機又
は有機の対イオンを表す。
ただしLが のときはZ は存在しない。M+はアルカリ金属イオン又
は水素イオンを表す。] (c)下記の一般式(I)で表される化合物。
は水素イオンを表す。] (c)下記の一般式(I)で表される化合物。
(式中、nは0〜5の整数、mは0〜2n+6の整数、M
はアルカリ金属イオンを表す。) 本発明に用いられる(a)成分としては、過酸化水
素、及び水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物が挙
げられる。水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物と
しては炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物、トリポリリ
ン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリ
ウム・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、4N
a2SO4・2H2O2・NaCl・過ホウ酸ナトリウム一水化物、過
ホウ酸ナトリウム四水化物、過酸化ナトリウム、過酸化
カルシウム等が挙げられる。これらの中でも特に炭酸ナ
トリウム・過酸化水素付加物、過ホウ酸ナトリウム一水
化物、過ホウ酸ナトリウム四水化物が好ましい。(a)
成分は組成物中に1〜95重量%配合される。
はアルカリ金属イオンを表す。) 本発明に用いられる(a)成分としては、過酸化水
素、及び水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物が挙
げられる。水溶液中で過酸化水素を発生する過酸化物と
しては炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物、トリポリリ
ン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリ
ウム・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、4N
a2SO4・2H2O2・NaCl・過ホウ酸ナトリウム一水化物、過
ホウ酸ナトリウム四水化物、過酸化ナトリウム、過酸化
カルシウム等が挙げられる。これらの中でも特に炭酸ナ
トリウム・過酸化水素付加物、過ホウ酸ナトリウム一水
化物、過ホウ酸ナトリウム四水化物が好ましい。(a)
成分は組成物中に1〜95重量%配合される。
(a)成分に併用される漂白活性化剤(b)としては
アルカノイルベンゼンスルホン酸ナトリウム及び上記一
般式(II)、(III)あるいは(IV)で表される化合物
からなる群より選ばれる1種又は2種以上の漂白活性剤
が挙げられる。
アルカノイルベンゼンスルホン酸ナトリウム及び上記一
般式(II)、(III)あるいは(IV)で表される化合物
からなる群より選ばれる1種又は2種以上の漂白活性剤
が挙げられる。
本発明において、(a)成分と(b)成分とは、
(a)/(b)=99.9/0.1〜20/80のモル比で用いられ
る。
(a)/(b)=99.9/0.1〜20/80のモル比で用いられ
る。
本発明において漂白安定化剤として用いられる(c)
成分としては上記一般式(I)で表される化合物のう
ち、n=0〜3且つm=0〜12であるものが好ましい。
(c)成分は(a)、(b)成分の併用から生ずる有機
過酸を安定化する効果を有するが、(a)成分自体を安
定化する効果も有する。本発明において(c)成分は組
成物中に0.1〜8重量%、好ましくは0.3〜5重量%配合
される。
成分としては上記一般式(I)で表される化合物のう
ち、n=0〜3且つm=0〜12であるものが好ましい。
(c)成分は(a)、(b)成分の併用から生ずる有機
過酸を安定化する効果を有するが、(a)成分自体を安
定化する効果も有する。本発明において(c)成分は組
成物中に0.1〜8重量%、好ましくは0.3〜5重量%配合
される。
また、本発明の漂白洗浄剤組成物には上記(a)〜
(c)の必須成分に加え、下記の各種界面活性剤を併用
することができる。
(c)の必須成分に加え、下記の各種界面活性剤を併用
することができる。
陰イオン界面活性剤としてはアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルキルまたはアルケニルエーテル硫酸塩、ア
ルキルまたはアルケニル硫酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はエステル塩、アルカン
スルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又は
アルケニルエーテルカルボン酸塩、アミノ酸型界面活性
剤、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、アルキル又はア
ルケニル燐酸エステル又はその塩等が例示される。
ン酸塩、アルキルまたはアルケニルエーテル硫酸塩、ア
ルキルまたはアルケニル硫酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はエステル塩、アルカン
スルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又は
アルケニルエーテルカルボン酸塩、アミノ酸型界面活性
剤、N−アシルアミノ酸型界面活性剤、アルキル又はア
ルケニル燐酸エステル又はその塩等が例示される。
両性界面活性剤としては、カルボキシ型又はスルホベ
タイン型等の両性界面活性剤が、また非イオン界面活性
剤としては、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキ
レンオキサイド付加物、蔗糖脂肪族エステル、アルキル
グリコシド、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキル
アミンオキサイド等の非イオン界面活性剤が、カチオン
性界面活性剤としては第4アンモニウム塩等が例示され
る。
タイン型等の両性界面活性剤が、また非イオン界面活性
剤としては、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケ
ニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキ
レンオキサイド付加物、蔗糖脂肪族エステル、アルキル
グリコシド、脂肪酸グリセリンモノエステル、アルキル
アミンオキサイド等の非イオン界面活性剤が、カチオン
性界面活性剤としては第4アンモニウム塩等が例示され
る。
その他本発明の漂白洗浄剤組成物には慣用の補助添加
剤、例えば結晶性アルミノケイ酸塩、特開昭60−227895
号公報記載の層状珪酸塩、トリポリ燐酸塩、ピロ燐酸塩
等の燐酸塩、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸及びその塩、エタン−1,1−ジホスホン酸の塩、
2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸等のホスホノ
カルボン酸の塩、アスパラギン酸、グルタミン酸等のア
ミノ酸の塩、ニトリロ3酢酸塩、エチレンジアミン4酢
酸塩等のアミノポリ酢酸塩、ポリアクリル酸、ポリアコ
ニット酸等の高分子電解質、ポリエチレングリコール、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の非解
離高分子、特開昭54−52196号公報記載のポリアセター
ルカルボン酸重合体、ジグリコール酸、オキシカルボン
酸塩等の有機酸の塩等のビルダー及び二価金属イオン捕
捉剤、珪酸塩、炭酸塩、硫酸塩等のアルカリ剤あるいは
無機電解質、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチル
セルロース等の再汚染防止剤、プロテアーゼ、リパー
ゼ、セルラーゼ等の酵素、パラトルエンスルホン酸塩、
スルホコハク酸塩、タルク、カルシウムシリケート等の
ケーキング防止剤、ケイ酸マグネシウム等の過酸化物の
安定化剤、第3ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン
化クレゾール等の酸化防止剤、蛍光染料、青味付剤、香
料等を含むことができるが、これについては特に限定さ
れず、目的に応じた配合がなされてよい。
剤、例えば結晶性アルミノケイ酸塩、特開昭60−227895
号公報記載の層状珪酸塩、トリポリ燐酸塩、ピロ燐酸塩
等の燐酸塩、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸及びその塩、エタン−1,1−ジホスホン酸の塩、
2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸等のホスホノ
カルボン酸の塩、アスパラギン酸、グルタミン酸等のア
ミノ酸の塩、ニトリロ3酢酸塩、エチレンジアミン4酢
酸塩等のアミノポリ酢酸塩、ポリアクリル酸、ポリアコ
ニット酸等の高分子電解質、ポリエチレングリコール、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の非解
離高分子、特開昭54−52196号公報記載のポリアセター
ルカルボン酸重合体、ジグリコール酸、オキシカルボン
酸塩等の有機酸の塩等のビルダー及び二価金属イオン捕
捉剤、珪酸塩、炭酸塩、硫酸塩等のアルカリ剤あるいは
無機電解質、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチル
セルロース等の再汚染防止剤、プロテアーゼ、リパー
ゼ、セルラーゼ等の酵素、パラトルエンスルホン酸塩、
スルホコハク酸塩、タルク、カルシウムシリケート等の
ケーキング防止剤、ケイ酸マグネシウム等の過酸化物の
安定化剤、第3ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン
化クレゾール等の酸化防止剤、蛍光染料、青味付剤、香
料等を含むことができるが、これについては特に限定さ
れず、目的に応じた配合がなされてよい。
次に本発明を実施例をもって説明するが、本発明はこ
れらの実施例によって限定されるものではない。
れらの実施例によって限定されるものではない。
実施例1 以下に示す成分組成の各種無リン漂白洗浄剤を調製
し、それぞれの漂白洗浄性能試験を行った。
し、それぞれの漂白洗浄性能試験を行った。
《漂白洗浄剤組成》 (重量%) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 ナトリウム(C=11.5) 10 アルキル硫酸ナトリウム(C=13.9) 8 オレフィンスルホン酸カリウム(C=15) 10 石鹸(牛脂) 2 ポリオキシエチレンアルキルエーテル (C=12,EO=8) 4 合成ゼオライト(4A型) 25 1号珪酸ナトリウム 5 炭酸ナトリウム 10 ポリエチレングリコール(分子量14000) 2 酵素(プロテアーゼ) 0.5 過炭酸ナトリウム 10 ジエチレントリアミン5酢酸5ナトリウム 1 芒 硝 2 漂白活性化剤(A〜C又はNOBS) 5 漂白安定化剤I〜III(アミノホスホン酸 のアミンオキサイド体) 4 蛍光染料 0.2水 分 残 部 合 計 100 上記で使用した漂白活性化剤A〜C及びNOBSを以下に
示す。
示す。
また、上記で用いた漂白安定化剤I〜III(全てナト
リウム塩)も以下に示す。
リウム塩)も以下に示す。
《漂白洗浄性能試験》 *紅茶汚染布の作成: 水1に、ブルックボンド社製ティーバッグ10袋(20
g)に砂糖50gを入れたものを10分間煮沸する。その後テ
ィーバッグを取り出し、全量を1にする。放冷後、バ
ットに入れ、10×55cmの糊抜布を表裏10秒ずつ浸漬し、
ローラーを通し、自然乾燥して紅茶汚染布を得る。
g)に砂糖50gを入れたものを10分間煮沸する。その後テ
ィーバッグを取り出し、全量を1にする。放冷後、バ
ットに入れ、10×55cmの糊抜布を表裏10秒ずつ浸漬し、
ローラーを通し、自然乾燥して紅茶汚染布を得る。
*赤ワイン汚染布の作成: 赤ワイン(RIOJA“Siglo")をそのままバットに入
れ、8×50cmの布を表裏10秒ずつ浸漬し、ローラーを通
し、自然乾燥して赤ワイン汚染布を得る。
れ、8×50cmの布を表裏10秒ずつ浸漬し、ローラーを通
し、自然乾燥して赤ワイン汚染布を得る。
上記で得られた汚染布を各種評価用漂白洗浄剤で洗浄
する。この時の洗浄条件は、 温度:20、浴比:1/60、洗剤濃度:0.833%、水質:水道
水、ターゴトメーター:10分間 であった。
する。この時の洗浄条件は、 温度:20、浴比:1/60、洗剤濃度:0.833%、水質:水道
水、ターゴトメーター:10分間 であった。
洗浄した汚染布の反射率を日本電色工業(株)製NDR
−101DPを用い、反射率測定波長を紅茶汚染布は460m
μ、赤ワイン汚染布は520mμとして測定し、下記の式に
より洗浄漂白率を求め漂白性能の評価を行った。結果を
表−1に示す。
−101DPを用い、反射率測定波長を紅茶汚染布は460m
μ、赤ワイン汚染布は520mμとして測定し、下記の式に
より洗浄漂白率を求め漂白性能の評価を行った。結果を
表−1に示す。
実施例2 以下に示す成分組成の各種有リン漂白洗浄剤を調製
し、それぞれの漂白洗浄性能試験を実施例1と同様に行
った。
し、それぞれの漂白洗浄性能試験を実施例1と同様に行
った。
《漂白洗浄剤組成》 (重量%) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 ナトリウム(C=12) 5 α−スルホ硬化牛脂脂肪酸 メチルエステルナトリウム 5 高級アルコールエーテル硫酸ナトリウム (C=14,EO=2) 5 高級アルコールエトキシレート (C=12,EO=8) 2 トリポリ燐酸ナトリウム 38 ソーダ灰 12 2号珪酸ナトリウム 5 芒 硝 15 過ホウ酸ナトリウム・1水和物 5 酵 素 1 漂白活性化剤(D〜F又はTAED) 3 漂白安定化剤(I〜III) 1.8 蛍光染料 0.2水 分 残 部 合 計 100 上記で使用した漂白活性化剤D〜F及びTAEDを以下に
示す。
示す。
尚、洗浄条件は、 温度:35℃、浴比:1/60、洗剤濃度:1.5%、水質:8゜DH
(Ca/Mg=2/1)、ターゴトメーター:15分間 であった。
(Ca/Mg=2/1)、ターゴトメーター:15分間 であった。
評価結果を表−2に示す。
実施例3 以下に示す2つの成分組成の各種漂白洗浄剤を調製
し、それぞれの漂白洗浄性能試験を紅茶汚染布について
実施例1と同様に行った。
し、それぞれの漂白洗浄性能試験を紅茶汚染布について
実施例1と同様に行った。
《漂白洗浄剤組成1》 (重量%) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 ナトリウム(C=12) 7.0 石鹸(牛脂) 2.0 ポリオキシエチレンアルキルエーテル (C=12〜15,EO=3) 2.0 ポリオキシエチレンアルキルエーテル (C=12〜15,EO=8) 2.0 合成ゼオライト(4A型) 35.0 珪酸マグネシウム 2.0 炭酸ナトリウム 11.0 芒 硝 8.0 過ホウ酸ナトリウム・4水和物 20.0 漂白活性化剤(G,H,NOBS,又はTAED) 3.0 漂白安定化剤(I〜III) 3.0 カルボキシメチルセルロースナトリウム塩 1.0 蛍光染料 0.5 酵素(セルラーゼ、リパーゼ) 0.5水 分 残 部 合 計 100 《漂白洗浄剤組成2》 (重量%) ポリオキシエチレンアルキルエーテル (C=12〜16,EO=9) 20.0 トリポリ燐酸ナトリウム 35.0 合成ゼオライト(4A型) 15.0 メタ珪酸ナトリウム 5.0 過ホウ酸ナトリウム・1水和物 8.0 漂白活性化剤(G,H,NOBS,又はTAED) 3.0 漂白安定化剤(I〜III) 2.0 酵素(プロテアーゼ、セルラーゼ) 0.5 蛍光染料 0.2水 分 残 部 合 計 100 上記で使用した漂白活性化剤G,Hを以下に示す。
尚、洗浄条件は、 温度:20℃→60℃に昇温、浴比:1/12、 洗剤濃度:配合1…0.9%、配合2…0.6%、 水質:16゜DH(Ca/Mg=2/1)、ランタオメーター:30分間 であった。
評価結果を表−3に示す。
《結 果》 実施例1〜3に示されたとおり、本発明による漂白洗
浄剤は比較品よりも特に優れた漂白洗浄性能を示した。
浄剤は比較品よりも特に優れた漂白洗浄性能を示した。
実施例4 以下に示す成分組成の漂白洗浄剤を調製し、紅茶汚染
布についてのそれぞれの漂白性能試験を実施例1と同様
に行った。
布についてのそれぞれの漂白性能試験を実施例1と同様
に行った。
《漂白洗浄剤組成》 (重量%) 過炭酸ナトリウム 85 漂白活性化剤(A〜C,NOBS,又はTAED) 10漂白安定化剤(I〜III) 5 合 計 100 尚、漂白条件は、 温度:20℃、浴比:300mlに汚染布5枚、 漂白剤濃度:0.5%(1.5g/300ml)、水質:水道水 時間:30分間浸漬漂白 であった。評価結果を表−4に示す。
Claims (1)
- 【請求項1】下記の(a)成分と(b)成分との混合物
に対し安定化剤として下記の(c)成分を含有してなる
漂白洗浄剤組成物。 (a)過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を発生する
過酸化物 (b)アルカノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム及び下記一般式(II)、(III)あるいは(IV)で表
される化合物からなる群より選ばれる1種又は2種以上
の漂白活性化剤 [式中、R1は置換されていてもよい直鎖又は分岐のC1〜
C20アルキル基あるいはアルケニル基、無置換又はC1〜C
20アルキル置換アリール基、又はアルコキシル化ヒドロ
カルビルであり、 Yは−R5−、OCH2CH2 n又は (nは1〜10の整数を表す)であり、R2,R3はC1〜C3の
置換されていてもよいアルキル基、R4,R5は置換されて
いてもよいC1〜C12のアルキレン基、又は を表し、Lは離脱基で、 (R6,R9はアルキル基、R7,R8はH又はアルキル基を表
す。)、グリセリン残基、糖残基を表し、Z は無機又
は有機の対イオンを表す。 ただしLが のときはZ は存在しなしない。M+はアルカリ金属イオ
ン又は水素イオンを表す。] (c)下記の一般式(I)で表される化合物。 (式中、nは0〜5の整数、mは0〜2n+6の整数、M
はアルカリ金属イオンを表す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1226847A JP2635178B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 漂白洗浄剤組成物 |
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---|---|---|---|
JP1226847A JP2635178B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | 漂白洗浄剤組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0388898A JPH0388898A (ja) | 1991-04-15 |
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---|---|---|---|---|
JP2003129099A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-05-08 | Kao Corp | 衣料用粉末洗剤組成物 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2903980A1 (de) | 1979-02-02 | 1980-08-07 | Henkel Kgaa | Aktivchlorhaltige mittel |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI64639C (fi) * | 1978-09-27 | 1983-12-12 | Unilever Nv | Bleknings- och rengoeringskomposition |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1226847A patent/JP2635178B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2903980A1 (de) | 1979-02-02 | 1980-08-07 | Henkel Kgaa | Aktivchlorhaltige mittel |
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Publication number | Publication date |
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JPH0388898A (ja) | 1991-04-15 |
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