JP2635120B2 - 誘導機の制御装置 - Google Patents

誘導機の制御装置

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JP2635120B2 JP63222383A JP22238388A JP2635120B2 JP 2635120 B2 JP2635120 B2 JP 2635120B2 JP 63222383 A JP63222383 A JP 63222383A JP 22238388 A JP22238388 A JP 22238388A JP 2635120 B2 JP2635120 B2 JP 2635120B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は二次励磁制御可能な誘導機の制御装置に係
り、特に瞬時停電時において復帰運転が容易なポンプや
フアンなどのシステムの安全性を向上させるために好適
な制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は特開昭59−59074号記載のようにチヨツ
パ装置の負荷に過電圧が発生した場合、チヨツパの動作
を停止させ、さらに所定時間後に過電圧の大きさをみて
運転を継続するかどうかを決定する方式が適用されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は瞬時停電により過電圧がタイマーで設
定された時間内に過大に上昇した場合チヨツパ素子及び
回生インバータ等を保護することが難かしい問題があつ
た。
本発明の目的は上記問題に鑑み、過電圧レベルに応じ
てそれぞれ二次チヨツパのオフ動作と入力遮断器の開放
を行うことにより再復帰が容易で、しか過電圧の急発生
に対してシステムを保護することができる。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、二次励磁可能な誘導機と、該誘導機の二
次電圧を直流に変換する順変換器と、順変換器の二次電
流調節用二次チヨツパを接続し、該二次チヨツパと並列
にコンデンサを接続し、かつ前記誘導機の二次電力を交
流電源に回生するための逆変換器を備えた装置におい
て、前記コンデンサ電圧を検出し、該検出電圧が第1の
過電圧レベル以上となる場合には前記二次チヨツパを停
止させ、また該検出電圧が第2の過電圧レベル以上とな
る場合には前記装置の入力遮断器を開放することにより
実現できる。
〔作用〕
前述したように、過電圧が第1の過電圧レベルに達し
た場合には二次チヨツパの動作が停止される。それによ
つて過電圧が低下した場合にはシステムは再復帰され運
転が継続される。しかし、過電圧がさらに上昇し第2の
過電圧レベルに達した場合には直ちに入力遮断器は開放
されるので前述した問題が未然に防止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図により説明する。1は
巻線形誘導電動機(以下IMと称す)、2はIM1に直結さ
れた速度発電機、3はIM1の二次電圧を直流に変換する
順変換器(ダイオード整流器)、4はそのオン、オフ動
作によりIM1の二次電流を制御する二次チヨツパ回路、
5は逆流阻止用ダイオード、6は二次チヨツパがオフ時
において流入するパルス電流を平滑するコンデンサ、7
はコンデンサの電圧を所定値に維持するためにコンデン
サの電力を交流電源に回生させるための逆変換器、8は
変圧器、9は交流の入力電圧を遮断するための遮断器で
ある。続いて制御回路部について説明する。10は速度指
令回路、11は速度検出器2の信号と速度指令信号の偏差
を増幅してIM1の二次電流指令を出力速度調節器であ
る。12は順変換器3の出力電流を検出するための電流検
出器、13は速度調節器11からの二次電流指令信号と前記
電流検出信号を比較し、二次チヨツパのオン、オフ信号
を出力する電流調節器、14は二次チヨツパにオン、オフ
制御信号を供給するためのパルス増幅器がある。15は平
滑コンデンサ6の電圧を検出する電圧検出器、16は平滑
コンデンサ6の電圧が一定となるように逆変換器7の回
生電流を制御するための回路である。
17は電圧検出器15の出力信号が第1の過電圧レベル及
び第2の過電圧レベルとなつた場合にそれぞれ出力信号
を発生させるための電圧比較器で、第1のレベルの場合
にはパルス増幅器14の出力パルスを停止させ、また第2
のレベルの場合は後述する遮断器9を開放するための信
号となる。
18は電圧比較器17の出力信号を増幅し、遮断器9を開
放するための増幅器である。
この実施例の基本動作は以下の通りである。速度調節
器11の出力信号に比例してIM1の二次電流及びそれと比
例するトルクが電流調節器13などの作用によりIM1の回
転速度は速度指令に応じて制御される。ところで、瞬時
停電により交流電源の1相が欠相するとIM1のトルクが
低下するためにそれを償うようにIM1の二次直流電流、
すなわち二次チヨツパ4を流れる電流が増加する。これ
に伴い、二次チヨツパ4がオフ期間中、直流電流がダイ
オード5を介してコンデンサ6に充電される。このと
き、IM1の二次電力は直流電力に変換されコンデンサ6
に蓄えられる。次にコンデンサ6の電圧が一定となるよ
うにIM1の二次電力が逆変換器7によつて交流電源に回
生される。しかし、1相次相により逆変換器7の回生容
量が低下するため、回生が十分に行えずコンデンサ電圧
が上昇するが、本発明においてはコンデンサ電圧が第1
の過電圧レベルに達すると二次チヨツパ4の動作を停止
させコンデンサ6への充電を停止する。このため、コン
デンサ電圧が上昇を停止する。そして、過電圧が第1の
過電圧レベル以下となつた場合にはチヨツパの動作停止
が解除されシステムが再復帰し運転が継続される。この
場合、入力遮断器の開放、投入は行われないので円滑に
再復帰が行われる。しかし、二次チヨツパ4の動作を停
止させてもさらに過電圧が上昇し第2の過電圧レベルに
達した場合にはIM1の入力遮断器9が開放され運転が停
止される。
以上のようにして、瞬時停電時に過電圧が発生しても
過電圧レベルに応じて二次チヨツパ4のオフ動作及び入
力遮断器9の開放を行うので、安全かつ瞬停自動復帰が
円滑に行えるシステムが実現できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、瞬時停電時に過電圧が発生しても過
電圧のレベルに応じてそれぞれ直ちに二次チヨツパのオ
フ動作及び入力遮断器の開放を行うので再復帰運転が円
滑に行えしかも装置を過電圧から保護することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す誘導機の制御装置の回路
構成図である。 1……誘導電動機、2……速度発電機、3……順変換
器、4……トランジスタ(二次チヨツパ)、5……逆流
阻止用ダイオード、6……コンデンサ、7……逆変換
器、9……遮断器、11……速度調節器、12……電流検出
器、13……電流調節器、14……パルス増幅器、15……電
圧検出器、16……逆変換器用制御回路、17……電圧比較
器、18……増幅回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次励磁可能な誘導機と、該誘導機の二次
    電圧を直流に変換する順変換器、順変換器に二次電流調
    節用の二次チヨツパを接続し、該二次チヨツパと並列に
    コンデンサを接続し、かつ前記誘導機の二次電力を交流
    電源に回生するための逆変換器を備えた装置において、
    前記コンデンサ電圧を検出し、該検出電圧が第1の過電
    圧レベル以上となる場合には前記二次チヨツパの動作を
    停止させ、また該検出電圧が第2の過電圧レベル以上と
    なる場合には前記装置の入力遮断器を開放することを特
    徴とする誘導機の制御装置。
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