JP2629488B2 - 多出力センサ回路 - Google Patents

多出力センサ回路

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至 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多出力を有するセンサの
回路方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、直流電源で動作し、その出力信
号をトランジスタ・オープンコレクタ方式によりオン/
オフの2レベルにより出力する従来の基本的な回路図で
あり、図において、1は検出動作を行なって検出信号を
出力するセンサ、Vccは直流電源の(+)側入力端子、
Outは出力信号端子、GNDは電源および信号の(−)
側端子、TR1はセンサ1からの検出信号を外部出力す
るための出力トランジスタである。
【0003】次に動作について説明する。直流電源の
(+)側入力端子Vccと(−)側端子GND間に直流電
源を接続するとセンサ1が動作を開始し、検出対象物を
検出したときにトランジスタTR1に対しベース信号を
流しトランジスタTR1をオンさせる。センサ回路から
の出力信号を入力とする外部の入力回路では、(−)側
端子GNDに対し(+)電位を有する負荷を出力信号端
子OUTに接続すると、非検出時であるトランジスタT
R1がオフのとき出力信号端子Outは負荷の電圧レベル
(「H」レベル)になり、一方検出時であるトランジス
タTR1がオンのとき出力信号端子Outは0V(「L」
レベル)になり、検出/非検出を「L」/「H」の2電
圧レベルにより得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のセンサ回路は以
上のように構成されているので、図4に示すように1つ
のセンサ1に、フォトカプラPC1とPC2、抵抗R1
1、R12とR21、R22をそれぞれ有しかつ異なる
直流電圧E1、E2で動作する2つの入力回路20、2
1を接続すると、センサ電源供給側の電源E1が0Vに
なったときセンサ1が動作不能になるという問題があっ
た。また、電源E2が0Vになると、トランジスタTR
1がオフのとき(非検出時)でも入力回路20のフォト
カプラPC1に電流が抵抗R22、R21を介して端子
GNDに流れ、誤検出するという問題もあった。本発明
は上記のような問題を解決するためになされたもので、
1つのセンサの複数の入力回路を接続しても他の入力回
路に影響を与えることなく、また1つの入力回路の電源
が正常であれば動作可能な他出力センサ回路を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサと、セ
ンサに並列給電する第1および第2の直流電源と、第1
および第2の直流電源からセンサへのセンサ用給電回路
のそれぞれに順方向に接続されたダイオードと、センサ
の出力により動作するトランジスタと、第1および第2
の直流電源に対応して配設され、トランジスタの動作時
に第1および第2の直流電源からその対応する第1およ
び第2の負荷へ給電する負荷用給電回路とから構成する
ようにしたものである。また、負荷用給電回路にのみダ
イオードを接続したものである。また、センサ用給電回
路と負荷用給電回路の両方にダイオードを接続したもの
である。
【0006】
【作用】本発明によれば、センサ用給電回路に接続され
たダイオードは、接続されている入力回路中最も高い電
源電圧をセンサ供給する。また、負荷用給電回路に
続されているダイオードは、複数の回路間の電流廻り込
みを防止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1は本発明の係る多出力センサ回路の一実施例を
示す回路図であり、1は検出動作を行なって検出信号を
出力するセンサ、TR1はセンサ1からの検出信号を外
部出力するための出力トランジスタ、DV1〜DVnは
センサ1の(+)側電源供給部にカソードを共通にして
接続された第1のダイオード群、Vcc1〜Vccnは
ダイオードDV1〜DVnのアノード側に接続された外
部供給電源端子、DO1〜DOnは出力トランジスタT
R1のコレクタにカソードを共通にして接続された第2
のダイオード群、Out1〜OutnはダイオードDO
1〜DOnのアノードに接続された外部出力端子であ
る。
【0008】次に、図1の他出力センサ回路を複数の入
力回路に接続したときの動作について、図2を用いて説
明する。まず、電源E1、E2がともに正常なときに
は、高い方の電圧がダイオードDV1、DV2により選
択されセンサ1に供給される。そして、トランジスタT
R1のオン時には、入力回路20側ではE1(+)→R
11→PC1→Out1→DO1→TR1→GND→E
1(−)の経路で、また入力回路21側ではE2(+)
→R21→PC2→Out2→DO2→TR1→GND
→E2(−)の経路で読取り電流が流れる。トランジス
タTR1のオフ時には、それぞれフォトカプラPC1、
PC2を経由したルートで電流の流れるルートは無く、
読取り電流は流れない。
【0009】次に、入力回路20の電源E1の電圧がダ
ウン(0V)したときを考えると、センサ電源は入力回
路21の電源E2よりダイオードDV2を介して供給さ
れる。このとき入力回路20側へはダイオードDV1に
より阻止され、電源の廻り込みは無い。一方、入力回路
21でのセンサ信号の読取りについては、トランジスタ
TR1がオンのときはE2(+)→R21→PC2→O
ut2→TR1→GND→E2(−)のルートで読取り
電流が流れる。トランジスタTR1がオフのときには、
E2(+)→R21→PC2→DO2→DO1→R12
→R11→E1→GND→E1(−)のルートで電流が
流れようとするが、DO1により阻止され誤検出される
ことはない。
【0010】なお、上記実施例では2出力の場合につい
て説明したが、それ以上の場合についても同様な動作と
なる。また、本発明は複数の入力回路への接続をセンサ
内部の回路により可能としたものであるが、従来のセン
サに外部にて同様回路を付加するようにしても同様の効
果を有する。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電源と
負荷に対してセンサとトランジスタの共通回路を構成し
たにも係わらず、第1および第2の直流電源の給電回路
のそれぞれに順方向に接続されたダイオードを設けたこ
とにより、第1および第2の直流電源のいずれか一方に
電圧降下のトラブルが発生した場合においても、トラブ
ルが発生していない他方は誤動作することなく、正常に
利用することができる。また、第1および第2の直流電
源のいずれか一方に直流電圧がパワーオフなどにより両
極間の電位差がなくなり、単なる導通状態になった場合
でも、電位差がなくなった方の電源からその負荷に給電
する負荷用給電回路に接続されたダイオードの働きで、
他方の電源側の負荷用給電回路の電流が阻止でき、正常
にセンサのオン・オフ状態を読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多出力センサ回路の一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明の多出力センサ回路を2つの入力回路に
接続した例の接続回路図である。
【図3】従来のセンサ回路の基本的構成図である。
【図4】従来の多出力センサ回路を2つの入力回路に接
続した例の接続回路図である。
【符号の説明】
1 センサ TR1 トランジスタ DV1〜DVn ダイオード DO1〜DOn ダイオード

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサと、 このセンサに並列給電する第1および第2の直流電源
    と、 この第1および第2の直流電源から前記センサへのセン
    サ用給電回路のそれぞれに順方向に接続されたダイオー
    ドと、 前記センサの出力により動作するトランジスタと、 前記第1および第2の直流電源に対応して配設され、前
    記トランジスタの動作時に、前記第1および第2の直流
    電源からその対応する第1および第2の負荷へ給電する
    負荷用給電回路と を備えた 多出力センサ回路。
  2. 【請求項2】 センサと、 このセンサに並列給電する第1および第2の直流電源
    と、 前記センサの出力により動作するトランジスタと、 前記第1および第2の直流電源に対応して配設され、前
    記トランジスタの動作時に、前記第1および第2の直流
    電源からその対応する第1および第2の負荷へ給電する
    負荷用給電回路と、 この負荷用給電回路のそれぞれに前記第1および第2の
    直流電源に順方向に接続されたダイオードとを備えた多
    出力センサ回路。
  3. 【請求項3】 センサと、 このセンサに並列給電する第1および第2の直流電源
    と、 この第1および第2の直流電源から前記センサへのセン
    サ用給電回路のそれぞれに順方向に接続された第1のダ
    イオードと、 前記センサの出力により動作するトランジスタと、 このトランジスタの動作時に、前記第1および第2の直
    流電源からその対応する第1および第2の負荷へ給電す
    る負荷用給電回路と、 この負荷用給電回路のそれぞれに前記第1および第2の
    直流電源に順方向に接続された第2のダイオードとを備
    えた多出力センサ回路。
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JPH04359118A JPH04359118A (ja) 1992-12-11
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