JP2628613B2 - エレベータの通話装置 - Google Patents

エレベータの通話装置

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JP2628613B2 JP20155290A JP20155290A JP2628613B2 JP 2628613 B2 JP2628613 B2 JP 2628613B2 JP 20155290 A JP20155290 A JP 20155290A JP 20155290 A JP20155290 A JP 20155290A JP 2628613 B2 JP2628613 B2 JP 2628613B2
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博幸 奥田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエレベータの通話装置に係り、特にいたずら
呼び出しに応答しないようにするのに好適なエレベータ
の通話装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のエレベータの通話装置にあつては、乗りかご内
に呼び出し釦を設置し、呼び出し釦が押されると、エレ
ベータホールまたは管理人室等のベルが鳴るようにした
簡単なものや、かご内に呼び出し釦とインターホン器を
設置し、管理人室にインターホン親器を設置し、かご内
の呼び出し釦が押された時は、その信号により管理人室
のインターホン親器のハンドセツトを取り上げ、かご内
のインターホン子器と通話ができるようにした通話装置
が一般的であつた。また、管理体制の強化を図る為、か
ご内の呼び出し釦による信号で、あらかじめ吹き込んで
ある録音テープを駆動し、かつ、自動ダイヤリングし
て、電話回線を利用して専門保守会社または専門警備会
社に通報するようにした通話装置が取り入れられるよう
になつてきた。しかし、従来のこの種の通話装置は、か
ご内の呼び出し釦が押されると、直ちに通話装置が応答
するようになつていたので、いたずら呼び出しが頻発
し、管理体制を混乱させることがたびたび発生してい
た。特にアパート向けのエレベータにおいては、子供に
よるいたずらが多く、その対策が急がれていた。
上記問題点を改善するものとして、例えば特公昭54−
110549号に記載のように、エレベータかご内の呼び出し
釦のいたずら押しを考慮し、呼び出し釦を所定時間押し
続けた時または所定の短時間内に所定回数押した時だけ
前記通話装置が応答する回路を具備させたものが考案さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように、従来技術によるエレベータの通話装
置では、いたずら押しを考慮し、呼び出し釦を所定時間
押し続けないと前記通報装置が応答しない構成となつて
おり、また、前記所定時間Tは、セツトによつて任意の
時限とすることができる構成となつているが、この時限
の変更は、ハードタイマ等による為、顧客の時限変更要
求に対しフレキシブルに対応できるような構成のもので
はなかつた。つまり、このいたずら押しに対応する時限
の変更要求が顧客からあつた場合、タイマのセツト時限
を変更するしか方法がなかつた。
本発明の目的は、前記顧客要求に対し、よりフレキシ
ブルな対応ができるエレベータの通話装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、エレベータの
かご内に設けられた呼び出し釦を、所定時間以上操作し
た時、前記かご内の通話装置を介して、前記かご外に設
けられた通話装置と通話することができるエレベータの
通話装置において、前記所定時間の上限値と下限値を設
定し、前記かご外より前記所定時間を設定する設定手段
を設けると共に、前記所定時間が前記上限値を越えて設
定された時は前記上限値に、また、前記所定時間が前記
下限値に満たない値に設定された時は前記下限値に設定
する手段を設けた構成となつている。
〔作用〕
先ず、前提条件として、設定時間Tに、上限値MAXと
下限値MINを設定する。
今、外部装置より設定時間Tをtnへの変更要求が生じ
たとする。tnが例えばMAX値より大きい場合は設定時間
TにはMAXが設定される。また、tnが例えばMIN値より小
さい場合は、設定時間TにはMINが設定される。tnが例
えば、MAXとMINの間にある場合は設定時間Tにはtnの値
で設定される。
つまり、前記設定時間Tは、外部装置から変更可能で
あり、また、変更要求のあつた設定時限tnの値が、入力
ミス等何らかの原因により必要以上に短い値であつた場
合、或いは必要以上に長い値であつた場合でも、それを
適正な値に補正するよう働き、設定時間Tをいつも所定
の範囲内に収めることができる効果がある。
〔実施例〕
以下、本発明のエレベータの通話装置の実施例を図を
用いて説明する。
第1図は、本発明のエレベータの通話装置の一実施例
を示す全体構成図である。
図中1はエレベータの乗りかご、2はエレベータの通
話装置、3は通話装置2に接続され装置の保守点検を行
うために装置内メモリをリード/ライトできる保守装
置、4は電話回線等の通信回線5は中央監視装置、1aは
乗りかご1内に設けられた呼び出し釦、1bは乗りかご1
内に設けられた通話器、2aは呼び出し釦1aの入力信号を
通話装置2内に入力する為の入力バツフア、2bは入力バ
ツフア2aの入力をソウトウエアに取り込む為の入力ポー
ト、2cは通話装置2内に設けられたメモリ、2dは通話装
置2が乗りかご1と中央監視装置5の間で通話の必要性
を検知した場合において、その情報を中央監視装置5に
通報すると共に、中央監視装置5と通話器1bの通話を可
能にする為の通信ポート、2eは通話装置2内のプログラ
ム運行を制御するMPU、2fは通報装置2と保守装置3を
接続するための通信ポートである。
第2図は本発明のエレベータの通話装置のシステムブ
ロツク図である。
図中、2gはエレベータの通報装置2内の制御をつかさ
どるソフトウエア、2g1は入力ポート2bを通して入力さ
れる乗りかご1内の呼び出し釦1aの操作状況を監視する
呼び出し釦監視手段、2g2は呼び出し釦1aの操作がいた
ずら呼びであるか否かを判定する為に設定された設定時
限(T)、2g3は呼び出し釦監視手段2g1と設定時限2g2
により、中央監視装置5に通話の必要性の有無を判定す
る為の呼び出し時限監視手段、2g4は呼び出し時限監視
手段2g3において中央監視装置5に通話の必要性有と判
定された場合に、通報及び中央監視装置5と、乗りかご
1内の通話装置1bを通話可能にする為の通報手段であ
る。
先ず、本発明の通話装置2の全体動作を説明する。
乗りかご1内に設けられた呼び出し釦1aは、通話装置
2内の入力ポート2bを介して、呼び出し釦監視手段2g1
により常時監視されている。前記呼び出し釦監視手段2g
1は、呼び出し釦1aの操作時間を設定しており、その情
報を常に呼び出し時限監視手段2g3に伝達している。前
記呼び出し時限監視手段2g3では、呼び出し釦監視手段2
g1より伝達されてくる呼び出し釦1aの操作時間と、あら
かじめ通話装置2内のメモリ(このメモリは第1図の2c
で示すもので、外部から自由にリード/ライトできるも
のである)に格納してある設定時間T(2g2)とを比較
し、呼び出し釦監視手段2g1より伝達されてきた呼び出
し釦1aの操作時間が、設定時間Tを越えた場合のみ通報
手段2g4に情報を伝達するように働く。通報手段2g4は、
呼び出し時限監視手段2g3から前述した情報が伝達され
ると、通信ポート2d及び通信回線4を通して、中央監視
装置5に情報伝達し、中央監視装置5と乗りかご1内の
通話装置1bとの通話を可能にする。
前記設定時間Tは、前述した通り、通話装置2内の外
部から自由にリード/ライトできるメモリ(第1図の2
c)内に格納してあるので、例えば、通信ポート2fに接
続される保守装置3や、通信ポート2d及び通信回線4を
介して接続される中央監視装置5のような外部装置から
自由に変更することができる。この外部装置3または5
より、設定時間Tの変更要求が生じると、時限設定手段
2g5により、要求された設定時間が適正であるかの判定
が行われる。
本発明は、前記時限設定手段2g5に関するものであ
り、以下その動作について第3図のフローチヤート及び
第4図のタイムチヤートを用いて説明する。
先ず、前提条件として、設定時間Tに、上限値と下限
値を設定する。これらは、第4図のタイムチヤート中、
下限値をMIN、上限値をMAXで示してある。
今、外部装置3または5より設定時間Tをtnへの変更
要求が生じたとする(手順F10)。tnが例えば第4図中
のt3で示される値であつた場合、設定時間TはMAXが設
定される(手順F20→F40)。tnが例えば第4図中のt1
示される値であつた場合、設定時間TはMINが設定され
る(手順F30→F40)。tnが例えば第4図中のt2で示され
る値であつた場合のみ、設定時間はt2の値で設定される
(手順F20→F30→F60)。つまり、時限設定手段2g5は、
外部装置3または5より変更要求のあつた設定時限tnの
値が、入力ミス等何らかの原因により必要以上に短い値
であつた場合、或いは必要以上に長い値であつた場合で
も、それを適正な値に補充するよう働き、設定時限Tは
いつも所定の範囲内に収めることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、エレベータのかご内に設けられた呼
び出し釦の操作時間を決定する所定時間を、外部装置か
ら自由に変更でき、かつ、その変更要求のあつた設定時
限が、入力ミス等何らかの原因により、必要以上に短い
値であつた場合、或いは必要以上に長い値であつた場合
でも、それを適正な値に補正する機能があるので、万一
誤つた操作をしても応答時間は常に所定の範囲内に収ま
り、顧客のいたずら押し時限変更要求に対し、よりフレ
キシブルな対応を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のエレベータの通話装置の一実施例を示
す全体構成図、第2図はシステムブロツク図、第3図は
本発明に係る部分のフローチヤート、第4図はタイムチ
ヤートである。 1……乗りかご、1a……呼び出し釦、1b……通話器、2
……通話装置、2a……入力バツフア、2b……入力ポー
ト、2c……メモリ、2d……通信ポート、2e……MPU、2f
……通信ポート、3……保守装置、4……通信回線、5
……中央監視装置、2g……通話装置内ソフトウエア。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータのかご内に設けられた呼び出し
    釦を、所定時間以上操作した時、前記かご内の通話装置
    を介して、前記かご外に設けられた通話装置と通話する
    ことができるエレベータの通話装置において、前記所定
    時間の上限値と下限値を設定し、前記かご外より前記所
    定時間を設定する設定手段を設けると共に、前記所定時
    間が前記上限値を越えて設定された時は前記上限値に、
    また、前記所定時間が前記下限値に満たない値に設定さ
    れた時は前記下限値に設定する手段を設けたことを特徴
    とするエレベータの通話装置。
JP20155290A 1990-07-31 1990-07-31 エレベータの通話装置 Expired - Lifetime JP2628613B2 (ja)

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