JP2628544B2 - 遠隔表示装置 - Google Patents

遠隔表示装置

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JP2628544B2
JP2628544B2 JP1156882A JP15688289A JP2628544B2 JP 2628544 B2 JP2628544 B2 JP 2628544B2 JP 1156882 A JP1156882 A JP 1156882A JP 15688289 A JP15688289 A JP 15688289A JP 2628544 B2 JP2628544 B2 JP 2628544B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多数の建造物内の適所に、遠隔個所から諸
種の情報を表示する遠隔表示装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、人口が都市部又はその周辺に集中するようにな
り、これに伴なつてそれらの地域に多層建造物が多数建
築され、多くの人達がそれら建造物内で私的又は公的な
生活活動を営むようになつてきた。
上記各建造物には、そこで生活活動を営む人達やそこ
に出入りする人達に対して、所要の告知を行なうための
表示がなされている。これらの表示は、その建造物内の
状態又はその建造物に関連する表示がほとんどであり、
これにより人々は建造物内における必要な情報を得るこ
とができる。この典型例として百貨店の表示があり、各
階の売場案内や館内の催物についての表示がなされる。
又、別な例として、例えば、上記百貨店とは全く異質の
高層住宅建造物内においても、ゴミ収集、断水予告、エ
レベータの運転状況等の表示がなされる。これらの例の
ように、種々雑多の建造物に、それら建造物に必要な種
々の表示がなされる。そして、これらの表示を行なうの
は、その建造物内で活動しいる人がその人の主たる仕事
の合間に行なうので通常である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、昨今、人々は常に自分に関連ある情報又は
関心ある情報を正確かつ迅速に知りたいという要望を潜
在的にもつている。これらの情報として考え得るものを
以下にいくつか列挙してみる。
1.公共情報 災害発生状況、重大ニユース、スポーツニユース、為
替レート、等々。
2.地域情報 道路情報、催しもの情報、観光案内、積雪情報、天気
予報、等々。
3.建造物内情報 行事予定、本支店間情報、駐車場情報、エレベータ運
転情報(点検日予告等)、予約案内、歓送迎メツセー
ジ、緊急呼び出し、伝言、ゴミ収集、断水予告、管理組
合情報、等々。
しかしながら、これらの情報のうち、建造物内で活動
している人々や出入りの人々が知り得るのは、前述した
建造物内に表示された情報に限定され、それ以外の情報
に接するのは稀であつて上記潜在的な要望を満足させる
ことはできない。
このような問題を解決する一手段として、前述の建造
物内の表示に対して、表示する情報の種類を拡大し、上
記1〜3に列挙した情報のうち適当な情報を選択して表
示する手段が考えられるが、これを行なうには、上記情
報を収集し、適切なものを選択し、これを表示器の表示
要件(表示可能語数等)に合致するように加工する専門
技術者の専従が必要である。そして、このような専用技
術者の専従は、単に選外的な要望を満足させるためだけ
のものに対しては必要経費が大きすぎて実行困難であ
る。
さらに、建造物内の表示で人々に密接に関係するのは
エレベータの停止の情報である。この情報はエレベータ
の保守員が停止しているエレベータの扉に「故障中」等
の文言を記載した紙を貼付けることにより表示される
が、この表示を行うことは保守員にとつて大きな負担と
なつていた。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決
し、種々の情報を容易かつ安価に建造物内に表示するこ
とができるとともに、昇降機の保守情報をも容易に表示
することができる遠隔表示装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、請求項(1)の発明は、
複数の建造物内に設置された表示部と、情報源からの情
報を入力する情報入力手段、入力された情報を蓄積する
記憶部、およびこの記憶部に蓄積された情報のうちの所
定の情報をその情報の表示に対して付された表示条件と
ともに所定の伝送路を介して前記建造物のうちの特定の
建造物に出力する情報出力手段を備えた表示制御センタ
と、前記各建造物に設置され、前記表示制御センタから
送信された情報と前記表示条件とを記憶する記憶手段、
およびこの記憶手段に記憶された情報を前記表示部に前
記表示条件に従って表示させる表示指令手段を備えた端
末装置と、前記表示制御センタ又は前記端末装置に備え
られ前記建造物内の昇降機の定型化された複数の保守情
報を記憶する保守情報記憶部と、前記昇降機のかご内に
設けられた保守スイッチおよび行先釦の操作に応じて前
記表示指令手段により前記表示部に表示すべき前記保守
情報を選択する保守情報選択手段とで構成されているこ
とを特徴とする。
又、請求項(2)の発明は、複数の建造物のそれぞれ
に設置されている少なくとも昇降機を含む設備機器と、
これら各設備機器の状態を遠隔個所で監視する監視セン
タと、前記各建造物に設けられその建造物内の前記設備
機器を管理する端末装置とで構成され、前記監視センタ
および前記端末装置のそれぞれに、所定の伝送路を介し
て信号の授受を行う制御手段および入出力手段が備えら
れているものにおいて、前記各建造物に表示部を設置す
るとともに、前記各監視センタに、情報源からの情報を
入力する情報入力手段、入力された情報を蓄積する記憶
部、およびこの記憶部に蓄積された情報のうちの所定の
情報をその情報の表示に対して付された表示条件ととも
に前記入出力手段と前記制御手段を用いて特定の前記建
造物に出力せしめる出力指令手段を設け、前記端末装置
に、前記入出力手段および前記制御手段を用いて前記監
視センタの前記入出力手段からの情報と前記表示条件と
を記憶する記憶手段、および前記制御手段を用いて前記
記憶手段に記憶された情報を前記表示部に前記表示条件
に従って表示させる表示指令手段を設け、前記監視セン
タ又は前記端末装置に前記昇降機の定型化された複数の
保守情報を記憶する保守情報記憶部を設け、かつ、前記
昇降機のかご内の保守スイッチおよび行先釦の操作に応
じて前記制御手段により前記表示部に表示すべき前記保
守情報を選択する保守情報選択手段を設けたことを特徴
とする。
〔作用〕
上記請求項(1)の発明では、表示制御センタは、1
つ又は複数の情報提供元から情報入力手段を介して一種
類又は複数種類の情報を入力し、入力した情報をデータ
ベースに蓄積する。そして蓄積された情報のうちの所要
のものを加工し、その情報の表示条件とともに所定の伝
送路により予め定められた特定の建造物に出力する。
当該特定の建造物に出力された情報および表示条件は
一旦、その建造物の端末装置の記憶手段に格納された
後、当該表示条件に従って表示指令手段の指令により表
示部に表示される。
又、上記請求項(2)の発明では、既設の建造物設備
機器の遠隔監視システムが存在する場合には、その監視
センサおよび端末装置にそれぞれ備えられている入出力
手段と制御手段を利用して遠隔表示を行なう。即ち、1
つ又は複数の情報提供元からの情報は、遠隔監視システ
ムにおける監視センタに情報入力手段を介して入力さ
れ、記憶部に蓄積される。蓄積された情報のうち所要の
ものは加工され、その情報の表示条件とともに監視セン
タの制御手段および入出力手段により、所定の伝送路を
介して予め定められた特定の建造物の既設の端末装置に
入力される。この入力は、当該端末装置の入出力手段お
よび制御手段により行なわれる。入力された情報および
表示条件は請求項(1)の発明と同じく、一旦当該端末
装置の記憶手段に格納された後、当該表示条件に従って
制御手段の指令により表示部に表示される。
又、上記請求項(1)の発明および請求項(2)の発
明とも、昇降機の保守を行なう場合、昇降機かご内の保
守スイツチおよび行先釦を操作することにより、保守情
報記憶部に予め記憶されている保守情報の1つを選択し
て呼出し、これを表示部に表示する。
〔実 施 例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
まず、本実施例の遠隔表示装置の概略構成を第1図に
より説明し、その詳細を第2図および第3図(a),
(b)により説明する。第1図は本発明の実施例に係る
遠隔表示装置の系統図である。図で、1は種々の情報を
提供する情報提供元を示す。情報提供元1としては、例
えば公共機関、新聞社、情報製作会社、自社ネツト保有
会社、支店網を有する会社の本社等がある。2は表示制
御センタであり、原則的に全国に1個所設置される。表
示制御センタ2は、情報提供元1からの情報を受信する
情報中継器2a、受信した情報を蓄積するデータベース2
b、および情報の授受に関する種々の制御を行なうセン
タ制御装置2cで構成されている。
3A1〜3An、3B1〜3Bmはそれぞれ建造物を示す。建造物
3A1には、表示制御センタ2との間で情報の授受を行な
う端末装置3A11、建造物3A1内に設置されて情報の表示
を行なう情報出力装置3A12、建造物3A11内からの情報を
入力する情報入力装置3A13、および建造物3A1に設置さ
れているエレベータかご内の保守情報呼出装置3A14を備
えている。保守情報呼出装置3A14は、エレベータかご内
の行先釦3A141および保守スイツチ3A142で構成されてい
る。他の建造物もそれぞれ端末装置、情報出力装置、情
報入力装置および保守情報呼出装置を備えている。な
お、情報出力装置の設置個所(情報の表示場所)につい
ては第2図を参照して後述する。4は表示制御センタ2
とは別の表示制御センタであり、データベース4bおよび
表示制御センタ2からの情報の授受を制御するセンタ制
御装置4cを備えている。表示制御センタ2は建造物3A1
〜3An内の情報表示に直接関与し、建造物3B1〜3Bm内の
情報表示には上記他の表示制御センサ4を介して間接的
に関与することになる。
5は表示制御センタ2と、建造物3A1〜3Anの端末装置
および他の表示制御センタ4との間における情報の授受
を行なう通信回線である。又、6は他の表示制御センタ
4と建造物3B1〜3Bmの端末装置との間の情報の授受を行
なう通信回線である。この通信回線としては、一般公衆
電話回線、専用線、無線回線、衛星回線等があり、いず
れの通信回線をも用いることができる。
第2図は建造物3A1の情報出力装置および情報入力装
置の配置図である。このような建造物3A1としては、例
えば低い階に商店やレストラン街が、高い階に個人住宅
が配された建造物が考えられる。図で、3A11は第1図に
示すように建造物3A1の端末装置である。3P1はエレベー
タかごを示し、その内部に情報出力装置3A121が設置さ
れている。3A141はエレベータかご3P1内に設けられ、エ
レベータの行先階を指示する多数の行先釦を示し、又、
3A142は同じくエレベータかご3P1内に設けられ、保守員
のみが開くことができる箱内に配置された保守スイツチ
を示す。これら行先釦3A141および保守スイツチ3A142
第1図においてブロツクで示されている。3P2はエレベ
ータホールを示し、その適所に情報出力装置3A122が設
置されている。3P3はエスカレータ、3P31、3P32はエス
カレータ3P3の乗降個所、3A123は乗降個所3P31、3P32
設置された情報出力装置である。3P4は建造物3A1の玄関
ホール、3A124は玄関ホール3P4の適所に設置された情報
出力装置である。3P5は個人住宅の居室、3A125は居室3P
5の適所に設置された情報出力装置、3hはホームオート
メーション機器を示す。3P6は建造物1の管理をする管
理人室、3cは管理人室3P6に設置されたコンピユータで
ある。以上、建造物3A1内における情報出力装置の設置
位置の例を示したが、当然、他の設置位置の選択が可能
であり、又、建造物3A1以外の建造物においても当該建
造物の内部構造に応じて、情報出力装置の設置位置が任
意に選択される。
一方、建造物3A1内における情報入力装置3A13として
は、パーソナルコンピユータ3A131、多機能電話器3
A132、タブレツト3A133、前述のホームオートメーショ
ン機器3h等があり、それらのいずれを用いても情報の入
力が可能である。
第3図(a)は第1図に示す表示制御センタ2の各装
置のシステム構成図、第3図(b)は第1図の示す各建
造物内の各装置のシステム構成図である。各図で、第1
図に示す部分と同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。第3図(a)に示される情報中継器2aは、種々
の情報提供元1およびセンタ制御装置2cとの間の情報の
入出力を行なう通信インタフエース2a1、メモリ2a2,2
a3、および所定の演算、制御を行なうマイクロプロセツ
サユニツト(MPU)2a4で構成されている。
センタ制御装置2cは以下の構成を有する。即ち、2c1,
2c2はメモリ、2c3は表示装置センタ2のオペレータが操
作するキーボードとの間の信号の入出力を行なうキーボ
ードインタフエース、2c4は情報中継器2aとの間の信号
の授受を行なう通信インタフエース、2c5はデータベー
ス2bとの間でデータの授受を行なう記憶装置インタフエ
ースである。又、2c6,2c7,2c8はそれぞれ、各建造物3A1
〜3Anの端末装置3A11〜3An1との間で通信回線5を介し
て通信を行なうためのプロトコル変換部、変復調回路
(モデム)、回路網制御ユニツト(NCU)である。さら
に、2c9、2c10はそれぞれ表示制御センタ2に備えられ
たプリンタ2dおよび表示装置2eにプリント信号、表示信
号を出力するプリンタインタフエースおよび表示インタ
フエース、2c11は同じく表示制御センタ2に備えられた
スピーカ2fに対する信号を音声信号に変換する音声変換
部、2c12は増幅器である。2c13は所要の演算、制御を行
なうMPUである。
第3図(b)には建造物3A1の端末装置3A11、情報出
力装置3A12、3A′12のシステム構成図が示されている
が、他の各建造物3A2〜3An、3B1〜3Bmの各装置の構成も
同じである。端末装置3A11は以下の構成を有する。即
ち、3a111、3a112、3a113はそれぞれセンタ制御装置2c
との間で通信を行なうためのNCU、モデム、プロトコル
変換部、3a114、3a115はメモリ、3a116はクロツクパル
ス発生器(CPG)、3a117は情報出力装置3A12,3A′12
情報入力装置3A13との間の信号の入出力を行なう通信イ
ンタフエース、3a118は所要の演算、制御を行なうMPUで
ある。
又、情報出力装置3A12は、端末装置3A11からの信号を
入力する通信インタフエース3a121、メモリ3a122、表示
部3a123、この表示部3a123の表示を制御する表示制御装
置3a124、および所要の演算、制御を行なうMPU3a125
有する。さらに、情報出力装置3A′12は、端末装置3A11
からの信号を入力する通信インタフエース3a′121、メ
モリ3a′122、スピーカ3a′123、このスピーカ3a′123
を駆動するための音声変換装置3a′124、および増幅器3
a′125を有する。
次に、まず、本実施例の一般的な動作(エレベータの
保守情報表示の動作を除く)を説明し、その後具体的な
情報例を挙げてその情報の処理動作を説明する。情報中
継器2aには、情報提供元1から各種の情報が通信インタ
フエース2a1を介して逐次自動的に入力され、又はセン
タ制御装置2cからの要求により通信インタフエース2a1
を介して所要の情報が入力される。これら情報中継器2a
に入力される各種情報のデータ形態(コンピユータ言語
等)は各情報提供元による異なるので、情報中継器2aは
これら入力された情報を本実施例の遠隔表示装置で定め
られたデータ形態に変換する。このため、メモリ2a2
はデータ変換フオーマツトが格納されている。当該変換
フオーマツトに従つて変換された情報は、メモリ2a3
所定のエリア(例えば各情報提供元毎に区分されたエリ
ア)に格納される。
このようにメモリ2a3に格納された情報は、センタ制
御装置2cのMPU2c13の指令により、通信インタフエース2
c4を介してメモリ2c1、又はさらに記憶装置インタフエ
ース2c5を介してデータベース2bに一旦格納される。な
お、メモリ2c2には上記情報(最終的に各種建造物内に
表示又は音声出力される画像、音声情報)以外の情報が
格納される。メモリ2c1およびベータベース2bは情報の
内容に応じたエリア、即ち、広域的な情報、地域的な情
報、建造物に固有な情報等のエリアを有し、情報中継器
2aからの各情報は対応するエリアに再格納されることと
なる。このようにエリア別に再格納するため、一旦入力
された各情報は、制御装置センタ2のオペレータがキー
ボードインタフエース2c3を介してMPU2c13に指令を与え
ることにより、プリンタインタフエース2c9を介してプ
リンタ2dに、又は表示インタフエース2c10を介して表示
装置2eに、あるいは音声変換部2c11、増幅器2c12を介し
てスピーカ2fに、印字、画像、音声で表わされる。オペ
レータはこのように表わされた情報内容を把握し、これ
ら各情報に、情報内容についての特定コードを付すると
ともに、その情報内容に応じて当該情報を送出する対象
となる建造物のコード(客コード)や建造物が存在する
地区のコード(地区コード)等を付加して対応するエリ
アに格納する。上記客コードとしては、例えば、情報提
供元1が支店網を有する会社の本店であり、その情報内
容が自社に特有の内容である場合には各支店の建造物の
コードが客コードとなる、又、地区コードとしては都道
府県コード又は市町村コードがこれに相当し、例えば、
地震が発生した場合の発生地区の表示に地区コードが用
いられる。この場合、情報内容は当然、当該地震につい
ての内容である。
メモリ2c1,2c2、データベース2bに格納された情報は
それぞれ定められた建造物に送出される。この送出前に
おいて表示制御センタ2では次の処理がなされる。即
ち、表示制御センタ2のオペレータは、情報の送出時点
又はその以前の適宜の時点で、送出すべき情報をその情
報を表示する情報出力装置の仕様(例えば表示し得る文
字数、画面数等)に合致するように加工するとともに、
表示時刻、表示回数、音声連動、色指定等を行ない、そ
の指令内容を表示指定コードとして情報に付加する。こ
のように加工され、表示指令コードが付加された情報は
MPU2c13の制御のものとに、プロトコル変換部2c6、モデ
ム2c7、NCU2c8を介して通信回線5の送信コード体系に
合致させたうえ、対象となる建造物の端末装置に送出さ
れる。この情報の送出の場合、伝送効率を上げるために
はイメージ情報、文字情報、音声情報をコード化し、デ
ジタル情報で送出するが、データ量の多いイメージ情報
は専用線を用いる等の使用回線選択を行ない、又、一般
公衆回線を使用する場合でも、緊急情報以外の情報は夜
間の通信料金の安価な時間帯を使用する等の配慮がなさ
れる。これを自動的に行なうには、前述の客コード、地
区コードを併せて、通信回線5の回線種類を指定する送
出回線コードおよび送出時間を指定する送出時間コード
を予め情報に付しておけば可能となる。
上記のように処理された情報は、前述の表示指定コー
ドとともに所定の通信回線5を介して所定の時間に対象
となる各構造物の端末装置に送出される。以後、建造物
3A1の各装置の動作を説明する。端末装置3A11は表示制
御センタ2から送出された情報をNCU3a111、モデム3a
112、プロトコル変換部3a113により入力し、MPU3a118
制御の下に、画像、音声情報はメモリ3a114に、又、表
示指定コード等のその他の情報はメモリ3a115に格納さ
れる。一方、CPG3a116は常時クロツクパルスを出力し、
時刻を計時している。
MPU3a118は、メモリ3a115に格納されている表示指定
コードのうちの表示時間と、CPU3a116により計時される
時刻とを常に比較し、両者が一致したとき、メモリ3a
114に格納されている情報をとり出し、これを表示指定
コードとともに通信インタフエース3a117により建造物3
A1の屋内配線を介して情報出力装置3A12に出力する。出
力された情報および表示指定コードは情報出力装置3A12
に通信インタフエース3a121を介してとり込まれ、MPU3a
125により一旦メモリ3a122に格納された後、表示制御装
置3a124に入力される。表示制御装置3a124は、入力され
た情報を、表示指定コードで指令された態様で表示部3a
123に表示する。なお、情報出力装置3A12、したがつて
表示部3a123の設置場所の例示はさきに第2図に示し
た。
上記情報出力装置3A12は、情報を画像で表示するもの
であるが、情報を音声で報知する手段が必要な場合があ
る。これに備えて音声用の情報出力装置3A′12が建造物
内の適宜の個所(多くの場合、表示用の情報出力装置3A
12と同じ場所)に設置される。端末装置3A11から音声指
定コードとともに音声情報が指定時刻に出力されると、
音声用の情報出力装置3A′12は通信インタフエース3a′
121を介してこれをとり込み、MPU3a′126によりメモリ3
a′122に格納する。次いで、MPU3a′126はメモリ3a′
122から音声情報と音声指定コードをとり出し、音声情
報を音声指定コードで指定された態様(例えば発生回
数)にしたがつて音声変換装置3a′124に入力する。音
声変換装置3a′124は入力された音声情報をスピーカ3
a′123を駆動する音声信号に変換する。この音声信号は
増幅器3a′125で増幅され、スピーカ3a′123を駆動して
情報を音声で報知する。
ここで、建造物3A1がX地方にあり、その情報出力装
置3A12の表示部3A123に表示される応報が天気予報であ
る場合における上記動作の概略を説明する。今、天気予
報を提供する情報提供元から各地方の「明日の天気予
報」が提供されると、これは情報中継器2aに入力され、
本実施例の遠隔表示装置のデータ形態に一致したデータ
形態に変換されてセンタ制御装置2cのメモリ2c1に一旦
格納される。次いで、表示制御センタ2のオペレータ
は、格納された各地方の「明日の天気予報」をメモリ2c
1からとり出して表示装置2cに表示し、これらのすべて
に「天気予報」に対応する情報内容コードを付するとと
もに、各地方の予報毎に地区コードを付し、データベー
ス2bの「天気予報」に該当するエリアに格納する。
上記の「明日の天気予報」という情報は、夜間に電話
回線を用いて各建造物に送出することが予め定められて
いるとすると、表示制御センタ2のオペレータは、送出
時刻になると各地方の「明日の天気予報」をデータベー
ス2bからとり出して表示装置2cに表示し、各建造物にお
ける表示部の表示容量を勘案して「明日の天気予報」の
内容を加工し、かつ、表示時刻、表示時間、表示回数、
表示の時間間隔、表示形態(連続表示、点滅表示等)を
定め、それら各項目毎にコードを付して送出指令を発す
る。この送出指令により、MPC2c13は前記地区コードを
参照して、各地方の「明日の天気予報」を各地方毎にそ
れら他方の各建造物に送出する。したがつて、X地方に
ある建造物3A1には、夜間に、翌日(送出が夜間の0時
以後の場合は当日)のX地方の天気予報が送られること
になる。
建造物3A1の端末装置3A11は、上記X地方の天気予報
をメモリ3a114に格納するとともに、付属するコード
(表示時刻、表示時間、表示回数、時間間隔、および表
示形態のコード)をメモリ3a115に格納する。以後、端
末装置3A11のMPU3a118は、CPG3a116の計時時刻と上記表
示時刻とを常時比較する。かくして、指令された表示時
刻(例えば7時)になるとMPU3a118はメモリ3a114に格
納されている天気予報およびメモリ3a115に格納されて
いる表示形態コードを情報出力装置3A12に出力する。
情報出力装置3A12のMPU3a125はこれら情報を一旦メモ
リ3a122に格納した後、表示制御装置3a124に入力する。
表示制御装置3a124は表示形態コード(例えば連続表
示)にしたがつて天気予報を表示部3a123に表示する。
一方、端末装置3A11のMPU3a118はメモリ3a115に格納さ
れたコードにしたがつて、所定の表示時間(例えば1
分)が経過すると情報出力装置3A12に天気予報の表示を
停止させる信号を出力し、情報出力装置3A12のMPU3a125
は表示制御装置3a124に消去指令を出力し表示部3a123
天気予報の表示を消去させる。以後、端末装置3A11のMP
U3a118は、メモリ3a115に格納された表示時間(上記例
の1分)、表示回数(例えば10回)、時間間隔(例えば
15分)の各コードにしたがつて情報出力装置3A12に表示
指令信号を出力する。このような動作により、表示部3a
123には7時から9時15分まで15分間隔で各1分間ずつ
X地方のその日の天気予報が自動的に表示されることに
なる。
以上、本実施例の動作および情報が天気予報であると
きの具体的動作例について説明した。ところで、表示制
御センサ2と各建造物間を結ぶ通信回線5はその容量に
限界がある。したがつて、表示制御センサ2で管轄する
建造物が多くなると通信回線5の使用量も増大し、送信
に多くの時間を要することとなる。この場合には第1図
に示すように他の表示制御センタ4を設置し、建造物3A
1〜3Anについては表示制御センタ2が通信回線5を介し
て分担し、建造物3B1〜3Bmについては他の表示制御セン
タ4が通信回線6を介して分担する。これにより、上記
回線容量の問題は解決する。
なお、上記他の表示制御センタ4には、表示制御セン
タ2で整理された情報が送られるので、情報中継器は不
要であり、オペレータの仕事量は軽減される。又、当該
他の表示制御センタ4に、表示制御センタ2で加工した
情報およびこの情報に付属するコードを送るようにすれ
ば、他の表示制御センタ4は以後の動作を自動的に行な
うことができ、オペレータを不要とすることができる。
次に、第2図および第3図(b)に示す情報入力装置
3A13について説明する。種々の情報のなかには、建造物
3A1から他の建造物へ、又は建造物3A1から建造物3A1
体に表示したい情報も考えられる。情報入力装置3A13
このような場合に使用される。即ち、建造物3A1から情
報を送出する場合、適宜の人物、例えば建造物3A1の管
理人が第2図に示すパーソナルコンピユータ3A131又は
多機能電話機3A132あるいはタブレツト3A133を操作して
情報を入力すると、この情報は端末装置3A11にその通信
インタフエース3a117を介して入力され、MPU3a118のメ
モリ3a114、3a115のいずれかの指定されたエリアに格納
される。ここで、当該情報が建造物3A1も含めた各建造
物のすべて又は選択された建造物に表示したい情報であ
れば、格納された情報は端末装置3A11から通信回線5を
介して表示制御センタ2のセンタ制御装置2cに入力され
る。以後の動作は前述の動作と同じである。又、情報が
建造物3A1に特有の情報、例えば建造物3A1のエレベータ
の点検日時の告知等であれば、この情報は表示制御セン
タ2へ送出されることなく、端末装置から情報出力装置
3A12へ送出され、表示部3a123にその表示がなされる。
なお、この場合でも、当該情報を一旦表示制御センタ2
に送り、以後上記の動作によりその情報を表示部3a123
に表示するようにしてもよい。
以上、エレベータの保守情報を除く一般情報の表示動
作について述べた。ここで、エレベータの保守情報を表
示する場合の動作について説明する。エレベータの保守
関係には、エレベータの点検、エレベータの修理等があ
り、このための表示としては、「エレベータ点検中」、
「エレベータ只今故障中」、「エレベータ修理中」、
「エレベータ只今不使用」等の表示がある。これらの表
示は、予めセンタ制御装置2cのメモリ2c2、又は各端末
装置のメモリ(端末装置3A11の場合、メモリ3a115)に
記憶されている。以下、上記表示が端末装置のメモリに
記憶されており、かつ、建造物3A1のエレベータの点検
を行なう場合について説明する。
エレベータの保守員は、まず、エレベータかご3P1
乗込み、エレベータの保守を行なう場合に必ず操作され
る保守スイツチ3A142を操作する。これにより、行先釦3
A141が接続されている切換装置がエレベータ制御側から
端末装置3A11の通信インタフエース3a117の所定の入力
端子側へ切換えられる。即ち、行先釦3A141が当該入力
端子に接続される。この状態において、保守員が多数の
行先釦3A141のうちの「エレベータ点検中」の表示に割
当てられている行先釦を操作すると、当該行先釦に対応
するデータが通信インタフエース3a117に入力される。
端末装置3A11のMPU3a118は上記データの入力により、
メモり3a115に記憶されている「エレベータ点検中」の
表示データを呼出し、通信インタフエース3a117を介し
てこれを情報出力装置3A12へ出力する。以下、一般情報
の表示動作と同じ動作により「エレベータ点検中」の文
言が表示部3a123に表示される。この場合、「エレベー
タ点検中」の表示は、情報出力装置3A12のMPU3a125によ
り一般情報の表示に割込む態様でなされるが、この態様
は適宜定めることができる。
なお、保守情報がセンタ制御装置2cのメモリ2c2に記
憶されている場合に保守情報を表示するときには、端末
装置3A11を中継して選択された保守情報が呼出され、か
つ、表示されることになる。この場合、各保守情報は各
建造物毎に記憶する必要はなく、単にセンタ制御装置2c
に記憶させればよいので、記憶動作や記憶容量の点で有
利である。
以上のように、本実施例では、各種情報を整理して、
選択された建造物に送出し、各建造物の端末装置で表示
部への情報出力を自動的に制御するようにしたので、各
建造物に情報を表示するための専門の人員をもつ必要は
なく、多くの情報を容易かつ安価に各建造物に表示する
ことができる。
又、エレベータの保守を行なう場合、エレベータかご
内にある保守スイツチおよび行先釦を操作して保守情報
を表示するようにしたので、保守員にとつて格別の手間
や時間を要することなく、容易に保守情報を表示するこ
とができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。この実
施例においては、さきの実施例のシステムを、既設の遠
隔監視装置を利用して構成するものである。ここで、既
設の遠隔監視装置を図により説明する。
第4図は遠隔監視装置のシステム構成図である。この
遠隔監視装置は、1つの監視センタで多数の建造物に設
置された昇降機その他の諸設備、例えば高架水槽、防犯
機器、防災機器、空調機器等の状態を監視する装置であ
る。図中20cは上記監視センタであり、プロトコル変換
部20c6、モデム20c7、NCU20c8、プリンタインタフエー
ス20c9、表示インタフエース20c10、メモリ20mを有す
る。又、プリンタ20dおよび表示装置20eが別設されてい
る。30A1は被監視設備が設置された多数の建造物のうち
の1つを示す。30A11は建造物30A1に設けられている端
末装置であり、NCU30a111、モデム30a112、プロトコル
変換部30a113、通信インタフエース30a118およびメモリ
30mより構成される。30A10は昇降機やその他の諸設備の
検出を示す。検出部30A10は昇降機・諸設備の接点状態
や信号等を記憶するメモリ30a102、端末装置30A11との
間の信号の授受を行なう通信インタフエース30a101、お
よびプログラムにしたがつて所定の制御を実行するMPU3
0a103で構成される。
検出部30A10のメモリ30a102には、昇降機・諸設備の
状態を示すデータが順次記憶され、これらデータはMPU3
0a103の指令により通信インタフエース30a101を介して
端末装置30A11へ送信され、そのメモリ30mに格納され
る。MPU30a118はメモリ30mに格納されたデータをチエツ
クすることにより昇降機・諸設備の異常の有無を判断
し、異常有りと判断したときは、プロトコル変換部30a
115、モデム30a112、NCU30a111により通信回線(電話回
線)を介して監視センタ20cに異常を発報する。発報さ
れた異常信号は監視センタ20cのメモリ20mに格納された
後、MPU20c13によりとり出され、プリンタインタフエー
ス20c9又は表示インタフエース20c10を介してプリンタ2
0dに印字され、又は表示装置20eに表示される。監視セ
ンタ20cのオペレータはこれらプリント又は表示をみて
異常発生建造物や異常発生昇降機・諸設備を知り、これ
を当該建造物を管轄する営業所等に報知し、所要の処置
を採らせる。
本実施例では、上記のような既設の遠隔監視装置を利
用して遠隔表示装置を構成するものである。第3図
(a),(b)と第4図とを比較すると明らかなよう
に、本実施例の遠隔表示装置は既設の遠隔監視装置に次
のものを付加すればよい。
I.監視センタに i)情報中継器2aを別設 ii)データベース2bを別設 iii)スピーカ2fを別設 iv)システム内に、メモリ2c1,2c2、キーボードインタ
フエース2c3、通信インタフエース2c4、記憶装置インタ
フエース2c5、音声変換部2c11、および増幅器2c12を内
設 v)メモリ2c2に定型化したエレベータの保守情報を格
納する(但し、保守情報が各端末装置のメモリに格納さ
れる場合は不要となる。)。
II.建造物に i)情報出力装置3A12,3A′12を別設 ii)情報入力装置3A13を別設 iii)端末装置3A11のシステム内に、メモリ3a114,3
a115、およびCPG3a116を内設 iv)メモリ3a115に定型化したエレベータの保守情報を
格納する(但し、保守情報がセンタ制御装置2cのメモリ
2c2に格納される場合は不要となる。)。
これにより、上記のような遠隔監視とさきの実施例の
ような遠隔表示を併せて実施することができる。ただ
し、各MP20c13、30a118を制御するプログラムが変更さ
れることは当然である。
このように、本実施例では、既設の遠隔監視装置を利
用して遠隔表示装置を構成したので、さきの実施例の効
果に加え、表示制御センタの建物をはじめ種々の設備を
兼用することができ、これにより遠隔表示装置を極めて
安価に構成することができる。
なお、上記各実施例の説明では、他の表示制御センタ
を用いる例について説明したが、通信回線の客量によつ
ては必ずしも必要ではない。又、音声による報知手段や
情報入力装置も必ずしも必要ではない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、請求項(1)の発明では、情報源
からの種々の情報を表示制御センタで整理し、これを選
択された建造物の端末装置に送信し、端末装置は送信さ
れた情報をその情報の表示に対して付された表示条件に
従って表示部に自動的に表示するようにしたので、各建
造物に表示のためのオペレータを配置する必要はなく、
種々の情報を容易かつ安価に建造物内に表示することが
できる。
さらに、昇降機の保守を行なう場合、保守スイツチと
行先釦を操作することにより昇降機の保守情報を表示す
るようにしたので、保守情報の表示を極めて容易に行な
うことができる。
又、請求項(2)の発明では、遠隔表示装置を既設の
遠隔監視装置を利用して構成したので、第1の発明より
もより一層容易かつ安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る遠隔表示装置の系統図、
第2図は情報出力装置および情報入力装置の配置図、第
3図(a),(b)はそれぞれ第1図に示す装置のシス
テム構成図、第4図は既設の遠隔監視装置の系統図であ
る。 1……情報提供元、2……表示制御センタ、2a……情報
中継器、2b……データベース、2c……センタ制御装置、
3A1〜3An、3B1〜3Bm……建造物、3A11……端末装置、3A
12……情報出力装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の建造物内に設置された表示部と、情
    報源からの情報を入力する情報入力手段、入力された情
    報を蓄積する記憶部、およびこの記憶部に蓄積された情
    報のうちの所定の情報をその情報の表示に対して付され
    た表示条件とともに所定の伝送路を介して前記建造物の
    うちの特定の建造物に出力する情報出力手段を備えた表
    示制御センタと、前記各建造物に設置され、前記表示制
    御センタから送信された情報と前記表示条件とを記憶す
    る記憶手段、およびこの記憶手段に記憶された情報を前
    記表示部に前記表示条件に従って表示させる表示指令手
    段を備えた端末装置と、前記表示制御センタ又は前記端
    末装置に備えられ前記建造物内の昇降機の定型化された
    複数の保守情報を記憶する保守情報記憶部と、前記昇降
    機のかご内に設けられた保守スイッチおよび行先釦の操
    作に応じて前記表示指令手段により前記表示部に表示す
    べき前記保守情報を選択する保守情報選択手段とで構成
    されていることを特徴とする遠隔表示装置。
  2. 【請求項2】複数の建造物のそれぞれに設置されている
    少なくとも昇降機を含む設備機器と、これら各設備機器
    の状態を遠隔個所で監視する監視センタと、前記各建造
    物に設けられその建造物内の前記設備機器を管理する端
    末装置とで構成され、前記監視センタおよび前記端末装
    置のそれぞれに、所定の伝送路を介して信号の授受を行
    う制御手段および入出力手段が備えられているものにお
    いて、前記各建造物に表示部を設置するとともに、前記
    各監視センタに、情報源からの情報を入力する情報入力
    手段、入力された情報を蓄積する記憶部、およびこの記
    憶部に蓄積された情報のうちの所定の情報をその情報の
    表示に対して付された表示条件とともに前記入出力手段
    と前記制御手段を用いて特定の前記建造物に出力せしめ
    る出力指令手段を設け、前記端末装置に、前記入出力手
    段および前記制御手段を用いて前記監視センタの前記入
    出力手段からの情報と前記表示条件とを記憶する記憶手
    段、および前記制御手段を用いて前記記憶手段に記憶さ
    れた情報を前記表示部に前記表示条件に従って表示させ
    る表示指令手段を設け、前記監視センタ又は前記端末装
    置に前記昇降機の定型化された複数の保守情報を記憶す
    る保守情報記憶部を設け、かつ、前記昇降機のかご内の
    保守スイッチおよび行先釦の操作に応じて前記制御手段
    により前記表示部に表示すべき前記保守情報を選択する
    保守情報選択手段を設けたことを特徴とする遠隔表示装
    置。
  3. 【請求項3】請求項(1)又は請求項(2)において、
    前記表示条件は、前記情報の表示時刻、表示色、表示形
    態、表示時間、表示の繰り返し回数、およびその場合の
    表示時間間隔のうちの少なくとも1つであることを特徴
    とする遠隔表示装置。
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