JP2626963B2 - コンパクトディスクプレーヤの再生制御方法 - Google Patents

コンパクトディスクプレーヤの再生制御方法

Info

Publication number
JP2626963B2
JP2626963B2 JP5121304A JP12130493A JP2626963B2 JP 2626963 B2 JP2626963 B2 JP 2626963B2 JP 5121304 A JP5121304 A JP 5121304A JP 12130493 A JP12130493 A JP 12130493A JP 2626963 B2 JP2626963 B2 JP 2626963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
compact disc
time
player
control method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5121304A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06187717A (ja
Inventor
博夫 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP5121304A priority Critical patent/JP2626963B2/ja
Publication of JPH06187717A publication Critical patent/JPH06187717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2626963B2 publication Critical patent/JP2626963B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスクプレ
ーヤの再生制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク(CD)から
カセットテープに録音する場合、46分テープと90分
テープのいずれか使用することになるが、1つのCDに
対して1つのカセットテープという形で録音することが
望ましいとして、LPレコードと同様にその演奏時間が
40分前後となっているCDの録音に当たっては、46
分テープを使用することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、46分テー
プを用いた場合、CDの曲の途中でカセットテープの片
面の終端に至り、カセットデッキの方向変更が行われる
ようになることがほとんどである。ワンウエイデッキで
は、テープ終端で一旦CDプレーヤを中断しておき、カ
セットを反対の面に差し換えた後に切れた曲の頭から再
び録音をし直すことになる。このように録音されたテー
プを再生して聞く者にとって、曲が途中で切れてしまう
ため不快である。
【0004】よって本発明は、上述した従来の問題点を
解消するために成されたもので、CDからカセットテー
プに録音する際にカセットテープの録音可能な時間を予
め手動操作により設定しておくことによって、カセット
テープの終端部分に途中で切れてしまうような曲が録音
されることをなくすることができるようにしたコンパク
トディスクプレーヤの再生制御方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成されたコンパクトディスプレーヤの再生
制御方法は、図1の手順図に示すように、手動操作によ
り時間を設定する第1の段階S1と、コンパクトディス
クから各曲の時間情報をコンパクトディスクプレーヤに
おいて収集する第2の段階S2と、前記第2の段階で収
集された時間情報に基づいて、前記第1の段階で設定さ
れた時間に基づく時間内に再生可能な曲をコンパクトデ
ィスクプレーヤにおいて事前に決定する第3の段階S3
と、前記第3の段階で決定された曲をコンパクトディス
クプレーヤに再生させる第4の段階S4と、前記第3の
段階で決定された曲が再生された後コンパクトディスク
プレーヤによる再生を一時的に中断させる第5の段階S
5とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】上記手順において、第2の段階S2において
ンパクトディスクプレーヤにおいてコンパクトディスク
から収集した各曲の時間情報に基づいて、第1の段階S
1において手動操作で設定された時間に基づく時間内に
再生可能な曲を第3の段階S3においてコンパクトディ
スクプレーヤにおいて事前に決定し、この決定された曲
を第4の段階S4においてコンパクトディスクプレーヤ
に再生させ、そして第5の段階S5において、決定され
た曲が再生された後コンパクトディスクプレーヤによる
再生を一時的に中断させるようにしているので、この
時的な中断を解いて中断点から再生を再開させることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図2は本発明による再生制御方法が適用されて再生
動作されるCDプレーヤの一例を示し、図において太い
矢印は主信号の流れ、1点鎖線は再生EFM(Eigh
t Fourteen Modulation)信号か
らPLLで作ったビット同期クロックの系、点線は水晶
発振器による基準クロックの系をそれぞれ示している。
【0008】10はCDであり、そのピット面上のピッ
トは光ピックアップ12により光学的に読み取られる。
光ピックアップ12は、フォーカスサーボ14、トラッ
キングサーボ16及びピックアップ送りサーボ18によ
ってサーボ制御される。光ピックアップ12の出力信号
はデータ抜き出し回路20を介してビット同期クロック
生成回路22に入力される。該ビット同期クロック生成
回路22はPLLからなり、該回路が生成するビット同
期クロックは各部に送られ、特に信号とクロックが完全
に同期し、以後の信号処理がスムースに行えるようにす
るため、上記データ抜き出し回路20にも送られてい
る。
【0009】24はプレーヤ同期信号を検出し、各シン
ボルワードの区切りや順番を認識するフレーム同期回
路、26はEFM復調回路であり、該回路はシンボルワ
ード単位で14ビットのチャンネルビットを元の8ビッ
トのデータビットに変換し、該変換に必要な変換表をも
ったROMを有する。
【0010】28はRAM30を用いて誤り訂正・補
正、デインタリーブ、ジッタ吸収を行うための回路であ
る。32はデジタル信号の数値データにもとづいてアナ
ログ信号をふたたび組み立てるD−Aコンバータであ
り、該コンバータにより得られる信号はL/R分離回路
34により左右チャンネル信号に分離され、その後ロー
パスフィルタ(LPF)36及び38によって余分の周
波数成分が除かれて出力端38からオーディオ回路に送
出される。
【0011】42は水晶クロック発生回路であり、各部
にクロックを供給する。このクロックとビット同期クロ
ックとが同期関係を保つように、両クロックの分周され
た信号の周波数と位相比較出力とに基づいてモータサー
ボ回路44によりディスクモータ46が回転制御され
る。
【0012】48はマイクロコンピュータ(マイコン)
であり、これはEFM復調回路24によって得られるサ
ブコードデータや操作キーシステムコントロール回路5
0からのキー入力によってサーチ命令信号を出力すると
共に表示器52に表示を行われる制御手段として働く。
【0013】54はテープ選択回路であり、CDの再生
信号を録音するカセットテープが46分用であるときス
イッチSW1 が、60分用であるときスイッチSW2
それぞれオンされる。なお、抵抗R1 ,R2 はプルアッ
プ用、抵抗R3 ,R4 はマイコン保護用のものである。
【0014】ところで、CD10の最内側のラインのT
OC(テーブル オブ コンテント)には、CDの全演
奏時間、各曲のフレーム及び各曲の演奏時間などが記載
されている。従って、このTOCを予め検出して操作キ
ーの操作1つでTOCを表示器52に表示させることが
できる。また、曲間についても、曲のフレームをチェッ
クすることにより検出ができる。
【0015】以上の構成において、CDの再生信号を4
6分テープに録音する場合を例にCDプーヤの再生制御
方法を以下説明する。最初に、テープ選択回路54のス
イッチSWをオンしたうえでプレイ開始操作を行う。
このプレイ開始操作に応じてマイコン48は、図3のフ
ローチャートに示されるような仕事を行う。
【0016】まず、光ピックアップ12のフォーカスを
フォーカスサーボ14によりサーボ制御してとり、その
後現在のCD上のアドレスからTOCの位置をマイコン
48により算出する。続いてピックアップ送りサーボ1
8を用いて光ピックアップ12をTOCの位置へ移動す
る。そこでTOCの内容を読み取り、信号処理した後マ
イコン48にメモリする。
【0017】該メモリが終わった後、テープ選択回路5
4のスイッチSW1 ,SW2 の両方がオフか否かを判定
し、該判定がYESで両スイッチがオフしていれば通常
の演奏を行う。これに対し、判定がNOの場合には、次
にスイッチSW2 がオフか否かを判定し、該判定がYE
Sのときには図3のフローチャートを実行した後通常の
演奏に入る。これに対し、上記判定がNOであり、スイ
ッチSW2 がオンしている場合には、図4のフローチャ
ートを実行した後通常の演奏に入る。
【0018】ところで、図4のフローチャートでは、そ
のスタート後まず、各曲の演奏時間を1曲目から46/
2(23)分を越えるまで足し算する。その足し算によ
り23分を越える時点の曲の曲番Nのフレームをメモリ
する。その後演奏を開始し、上記曲番Nのフレームが来
た時点でポーズ、すなわち演奏の中断を行う。そして、
該中断までの演奏時間とその中断時間をタイマにより計
時し、その時間が23分+αに等しいか又はそれ以上と
なった時点で曲番Nのフレームから再度演奏を開始す
る。
【0019】ところで、上記αはテープの終端に至りそ
こでテープ走行方向の変更が行われた後に、確実に曲の
頭から録音が行われるようにするために予め設定された
時間で、テープ長、テープ終端検知時間、リーダテープ
長などの誤差を吸収するためのものである。
【0020】以上のような録音を行うと、どうしても終
端やテープ始端に無録音部分が形成されることになる
が、最近のテープデッキにおいては、ブランク部分をス
キップする機能がついているためそれ程気にならないと
思われる。
【0021】なお、上述の例では、テープ選択回路54
のスイッチSW1 とSW2 によって46分と60分テー
プの選択のみを行っているが、これ以外の時間の任意テ
ープを選択できるようにすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の再生制御
法よれば、手動設定された時間に基づく時間内に再生
能な曲をコンパクトディスクから収集した曲の時間情報
に基づいてコンパクトディスプレーヤにおいて事前に
定するようにしているため、CDの内容を録音するカセ
ットテープの長さに応じて時間を設定することによっ
て、コンパクトディスプレーヤのみにおいて所望の時間
内に再生できる曲を選択して再生でき、カセットテープ
の終端部分に曲の途中で途切れてしまうような曲の録音
が防止され、録音後のテープの再生時に曲が途中で切れ
てしまうことによる不快が解消される。
【0023】また、本発明の制御方法により再生を行う
コンパクトディスクプレーヤでは、手動によって入力さ
れる時間情報とコンパクトディスクに記録されている各
曲の時間情報とにより再生可能な曲を決定しているた
め、外部から何らの信号も入力する必要がなく、どのよ
うなテープレコーダでもカセットテープの終端部分に曲
の途中で途切れてしまうような曲が録音されることが防
止されるようになる。
【0024】更に、本発明の制御方法により再生を行う
コンパクトディスクプレーヤでは、指定された時間内で
曲を再生する、所謂タイマー再生が容易に実現できる。
【0025】更にまた、再生することを決定された曲の
再生が終了したところで再生を一時的に中断させている
ので、録音テープの反転後に、中断した再生を再開させ
ることによって、その中断点からその続きを再生でき、
この再生の録音を反転したテープに簡単に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再生制御方法の手順を示す図であ
る。
【図2】本発明による再生制御方法で動作するCDプレ
ーヤの一例を示すブロック図である。
【図3】図1中のマイコンが行う仕事を示すフローチャ
ートである。
【図4】図2中の一部分の詳細を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 CD 48 マイコン 54 テープ選択回路 SW,SW スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作により時間を設定する第1の段
    階と、 コンパクトディスクから各曲の時間情報をコンパクトデ
    ィスクプレーヤにおいて収集する第2の段階と、 前記第2の段階で収集された時間情報に基づいて、前記
    第1の段階で設定された時間に基づく時間内に再生可能
    な曲をコンパクトディスクプレーヤにおいて事前に決定
    する第3の段階と、 前記第3の段階で決定された曲をコンパクトディスクプ
    レーヤに再生させる第4の段階と、 前記第3の段階で決定された曲が再生された後コンパク
    トディスクプレーヤによる再生を一時的に中断させる第
    5の段階とを有することを特徴とするコンパクトディス
    クプレーヤの再生制御方法。
JP5121304A 1993-05-24 1993-05-24 コンパクトディスクプレーヤの再生制御方法 Expired - Lifetime JP2626963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5121304A JP2626963B2 (ja) 1993-05-24 1993-05-24 コンパクトディスクプレーヤの再生制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5121304A JP2626963B2 (ja) 1993-05-24 1993-05-24 コンパクトディスクプレーヤの再生制御方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63210628A Division JPH0828100B2 (ja) 1988-08-26 1988-08-26 コンパクトディスクプレーヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06187717A JPH06187717A (ja) 1994-07-08
JP2626963B2 true JP2626963B2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=14807944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5121304A Expired - Lifetime JP2626963B2 (ja) 1993-05-24 1993-05-24 コンパクトディスクプレーヤの再生制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2626963B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56137562A (en) * 1980-03-31 1981-10-27 Tamura Electric Works Ltd Forming deck of edit program
JPS58161189A (ja) * 1982-03-19 1983-09-24 Sony Corp 情報再生及び記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06187717A (ja) 1994-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0782740B2 (ja) コンパクトデイスクプレ−ヤ
JP2626963B2 (ja) コンパクトディスクプレーヤの再生制御方法
JP2852741B2 (ja) 光ディスク再生装置
KR100249330B1 (ko) 디스크 플레이어
JP2741370B2 (ja) 曲再生方法
JP2945659B2 (ja) 再生装置
JP2892646B2 (ja) 再生装置
JP3046815B2 (ja) 光ディスク再生装置
JPH0828100B2 (ja) コンパクトディスクプレーヤ
JP2638335B2 (ja) 車載用記録担体の再生装置
JP3146877B2 (ja) デコーダ及び再生装置
JP2645895B2 (ja) 光学式ディスクプレーヤ
JPH03228262A (ja) データ再生装置とデータ再生方法
JP2703443B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH05217339A (ja) データ再生装置
JPH035029Y2 (ja)
JP2640059B2 (ja) ディスクプレーヤ
JP2538637Y2 (ja) コンパクトディスクプレーヤ
JPH05114276A (ja) デイスク録音装置
JP2585467B2 (ja) 再生データ処理装置
JP3032568B2 (ja) 情報記録装置
JPH0831084A (ja) 光ディスク再生装置
KR20000033713A (ko) 브이씨알/ 씨디 복합 제품의 제어방법
JPH0421985A (ja) データ再生装置
JPH08212703A (ja) ディスク演奏方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19951024

EXPY Cancellation because of completion of term