JP2626905B2 - 移動無線装置 - Google Patents

移動無線装置

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JP2626905B2
JP2626905B2 JP63176459A JP17645988A JP2626905B2 JP 2626905 B2 JP2626905 B2 JP 2626905B2 JP 63176459 A JP63176459 A JP 63176459A JP 17645988 A JP17645988 A JP 17645988A JP 2626905 B2 JP2626905 B2 JP 2626905B2
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浩顕 山根
茂樹 大森
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動無線回線を用いてディジタル信号を伝送
する移動無線装置に利用する。特に、無線基地局が送信
する無線信号の位相制御に関する。
〔従来の技術〕
移動無線装置において、ディジタル信号を複数の基地
局から同時に送信する場合に、移動機がその信号を誤り
なく受信するためには、各無線基地局からの位相の一致
した信号を送信する必要がある。この場合に、伝送路そ
の他で発生するジッタ、位相跳躍その他を吸収して位相
補正精度を向上させることが必要となる。このため従来
は、 (1) 中心となる制御局から各無線基地局に基準信号
を送信し、この基準信号と各無線基地局から折り返され
た信号との位相差が一定となるように制御する、 (2) 有線回線から到来する信号からクロックを再生
し、このクロックを用いて無線信号を送信する、 (3) 信号伝送路とは別の専用回線を用いてクロック
パルスを伝送し、各無線基地局ではこのクロックパルス
から高精度のクロックを再生し、このクロックによりエ
ラスティックメモリに蓄えた信号を読み出す などの方法が用いられている。(3)の方法は、特に信
号速度が速い場合に適している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、(1)の方法では、制御局で各無線基地局の
位相状態を判断するためその制御が複雑となり、しか
も、信号伝送路とは別の制御回線が必要となる欠点があ
った。また、(2)の方法では、有線回線からの信号の
位相にクロックが追随するため、有線回線での位相変動
を吸収することができない。さらに、(3)の方法で
は、独立の専用回線およびクロック再生回路が必要とな
る欠点かあった。
本発明は、以上の問題点を解決し、独立の専用回線お
よびクロック再生回路を必要とせずに各無線基地局が位
相の同期した信号を送信できる移動無線装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の移動無線装置は、それぞれの無線基地局が、
自局の送信する無線信号の位相を他の無線基地局が送信
する無線信号の位相に同期させる位置制御手段を備え、
この位相制御手段は、有線回線から到来した信号をこの
有線回線のクロックにしたがって書込むエラスティック
メモリと、このエラスティックメモリに読出クロックを
供給する自走のクロック発生部と、この読出クロックの
位相を基準となる無線基地局から受信される基準信号に
同期させる手段と、自局の送信したフレーム同期信号を
検出し、この信号と基準信号との時間差に応じて送信タ
イミングを調節する手段とを含むことを特徴とする。
〔作 用〕
自走のクロック発生回路によりきわめて精度のよいク
ロックが得られるので、各無線基地局のクロック位相の
同期合わせは間欠的に行えば十分である。各無線基地局
は、他の無線基地局、特に基準となる無線基地局(基準
局)からの基準信号を間欠的に受信し、この基準信号を
受信したときにエラスティックメモリの読出クロックを
基準信号に同期させる。また、自局の送信信号を受信し
て、自局の送信タイミングが無線空間で正しいタイミン
グになるように、エラスティックメモリの読出クロック
に適当な遅延を与える。
〔実施例〕 第1図は本発明実施例移動無線装置のブロック構成図
である。
この実施例装置は、それぞれ有線回線から到来する信
号を無線信号として送信する複数の無線基地局2−1、
2−2…を備え、それぞれの無線基地局2−1、2−2
…には、自局の送信する無線信号の位相を他の無線基地
局、特に基準局3が送信する無線信号の位相に同期させ
る位相制御手段20を備える。
無線基地局2−1、2−2…および基準局3は有線回
線を介して無線回線制御局1に接続され、無線回線制御
局1は一般網に接続される。
第2図は無線基地局の詳細を示すブロック構成図であ
る。
この無線基地局は、有線回線から到来した信号をこの
有線回線のクロックにしたがって書込むエラスティック
メモリ31と、このエラスティックメモリ31に読出クロッ
クを供給する自走の読出クロック発生部28と、この読出
クロックの位相を基準とてる無線基地局から受信される
基準信号に同期させる手段、すなわちデコード部26、ゲ
ート回路27と、自局の送信したフレーム同期信号を検出
し、この信号と基準信号との時間差に応じて自局の送信
タイミングを調節する手段、すなわち高速クロック発生
部21、ゲート回路22、カウンタ23、遅延量制御回路24、
無線受信部25、デコード部26、シフトレジスタ29とを備
える。エラスティックメモリ31の書込クロックは、位相
同期回路30により有線回線の信号から再生される。エラ
スティックメモリ31から読み出された信号は、無線送信
部32から送信される。
この無線基地局の動作を説明する。
デコード部26は、無線受信部25が受信した信号を解読
する。自局の送信したフレーム同期信号を受信すると、
ゲート回路22を聞く。これにより、高速クロック発生部
21の出力がカウンタ23に供給される。高速クロック発生
部21は伝送信号より高い周波数、例えば伝送信号の数百
倍の周波数の高速クロックを発生する。カウンタ23は、
この高速クロックを計数する。
次にデコード部26は、基準局からの基準信号が到来す
るタイミングで無線送信部32の動作を停止させ、基準局
からの信号を受信する。基準局から基準信号を受信する
と、デコード部26はゲート回路22を閉じ、カウンタ23の
計数動作が終了する。遅延量制御回路24は、カウンタ23
の計数値により、基準局が送信する信号の位相と自局が
送信する信号との位相差を求め、その位相差が一定とな
るように、エラスティックメモリ31に供給される読出ク
ロックの遅延量を制御する。
また、デコード部26は、無線送信部32を停止させるタ
イミングでゲート回路27を開き、基準局からの基準信号
を読出クロック発生部28に供給する。読出クロック発生
部28は同期引き込みを開始し、自己の発生するクロック
を基準信号に同期させる。さらにデコード部26は、自局
の無線送信部32を再動作させるタイミングでゲート回路
27を閉じる。これにより、読出クロック発生部28は自走
状態となる。
読出クロック発生部28の出力する読出クロックは、シ
フトレジスタ29を介してエラスティックメモリ31に供給
される。遅延量制御回路24は、シフトレジスタ29による
遅延量を制御することにより、エラスティックメモリ31
からの読出し速度を制御する。
読出クロック発生部28による同期引き込みのタイムチ
ャートを第3図に示す。
第4図は無線基地局の配置例を示す。この図には、無
線基地局として、基準局Aと、周辺局B−1、B−2、
C−1、C−2、D−1およびD−2を示す。
上述の実施例では、各無線基地局が一つの基準局から
の信号に基づいて同期を合わせていたが、各無線基地局
がさらに、他の無線基地局に対して基準局となることも
できる。例えば、周辺局B−1、B−2は、基準局Aか
らの基準信号により自局の同期を合わせ、その後に、そ
れぞれ周辺局C−1およびC−2、D−1およびD−2
に基準信号を送信する。周辺局C−1、C−2は周辺局
B−1からの信号により自局の同期を合わせ、周辺局D
−1、D−2は周辺局B−2からの信号により自局の同
期を合わせる。
第5図および第6図は各無線基地局による信号送信の
タイムチャートを示す。第5図は各局が同時に無線信号
を送信する場合を示し、第6図は各局が順次送信する場
合を示す。これらの図において、基準信号を送信してい
る状態を斜線で示す。
同時送信の場合には、各局が同じタイミングで無線送
信を動作を停止する。このタイミングで、最初に基準局
A、次に周辺局B−1、B−2、さらに周辺局C−1、
C−2、D−1、D−2の順に基準信号を送信する。こ
れにより、広い範囲に分散された無線基地局の同期を順
次合わせることができる。
また、順次送信の場合には、どの局も信号を送信しな
いタイミングで各局から同時に基準信号を送信し、各局
において、それぞれ受信した基準信号に同期を合わせる
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の移動無線装置は、精度
の高い自走のクロック発生回路を利用し、間欠的な位相
同期を行うので、位相同期回路がきわめて簡単化され
る。また、精度の高い自走のクロック発生回路は、きわ
めて安価に市場で入手できる。
本発明は、有線伝送路の切り替えその他による位相ず
れの影響を受けることがなく、地理的に離れた場所にも
位相が同期した信号を送信できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例移動無線装置のブロック構成図。 第2図は無線基地局のブロック構成図。 第3図は同期引き込みのタイムチャート。 第4図は基準局と各無線基地局との配置例を示す図。 第5図は各無線基地局が同時に無線信号を送信する場合
における信号送信のタイムチャート。 第6図は各無線基地局が順次無線信号を送信する場合に
おける信号送信のタイムチャート。 1……無線回線制御局、2−1、2−2……無線基地
局、3、A……基準局、20……位相制御手段、21……高
速クロック発生部、22……ゲート回路、23……カウン
タ、24……遅延量制御回路、25……無線受信部、26……
デコード部、27……ゲート回路、28……読出クロック発
生部、29……シフトレジスタ、30……位相同期回路、31
……エラスティックメモリ、32……無線送信部、B−
1、B−2、C−1、C−2、D−1、D−2……周辺
局。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−149835(JP,A) 特開 昭63−232632(JP,A) 特開 昭61−62244(JP,A) 特開 昭59−6642(JP,A) 特開 昭54−132102(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ有線回線から到来する信号を無線
    信号として送信する複数の無線基地局を備え、 それぞれの無線基地局には、自局の送信する無線信号の
    位相を他の無線基地局が送信する無線信号の位相に同期
    させる位相制御手段を備えた 移動無線装置において、 上記位相制御手段は、 上記有線回線から到来した信号をこの有線回線のクロッ
    クにしたがって書込むエラスティックメモリ(31)と、 このエラスティックメモリに読出クロックを供給する自
    走のクロック発生部(28)と、 この読出クロックの位相を基準となる無線基地局から受
    信される基準信号に同期させる手段(26、27)と、 自局の送信したフレーム同期信号を検出し、この信号と
    上記基準信号との時間差に応じて送信タイミングを調節
    する手段(21、22、23、24、25、26、29)と を含む ことを特徴とする移動無線装置。
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