JP2624927B2 - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JP2624927B2
JP2624927B2 JP4267628A JP26762892A JP2624927B2 JP 2624927 B2 JP2624927 B2 JP 2624927B2 JP 4267628 A JP4267628 A JP 4267628A JP 26762892 A JP26762892 A JP 26762892A JP 2624927 B2 JP2624927 B2 JP 2624927B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線CT装置に係り、
特に、ダイナミックスキャンを行うX線CT装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、X線CT装置では、ダイナミック
スキャンと呼ばれる撮影法が盛んに行われている。
【0003】ダイナミックスキャンは、造影剤を投与し
た後、被検体内を流れる造影剤の速度に応じて、所定の
時間にわたって連続的にスキャンを行う手法である。
【0004】ダイナミックスキャンで得られたX線投影
データの感度は、一般的には、造影剤を被検体に注入し
た直後が最も高く、その後、時間の経過とともに低下す
る。したがって、普通、造影剤を注入した直後のいわゆ
る”早い時期(early phase)”にスキャンが行われる。
【0005】ところが、最近では、造影剤投与直後の早
い時期のみならず、所定時間経過した後の比較的”遅い
時期(late phase)”においても診断上有用かつ特徴的な
像が得られることがわかっている。
【0006】これは、臓器、疾患種類等によって造影剤
の染まり方に特徴があるためで、例えば、肝細胞癌の診
断で造影剤を大量に投与した場合、遅い時期において有
用な像が得られることが報告されている(「造影剤大量
投与による肝細胞癌のCT診断:特にphaseについ
て」、日本放射線学会学術発表会、1992年、3.R52.
07,S239 頁)。
【0007】このような遅い時期におけるスキャンは、
次のような手順で行われる。
【0008】まず、早い時期におけるスキャンを行う。
【0009】早い時期が経過した後、次の遅い時期に入
るまでの時期(これを本明細書では遷移時期と呼ぶこと
とする)においては、遅い時期に入るタイミングを監視
するのに必要な所定のX線曝射条件でスキャン動作を継
続し、オペレーターは、モニターに表示されたX線画像
を見ながら遅い時期に入るタイミングを監視する。
【0010】遅い時期に入ったかどうかは、モニターに
表示された画像の濃度が増加したかどうかによってオペ
レーターが判断する。
【0011】次に、遅い時期に入ったことがモニターで
確認されたならば、遅い時期における所定のスキャンを
行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遷移時
期の長さについては個人差が大きいため、遅い時期に入
るタイミングを事前に予測することは容易ではない。
【0013】また、遅い時期に入ったかどうかの判断
は、モニターを監視するオペレーターの判断に委ねられ
るため、オペレーターの負担が増大する。
【0014】さらに、オペレーターの目の濃度分解能に
は個人のばらつきがあるため、オペレーターによる判断
は、精度上、限界がある。
【0015】これらの理由から、遅い時期における像が
診断上有効であるとわかっているにもかかわらず、遅い
時期における像を確実に撮影することが困難であった。
【0016】また、造影剤が注入されてから所定の臓器
に染まるまでにはある程度時間を要するため、早い時期
の立上がりのタイミングを経験的に捕らえることについ
ても、精度の点で限界があった。
【0017】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、造影剤の染まり方に応じてスキャンの開始あ
るいは停止を自動的に行うことができるX線CT装置を
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のX線CT装置は請求項1ないし3に記載し
たように、被検体に注入される造影剤により該被検体の
所望とする部位における造影剤濃度値が注入直後の早い
時期およびこの早い時期の後の所定時間経過後の遅い時
期に上昇する変化を観察することで診断に供するX線C
T装置において、所定の画像内の所望とする部位にRO
Iを設定するROI設定部と、注入造影剤による濃度値
上昇時期のうち前記遅い時期の始期および終期の少なく
とも一方を捕捉するに必要なCT値に関するしきい値を
設定するしきい値設定部と、このしきい値設定部にて設
定されたしきい値と前記ROI設定部にて設定されたR
OI内にて変化する造影剤濃度値とを経時的に比較して
前記始期および終期の少なくとも一方を表す比較結果を
出力する比較部と、この比較部からの比較結果に応じて
前記遅い時期のスキャンの開始および停止の少なくとも
一方を命令するスキャン命令部とを備え、このスキャン
命令部からの命令に基づいて前記被検体に対するX線に
よるスキャンを制御するようにしたものである。
【0019】好適には、前記スキャンのスキャンパラメ
ータはX線管電圧、X線管電流、およびサンプリング間
隔のうちの少なくとも1つであり、前記早い時期、遅い
時期、および、その早い時期と遅い時期の間の時期それ
ぞれにおいて異なる量の前記スキャンパラメータを設定
した。例えば、前記スキャンはヘリカルスキャンであ
る。
【0020】また上記目的を達成するため、本発明のX
線CT装置は請求項4ないし8に記載したように、被検
体に注入される造影剤により該被検体の所望とする部位
における造影剤濃度値の変化を観察することで診断に供
するX線CT装置において、所定の画像内の所望とする
部位にROIを設定するROI設定部と、注入造影剤に
よって変化する濃度値を検出するためのCT値に関する
しきい値を設定するしきい値設定部と、このしきい値設
定部にて設定されたしきい値と前記ROI設定部にて設
定されたROI内にて変化する造影剤濃度値とを経時的
に比較しその比較結果を出力する比較部と、この比較部
からの比較結果に応じてスキャンの開始および停止の少
なくとも一方を命令するスキャン命令部とを備え、この
スキャン命令部からの命令に基づいて前記被検体に対す
るX線によるスキャンを制御するようにしたものであ
る。
【0021】例えば、前記しきい値は、造影剤濃度の変
化の立上がりを検出して前記スキャンの開始を指令可能
なCT値である。また例えば、前記しきい値は、造影剤
濃度の変化の立下がりを検出して前記スキャンの停止を
指令可能なCT値である。さらに例えば、前記しきい値
は、造影剤濃度の変化の立上がりを検出して前記スキャ
ンの開始を指令可能なCT値であり、前記スキャン命令
部は造影剤濃度がそのしきい値を越えてから所定時間経
過後に前記スキャンの開始を指令する手段である。例え
ば、前記スキャンはヘリカルスキャンである。
【0022】
【作用】請求項1ないし8記載に係る本発明のX線CT
装置によれば、被検体に造影剤が注入して診断される。
まず、所定のX線画像内の所望部位にROIを設定し、
次いで、造影剤濃度値の変化を検出するためのCT値に
関するしきい値を設定する。ROI内のCT値は経時的
にしきい値と比較され、比較結果に応じて所定のスキャ
ンの開始および/または停止が命令される。
【0023】とくに請求項1ないし3記載の発明では、
しきい値は、造影剤投与後所定時間が経過した後に現れ
る遅い時期を捕捉するために設定される。このためCT
値がそのしきい値を上回ったまたは下回ったなどの判断
に応じて、遅い時期の始期および/または終期が適確に
判断し、遅い時期に対するスキャンの開始および/また
は停止が確実に制御される。
【0024】
【実施例】以下、本発明のX線CT装置の実施例につい
て、添付図面を参照して説明する。
【0025】図1は、本実施例のX線CT装置をブロッ
ク図で示したものである。
【0026】本実施例のX線CT装置は、X線管および
X線検出器を搭載したガントリー1、X線検出器からの
X線投影データを収集するデータ収集部2、収集された
X線投影データを用いて画像を再構成する画像再構成部
3、再構成された画像を格納する画像メモリー4、さま
ざまな動作パラメーターを入力するキーボード5、再構
成された画像を表示するモニター6等を備え、さらにこ
れらを制御する制御部7を備える。
【0027】本実施例のX線CT装置はまた、スキャン
パラメータを設定するスキャン計画設定部11と、所定
のX線画像内にROIを設定するROI設定部12と、
ROI内のCT値に関するしきい値を設定するしきい値
設定部13と、ROI内のCT値を計算するとともに計
算されたCT値を経時的にしきい値と比較するCT値比
較部14と、比較結果に応じて所定のスキャンの開始あ
るいは停止を命令するスキャン命令部15とを備える。
【0028】しきい値は、造影剤投与後所定時間が経過
した後に現れる遅い時期を捕捉するために設定され、C
T値がこのしきい値を上回ったとき、遅い時期に入った
と判断し、遅い時期に対するスキャンを開始する。
【0029】本実施例のX線CT装置はまた、設定され
たROIの位置および寸法を記憶するROI情報記憶フ
ァイル16と、設定されたスキャンパラメーターを記憶
するスキャンパラメーター記憶ファイル17とを備え
る。
【0030】図2は、本実施例のX線CT装置を用いて
遅い時期のスキャンを行う手順を示したフローチャート
である。
【0031】まず、収集されたスキャノ像を用いて、早
い時期、遷移時期および遅い時期に対するスキャンパラ
メーターを設定する。
【0032】スキャンパラメーターの設定は、スキャン
計画設定部11で行い、X線管の管電圧、管電流、サン
プリング間隔等を、早い時期、遷移時期および遅い時期
ごとにそれぞれ設定する。
【0033】ここで、設定されたスキャンパラメーター
は、スキャンパラメーター記憶ファイル17に記憶して
おく。
【0034】遷移時期におけるスキャンパラメーター
は、遅い時期に入ったかどうかを監視するのに必要なサ
ンプリング周期を考慮して設定する。
【0035】次いで、ROI設定部12で所定の画像上
にROIを設定する。
【0036】所定の画像は、シングルスキャンを行うこ
とによって得ることができ、また、ROIの設定は、造
影効果のある部位を例えばマウスを用いて設定する。
【0037】図3は、モニター6上に表示された所定の
画像に設定されたROI21を示したものである。
【0038】ここで、設定されたROIの位置および寸
法は、ROI情報記憶ファイル16に記憶しておく。
【0039】再び図2を参照して、設定したROI内の
CT値に関し、遅い時期の始期を定める立上がり時点を
検出するためのしきい値をしきい値設定部13で設定す
る。
【0040】図4は、造影剤の注入に伴って変化するR
OI内のCT値の変化を横軸に時間、縦軸にCT値をと
って示したものであり、造影剤注入速度も合わせて示し
てある。
【0041】図4でわかるように、しきい値はαで示し
てある。
【0042】再び図2を参照して、しきい値の設定後、
スキャン命令部15は、早い時期のスキャンの開始を要
求する制御信号を制御部7に送る。
【0043】この制御信号を受けた制御部7は、早い時
期に対するスキャンパラメーターをスキャンパラメータ
ー記憶ファイル17から読出し、ガントリー1、データ
収集部2等がこのスキャンパラメーターにしたがって動
作するようにこれら各部を制御し、早い時期におけるダ
イナミックスキャンを行う。
【0044】早い時期におけるスキャンの終了後、スキ
ャン命令部15は、遷移時期のスキャンの開始を要求す
る制御信号を制御部7に送る。
【0045】制御部7は、遷移時期に対するスキャンパ
ラメーターを記憶ファイル17から読出し、このスキャ
ンパラメーターにしたがって各部を制御し、モニタース
キャンを行う。
【0046】このモニタースキャンの間、CT値比較部
14は、ROI情報記憶ファイル16からROIの位置
および寸法を読出し、このROI内のCT値を計算し、
計算されたCT値をしきい値と比較し、しきい値を上回
ったかどうかを判断する。
【0047】CT値比較部14は、CT値がしきい値を
上回ったと判断したとき、スキャン命令部15に所定の
信号を送り、スキャン命令部15は、遅い時期のスキャ
ンの開始を制御部7に要求する。
【0048】制御部7は、遅い時期に対するスキャンパ
ラメーターを記憶ファイル17から読出し、このスキャ
ンパラメーターにしたがって各部を制御し、遅い時期に
おけるダイナミックスキャンを行う。
【0049】以上説明したように、本実施例のX線CT
装置は、所定の画像上にROIを設定して監視領域と
し、このROI内のCT値の変化を監視することによっ
て、遷移時期から遅い時期に移行するタイミングを自動
的に捕捉することができる。
【0050】そのため、オペレーターの違いによるばら
つきがなくなり、遅い時期への移行を高い精度で捕捉す
ることができる。
【0051】また、CT値の変化をオペレーターが監視
する必要がなくなるので、CT検査のオペレーターの操
作の負担が軽減される。
【0052】また、CT値の変化を高い精度で監視する
ことができるので、頻繁にサンプリングする必要が少な
くなり、被曝線量が減少する。
【0053】上述の実施例では、ダイナミックスキャン
を対象として説明したが、本発明のX線CT装置はかか
るダイナミックスキャンに限定されるものではなく、例
えばヘリカルスキャンに適用してもよい。
【0054】また、上述の実施例では、ROI内のしき
い値の監視を遅い時期の立上がりのタイミングの検出に
用いたが、これに限定されるものではなく、早い時期の
立上がりのタイミングの検出に用いてもよい。
【0055】また、上述の実施例では、ROI内のCT
値が所定のしきい値を越えたところでスキャンを開始す
るように構成したが、所定のしきい値を越えてから所定
の時間が経過したときにスキャンを開始するように構成
してもよい。
【0056】また、上述の実施例では、ROI内のCT
値が所定のしきい値αを越えたところで遅い時期の始期
を検出したとしてスキャンを開始するように構成した
が、図4に示すようにしきい値として、遅い時期の終期
を定める別の値βを設定しておき、ROI内のCT値が
所定のしきい値βを下回ったときに遅い時期の終期を検
出したとしてスキャンを停止するように構成してもよ
い。
【0057】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のX線CT装
置は、被検体に造影剤を注入してスキャンする装置であ
り、所定のX線画像内の所望部位にROIを設定し、造
影剤の濃度変化を捕捉するためのCT値に関するしきい
値を設定し、ROI内のCT値を計算するとともに計算
されたCT値を経時的に前記しきい値と比較し、その比
較結果に応じて所定のスキャンの開始あるいは停止を命
令するようにしたことにより、造影剤の染まり方に応じ
てスキャンの開始および/または停止を自動的に且つ安
定して行うことができ、診断上利用し得るX線断層像を
確実に得ることができるとともに、オペレータの操作上
の負担も著しく軽減できる。とくに、造影剤の濃度変化
の遅い時期に対するスキャンの開始および/または停止
を自動的に且つ適確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のX線CT装置のブロック図。
【図2】本実施例のX線CT装置を用いて遅い時期にお
けるスキャンを自動的に行う手順を示したフローチャー
ト。
【図3】モニター上の画像に設定されたROIを示した
図。
【図4】ROI内のCT値の変化を示したグラフ。
【符号の説明】 7 制御部 11 スキャン計画設定部 12 ROI設定部 13 しきい値設定部 14 CT値比較部 15 スキャン命令部 16 ROI情報記憶ファイル 17 スキャンパラメーター記憶ファイル

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に注入される造影剤により該被検
    体の所望とする部位における造影剤濃度値が注入直後の
    早い時期およびこの早い時期の後の所定時間経過後の遅
    い時期に上昇する変化を観察することで診断に供するX
    線CT装置において、 所定の画像内の所望とする部位にROIを設定するRO
    I設定部と、注入造影剤による濃度値上昇時期のうち前
    記遅い時期の始期および終期の少なくとも一方を捕捉す
    るに必要なCT値に関するしきい値を設定するしきい値
    設定部と、このしきい値設定部にて設定されたしきい値
    と前記ROI設定部にて設定されたROI内にて変化す
    る造影剤濃度値とを経時的に比較して前記始期および終
    期の少なくとも一方を表す比較結果を出力する比較部
    と、この比較部からの比較結果に応じて前記遅い時期の
    スキャンの開始および停止の少なくとも一方を命令する
    スキャン命令部とを備え、このスキャン命令部からの命
    令に基づいて前記被検体に対するX線によるスキャンを
    制御することを特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】 前記スキャンのスキャンパラメータはX
    線管電圧、X線管電流、およびサンプリング間隔のうち
    の少なくとも1つであり、前記早い時期、遅い時期、お
    よび、その早い時期と遅い時期の間の時期それぞれにお
    いて異なる量の前記スキャンパラメータを設定した請求
    項1記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記スキャンはヘリカルスキャンである
    請求項1記載のX線CT装置。
  4. 【請求項4】 被検体に注入される造影剤により該被検
    体の所望とする部位における造影剤濃度値の変化を観察
    することで診断に供するX線CT装置において、 所定の画像内の所望とする部位にROIを設定するRO
    I設定部と、注入造影剤によって変化する濃度値を検出
    するためのCT値に関するしきい値を設定するしきい値
    設定部と、このしきい値設定部にて設定されたしきい値
    と前記ROI設定部にて設定されたROI内にて変化す
    る造影剤濃度値とを経時的に比較しその比較結果を出力
    する比較部と、この比較部からの比較結果に応じてスキ
    ャンの開始および停止の少なくとも一方を命令するスキ
    ャン命令部とを備え、このスキャン命令部からの命令に
    基づいて前記被検体に対するX線によるスキャンを制御
    することを特徴とするX線CT装置。
  5. 【請求項5】 前記しきい値は、造影剤濃度の変化の立
    上がりを検出して前記スキャンの開始を指令可能なCT
    値である請求項4記載のX線CT装置。
  6. 【請求項6】 前記しきい値は、造影剤濃度の変化の立
    下がりを検出して前記スキャンの停止を指令可能なCT
    値である請求項4記載のX線CT装置。
  7. 【請求項7】 前記しきい値は、造影剤濃度の変化の立
    上がりを検出して前記スキャンの開始を指令可能なCT
    値であり、前記スキャン命令部は造影剤濃度がそのしき
    い値を越えてから所定時間経過後に前記スキャンの開始
    を指令する手段である請求項4記載のX線CT装置。
  8. 【請求項8】 前記スキャンはヘリカルスキャンである
    請求項4記載のX線CT装置。
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