JP2624336B2 - フィン付熱交換器 - Google Patents
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- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
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- F28D1/05366—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
- F28D1/05383—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators with multiple rows of conduits or with multi-channel conduits
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/24—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
- F28F1/32—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
- F28F1/325—Fins with openings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F17/00—Removing ice or water from heat-exchange apparatus
- F28F17/005—Means for draining condensates from heat exchangers, e.g. from evaporators
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F2215/00—Fins
- F28F2215/12—Fins with U-shaped slots for laterally inserting conduits
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空調機器や冷凍機器、自動車機器等に使用さ
れ、冷媒と空気等の流体間で熱の授受を行うフィン付熱
交換器に関するものである。
れ、冷媒と空気等の流体間で熱の授受を行うフィン付熱
交換器に関するものである。
従来の技術 近年、フィン付熱交換器は機器設計の面からコンパク
ト化が要求されており、特開昭61−116291号公報にも示
されているように、フィン形状及び管内面形状の改善に
よる高効率化が取り組まれている。
ト化が要求されており、特開昭61−116291号公報にも示
されているように、フィン形状及び管内面形状の改善に
よる高効率化が取り組まれている。
以下、図面を参照しながら上述した従来のフィン付熱
交換器について説明を行う。
交換器について説明を行う。
第８図と第９図は従来のフィン付熱交換器の形状を示
し、第10図は従来のフィン付熱交換器を構成するフィン
形状、第11図は偏平管の断面形状を示す。第８図から第
11図において、１は波形状に屈曲され一定のフィンピッ
チPfで平行に並べられた波形フィンで、両端の屈曲部２
と気流Ａ方向に分割されたルーバ３が設けられている。
４は前記波形フィン１の上下両端の屈曲部２に密着され
た偏平管で、長辺５と短辺６及び管内を分割する分割板
７とから構成され、長辺５が気流Ａ方向とほぼ平行とな
るように水平方向に段ピッチPdで複数段設けられてい
る。８は偏平管４の両端に接続したヘッダで、偏平管４
と共に冷媒Ｒの管内流路を構成している。
し、第10図は従来のフィン付熱交換器を構成するフィン
形状、第11図は偏平管の断面形状を示す。第８図から第
11図において、１は波形状に屈曲され一定のフィンピッ
チPfで平行に並べられた波形フィンで、両端の屈曲部２
と気流Ａ方向に分割されたルーバ３が設けられている。
４は前記波形フィン１の上下両端の屈曲部２に密着され
た偏平管で、長辺５と短辺６及び管内を分割する分割板
７とから構成され、長辺５が気流Ａ方向とほぼ平行とな
るように水平方向に段ピッチPdで複数段設けられてい
る。８は偏平管４の両端に接続したヘッダで、偏平管４
と共に冷媒Ｒの管内流路を構成している。
以上のように構成されたについて、以下第12図と第13
図を用いてその動作を説明する。
図を用いてその動作を説明する。
波形フィン１間を流れる気流Ａと偏平管４内を流れる
冷媒Ｒとの間で波形フィン１及び偏平管４を介して熱交
換が行なわれる。その際、波形フィン１の表面にはルー
バ３が分割して設けられているため、波形フィン１の表
面に生じる気流Ａの温度境界層の発達が抑えられ、気流
Ａと波形フィン１との熱伝達率の向上が図られている。
また、偏平管４の管内は分割板７によって微小流路化さ
れ、平管４と冷媒Ｒとの熱伝達率の向上も図られてい
る。
冷媒Ｒとの間で波形フィン１及び偏平管４を介して熱交
換が行なわれる。その際、波形フィン１の表面にはルー
バ３が分割して設けられているため、波形フィン１の表
面に生じる気流Ａの温度境界層の発達が抑えられ、気流
Ａと波形フィン１との熱伝達率の向上が図られている。
また、偏平管４の管内は分割板７によって微小流路化さ
れ、平管４と冷媒Ｒとの熱伝達率の向上も図られてい
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、気流Ａに対して
偏平管４の下流部では気流Ａの温度境界層が発達するた
めに熱伝達率が低下するとともに、このフィン付熱交換
器を蒸発器として使用し外表面に水滴Ｌが凝縮する。こ
の場合、第14図に示すように、波形フィン１の屈曲部２
の内側に水滴Ｌが滞溜するばかりでなく、各段の波形フ
ィン１相互が偏平管４によって分割されているため、波
形フィン１の表面を伝わり落下する水滴Ｌは下段へは落
下し難く偏平管４の上面に滞留することとなり、気流Ａ
の通風抵抗の増大を引き起こすために、波形フィン１と
気流Ａとの熱伝達も阻害する課題があった。
偏平管４の下流部では気流Ａの温度境界層が発達するた
めに熱伝達率が低下するとともに、このフィン付熱交換
器を蒸発器として使用し外表面に水滴Ｌが凝縮する。こ
の場合、第14図に示すように、波形フィン１の屈曲部２
の内側に水滴Ｌが滞溜するばかりでなく、各段の波形フ
ィン１相互が偏平管４によって分割されているため、波
形フィン１の表面を伝わり落下する水滴Ｌは下段へは落
下し難く偏平管４の上面に滞留することとなり、気流Ａ
の通風抵抗の増大を引き起こすために、波形フィン１と
気流Ａとの熱伝達も阻害する課題があった。
本発明は上記課題に鑑み、偏平管の熱伝達率向上を図
るとともに、このフィン付熱交換器を蒸発器として使用
し外表面に水滴が凝縮する場合にも、水滴の落下を良好
にして、気流の通風抵抗の増大と熱伝達率の低下を抑え
るものである。
るとともに、このフィン付熱交換器を蒸発器として使用
し外表面に水滴が凝縮する場合にも、水滴の落下を良好
にして、気流の通風抵抗の増大と熱伝達率の低下を抑え
るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のフィン付熱交換器
は、長辺と短辺と管内を分割して複数の微小流路を形成
する分割板とから構成される偏平管と、前記偏平管に密
着したフィンとからなるフィン付熱交換器において、前
記フィンを、気流方向の前後縁に偏平溝を複数段設ける
とともに前縁側の複数の偏平溝の間と後縁側の複数の偏
平溝の間にルーバを設けた平板フィンとし、前記偏平管
を、前記平板フィンの前縁側偏平溝、後縁側偏平溝にそ
れぞれ挿入される上流側偏平管、下流側偏平管で構成
し、前記平板フィンの前縁側偏平溝と後縁側偏平溝の間
に平板フィン段方向を直線上に連通する前記ルーバのな
いフラットな排水面を設けると共に、上流側偏平管と下
流側偏平管を千鳥状に配管するという構成を備えたもの
である。
は、長辺と短辺と管内を分割して複数の微小流路を形成
する分割板とから構成される偏平管と、前記偏平管に密
着したフィンとからなるフィン付熱交換器において、前
記フィンを、気流方向の前後縁に偏平溝を複数段設ける
とともに前縁側の複数の偏平溝の間と後縁側の複数の偏
平溝の間にルーバを設けた平板フィンとし、前記偏平管
を、前記平板フィンの前縁側偏平溝、後縁側偏平溝にそ
れぞれ挿入される上流側偏平管、下流側偏平管で構成
し、前記平板フィンの前縁側偏平溝と後縁側偏平溝の間
に平板フィン段方向を直線上に連通する前記ルーバのな
いフラットな排水面を設けると共に、上流側偏平管と下
流側偏平管を千鳥状に配管するという構成を備えたもの
である。
作用 本発明は上記した構成によって、偏平管下流部の熱伝
達率向上を図るとともに、このフィン付熱交換器を蒸発
器として使用し外表面に水滴が凝縮する場合にも、偏平
管上面に滞溜する水滴は段方向に連通する排水面を伝わ
って下段へ落下することができるため、水滴の落下を良
好にして、気流の通風抵抗の増大と熱伝達率の低下を抑
えることができる。
達率向上を図るとともに、このフィン付熱交換器を蒸発
器として使用し外表面に水滴が凝縮する場合にも、偏平
管上面に滞溜する水滴は段方向に連通する排水面を伝わ
って下段へ落下することができるため、水滴の落下を良
好にして、気流の通風抵抗の増大と熱伝達率の低下を抑
えることができる。
実施例 以下本発明の実施例のフィン付熱交換器について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第１図と第２図は本発明の実施例におけるフィン付熱
交換器の形状を示すもので、第３図は平板フィンの形
状、第４図は偏平管の断面形状を示す。第１図から第４
図において、９は一定のフィンピッチPfで平行に並べら
れた複数の平板フィンで、気流Ａ方向の前縁側を切り欠
き、形成した前縁側偏平溝10と、後縁側を切り欠き、形
成した後縁側偏平溝11と、前縁側偏平溝10と後縁側偏平
溝11の間に平板フィン９の段方向を直線状に連通する幅
ｗのフラットな排水面12が設けられている。また平板フ
ィン９の表面には、気流Ａ方向に平板フィン９を分割し
たルーバ13も設けられている。なお、複数の前縁側偏平
溝10の間と複数の後縁側偏平溝11の間にはそれぞれルー
バ13を設けているが、前縁側偏平溝10と後縁側偏平溝11
の間に設けた平板フィン９の段方向を直線上に連通する
排水面12にはルーバ13を設けていない。14は平板フィン
９の前縁側偏平溝10に挿入密着された上流側偏平管で、
15は平板フィン９の後縁側偏平溝11に挿入密着された下
流側偏平管で、上流側偏平管14、下流側偏平管15は千鳥
状に配管されている。また、上流側偏平管14、下流側偏
平管15は、長辺16と短辺17及び管内を分割する分割板18
とから構成され、長辺16が段ピッチPdで複数段設けられ
ている。19は上流側偏平管14、下流側偏平管15の両端に
接続したヘッダで、上流側偏平管14、下流側偏平管15と
共に冷媒Ｒの管内流路を構成している。
交換器の形状を示すもので、第３図は平板フィンの形
状、第４図は偏平管の断面形状を示す。第１図から第４
図において、９は一定のフィンピッチPfで平行に並べら
れた複数の平板フィンで、気流Ａ方向の前縁側を切り欠
き、形成した前縁側偏平溝10と、後縁側を切り欠き、形
成した後縁側偏平溝11と、前縁側偏平溝10と後縁側偏平
溝11の間に平板フィン９の段方向を直線状に連通する幅
ｗのフラットな排水面12が設けられている。また平板フ
ィン９の表面には、気流Ａ方向に平板フィン９を分割し
たルーバ13も設けられている。なお、複数の前縁側偏平
溝10の間と複数の後縁側偏平溝11の間にはそれぞれルー
バ13を設けているが、前縁側偏平溝10と後縁側偏平溝11
の間に設けた平板フィン９の段方向を直線上に連通する
排水面12にはルーバ13を設けていない。14は平板フィン
９の前縁側偏平溝10に挿入密着された上流側偏平管で、
15は平板フィン９の後縁側偏平溝11に挿入密着された下
流側偏平管で、上流側偏平管14、下流側偏平管15は千鳥
状に配管されている。また、上流側偏平管14、下流側偏
平管15は、長辺16と短辺17及び管内を分割する分割板18
とから構成され、長辺16が段ピッチPdで複数段設けられ
ている。19は上流側偏平管14、下流側偏平管15の両端に
接続したヘッダで、上流側偏平管14、下流側偏平管15と
共に冷媒Ｒの管内流路を構成している。
以上のように構成されたフィン付熱交換器ついて、以
下第５図と第６図を用いてその動作について説明する。
下第５図と第６図を用いてその動作について説明する。
平板フィン９間を流れる気流Ａとヘッダ19を経て上流
側偏平管14、下流側偏平管15内を流れる冷媒Ｒとの間で
平板フィン９及び上流側偏平管14、下流側偏平管15を介
して熱交換が行なわれる。その際、平板フィン９の表面
にはルーバ13が設けられているため、平板フィン９の表
面に生じる気流Ａの温度境界層の発達が抑えられ、気流
Ａと平板フィン９との熱伝達率の向上が図られている。
さらに、偏平管についても上流側上流側偏平管14と下流
側偏平管15に分割し、かつ千鳥状に配管することにより
気流Ａの温度境界層の発達をが抑えられ、気流Ａと上流
側偏平管14、下流側偏平管15との熱伝達率の向上が図ら
れている。また、上流側偏平管14、下流側偏平管15の管
内は分割板18によって微小流路化され、上流側偏平管1
4、下流側偏平管15と冷媒Ｒとの熱伝達率の向上が図ら
れている。
側偏平管14、下流側偏平管15内を流れる冷媒Ｒとの間で
平板フィン９及び上流側偏平管14、下流側偏平管15を介
して熱交換が行なわれる。その際、平板フィン９の表面
にはルーバ13が設けられているため、平板フィン９の表
面に生じる気流Ａの温度境界層の発達が抑えられ、気流
Ａと平板フィン９との熱伝達率の向上が図られている。
さらに、偏平管についても上流側上流側偏平管14と下流
側偏平管15に分割し、かつ千鳥状に配管することにより
気流Ａの温度境界層の発達をが抑えられ、気流Ａと上流
側偏平管14、下流側偏平管15との熱伝達率の向上が図ら
れている。また、上流側偏平管14、下流側偏平管15の管
内は分割板18によって微小流路化され、上流側偏平管1
4、下流側偏平管15と冷媒Ｒとの熱伝達率の向上が図ら
れている。
また、このフィン付熱交換器を蒸発器として使用し、
外表面に水滴Ｌが凝縮する場合にも、第７図に示すよう
に、上流側偏平管14、下流側偏平管15の上面に滞溜する
水滴Ｌは段方向に直線状に連通する排水面12を伝わって
下段へ落下することができるため、水滴Ｌの落下を良好
にして、気流Ａの通風抵抗の増大と熱伝達率の低下を抑
えることができる。
外表面に水滴Ｌが凝縮する場合にも、第７図に示すよう
に、上流側偏平管14、下流側偏平管15の上面に滞溜する
水滴Ｌは段方向に直線状に連通する排水面12を伝わって
下段へ落下することができるため、水滴Ｌの落下を良好
にして、気流Ａの通風抵抗の増大と熱伝達率の低下を抑
えることができる。
以上のように本実施例によれば、長辺16と短辺17と管
内を分割して複数の微小流路を形成する分割板18とから
構成される偏平管14,15と、偏平管14,15に密着したフィ
ン９とからなるフィン付熱交換器において、フィン９
を、気流方向の前後縁に偏平溝10,11を複数段設けると
ともに前縁側の複数の偏平溝10の間と後縁側の複数の偏
平溝11の間にルーバ13を設けた平板フィン９とし、偏平
管14,15を、平板フィン９の前縁側偏平溝10、後縁側偏
平溝11にそれぞれ挿入される上流側偏平管14、下流側偏
平管15で構成し、平板フィン９の前縁側偏平溝10と後縁
側偏平溝11の間に平板フィン９の段方向を直線上に連通
するルーバ13のないフラットな排水面12を設けると共
に、上流側偏平管14と下流側偏平管15を千鳥状に配管し
たことにより、気流Ａの温度境界層の発達が抑えられる
ため、気流Ａと上流側偏平管14、下流側偏平管15との熱
伝達率の向上が図れるとともに、このフィン付熱交換器
を蒸発器として使用し、外表面に水滴Ｌが凝縮しても、
段方向に連通する排水面12を伝わって下段へ落下させる
ことができるため、水滴Ｌの落下を良好にして、気流Ａ
の通風抵抗の増大と熱伝達の低下を抑えることができ
る。
内を分割して複数の微小流路を形成する分割板18とから
構成される偏平管14,15と、偏平管14,15に密着したフィ
ン９とからなるフィン付熱交換器において、フィン９
を、気流方向の前後縁に偏平溝10,11を複数段設けると
ともに前縁側の複数の偏平溝10の間と後縁側の複数の偏
平溝11の間にルーバ13を設けた平板フィン９とし、偏平
管14,15を、平板フィン９の前縁側偏平溝10、後縁側偏
平溝11にそれぞれ挿入される上流側偏平管14、下流側偏
平管15で構成し、平板フィン９の前縁側偏平溝10と後縁
側偏平溝11の間に平板フィン９の段方向を直線上に連通
するルーバ13のないフラットな排水面12を設けると共
に、上流側偏平管14と下流側偏平管15を千鳥状に配管し
たことにより、気流Ａの温度境界層の発達が抑えられる
ため、気流Ａと上流側偏平管14、下流側偏平管15との熱
伝達率の向上が図れるとともに、このフィン付熱交換器
を蒸発器として使用し、外表面に水滴Ｌが凝縮しても、
段方向に連通する排水面12を伝わって下段へ落下させる
ことができるため、水滴Ｌの落下を良好にして、気流Ａ
の通風抵抗の増大と熱伝達の低下を抑えることができ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、長辺と短辺と管内を分割して
複数の微小流路を形成する分割板とから構成される偏平
管と、前記偏平管に密着したフィンとからなるフィン付
熱交換器において、前記フィンを、気流方向の前後縁に
偏平溝を複数段設けるとともに前縁側の複数の偏平溝の
間と後縁側の複数の偏平溝の間にルーバを設けた平板フ
ィンとし、前記偏平管を、前記平板フィンの前縁側偏平
溝、後縁側偏平溝にそれぞれ挿入される上流側偏平管、
下流側偏平管で構成し、前記平板フィンの前縁側偏平溝
と後縁側偏平溝の間に平板フィン段方向を直線上に連通
する前記ルーバのないフラットな排水面を設けると共
に、上流側偏平管と下流側偏平管を千鳥状に配管するこ
とにより、気流の温度境界層の発達が抑えられるため、
気流と偏平管との熱伝達率の向上が図られるとともに、
このフィン付熱交換器を蒸発器として使用し外表面に水
滴が凝縮する場合にも、偏平管の上面に滞溜する水滴は
段方向に連通する排水面を伝わって下段へ落下すること
ができるため、水滴の落下を良好にして、気流の通風抵
抗の増大と熱伝達率の低下を抑えることができる。
複数の微小流路を形成する分割板とから構成される偏平
管と、前記偏平管に密着したフィンとからなるフィン付
熱交換器において、前記フィンを、気流方向の前後縁に
偏平溝を複数段設けるとともに前縁側の複数の偏平溝の
間と後縁側の複数の偏平溝の間にルーバを設けた平板フ
ィンとし、前記偏平管を、前記平板フィンの前縁側偏平
溝、後縁側偏平溝にそれぞれ挿入される上流側偏平管、
下流側偏平管で構成し、前記平板フィンの前縁側偏平溝
と後縁側偏平溝の間に平板フィン段方向を直線上に連通
する前記ルーバのないフラットな排水面を設けると共
に、上流側偏平管と下流側偏平管を千鳥状に配管するこ
とにより、気流の温度境界層の発達が抑えられるため、
気流と偏平管との熱伝達率の向上が図られるとともに、
このフィン付熱交換器を蒸発器として使用し外表面に水
滴が凝縮する場合にも、偏平管の上面に滞溜する水滴は
段方向に連通する排水面を伝わって下段へ落下すること
ができるため、水滴の落下を良好にして、気流の通風抵
抗の増大と熱伝達率の低下を抑えることができる。
第１図は本発明の実施例におけるフィン付熱交換器の形
状を示す斜視図、第２図は第１図の要部斜視図、第３図
は第１図の平板フィンの形状を示す平面図、第４図は第
１図の偏平管の形状を示す断面図、第５図は第１図の使
用状態における気流の流動状態を示す断面図、第６図は
第１図の冷媒回路を示す斜視図、第７図は第１図の水滴
付着状況を示す断面図、第８図は従来のフィン付熱交換
器の形状を示す斜視図、第９図は第８図の要部斜視図、
第10図は第８図の波形フィンの形状を示す平面図、第11
図は第８図の偏平管の形状を示す断面図、第12図は第８
図の使用状態における気流の流動状態を示す断面図、第
13図は第８図の冷媒回路を示す斜視図、第14図は第８図
の水滴付着状況を示す断面図である。 ９……平板フィン、10……前縁側偏平溝、11……後縁側
偏平溝、12……排水面、14……上流側偏平管、15……下
流側偏平管。
状を示す斜視図、第２図は第１図の要部斜視図、第３図
は第１図の平板フィンの形状を示す平面図、第４図は第
１図の偏平管の形状を示す断面図、第５図は第１図の使
用状態における気流の流動状態を示す断面図、第６図は
第１図の冷媒回路を示す斜視図、第７図は第１図の水滴
付着状況を示す断面図、第８図は従来のフィン付熱交換
器の形状を示す斜視図、第９図は第８図の要部斜視図、
第10図は第８図の波形フィンの形状を示す平面図、第11
図は第８図の偏平管の形状を示す断面図、第12図は第８
図の使用状態における気流の流動状態を示す断面図、第
13図は第８図の冷媒回路を示す斜視図、第14図は第８図
の水滴付着状況を示す断面図である。 ９……平板フィン、10……前縁側偏平溝、11……後縁側
偏平溝、12……排水面、14……上流側偏平管、15……下
流側偏平管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸 長生 大阪府東大阪市高井田本通３丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 中邨 隆 大阪府大阪市城東区今福西６丁目２番61 号 松下精工株式会社内 (72)発明者 青木 亮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 青柳 治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−84387（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−130973（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】長辺と短辺と管内を分割して複数の微小流
路を形成する分割板とから構成される偏平管と、前記偏
平管に密着したフィンとからなるフィン付熱交換器にお
いて、前記フィンを、気流方向の前後縁に偏平溝を複数
段設けるとともに前縁側の複数の偏平溝の間と後縁側の
複数の偏平溝の間にルーバを設けた平板フィンとし、前
記偏平管を、前記平板フィンの前縁側偏平溝、後縁側偏
平溝にそれぞれ挿入される上流側偏平管、下流側偏平管
で構成し、前記平板フィンの前縁側偏平溝と後縁側偏平
溝の間に平板フィン段方向を直線上に連通する前記ルー
バのないフラットな排水面を設けると共に、前記上流側
偏平管と前記下流側偏平管を千鳥状に配管したことを特
徴とするフィン付熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1165997A JP2624336B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | フィン付熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1165997A JP2624336B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | フィン付熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0331693A JPH0331693A (ja) | 1991-02-12 |
| JP2624336B2 true JP2624336B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=15822956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1165997A Expired - Fee Related JP2624336B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | フィン付熱交換器 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2624336B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101240981B (zh) * | 2007-02-05 | 2010-05-26 | 白星龙 | 废水热量回收机 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-06-28 JP JP1165997A patent/JP2624336B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101240981B (zh) * | 2007-02-05 | 2010-05-26 | 白星龙 | 废水热量回收机 |
Also Published As
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| JPH0331693A (ja) | 1991-02-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |