JP2623961B2 - 天板付き家具 - Google Patents

天板付き家具

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JP2623961B2
JP2623961B2 JP2311997A JP31199790A JP2623961B2 JP 2623961 B2 JP2623961 B2 JP 2623961B2 JP 2311997 A JP2311997 A JP 2311997A JP 31199790 A JP31199790 A JP 31199790A JP 2623961 B2 JP2623961 B2 JP 2623961B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カウンターやOA机などとして利用される天
板付き家具に関するものである。
[従来の技術] 従来からカンターや机などの天板付き家具は単一の天
板で構成されているのが常識である。しかし、近時で
は、特定の目的、用途のために高さの異なる2つの天板
を一体に組み付けたものも出回っている。例えば、天板
面を長手方向に段違いに連続させたカウンターは意匠的
な好評を博するものが少なくなく、天板面を奥行き方向
に段違いに連続させた机はOA機器使用上の使い勝手の良
さが認識されてきている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、これらの家具は何しろ形態が特殊であるた
め、汎用性に乏しいという大きな欠点がある。このた
め、このような機能のみからなる家具は購入に際して躊
躇され易いし、購入後も目的、用途の変更に殆ど対応で
きない不便さがある。
本発明は、このような課題を有効に解決することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、かかる目的を達成するために、次のような
手段を講じたものである。
すなわち、本発明の天板付き家具は、2つの天板を互
いに異なる高さに配設し、各々の一端部を単一の支柱に
支持させて共通の鉛直軸心回りに相対回転可能に連結す
るとともに、各天板の他端部をそれぞれ脚により支持さ
せてこれら各脚と前記支柱との間にそれぞれ空間を形成
しておき、前記天板同士を、脚同士が離間する展開位置
と脚同士が接近する重合位置の間で相対回動させること
により、天板面を回動位置に応じて異なる方向に段違い
に連続させることができるようにしていることを特徴と
する。
OA机等としての利用を可能にするためには、天板同士
の重合位置で天板面を奥行き方向に段違いに連続させる
ようにしていることが有効であり、カウンター等として
の利用を可能にするためには、天板同士の展開位置で天
板面を長手方向に段違いに連続させるようにしているこ
とが有効となる。
天板同士の簡単な連結構造としては、一方の天板に支
柱を固設し、この支柱に他方の天板を枢支させておくこ
とが望ましい。
効果的な天板形状としては、両天板を、長手方向に湾
曲した形状にしているものが挙げられる。
[作用] このような構成のものであると、展開位置は主として
天板面を広く活用したい用途に適合し、重合位置は主と
して天板面の段違いを活用したい用途に適合する。例え
ば、展開位置で天板面を長手方向に連続させるとカウン
ター的な利用が可能になるし、重合位置で天板面を奥行
き方向に連続させるとOA机等としての利用が可能にな
る。また、これら以外にも、天板の回動位置に応じて多
彩な目的、用途に適合させることが可能になる。しか
も、展開位置から重合位置までの任意の回動位置で、天
板下に有効な下肢空間を確保することができるため、使
用形態のいかんに拘らず常に椅子を用いて着座すること
を可能ならしめるものとなる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
この天板付き家具は、第1図及び第2図に示すよう
に、平面視湾曲した形状をなす主天板1と、この主天板
1に対して相似な形状をなす若干小さめの補助天板2と
を備えている。そして、主天板1を補助天板2よりも高
い位置に配設し、それらの一端部1a,2a同士を支柱3を
介してその鉛直軸心6回りに相対回動可能に連結してい
る。
支柱3は、第5図に示すように、基端パイプ部材3a
と、この基端パイプ部材3aに上端から嵌入し内部で接合
した先端パイプ部材3bと、この先端パイプ部材3bの上端
に固着した蓋部材3cとから構成されている。そして、補
助天板2に前記先端パイプ部材3bの外径に略等しい内径
を有した金具4を嵌着し、前記先端パイプ部材3bの上端
からこの金具4を嵌入して該金具4の拡開部4aを基端パ
イプ部材3aの上端に冠着した摺動リング5に当接させる
ことにより、補助天板2を支柱3の軸心m回りに水平回
動可能に枢支させている。また、この状態において、前
記支柱3の蓋部材3cに板状金具6を上方から皿ねじ7で
止着し、その上面に載置した主天板1を、下方から捩じ
込んだ皿ねじ8で締着固定している。
なお、前記両天板1、2は、第2図に示すように天板
面1c、2cの水平を保つべく他端1b、2bを脚9、10により
支持されている。また、支柱3並びに脚9、10にはそれ
ぞれキャスタ機構11、12、13が取り付けてある。
このような構成の天板付き家具であると、第1図に示
すように天板1、2同士を展開した位置で天板面1a、2a
を長手方向(矢印x方向)に段違いに連続させることに
より、カウンター等として利用することが可能になり、
この位置から、例えば主天板1を固定したまま補助天板
2を軸心m回りに回動させ、第3図および第4図に示す
ように主天板1の下に潜り込ませて天板面1a、2aを奥行
き方向(矢印y方向)に連続させることにより、OA机若
しくはこれと同等の使い方が可能になる。また、その回
動範囲内においても、例えば両天板1、2を直交させる
位置でコーナーカウンターとして利用する等、目的、用
途に応じて形態を種々に変更することが可能になる。そ
の上、本実施例によれば、何れの使用形態においても、
常に天板1、2の下方に椅子を用いて着座することが可
能な下肢空間を確保することができるので、天板付き家
具としての機能をより一層充実したものにすることがで
きる。
なお、天板形状は湾曲したものに限らない。しかし、
このように湾曲させておくと、重合位置で補助天板2の
中央部を広範に表出させることができるため、該補助天
板2の活用領域を広げることができる上で有効となる。
また、両天板が平面視矩形のものであっても、各々の端
部において回動軸心を偏心させれば重合させたときに同
様の効果を得ることができる。その他、天板の連結構造
なども図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
[発明の効果] 本発明の天板付き家具は、以下のような構成であるか
ら、天板面の段違いを利用した従来の家具の数台分の機
能を1台でまかなうことができる上に、後発的な要望の
変化にも柔軟に対応することが容易になる。このため、
使い勝手が向上し、購買者の心理的ないし経済的負担の
軽減も果たすことが可能になる。特に、本発明によれ
ば、どのような利用形態においても常に天板下に椅子を
用いて接近し着座することが可能な下肢空間が形成され
るため、天板付き家具としての機能を充実したものにす
ることができる。しかも、本発明は意匠的な観点からし
ても、重合部分に任意の方向に段差を形成する2枚の天
板が、その重合部分を共通の支柱に支持され、各他端を
それぞれ脚に支持され、足元に広大な下肢空間を形成す
る点で、従来にない特徴的で斬新な外観を呈するものと
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は展開位置の平
面図、第2図は湾曲方向に沿った正面図、第3図は重合
位置の平面図、第4図は第3図におけるIV−IV線断面
図、第5図は第1図におけるV−V線断面図である。 1……主天板、1a……一端部 1c……天板面、2……補助天板 2a……一端部、2c……天板面 3……支柱、m……鉛直軸心 x……長手方向、y……奥行き方向

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの天板を互いに異なる高さに配設し、
    各々の一端部を単一の支柱に支持させて共通の鉛直軸心
    回りに相対回転可能に連結するとともに、各天板の他端
    部をそれぞれ脚により支持させてこれら各脚と前記支柱
    との間にそれぞれ空間を形成しておき、前記天板同士
    を、脚同士が離間する展開位置と脚同士が接近する重合
    位置の間で相対回動させることにより、天板面を回動位
    置に応じて異なる方向に段違いに連続させることができ
    るようにしていることを特徴とする天板付き家具。
  2. 【請求項2】天板同士の重合位置で、天板面を奥行き方
    向に段違いに連続させることができるようにしているこ
    とを特徴とする請求項1記載の天板付き家具。
  3. 【請求項3】天板同士の展開位置で、天板面を長手方向
    に段違いに連続させることができるようにしていること
    を特徴とする請求項1記載の天板付き家具。
  4. 【請求項4】一方の天板に支柱を固設し、この支柱に他
    方の天板を枢支させていることを特徴とする請求項1記
    載の天板付き家具。
  5. 【請求項5】両天板を、長手方向に湾曲した形状にして
    いることを特徴とする請求項1、2又は3記載の天板付
    き家具。
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