JP2623291B2 - ブラインド材 - Google Patents

ブラインド材

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    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2401/00Physical properties
    • D10B2401/04Heat-responsive characteristics
    • D10B2401/041Heat-responsive characteristics thermoplastic; thermosetting
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    • D10B2503/00Domestic or personal
    • D10B2503/02Curtains

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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は窓の遮光に用いるブラインドに適した布状製
品に関し、更に詳しくは合成繊維を主体とするブライン
ド材に関する。
〔従来技術〕
ブラインド用の布として、変色や強度の低下なしに長
期間の使用に耐える合成繊維を素材とするものが多用さ
れており、製造方法が簡便なことから塩化ビニル樹脂や
ナイロン等のモノフイラメントから成る編織物が安価に
提供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ブラインドの長さ方向の端部および幅方向の両端はブ
ラインド材自身の重量がかかるうえ、巻き上げや巻き下
ろしあるいは片寄せや展張等の操作により傷み易いが、
前記モノフイラメントを素材とするブラインドではこの
ことが殊に顕著であり、更に、ブラインドの中央部であ
つても目ずれが生じ易いという欠点があつた。
モノフイラメントを素材とした目ずれを防止した織物
として、熱接着性複合モノフイラメントから成る織物を
熱処理し、モノフイラメントの交点を融着させた防虫網
(特開昭60−21908号公報)が知られている。しかし、
このような防虫網も窓枠に固定して使用されるときは目
ずれが発生し難いが、ブラインド材として用いるときは
端部の目ずれやほつれが生じ易い。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者はモノフイラメントを用いたブラインド材の
上記欠点を解消するため鋭意研究の結果、少くとも経糸
に熱接着性複合モノフイラメントを使用し、かつその端
部に特定の補強処置を行つた織物を熱処理することによ
り所期の目的が達せられることを知り本発明を完成する
に到つた。
本発明で用いる熱接着性モノフイラメントとは、融点
の差が15℃以上、好ましくは20℃以上ある2種類の熱可
塑性樹脂を、その低融点の熱可塑性樹脂が繊維表面に連
続して存在するように、並列型あるいは鞘芯型に複合紡
糸して得られる、単繊維繊度が60〜2000d/fのモノフイ
ラメントである。具体的にはナイロン66/ナイロン6、
ポリエステル/低融点ポリエステル、ポリエステル/ポ
リエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレン等の組み合
せのモノフイラメントが例示できる。
本発明のブラインド材では上記熱接着性モノフイラメ
ントを経糸として織密度5〜40本/25mmで使用する。緯
糸としては、熱接着性複合モノフイラメントのみならず
通常のモノフイラメントや紡績糸が使用できる。このよ
うな経糸および緯糸から成る織物を熱接着性複合モノフ
イラメントを構成する低融点の熱可塑性樹脂のみが融解
する温度で熱処理することにより、織物の目ずれが防止
される。経糸として用いる熱接着性複合モノフイラメン
トの織密度が5本/25mm未満では目ずれ防止効果が不充
分となり、40本/25mmを超すとブラインド材が粗硬とな
り好ましくない。
本願の第1の発明は、上記熱処理された織物の長さ方
向の端部が折り返された状態で熱接着されているブライ
ンド材である。折り返し幅は特に限定されないが5mm以
上、好ましくは10mm以上、更に好ましくは30〜100mmで
あると端部のほつれ防止に有効である。
本願第2の発明は上記熱処理された織物の長さ方向の
端部に補強材が熱接着されたブラインド材である。補強
材としてはプラスチツクシート、プラスチツクフイル
ム、布帛が用いられ、熱接着の方法としては熱接着性複
合モノフイラメントによる融着、補強材自身の融着ある
いは接着剤による融着が例示できる。補強剤の幅は5mm
以上、好ましくは10mm以上、更に好ましくは30〜100mm
であると端部のほつれ防止に有効である。
本願第3の発明は前記熱処理された織物であつて、そ
の長さ方向の端部が、折り返されると共に補強材が積層
されて熱接着されたブラインド材であり、上記第1の発
明および第2の発明のブラインド材よりもほつれ防止が
有効に行われる。
本願第4の発明は前記熱処理された織物であつて、そ
の幅方向の端部の経糸の織密度が幅方向の中央部の経糸
の織密度より大きなブラインド材である。幅方向の端部
の経糸の織密度を大きくすることにより、熱処理後の織
物は熱接着性複合モノフイラメントの融着による目ずれ
防止の効果が該端部で殊に顕著となり、長期の使用に耐
えるブラインド材となる。
本願第5の発明は前記熱処理された織物であつて、そ
の幅方向の端部の経糸として、幅方向の中央部に用いた
ものより太い熱接着性複合モノフイラメントを用いたブ
ラインド材である。端部の経糸を太くすることにより強
度が増すと共に、熱接着性複合モノフイラメントと緯糸
の融着も強固なものとなり、端部に発生し易い目ずれの
防止が有効に行われる。
上記第4の発明および第5の発明において、幅方向の
端部が、幅方向の両端から5mm以上、好ましくは10mm以
上、更に好ましくは30〜100mmの領域であると、これら
の発明の効果が著しい。また、このような幅方向の端部
の経糸として繊度の大きな熱接着性複合モノフイラメン
トを織密度を増して用いることも、これらの発明の効果
を有する。
本願第6の発明および第7の発明は上記第4の発明も
しくは第5の発明と、前記第1、第2または第3の発明
のいずれかとを組み合せて得られるブラインド材であ
り、ブラインド材の長さ方向の端部と幅方向の端部がい
ずれも補強されたものである。
〔効 果〕
本発明のブラインド材は、経糸と緯糸の交点が熱接着
性複合モノフイラメントにより融着されているため、目
ずれが防止されている。長さ方向の端部は折り返し熱接
着、あるいはこの折り返し部に補強材を積層した熱接着
をすることにより、大荷重に耐え、ブラインド金具への
取付部等での破損がない。巻き上げや巻き下ろし等の操
作で破損しやすい幅方向の端部は、端部のみを織り密度
を大きくしたり太い熱接着性複合モノフイラメントを使
用して補強され、ブラインド材全体としての透光性や通
風性を損うことがない。熱接着性複合モノフイラメント
を使用することにより、これら端部の補強は簡単な熱処
理のみで実行することができ、経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は長さ方向の端部が折り返し熱融着された状態を
示す。第2図は幅方向の端部の織り密度を大きくした状
態を示す。第3図は幅方向の端部を太い熱接着性複合モ
ノフイラメントを用い、かつ、織り密度を大きくした状
態を示す。 1:経糸、2:緯糸、3:長さ方向端部、4.4′:幅方向端
部。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】繊度60〜2000d/fの熱接着性複合モノフイ
    ラメントが織密度5〜40本/25mmの経糸として用いら
    れ、経糸と緯糸が交点において融着された織物であつ
    て、その長さ方向の端部が折り返された状態で熱接着さ
    れていることを特徴とするブラインド材。
  2. 【請求項2】繊度60〜2000d/fの熱接着性複合モノフイ
    ラメントが織密度5〜40本/25mmの経糸として用いら
    れ、経糸と緯糸が交点において融着された織物であつ
    て、その長さ方向の端部に補強材が熱接着されているこ
    とを特徴とするブラインド材。
  3. 【請求項3】繊度60〜2000d/fの熱接着性複合モノフイ
    ラメントが織密度5〜40本/25mmの経糸として用いら
    れ、経糸と緯糸が交点において融着された織物であつ
    て、その長さ方向の端部が折り返され、この折り返され
    た部分に補強材が積層されかつ熱接着されていることを
    特徴とするブラインド材。
  4. 【請求項4】繊度60〜2000d/fの熱接着性複合モノフイ
    ラメントが平均織密度5〜40本/25mmの経糸として用い
    られ、経糸と緯糸が交点において融着された織物であつ
    て、その幅方向の端部の経糸の織密度が中央部の経糸の
    織密度より大きいことを特徴とするブラインド材。
  5. 【請求項5】平均繊度60〜2000d/fの熱接着性複合モノ
    フイラメントが織密度5〜40本/25mmの経糸として用い
    られ、経糸と緯糸が交点において融着された織物であつ
    て、その幅方向の端部の経糸の繊度が中央部の経糸の繊
    度より大きいことを特徴とするブラインド材。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第4項に記載のブラインド
    材であつて、その長さ方向の端部に特許請求の範囲第1
    項、第2項あるいは第3項のいずれかに記載された熱接
    着がなされているブラインド材。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第5項に記載のブラインド
    材であつて、その長さ方向の端部に特許請求の範囲第1
    項、第2項あるいは第3項のいずれかに記載された熱接
    着がなされているブラインド材。
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