JP2619354B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2619354B2
JP2619354B2 JP60058398A JP5839885A JP2619354B2 JP 2619354 B2 JP2619354 B2 JP 2619354B2 JP 60058398 A JP60058398 A JP 60058398A JP 5839885 A JP5839885 A JP 5839885A JP 2619354 B2 JP2619354 B2 JP 2619354B2
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直樹 小沢
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和弘 佐藤
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到 三村
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/843Demosaicing, e.g. interpolating colour pixel values

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は撮像装置にかかわり、特に固体撮像素子を用
いた単板カラーカメラに関する。
〔発明の背景〕
現在、ひとつの固体撮像素子からカラーのビデオ信号
を得る単板カラーカメラが実用に供せられている。こう
したカメラでは固体撮像素子の各画素に透過光の異なる
数種の色フイルタを周期的に対応させることによつて複
数の色信号を得ている。したがつて各色信号の空間的サ
ンプリング周波数は画素のサンプリング周波数の数分の
1に低下するので色モワレが発生しやすい。
単板カラーカメラの色モワレを軽減する方法としてた
とえば特開昭54−131819号公報に示されるものがある。
この方法では次のような動作を行なう。たとえば第1
図に示す色フイルタを、各フイルタ片が固体撮像素子の
画素に1対1で対応するよう組み合わせると第2図
(a)に示す信号が得られる。これを分離して得た第2
図(b)〜(d)に示すR,G,B信号では、たとえば時刻t
1にはR信号が得られるがG,B信号は得られず、時刻t2
はG信号が得られるが、R,B信号は得られない。そこで
たとえば時刻t1ではR1の大きさがR0とR2のどちらに近い
かを比較し、R0に近いかどちらにも近ければG0とB0で、
またR2に近いかどちらにも近くなければG1とB1でG信号
とB信号を補間する。こうした動作でR,G,B信号を補間
すると第2図(e)〜(g)に示すようにサンプリング
周波数が高く、位相のそろつた3信号が得られる。この
結果画素間隔に比べて十分な大きさをもつ被写体の境界
部では本来得られるべき信号がほぼ正しく補間されるの
で、こうした境界部で発生する色モワレが軽減される。
しかし、画素間隔の数倍の範囲で変化するパターンを
もつた被写体では正しく補間できず、逆に色モワレが増
加するという問題がある。
たとえば第1図に示した色フイルタに第3図に示す相
対関係で明暗の被写体を結像させると第4図(a)に示
す信号が得られる。これをR,G,Bに分離して上述の従来
処理を施すと第4図(b)〜(d)の信号となる。これ
らの信号を第3図の被写体の様子と比べると時刻t4にお
けるB信号、時刻t6,t7におけるG信号等は本来得られ
るべき信号と明らかに異なる。この結果たとえば時刻t4
ではあたかも青色の被写体を撮像したかのような信号と
なり、再生画上でにせの色が発生するという問題があ
る。
〔発明の目的〕
本発明の目的は固体撮像素子の画像間隔の数倍の範囲
で変化する被写体像に対してもにせの色が発生しにくい
固体撮像装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため本発明の固体撮像装置は、固
体撮像素子から順次得られる複数の色信号のうち特定時
刻に得られる信号とは異なる種類の色信号を当該時刻の
直前に得られる当該色信号で補間するかあるいは当該時
刻で得られる信号に対応する画素の被写体が無彩色であ
るものとして求めた当該色信号で補間するかの判定を、
当該時刻で得られる信号とこれの1周期前に得られる同
色信号との差あるいは当該時刻の直前および直後に得ら
れる信号とこれらの1周期前に得られる当該色信号との
差によつて行なうことに特徴がある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第5,6図により説明する。
第5図において固体撮像素子1には例えば第1図に示
す色フイルタを組み合わせているものとする。このとき
第3図に示す相対関係で明暗の被写体が結像すると出力
からは第6図(a)に示す信号が得られる。これを直列
に接続した遅延回路2a,2b,2cに順次加える。各遅延回路
2a,2bb,2cの遅延量は画素信号のサンプリング周期に等
しく設定する。この結果たとえば時刻t3には出力線3a,3
b,3c,3dからそれぞれ時刻t3,t2,t1,t0に固体撮像素子か
ら得られたB1,G1,R1,B0の各画素信号が同時に得られ
る。
一方、第6図(a)の信号をサンプリングにより分離
したR,G,B信号はそれぞれ第6図(b)〜(d)に示す
とおりである。時刻t3に得られる信号を例にとるとB信
号にはB1が得られるがR信号,G信号は存在しない。ここ
で被写体像がB0に対応した画素とB1に対応した画素との
間で急峻に変化しない場合を考えるとB0とB1の値の差は
小さく、この間に得られるR1,G1と時刻t3で得られるべ
きR信号,G信号との差も小さいことが期待できる。一
方、B0に対応した画素とB1に対応した画素の間で被写体
像が急峻に変化する場合はB0とB1の値の差が大きく、
R1,G1と時刻t3で得られるべきR信号,G信号との差も大
である可能性が高い。
そこでB0とB1の差信号を得て、これが任意に選んだ基
準値以下であればこの間に被写体の急峻な変化はないも
のと見なし、時刻t3に対応するR信号とG信号をそれぞ
れこの間に得られたR1とG1で補間する。またB0とB1の差
信号が基準値よりも大きいときはこの間に被写体の急峻
な変化があるものとして時刻t3に対応するR信号とG信
号の補間にR1,G1は用いない。このときB1に対応した画
素で撮像し被写体が無彩色であるものと仮定してB1が得
られる無彩色の被写体で得られるべきR信号,G信号を補
間に用いる。
上述の説明は時刻t3に対応するR信号とG信号を得る
方法を例にとつて行なつたが、他の時刻に対応する各信
号についてもR,G,Bの関係を順次入れかえることによつ
てあてはめることができる。
一般にNTSC方式やPAL方式などのビデオ信号では輝度
信号に比べて色信号の周波数帯域は狭帯域である。した
がつて色信号は高い周波数応答に対応する急峻な変化に
追従する必要はなく、被写体像の境界部などで色信号が
得られなくとも再生画の品質はあまりそこなわれない。
また通常の被写体の中に彩度の高い被写体が少ないこと
を考慮すれば、無彩色信号で補間を行なつても大きな誤
差を生じないことが期待できる。
以上の信号処理を実現するため第5図に示す実施例で
は出力線3aから得られる信号(たとえば時刻t3ではB1
と出力線3dから得られる信号(時刻t3ではB0)とを減算
回路4へ加える。さらに減算回路4の出力信号を絶対値
回路5に加えて片極性の差信号を得る。こうして得られ
た差信号を基準信号発生器6から得られる基準信号とと
もに比較判定回路7に加える。比較判定回路7では差信
号が基準信号よりも大きい場合に“1"の制御信号を発生
し、差信号が基準信号より小さい場合には“0"の制御信
号を発生する。
一方、出力線3aから得られた信号はゲインコントロー
ル回路8a,8b,8cを経てゲート回路9aに、また同様にゲイ
ンコントロール回路8d,8e,8fを経てゲート回路9bに加え
られる。
ここでたとえば任意の明度をもつ無彩色の被写体を撮
像したときR,G,Bの各色フイルタに対応した画素から得
られる信号の大きさをRm,Gm,Bmとする。このとき次式が
成り立つr,g,bをえらべば無彩色被写体に対するR,G,Bの
画素の出力信号比が得られる。
こうして求まるr,g,bを用いてゲインコントロール回
路8a,8b,8cのゲインをそれぞれg/b,b/r,r/gに、またゲ
インコントロール回路8d,8e,8fのゲインをそれぞれr/b,
g/r,b/gに設定する。
この結果たとえば出力線3aから得られる信号がB信号
であるとき、これに対応した無彩色の被写体で得られる
べきG信号がゲインコントロール回路8aから、またR信
号がゲインコントロール回路8dから得られる。
一方このとき、第6図(a)からわかるように出力線
3bからはG1信号が、出力線3cからはR1信号が得られる。
そこで固体撮像素子1の駆動パルスに同期した駆動回路
2からの信号によつてゲート回路9a,9bの出力にそれぞ
れゲインコントロール回路8a,8bの出力があらわれるよ
う制御すれば、ゲート回路10aにはそのとき得られるB1
信号から求めたG信号とB1信号の直前に得られるG1信号
とが加わり、同様にゲート回路10bにはそのとき得られ
るB1信号から求めたR信号とB1信号の直前に得られるR1
信号とが加わる。
同様に出力線3aから得られる信号がR信号であるとき
はゲインコントロール回路8b,8eから無彩色の被写体に
対応したB信号,G信号が得られ、出力線3aから得られる
信号がG信号であるときゲインコントロール回路8c,8f
から無彩色の被写体に対応したR信号,B信号が得られ
る。ゲート回路9a,9bの動作によつて出力線3aの信号が
R信号であるときそれぞれの出力にゲインコントロール
回路8b,8eの出力があらわれ、出力線3aの信号がG信号
であるときゲインコントロール回路8c,8fの出力があら
われるように制御すれば、ゲート回路10a,10bにはその
とき得られる信号から求めた無彩色時の当該色信号とそ
の直前で得られる当該色信号が同時に加わる。
ここでゲート回路10a,10bには比較判定回路7から得
られる制御信号を加える。ゲート回路では制御信号が
“1"、すなわちそのとき得られる信号と一周期前に得ら
れる同色信号との差が大きいときにはそれぞれの出力に
ゲート回路9a,9bから得られる無彩色に対応した当該色
信号があらわれる。また制御信号が“0"、すなわちその
とき得られる信号と一周期前に得られる同色信号の差が
小さいときには出力線3b,3cから得られる直前の当該色
信号があらわれる。
さらにゲート回路10a,10bから得られる信号を出力線3
aから得られる信号とともにゲート回路11a,11b,11cに加
える。ゲート回路11a,11b,11cには駆動回路12から得ら
れる固定撮像素子1の駆動パルスに同期した信号を加
え、それぞれの出力からB信号,R信号,G信号が分離して
得られるよう制御する。
以上の結果、第6図(a)の信号からは(e)〜
(g)に示すとおりサンプリング周波数が画素のサンプ
リング周波数に等しく、位相のそろつたR,G,B信号を得
ることができる。これらの信号は本来得られるべき信号
とは若干異なるが、第4図(b)〜(d)に示した従来
例で得られるものと比べると時刻t4に対応するB信号、
時刻t6,t7に対応するG信号が改善されており、再生画
上で発生するにせの色が軽減される。
なお第5図に示す実施例では固体撮像素子1から得ら
れる画像信号を直列に接続した遅延回路2a,2b,2cによつ
て遅延されるものとしたが、第7図に示す別の実施例の
ように遅延時間が画素のサンプリング周期の1,2,3倍で
ある遅延回路13a,13b,13cを並列接続して用いることも
できる。
また第5図に示す実施例では基準信号発生器6から得
られる一定の基準信号を比較判定回路7に加えるものと
した。このような場合、一般に無彩色被写体に対するB
信号の出力は他の信号に比べて小さいので同じ無彩色被
写体の変化に対してG信号では“1"の制御信号が得られ
るがB信号では“0"の制御信号となる不都合が起こる可
能性がある。そこで第8図の実施例に示すように基準信
号発生器6から得られる一定の基準信号をポテンシヨメ
ータ14a,14b,14cによつてそれぞれb,r,gに比例した大き
さの基準信号に変換した後、ゲート回路15に加える。ゲ
ート回路15にはゲート回路9a,9bに印加するものと同様
に駆動回路12からの制御信号を加えて、ゲート回路15の
出力から得られる基準信号が絶対値回路5から得られる
信号の色の種類と対応するものとなるように制御する。
この結果、比較判定回路7からは入力する色信号の種類
が異なつても判定の変わることのない安定した制御信号
が得られる。
また第5図に示す実施例ではそのとき得られる信号か
ら求めた無彩色に対応する当該色信号とその直前に得ら
れる当該色信号の切り換えをゲート回路10a,10bによつ
て行なつたが、第9図に示す別の実施例のようにゲイン
コントロール回路16a,16b,16c,16dと加算回路17a,17b
用いることも可能である。ここでゲインコントロール回
路16a,16cのゲインはたとえば第10図の曲線C1に示すよ
うに、またゲインコントロール回路16b,16dのゲインは
第10図の曲線C2に示すように制御信号の大きさに対して
直線的に変化するよう設定する。
この際、制御信号には絶対値回路5から得られる片極
性の差信号を加えるものとする。ゲート回路10a,10b
代わりにゲインコントロール回路16a,16b,16c,16dを用
いるとレンズしぼりを変えていつたときなどに起こる、
ある明るさで突然被写体の境界部の信号が切り換わる不
自然さが防止できる。
なお、第5図に示す実施例では任意の時刻における本
来そこでは得られない色信号をその直前に得られる当該
色信号で補間できるかどうかの判定を、当該時刻に得ら
れる信号とその一周期前に得られる同色信号との差で行
なつている。これによるとたとえば第6図に示す時刻t8
での判定はG2とG3の差信号で行なうので被写体像の急峻
な変化が検知できない。そこで当該時刻の直前に得られ
る色信号とその一周期前に得られる同色信号との差およ
び当該時刻の直後に得られる色信号とその一周期前に得
られる同色信号との差とを求めれば、当該時刻に対応す
る画素とその直前の他色の画素との間にある被写体像の
急峻な変化をより高い確率で検出することができる。
上述の方法に対応する実施例を第11図に示す。第11図
に示す実施例では画素信号のサンプリング周期に等しい
遅延量の遅延回路2a,2b,…,2eを直列に接続することに
よつてたとえば時刻t4には出力線3a,3b,3c,3d,3e,3f
らそれぞれR2,B1,G1,R1,B0,G0の画素信号が得られる。
ここで出力線3a,3dから得られる信号を減算回路4cに加
えればR2とR1との差信号が求まり、出力線3c,3fから得
られる信号を減算回路4bに加えればG1とG0との差信号が
求まる。なお出力線3b,3eから得られる信号を減算回路4
aに加えてB1とB0との差信号を求めることは第5図に示
す実施例と同様である。また出力線3bから得られるB1
ゲインコントロール回路8a,8b,…,8fおよびゲート回路1
1a,11b,11cに加え、出力線3c,3dから得られるG1,R1をゲ
ート回路10a,10bに加えることも第5図に示す実施例と
同様である。
減算回路4a,4b,4cの出力信号をそれぞれ絶対値回路
5a,5b,5cに加えて片極性の差信号とした後、第12図で示
すように3入力信号I1,I2,I3の最大値が出力Oにあらわ
れる最大値検出回路18に加える。こうして得られた信号
を基準信号発生器6からの基準信号とともに比較判定回
路7に加えて求めた制御信号でゲート回路10a,10bを制
御する。一方ゲインコントロール回路8a,8b,…,8f、ゲ
ート回路9a,9b、ゲート回路10a,10b、ゲート回路11a,11
b,11cなどそのほかの動作は第5図に示す実施例と同様
である。以上のような動作によつてゲート回路11a,11b,
11cからは第6図(h),(i),(j)に示すような
R,G,B信号が得られる。これらの信号は第5図に示す実
施例で得られる第6図(e),(f),(g)の信号よ
りもさらに本来得られるべき信号に近いものとなるので
再生画に発生するにせの色を大幅に改善できる。
なお、第11図に示す実施例で用いた最大値検出回路18
の代わりに加算回路を用いても同様な効果が期待できる
ことは明らかである。
また第13図に示す実施例は前述した無彩色被写体に対
するR,G,B信号の大きさに違いによる検出確率の低下を
改善するものである。絶対値回路5a,5b,5cの出力をゲー
ト回路19a,19b,19cに加え、これを駆動回路12から得ら
れる制御パルスによつてB信号の差信号が1/bに対応し
たゲインのゲインコントロール回路20aに加わり、G信
号の差信号およびR信号の差信号がそれぞれ1/g,1/rに
対応したゲインのゲインコントロール回路20b,20cに加
わるよう制御する。この結果ゲインコントロール回路20
a,20b,20cからは検出する色信号の種類にかかわらず同
一の無彩色被写体に対して等しい大きさの差信号が得ら
れる。
また第11図に示す実施例で3つの片極性差信号の最大
値信号を求めた後、比較判定回路7に加えている。これ
に対して第14図は絶対値回路5a,5b,5cの出力を基準信号
発生器6からの基準信号とともに比較判定回路7a,7b,7c
に加えて制御信号を求めた後、これらを最大値検出回路
18に加える実施例を示している。第14図に示す実施例で
第11図の実施例と同様の効果が得られることは明らかで
ある。
また、第9図に示す実施例と同様に第15図の実施例の
ごとくゲート回路10a,10bをゲインコントロール回路1
6a,16b,16c,16dと加算回路17a,17bにおきかえれば被写
体の境界部での信号の切りかわりが不自然になることを
防止できる。
なお任意の時刻における本来そこでは得られない色信
号の補間をその直前に得られる当該色信号で行なえるか
どうかの判定にさらに多種の差信号を用いれば、より高
い確率で当該時刻に対応する画素と直前の補間信号に対
応する画素との間にある被写体像の急峻な変化を検出で
きる。たとえば第16図に示す実施例では第11図の実施例
に遅延回路2f,2g、減算回路4d,4e、絶対値回路5d,5e
付加してたとえば時刻t3に対応した位置で得るべき信号
の判定にG1とG2との差信号およびB1とB2との差信号を用
いている。第16図の実施例によれば第6図(k)〜
(m)に示すように本来得られるべき信号が求まるので
再生画上のにせの色を除去することができる。
また本発明の説明は第1図に示す色フイルタを例にと
つて行なつたが、数種の信号が順次繰り返す時系列信号
に適用できることは明らかである。したがつて第17図
(a),(b)などの補色系フイルタを用いたもの、
(c),(d)などの繰り返しが3画素以外のもの、
(e)などの縦方向が同色でないもの、(f)などの1
ラインおきに画素が水平方向にずれた固体撮像素子に対
応したものなどあらゆる色フイルタと組み合わせた単板
カラーカメラに適用可能である。
〔発明の効果〕 本発明によれば固体撮像素子の画素間隔の数倍の範囲
で変化する被写体像に対して、にせの色が発生しにくい
信号補間を行なうことができ、色モワレを大幅に軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は単板カラー用フイルタの一例を示す図、第2図
は従来例の動作を説明するための信号を示す図、第3図
は従来例での問題点を指摘するための被写体の一例を示
す図、第4図は第3図に示す被写体で得られる信号を示
す図、第5図は本発明の実施例を示す図、第7,8,9,11,1
3,14,15,16図は本発明の他の実施例を示す図、第6図は
本発明の実施例で得られる信号を示す図、第10図は本発
明の実施例に用いるゲインコントロール回路の特性の一
例を示す図、第12図は本発明の実施例に用いる最大値検
出回路の動作を説明する図、第17図は本発明が適用可能
な単板カラー用フイルタの他の例を示す図である。 4……減算回路、7……比較判定回路、8……ゲインコ
ントロール回路、10……ゲート回路、16……ゲインコン
トロール回路、17……加算回路、18……最大値検出回
路、19……ゲート回路、20……ゲインコントロール回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長原 脩策 国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式 会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 三村 到 国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地 株式 会社日立製作所中央研究所内

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の色フィルタ素子からなる単位配
    列が規則的に繰り返されて構成された色フィルタと、上
    記色フィルタから順次出力される画素信号を所定のサン
    プリング周期で遅延させながら上記単位配列を構成する
    画素信号を同時に出力する遅延手段と、上記色フィルタ
    の出力信号が無彩色の被写体を撮像したときに得られる
    信号であると仮定したときの、上記色フィルタの出力信
    号とは色の異なる他の画像信号の大きさを、上記他の画
    像信号の夫れ夫れの上記色フィルタの出力信号に対する
    出力信号比を上記色フィルタの出力信号の大きさに掛け
    て求めるを演算し、この演算信号を出力する第1の手段
    と、上記遅延手段によって最も遅延された上記色フィル
    タの出力信号と同色の画素信号及び上記色フィルタの出
    力信号の大きさの差と予め定められた基準値との大小に
    基づいて判定信号を出力する比較判定手段と、上記遅延
    手段によって最も遅延された画素信号と上記色フィルタ
    の出力信号との間で上記遅延手段から出力された上記色
    フィルタの出力信号とは色の異なる画素信号または上記
    演算信号を上記判定信号に応じて選択的に出力する第2
    の手段と、上記色フィルタの出力信号及び上記第2の手
    段の出力信号に基づいて上記所定のサンプリング周期で
    位相のそろった複数種類の色信号を得る第3の手段を有
    することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】上記遅延手段は、上記色フィルタ素子の種
    類と等しい数の遅延素子が直列に接続されて成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の固体撮像装
    置。
  3. 【請求項3】上記遅延手段は、遅延時間が上記所定のサ
    ンプリング周期の整数倍である遅延回路が複数個並列接
    続されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】上記比較判定手段において上記基準値は上
    記出力信号比に比例する値に変換されて用いられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項のい
    ずれかに記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】上記第1の手段を複数個備えたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項から第4項のいずれかに記
    載の固体撮像装置。
JP60058398A 1985-03-25 1985-03-25 固体撮像装置 Expired - Lifetime JP2619354B2 (ja)

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JP60058398A JP2619354B2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25 固体撮像装置
US06/840,654 US4716455A (en) 1985-03-25 1986-03-18 Chrominance signal interpolation device for a color camera
EP86104084A EP0199129B1 (en) 1985-03-25 1986-03-25 Solid-state imaging device
DE8686104084T DE3687850T2 (de) 1985-03-25 1986-03-25 Festkoerper-bildaufnahmeanordnung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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