JP2618310B2 - 粉体の輸送方法 - Google Patents
粉体の輸送方法Info
- Publication number
- JP2618310B2 JP2618310B2 JP4157533A JP15753392A JP2618310B2 JP 2618310 B2 JP2618310 B2 JP 2618310B2 JP 4157533 A JP4157533 A JP 4157533A JP 15753392 A JP15753392 A JP 15753392A JP 2618310 B2 JP2618310 B2 JP 2618310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- cylinder
- piston
- transport pipe
- supply unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/14—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas designed for spraying particulate materials
- B05B7/1404—Arrangements for supplying particulate material
- B05B7/1459—Arrangements for supplying particulate material comprising a chamber, inlet and outlet valves upstream and downstream the chamber and means for alternately sucking particulate material into and removing particulate material from the chamber through the valves
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顆粒粉ミルク、微粉酸
化チタン、粗目レジン等の粉体をパイプによって輸送す
る方法に関する。
化チタン、粗目レジン等の粉体をパイプによって輸送す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばピストンシリンダ装置によ
り充填物が吸引採取され、ピストンシリンダ装置により
吸引採取された充填物が流路切換弁により切換えられた
流路を経て缶等の容器に向わされる形式の充填機におい
て、「ピストンシリンダ装置が吸引採取する充填物を保
有するタンクとピストンシリンダ装置との間の流路が開
かれている状態」をピストンシリンダ装置のピストンが
行う吐出し行程の途中まで継続させる連動装置をピスト
ンシリンダ装置のピストンと流路切換弁の弁体との間に
介在させたことを特徴とする充填機における計量送出装
置は特公昭54−142789号公報などによって公知
となっている。
り充填物が吸引採取され、ピストンシリンダ装置により
吸引採取された充填物が流路切換弁により切換えられた
流路を経て缶等の容器に向わされる形式の充填機におい
て、「ピストンシリンダ装置が吸引採取する充填物を保
有するタンクとピストンシリンダ装置との間の流路が開
かれている状態」をピストンシリンダ装置のピストンが
行う吐出し行程の途中まで継続させる連動装置をピスト
ンシリンダ装置のピストンと流路切換弁の弁体との間に
介在させたことを特徴とする充填機における計量送出装
置は特公昭54−142789号公報などによって公知
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、この装置
においては被送出物内の混入異物がピストンとシリンダ
との間に入り込むなどの事故が生じた際にこれに対処す
る格別な機構を備えることが無かったので、このような
混入異物が仮に耐摩損性のものであるなどの場合にはこ
れによってシリンダにおけるピストンとの摺動部が損傷
して装置全体に致命的トラブルを生じ兼ねないという問
題点があった。
においては被送出物内の混入異物がピストンとシリンダ
との間に入り込むなどの事故が生じた際にこれに対処す
る格別な機構を備えることが無かったので、このような
混入異物が仮に耐摩損性のものであるなどの場合にはこ
れによってシリンダにおけるピストンとの摺動部が損傷
して装置全体に致命的トラブルを生じ兼ねないという問
題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は粉体供給部、輸
送パイプ、及び内部にピストンを摺動自在に装着したシ
リンダを連結して、まず粉体供給部とシリンダを連通さ
せ且つ輸送パイプを閉じた状態でピストンを後退させる
ことにより粉体供給部から一定量の粉体をシリンダ内に
吸入し、次にシリンダと輸送パイプを連通させ且つ粉体
供給部を閉じた状態でピストンを前進させることにより
シリンダ内の粉体を輸送パイプ内へ送り出し、これらの
行程を繰り返し実施することにより輸送パイプ内の粉体
を徐々に前進させるようにすると共にピストンに通気孔
を設けてシリンダとの摺動部に入り込んだ異物をバキュ
ームにより排除するようにしたことを特徴とする粉体の
輸送方法を提供してこのような問題点を解決しようとす
るものである。
送パイプ、及び内部にピストンを摺動自在に装着したシ
リンダを連結して、まず粉体供給部とシリンダを連通さ
せ且つ輸送パイプを閉じた状態でピストンを後退させる
ことにより粉体供給部から一定量の粉体をシリンダ内に
吸入し、次にシリンダと輸送パイプを連通させ且つ粉体
供給部を閉じた状態でピストンを前進させることにより
シリンダ内の粉体を輸送パイプ内へ送り出し、これらの
行程を繰り返し実施することにより輸送パイプ内の粉体
を徐々に前進させるようにすると共にピストンに通気孔
を設けてシリンダとの摺動部に入り込んだ異物をバキュ
ームにより排除するようにしたことを特徴とする粉体の
輸送方法を提供してこのような問題点を解決しようとす
るものである。
【0005】
【実施例】 以下、図面に基づき実施例について詳説す
る。まず、図1及び図2は第1実施例を示したものであ
る。図中1が粉体2を収納したブリッジ防止付きホッパ
ーであり、3が輸送パイプであり、4がシリンダであ
り、5がシリンダ4内に摺動自在に装着したピストンで
ある。ホッパー1と輸送パイプ3とシリンダ4は連結し
ていて、その連結部にはボールバルブ6が介装されてい
る。ピストン5は回転板7及びリンク8によって往復動
可能となっていて、図1に示すように、ピストン5が後
退するときにボールバルブ6の開口9,10によってホ
ッパー1とシリンダ4が連通し且つ輸送パイプ3は閉じ
た状態となる。この状態からピストン5が後退しながら
ホッパー1から落下する粉体2をシリンダ4内に吸入す
る。そしてピストン5が後退限まで達したときにボール
バルブ6が回転して、図2に示すように、ボールバルブ
6の開口9,11によってシリンダ4と輸送パイプ3が
連通し且つホッパー1が閉じた状態となる。この状態で
再びピストン5が前進してシリンダ4内の粉体2が一定
量輸送パイプ3内へ送り出されることになる。その後
に、上記の行程が繰り返し実施されて輸送パイプ3内を
粉体2が徐々に前進していく。輸送パイプ3は先方へ内
径が次第に拡大するテーパ状となっていて、粉体2の詰
まりを防止している。また、輸送パイプ3内には粉体2
を浮かせる程度にエアーも所要量供給されている。そし
て、ピストン5には通気孔12を設けシリンダ4との摺
動部に入り込んだ混入異物をバキュームにより外部排除
するようになっている。更に、図3は第2実施例を示し
たものである。これは、上記のホッパー1の代わりに貯
蔵容器15からフレキシブル吸引ホース16を通して粉
体を供給するようにしたものである。
る。まず、図1及び図2は第1実施例を示したものであ
る。図中1が粉体2を収納したブリッジ防止付きホッパ
ーであり、3が輸送パイプであり、4がシリンダであ
り、5がシリンダ4内に摺動自在に装着したピストンで
ある。ホッパー1と輸送パイプ3とシリンダ4は連結し
ていて、その連結部にはボールバルブ6が介装されてい
る。ピストン5は回転板7及びリンク8によって往復動
可能となっていて、図1に示すように、ピストン5が後
退するときにボールバルブ6の開口9,10によってホ
ッパー1とシリンダ4が連通し且つ輸送パイプ3は閉じ
た状態となる。この状態からピストン5が後退しながら
ホッパー1から落下する粉体2をシリンダ4内に吸入す
る。そしてピストン5が後退限まで達したときにボール
バルブ6が回転して、図2に示すように、ボールバルブ
6の開口9,11によってシリンダ4と輸送パイプ3が
連通し且つホッパー1が閉じた状態となる。この状態で
再びピストン5が前進してシリンダ4内の粉体2が一定
量輸送パイプ3内へ送り出されることになる。その後
に、上記の行程が繰り返し実施されて輸送パイプ3内を
粉体2が徐々に前進していく。輸送パイプ3は先方へ内
径が次第に拡大するテーパ状となっていて、粉体2の詰
まりを防止している。また、輸送パイプ3内には粉体2
を浮かせる程度にエアーも所要量供給されている。そし
て、ピストン5には通気孔12を設けシリンダ4との摺
動部に入り込んだ混入異物をバキュームにより外部排除
するようになっている。更に、図3は第2実施例を示し
たものである。これは、上記のホッパー1の代わりに貯
蔵容器15からフレキシブル吸引ホース16を通して粉
体を供給するようにしたものである。
【0006】
【発明の作用及び効果】 本発明の粉体の輸送方法は叙上
の通りであってピストンによりパイプ内で粉体を徐々に
低速で送ることができるので、エアー使用量が従来の方
法に比べて格段に減少する(圧送式の1/50,プラグ
輸送の1/10)と共に消費電力も格段に減少して(圧
送式の1/5,プラグ輸送の1/2)コスト低減がもた
らされるものであり、またサイクロン等の回収装置も不
要となって省スペースが可能となり、また比重や粒径に
よって粉体が分離したり、粉体の物性が破壊される等の
弊害がないのみならず実施例で述べたように輸送パイプ
をテーパ状にすれば粉体の詰まりを防止することができ
る利点があるは勿論であるが、特に本発明においてはピ
ストンとシリンダの摺動部に入り込んだ粉体への混入異
物をバキュームによって排除するようにしたので、この
ような混入異物が仮に耐摩耗性のものであったとしても
その排除によりシリンダ内部とピストンが損傷すること
を阻止しピストンの円滑な作動を維持することが可能と
なるものであって、本発明はこのようにして前記の問題
点を充分に解消することができる効果を奏するものであ
る。
の通りであってピストンによりパイプ内で粉体を徐々に
低速で送ることができるので、エアー使用量が従来の方
法に比べて格段に減少する(圧送式の1/50,プラグ
輸送の1/10)と共に消費電力も格段に減少して(圧
送式の1/5,プラグ輸送の1/2)コスト低減がもた
らされるものであり、またサイクロン等の回収装置も不
要となって省スペースが可能となり、また比重や粒径に
よって粉体が分離したり、粉体の物性が破壊される等の
弊害がないのみならず実施例で述べたように輸送パイプ
をテーパ状にすれば粉体の詰まりを防止することができ
る利点があるは勿論であるが、特に本発明においてはピ
ストンとシリンダの摺動部に入り込んだ粉体への混入異
物をバキュームによって排除するようにしたので、この
ような混入異物が仮に耐摩耗性のものであったとしても
その排除によりシリンダ内部とピストンが損傷すること
を阻止しピストンの円滑な作動を維持することが可能と
なるものであって、本発明はこのようにして前記の問題
点を充分に解消することができる効果を奏するものであ
る。
【図1】第1実施例においてピストンがシリンダ内に粉
体を吸入した状態を示す断面図である。
体を吸入した状態を示す断面図である。
【図2】第1実施例においてピストンが輸送パイプ内へ
粉体を送り出した状態を示す断面図である。
粉体を送り出した状態を示す断面図である。
【図3】第2実施例を示す断面図である。
1 ホッパー 2 粉体 3 輸送パイプ4 シリンダ 5 ピストン 6 ボールバルブ 7 回転板 8 リンク 9,10,11 開口12 通気孔 15 貯蔵容器 16 吸引ホース
Claims (1)
- 【請求項1】 粉体供給部、輸送パイプ、及び内部にピ
ストンを摺動自在に装着したシリンダを連結して、まず
粉体供給部とシリンダを連通させ且つ輸送パイプを閉じ
た状態でピストンを後退させることにより粉体供給部か
ら一定量の粉体をシリンダ内に吸入し、次にシリンダと
輸送パイプを連通させ且つ粉体供給部を閉じた状態でピ
ストンを前進させることによりシリンダ内の粉体を輸送
パイプ内へ送り出し、これらの行程を繰り返し実施する
ことにより輸送パイプ内の粉体を徐々に前進させるよう
にすると共にピストンに通気孔を設けてシリンダとの摺
動部に入り込んだ異物をバキュームにより排除するよう
にしたことを特徴とする粉体の輸送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4157533A JP2618310B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 粉体の輸送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4157533A JP2618310B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 粉体の輸送方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05330651A JPH05330651A (ja) | 1993-12-14 |
JP2618310B2 true JP2618310B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=15651760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4157533A Expired - Lifetime JP2618310B2 (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | 粉体の輸送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2618310B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54142789A (en) * | 1978-04-26 | 1979-11-07 | Meiwa Kikai Kk | Measuring delivery device in filler |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4157533A patent/JP2618310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05330651A (ja) | 1993-12-14 |
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