JP2618137B2 - 音声送受電話装置 - Google Patents

音声送受電話装置

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JP2618137B2
JP2618137B2 JP3287393A JP28739391A JP2618137B2 JP 2618137 B2 JP2618137 B2 JP 2618137B2 JP 3287393 A JP3287393 A JP 3287393A JP 28739391 A JP28739391 A JP 28739391A JP 2618137 B2 JP2618137 B2 JP 2618137B2
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フランソワ・ボノー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M9/00Arrangements for interconnection not involving centralised switching
    • H04M9/08Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
    • H04M9/085Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic using digital techniques

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  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常、ハンドフリー電
話装置と呼称される、増幅器を具備した電話装置に係わ
る。
【0002】
【従来の技術】ハンドフリー電話機とは、いずれも高利
得増幅器と共働する高感度マイクロホン及びスピーカが
電話機のハウジング内に組み込まれており、従ってユー
ザがその口及び耳の近くに送受器を保持する必要の無い
電話機のことである。
【0003】この便利さはしかし、送話チャネルと受話
チャネルとの音響的、機械的及び電気的カップリングに
起因して生じるラーセン(Larsen)効果のような
帰還効果を回避するために、通話する双方が交互に話さ
なければならないという制約によって相殺される。当然
ながら、交互伝送機能は自動であり、このような機能は
フランス特許出願公開第2 518 854号など多く
の文献に詳細に開示されている。開示された従来技術で
は、送られる信号及び受け取られる信号それぞれのレベ
ルを恒常的に調べていずれのチャネルが使用可能とされ
るべきであるか決定するアナログ装置が用いられる。使
用可能とされたチャネルでは通常該チャネル固有の減衰
以外の減衰を一切伴わない伝送が実現するが、他方のチ
ャネルは、通常例えば40〜50dBほどであるかなり
の減衰を受ける。このような区別によって、話し始めの
時にいずれのチャネルで送話するかの決定、及びその送
話が一時的であっても終わる時に場合によってはチャネ
ルを変更する決定が可能となる。送話の間、他方のチャ
ネルは、たとえ通話相手が話を遮るべく該チャネルを能
動化しようとしても原則として使用可能とならない。な
ぜならいずれにせよこのチャネルでは甚だしい減衰が起
こっているからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】公知の装置で用いられ
るアナログ処理は、送話チャネル及び受話チャネルに存
在する信号の検出及び比較がさほど迅速に行なえないと
いう欠点を有する。この例ではチャネル切り替え決定に
優に20ミリ秒を要し、これでは対応するフレーズの先
頭がカットされるのを防止するにはあまりに遅い。即ち
話し始める度に、及び話す側が交替する度に情報喪失が
起こる。
【0005】そのうえ、アナログ構成要素が用いられる
装置は多数の構成要素とかなりの面積のプリント配線基
板とを必要とし、従ってそのような装置を含む電話装置
はコスト及び大きさの点で不利である。
【0006】本発明は、上述の諸欠点の克服を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、デジタル音声
データを送受するためのデジタルハンドフリー電話機で
あって、送受話入力及び送受話出力のそれぞれを介して
デジタル音声信号の送話チャネル及び受話チャネルに接
続されているデジタルデータを処理するためのマイクロ
コントローラと、アナログ音声データをデジタル音声デ
ータへ変換しかつこの逆変換を行うための符号化−濾波
−複号回路と、増幅器によって符号化−濾波−複号回路
に接続されているマイクロホン及びスピーカとを備えて
おり、前記マイクロコントローラが、送話チャネル及び
受話チャネルに同時に存在する信号から得られた所定数
の連続するデジタル音声サンプルの平均値を連続的に確
立し、かつ送話チャネル及び受話チャネルのいずれのチ
ャネルにおいて減衰を伴わない伝送を実現または継続す
るべきか、そしてこれに対応していずれのチャネルにお
いて減衰を生起させるべきであるかを推断する計算手段
を含み、前記計算手段が、伝送チャネルが減衰されない
領域と受話チャネルが減衰されない領域との間に含まれ
たヒステリシス領域を含む3つの領域に関して、送話チ
ャネル及び受話チャネルの平均値(Emoy、Rmo
y)を表す点のカルテシアン座標上での位置を決定し、
各々のチャネルの減衰がマイクロコントローラ内でのそ
れぞれの減衰値及び非減衰値のテーブルの関数として確
立されるデジタル音声データを送受するためのデジタル
ハンドフリー電話機を提供する。
【0008】
【実施例】本発明がより良く理解され、本発明の利点及
び上記以外の特徴がより明らかとなるように、本発明に
よるデジタル電話装置の非限定的な一例であるデジタル
ハンドフリー電話機を、添付図面を参照しつつ以下に説
明する。
【0009】図1に示した、全体的にごく通常の構成を
有するデジタル電話機は、該電話機を通過する総てのデ
ジタル音声データを管理するマイクロコントローラ1を
含んでいる。このマイクロコントローラ1は、管理マイ
クロプロセッサと、少なくとも1つの不揮発性メモリ即
ちROMと、少なくとも1つの揮発性メモリ即ちRAM
とを含む制御及び計算用論理ユニットである。
【0010】このデジタル電話機はまた、マイクロコン
トローラ1とデジタル電話線3との間に配置されたデジ
タルインタフェース2を含んでいる。インタフェース2
は2つの単方向性デジタル音声信号伝送チャネル、即ち
受話チャネル4及び送話チャネル5によってマイクロコ
ントローラ1と接続されている。
【0011】このデジタル電話機は更に、アナログ増幅
器7、8、9及び10を担持するオーディオボード6を
含んでいる。増幅器7及び8は送受器の送話器11及び
受話器12にそれぞれ係合しており、増幅器9及び10
は、ハンドフリー機能のためにこの例では電話機のハウ
ジング内に組み込まれたマイクロホン13及びスピーカ
14にそれぞれ係合している。オーディオボード6はC
OFIDEC[コーフィデック、COding−FIl
tering−DECoding(符号化−濾波−復
号)]回路15をも含んでいる。この回路15は、アナ
ログ音声データをデジタル音声データに変換し、かつこ
の逆の変換も行なうように設計された、それ自体デジタ
ル電話機にきわめて普通に用いられる回路である。CO
FIDEC回路15は2つの単方向性デジタル音声信号
伝送チャネル、即ち送話チャネル16及び受話チャネル
17によってマイクロコントローラ1と接続されてい
る。
【0012】ハンドフリー機能と“送受器を使用する”
機能とのいずれかを手動で選択するために、マイクロコ
ントローラ1のポートの1つに手動スイッチ18が接続
されている。このようなスイッチは、従来技術によるア
ナログハンドフリー電話機では通常キーパッド上に配置
されている。
【0013】音声信号値はCOFIDEC回路15によ
ってデジタル化される。COFIDEC回路15は、例
えば連続するサンプルを圧縮法則を用いて符号化する。
最も広く知られているその圧縮法則は、本明細書におい
て述べる“A”法則、またはμ法則である。デジタルデ
ータは“電話線”インタフェース2のバス(即ちチャネ
ル4及び5を含むバス)に125ms毎に現れる。
【0014】送受器が用いられる場合、マイクロコント
ローラ1は透過的であり、COFIDEC回路15から
供給されるデータも電話線から供給されるデータも忠実
に再生する。しかし、ハンドフリーモードではマイクロ
コントローラ1は、交互会話の原則に従って送話チャネ
ルまたは受話チャネルに特権を与えるチャネル切り替え
決定を行なうためにデジタル信号を処理する。
【0015】図1に示した電話機は、従来技術によるア
ナログ電話機と同様に交互伝送方式で、即ち同じ一般原
則に従って動作するが、この動作はデジタルモードで行
なわれる。この電話機は、図2〜図6を参照しつつ以下
に述べる幾つかの特徴を有する。
【0016】図2に、このデジタル電話機のハンドフリ
ーモードにおける全般的な動作をアルゴリズムの形態で
示す。
【0017】最初に、マイクロコントローラ1がスイッ
チ18の位置を調べる。スイッチ18がハンドフリー位
置に無ければ、電話機は送話器11及び受話器12を具
備した送受器を使用する通常のデジタル電話機として動
作する。
【0018】スイッチ18がハンドフリー位置に有る
と、マイクロコントローラ1は、該マイクロコントロー
ラ1の送話ポート16及び受話ポート4にそれぞれ存在
する、例えば125マイクロ秒毎に得られるデジタル化
された音声信号サンプルを連続的に加算する。サンプル
の和は連続する16個のサンプル毎に得られ、かつ2つ
のチャネル16と4とで同様に得られる。図3に概略的
に示した、この和を求める特別の方法は後段に詳述す
る。
【0019】検討中のチャネルでこの和が得られると、
マイクロコントローラ1はこれら16個のサンプルの平
均値を計算する。その際、図4に関して後述するよう
に、会話を切れ切れにしてしまうところの、同一フレー
ズの語同士の間での不測のチャネル切り替えを回避する
特別の予防措置を常に講じている。平均値(各チャネル
に関して1つずつ)を算出すると、マイクロコントロー
ラ1は、図5及び図6に関して後述する方法を用いて、
(送話チャネルと受話チャネルとの)いずれのチャネル
だけが使用可能とされるべきであるか決定し、2つのチ
ャネルに最終的に印加されるべき減衰をデジタル式に生
起させる。これら減衰はこの例では、使用可能とされた
チャネルで0dB、使用禁止とされたチャネルで36d
Bである。
【0020】その後、マイクロコントローラ1内の様々
なカウンタが再初期化され、2つのチャネルに関するサ
ンプルの加算が再び開始される。
【0021】図3に、送話チャネルと受話チャネルとの
両方に適用される、送話信号及び受話信号の平均振幅を
計算する方法をアルゴリズムの形態で示す。送話チャネ
ル及び受話チャネルに適用される計算方法は共に同じで
ある。125マイクロ秒毎に到着するサンプルは、CO
FIDEC回路15が用いる特別の符号化法則(A型圧
縮法則)に従って、反転無しに圧縮符号化値が得られる
ように補数を取られる。サンプルは、最上位ビットを1
に設定することによって正とされ、全部で16サンプル
得られるまで加算される。このようにして得られた和を
16で除することにより現在モニタ中のチャネルに関し
てサンプルの平均値が求められる。16という数は、求
めるべき平均値信号の良好な評価を可能にする数であ
り、またプログラミングにおいて非常に実用的な数であ
るので特に有利であることに注目するべきである。サン
プルの和は2ミリ秒毎に得られ(16個の連続するサン
プルは125マイクロ秒に1個ずつ現れる)、即ちこの
ハンドフリーモジュールは約2ミリ秒毎に2つのチャネ
ルのうちの一方を使用可能とするべく構成されており、
このような動作は従来技術によるアナログ装置の動作の
10倍高速である。
【0022】サンプルの加算は各チャネルに関して行な
われる。図4は、新しい平均値NMが前に計算された平
均値MPの関数としてどのように計算されるかを示して
いる。
【0023】少なくともフランス語が話される場合、音
声の振幅は語の末尾で著しく減衰することが公知であ
る。特別の予防措置が講じられなければ、伝送中のチャ
ネル上に有る語の末尾で発せられた音声よりも、交互伝
送機能の原則に従って減衰を受けている他方のチャネル
上の音声の方が大きくなる恐れが有る。そうなればこの
他方のチャネルへの望ましくない切り替えが起こり、そ
の結果通話は“細切れ”になる。
【0024】この現象を回避するために、計算手段でも
あるマイクロコントローラ1は、16個のサンプルにつ
いて算出されたばかりの和を16で除して得られる値が
その前に計算された平均値MPより大きいか小さいか判
断する(図4参照)。この値が前の平均値MPより大き
い場合、このことは、語の末尾に未だ達しておらず、新
しい平均値NMは通常のように上記和を16で除した値
に完全に等しいことを意味する。この値が前の平均値M
Pより小さい場合は語の末尾での音声弱小化は始まって
おり、この音声弱小化を制限するために新しい平均値N
Mは、前の平均値MPから1だけ減じた値に等しいとさ
れる。このようにして、語同士の間でのレベル保持時間
が人為的に確立され、その結果先に述べた“細切れ”現
象が回避される。
【0025】2つのチャネルに関して送話及び受話の2
つの平均値が上述のように計算されると、計算手段は今
や、いずれのチャネルで減衰を生起させるべきであるか
決定し得る。これは、2つのチャネルの一方における最
終の決定及び減衰段階であり、この段階について図5及
び図6を参照しつつ以下に説明する。
【0026】図5は、先に規定したような“受話”平均
値をX軸に、“送話”平均値をY軸に取ったカルテシア
ン座標の図である。
【0027】図中、ほぼ直線状の2つの曲線18及び1
9によって、特権的チャネル、即ち減衰を受けないチャ
ネルが送話チャネルである送話領域Eと、特権的チャネ
ルが明らかに受話チャネルである受話領域Rと、新たな
チャネル切り替えが行なわれないヒステリシス領域Hと
の3領域が区分されている。
【0028】換言すれば、領域Eは送話チャネルの能動
化に対応し、領域Rは受話チャネルの能動化に対応し、
また領域Hは、使用可能チャネルが減衰を受けたチャネ
ルに比べて特権的である領域で、受話から送話への遷移
曲線と送話から受話への遷移曲線との2曲線によって境
界されている。
【0029】更に、小さい平均値の領域では2つのしき
い値Se及びSrが、チャネル切り替え決定動作の処理
モードの相違を規定する。
【0030】図6に、チャネル切り替え決定方法をアル
ゴリズムの形態で概略的に示す。
【0031】まず、レベル(計算された平均値)が調べ
られ、Se及びSrによって境界された低レベル領域内
に有るかどうかが判断される。判断結果がYESである
場合、処理は次のように行なわれる(図6のアルゴリズ
ムの左手部分参照。このアルゴリズムで変数Rmoy及
びEmoyは、8ビットに符号化され、従ってレベル0
から225まで変化する受話平均値及び送話平均値をそ
れぞれ表す)。
【0032】変数Rmoyの値が変数Emoyの2倍に
1を加えた値より大きければ受話モードが使用可能とさ
れ、即ち受話チャネルで減衰が惹起されず、一方送話モ
ードは禁止され、即ち送話チャネルで(この例では36
dBの)減衰が起こる。
【0033】一方のチャネルの透過及び他方のチャネル
の減衰が、マイクロコントローラ1の不揮発性メモリ即
ちROMにそのために用意されたテーブルを用いてデジ
タル的に行なわれることに注目するべきである。COF
IDEC回路15は、先に述べたA法則での符号化に従
って分布する127個の正及び負のレベルを供給する。
A法則は数学的に公知であり、アナログ信号の値とCO
FIDEC回路15が送出し、または受け取る符号との
間の対応関係を確立することは容易である。そのように
して2つのテーブルが計算されることによって、電話線
もしくはCOFIDEC回路15から供給される値はマ
イクロコントローラ1に、選択された減衰テーブルでど
のようなジャンプをするべきかを指示する。その結果、
このテーブルから抽出される符号は、0dBまたは36
dB減衰した値に対応する符号である。
【0034】変数Rmoyが2Emoy+1以下である
場合は、該変数Rmoyの値がヒステリシス領域内に有
るかどうかが明らかにされなければならない。そこで、
変数Emoyの値が値4Rmoy+5と比較される。こ
の値4Rmoy+5の方が変数Emoyの値より大きけ
れば、変数Rmoyの値はヒステリシス領域内に有り、
従ってチャネルの切り替えは行なわれない。上記値4R
moy+5が変数Emoyの値より小さければ送話モー
ドへの切り替えが行なわれ、即ち送話チャネルで減衰が
惹起されず、一方受話チャネルでは上述のデジタル減衰
テーブルを用いて36dBの減衰が実現される。
【0035】2つのレベルがしきい値Se及びSr以上
である場合も上述の処理に類似の処理(図6のアルゴリ
ズムの右手部分)が行なわれるが、値“2Emoy+
1”は“2Emoy”によって、また値“4Rmoy+
5”は“6Rmoy”によって置き換えられる。
【0036】チャネル切り替え決定が為された後、図6
の最下部に示したようにユニット全体が再初期化され、
次の16個のサンプルに関してのチャネル切り替え決定
に係わるあらゆるデジタル動作が再開可能となる。
【0037】当然ながら、本発明はここに述べたその一
例に限定されるものではない。本発明は、より精巧であ
るとないとにかかわらず上述例相当の他のデジタル構成
にも適合し得る。“電話装置”という語は、いわゆる電
話機のみでなく、例えば代理応答機のような音声送受に
適した他のあらゆる電話端末をも意味すると解釈される
べきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルハンドフリー電話機の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の電話機のハンドフリーモードでの機能の
概略的フローチャートである。
【図3】連続するサンプルの和を計算する方法のフロー
チャートである。
【図4】連続するサンプルの平均値を、不測のチャネル
切り替えを予防しつつ計算する方法のフローチャートで
ある。
【図5】減衰を生起させるべきチャネルがどのように決
定されるのかを理解する一助となるカルテシアン座標図
である。
【図6】減衰を生起させるべきチャネルを決定する方法
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロコントローラ 2 デジタルインタフェース 4,17 受話チャネル 5,16 送話チャネル 7,8,9,10 アナログ増幅器 13 マイクロホン 14 スピーカ 15 COFIDEC回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドウニ・デユテ フランス国、42600・モンブリゾン、モ ンテ・ドウ・リゴー、6 (56)参考文献 特開 昭63−105552(JP,A) 実開 平2−21846(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル音声データを送受するためのデ
    ジタルハンドフリー電話機であって、 送受話入力及び送受話出力のそれぞれを介してデジタル
    音声信号の送話チャネル及び受話チャネルに接続されて
    いるデジタルデータを処理するためのマイクロコントロ
    ーラと、 アナログ音声データをデジタル音声データへ変換しかつ
    この逆変換を行うための符号化−濾波−複号回路と、 増幅器によって符号化−濾波−複号回路に接続されてい
    るマイクロホン及びスピーカとを備えており、 前記マイクロコントローラが、送話チャネル及び受話チ
    ャネルに同時に存在する信号から得られた所定数の連続
    するデジタル音声サンプルの平均値を連続的に確立し、
    かつ送話チャネル及び受話チャネルのいずれのチャネル
    において減衰を伴わない伝送を実現または継続するべき
    か、そしてこれに対応していずれのチャネルにおいて減
    衰を生起させるべきであるかを推断する計算手段を含
    み、 前記計算手段が、伝送チャネルが減衰されない領域と受
    話チャネルが減衰されない領域との間に含まれたヒステ
    リシス領域を含む3つの領域に関して、送話チャネル及
    び受話チャネルの平均値(Emoy、Rmoy)を表す
    点のカルテシアン座標上での位置を決定し、各々のチャ
    ネルの減衰がマイクロコントローラ内でのそれぞれの減
    衰値及び非減衰値のテーブルの関数として確立されるデ
    ジタル音声データを送受するためのデジタルハンドフリ
    ー電話機。
  2. 【請求項2】 計算手段が、第1のしきい値と第2のし
    きい値(Se,Sr)によって規定された低レベル平均
    値の領域内の平均値(Emoy、Rmoy)を表す点の
    位置を決定し、更に計算手段が、 前記平均値を表す点がこの低レベル平均値の領域内にあ
    り、受話平均値(Rmoy)が送話平均値(Emoy)
    の2倍に1を加えた値より大きい場合には、送話チャネ
    ルで減衰を生起させ、かつ受話チャネルでは減衰を生起
    させず、 平均値を表す点が低レベル平均値の領域内にあり、受話
    平均値が送話平均値の2倍に1を加えた値以下であり、
    この送話平均値が受話平均値の4倍に5を加えた値より
    も小さい場合には、受話チャネルで減衰を生起させ、か
    つ送話チャネルでは減衰を生起させず、 平均値を表す点が低レベル平均値の領域内にあり、受話
    平均値が送話平均値の2倍に1を加えた値よりも小さ
    く、送話平均値が受話平均値の4倍に5を加えた値より
    も大きい場合には、送話チャネル及び受話チャネルのい
    ずれにおいても変更を行わない、 ことを決定する請求項1に記載のデジタルハンドフリー
    電話機。
  3. 【請求項3】 計算手段が、前記第1のしきい値と前記
    第2のしきい値(Se,Sr)によって規定された低レ
    ベル平均値の領域外の平均値(Emoy,Rmoy)を
    表す点の位置を決定し、更に計算手段が、 平均値を表す点が低レベル平均値の領域外にあり、受話
    平均値が送話平均値の2倍よりも大きい場合には、送話
    チャネルで減衰を生起させ、かつ受話チャネルでは減衰
    を生起させず、 平均値を表す点が低レベル平均値の領域外にあり、受話
    平均値が送話平均値の2倍以下であり、送話平均値が受
    話平均値の6倍よりも小さい場合には、受話チャネルで
    減衰を生起させ、かつ送話チャネルでは減衰を生起させ
    ず、 平均値を表す点が低レベル平均値の領域外にあり、受話
    平均値が送話平均値の2倍以下であり、この送話平均値
    が受話平均値の6倍よりも大きい場合には、送話チャネ
    ル及び受話チャネルのいずれにおいても変更を行わな
    い、 ことを決定する請求項2に記載のデジタルハンドフリー
    電話機。
JP3287393A 1990-08-08 1991-08-08 音声送受電話装置 Expired - Lifetime JP2618137B2 (ja)

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AU (1) AU644460B2 (ja)
CA (1) CA2048457C (ja)
DE (1) DE69122334T2 (ja)
ES (1) ES2092530T3 (ja)
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