JP2617249B2 - リードフレームに対する半導体チップの供給装置 - Google Patents

リードフレームに対する半導体チップの供給装置

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JP2617249B2 JP15032291A JP15032291A JP2617249B2 JP 2617249 B2 JP2617249 B2 JP 2617249B2 JP 15032291 A JP15032291 A JP 15032291A JP 15032291 A JP15032291 A JP 15032291A JP 2617249 B2 JP2617249 B2 JP 2617249B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハートレーにおけ
るエキスパンションシートの表面に多数個貼着されてい
る半導体チップを、リードフレームにおける所定個所に
対して一個ずつ供給するようにした装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の供給装置は、例えば、特
開昭56−98835号公報等に記載されているよう
に、リードフレームの移送経路の側方に、ウエハートレ
ーを、当該ウエハートレーにおけるエキスパンションシ
ートが水平になるように配設して、このウエハートレー
を、XYテーブルによって、水平面と平行な面において
互いに直交するX軸方向と、Y軸方向との二軸方向に移
動するようにする一方、これらの上方に、前記ウエハー
トレーと前記リードフレームとの間を水平方向に往復動
するピックアップコレットを配設し、このピックアップ
コレットにて、前記ウエハートレーにおけるエキスパン
ションシートから半導体チップをピックアップすると、
前記ピックアップコレットがリードフレームの上方まで
水平移動して下降することにより、リードフレームに対
して半導体チップを供給するように構成したものが、一
般的であった。
【0003】しかし、この従来の供給装置は、前記ピッ
クアップコレットの水平方向への往復移動距離が大きい
ので、リードフレームに対して半導体チップを一個ずつ
供給する速度が著しく遅く、しかも、ウエハートレーが
水平であるので、装置の横幅が大幅に増大する等の不具
合がある。そこで、先行技術としての特開昭59−22
9826号公報は、前記ウエハートレーを、水平面に対
して直角な鉛直面と平行に配設する一方、一つのピック
アップコレットを、水平横向きの姿勢と鉛直下向きの姿
勢とに上下回動するように構成することにより、速度を
向上できると共に、横幅を縮小できるようにした装置を
提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この先行技
術のものは、ピックアップコレットを、水平横向きの姿
勢にすることによって、ウエハートレーから半導体チッ
プをピックアップし、次いで、ピックアップコレット
を、鉛直下向きの姿勢にすることによって、半導体チッ
プをリードフレームに対して供給するものであり、換言
すると、半導体チップのウエハートレーからのピックア
ップと、半導体チップのリードフレームへの供給とを、
一つのピックアップコレットによって行うもので、半導
体チップをウエハートレーからピックアップしていると
き、リードフレームへの半導体チップの供給が停止した
状態にあり、逆に、半導体チップをリードフレームに供
給しているとき、ウエハートレーからの半導体チップの
ピックアップが停止した状態にあるから、リードフレー
ムに対して半導体チップを一個ずつ供給することの速度
を、まだ充分に向上することができないと言う問題があ
った。
【0005】本発明は、ウエハートレーにおける半導体
チップをリードフレームに対して一個ずつ供給すること
の速度を、大幅に向上できるようにした装置を提供する
ことを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、リードフレームを当該リードフレーム
における半導体チップ搭載部を略水平にして移送する移
送経路の側方に、ウエハートレーを、当該ウエハートレ
ーにおけるエキスパンションシートが水平面に対して直
角の鉛直面と平行になるように配設して、このウエハー
トレーを、XYテーブルにて、鉛直面と平行な面におい
て互いに直交する二つの軸方向に移動するように構成
し、前記リードフレームと前記ウエハートレーとの間の
部位には、回転体を、当該回転体が前記ウエハートレー
におけるエキスパンションシートの面及び前記リードフ
レームにおける半導体チップ搭載部の両方に対して略4
5度の角度で傾斜する軸線の回りに回転するように配設
し、この回転体における少なくとも左右両端部の各々
に、ピックアップコレットを設ける構成にした。
【0007】
【作用】このように構成すると、回転体における少なく
とも左右両端部に設けた各ピックアップコレットのうち
一方のピックアップコレットが、ウエハートレーに対峙
する位置にあるとき、他方のピックアップコレットが、
リードフレームに対して対峙する位置にある。
【0008】そこで、前記一方のピックアップにてウエ
ハートレーにおけるエキスパンションシートから半導体
チップをピックアップしたのち、前記回転体を、その軸
線の回りに回転することにより、前記一方のピックアッ
プコレットが、リードフレームに対峙する位置に、他方
のピックアップコレットが、ウエハートレーに対峙する
状態になるから、この状態で、前記一方のピックアップ
コレットにおける半導体チップをリードフレームに対し
て供給することができると同時に、他方のピックアップ
コレットによって、ウエハートレーにおける半導体チッ
プをピックアップすることができるのである。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明によると、ウエハートレ
ーからの半導体チップのピックアップと、リードフレー
ムに対する半導体チップの供給とを、同時に行うことが
でき、換言すると、ウエハートレーから半導体チップを
ピックアップすることに要する時間と、リードフレーム
に対して半導体チップを供給することに要する時間と
を、オーバーラップすることができるから、ウエハート
レーを水平面に対して直角の鉛直にすることによって、
装置の横幅を縮小したものでありながら、ウエハートレ
ーにおける半導体チップをリードフレームに対して一個
ずつ供給することの速度を、大幅に向上できる効果を有
する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図において符号1は、一定ピッチPの間隔で半導体
チップ搭載部2aを備えたリードフレーム2を、その半
導体チップ搭載2aを略水平にした状態で長手方向に沿
って前記ピッチPの間隔で間欠的に移送するようにした
移送経路を示し、該移送経路1の側方の部位には、XY
テーブル3が配設されている。
【0011】前記XYテーブル3は、これに、エキスパ
ンションシート5の表面に多数個の半導体チップ6を貼
着したウエハートレー4を、当該ウエハートレー4にお
けるエキスパンションシート5が平面視において前記リ
ードフレーム2の長手方向を平行で且つ側面視において
水平面に対して直角の垂直となるように取付けて、この
ウエハートレー4を、鉛直方向のX軸方向と、水平方向
のY軸方向と言うように、エキスパンションシート5の
表面と平行な面において互いに直交する二つの軸方向に
移動するように構成されている。
【0012】また、符号8は、先端に回転体9を取付け
た回転軸を示し、該回転軸8は、軸受け部材10にて、
当該回転軸8における軸線8aが前記ウエハートレー4
におけるエキスパンションシート5の面及び前記リード
フレーム2における半導体チップ搭載部2aの両方に対
して略45度の角度で傾斜する状態で回転自在に軸支さ
れている。
【0013】そして、前記回転軸8の先端に取付けた回
転体9の一端部には、真空吸着式のピックアップコレッ
ト11aを、他端部には、同じく真空吸着式のピックア
ップコレット11bを各々装着する一方、前記回転軸8
を、図示しない回転駆動機構に連結して、この回転駆動
機構によって、前記回転体9の両端における両ピックア
ップコレット11a,11bがウエハートレー4とリー
ドフレーム2との間を往復動するように180度だけ間
欠的に往復回動する。
【0014】また、前記ウエハートレー4におけるエキ
スパンションシート5の裏面側には、半導体チップ6の
突き上げ機構12が配設され、この突き上げ機構12
は、以下に述べるように構成されている。すなわち、一
端面をダイヤフラム12bにて他端面を透明板12cに
て塞いで構成したボックス12aを備え、前記ダイヤフ
ラム12bに、前記ウエハートレー4におけるエキスパ
ンションシート5の裏面に近接又は接するようにしたリ
ング体12dを設ける一方、前記ボックス12a内に
は、前記透明板12cから前記リング体12d内に向か
って突出する突き上げ用針状体12eを、前記透明板1
2cに支持して設ける。また、前記ボックス12a内を
真空ポンプ13等の真空発生源に連通する真空伝達通路
14の途中に、大気通路15に対する三方切換弁16を
設けて、この三方切換弁16により、前記ボックス12
a内に真空を伝達する状態と、前記ボックス12a内を
大気に連通する状態とに切り換えるように構成する。
【0015】なお、前記突き上げ機構12における突き
上げ用針状体12eの直径は、前記半導体チップ6の一
辺よりも小さい寸法に構成されており、また、前記突き
上げ機構12の背面部には、前記ウエハートレー4のエ
キスパンションシート5における半導体チップ6を、前
記透明板12c及びエキスパンションシート5を透して
認識するようにした認識センサー17が配設されてい
る。
【0016】この構成において、認識センサー17が、
突き上げ機構12における突き上げ用針状体12eと同
一軸線上の位置に半導体チップ6があることを認識する
と、三方切換弁16が、ボックス12a内に真空が伝達
する状態に切り換わる。すると、突き上げ機構12にお
けるダイヤフラム12bが、そのリング体12dに対し
てウエハートレー4におけるエキスパンションシート5
を吸着した状態で、真空によって当該ダイヤフラム12
bの弾性力に抗してボックス12a内に、当該ダイヤフ
ラム12bがストッパー12fに接当する状態まで後退
動することにより、前記エキスパンションシート5の表
面における半導体チップ6は、図6に示すように、突き
出される。
【0017】そこで、回転体9の両端における両ピック
アップコレット11a,11bのうち前記ウエハートレ
ー4に対峙している一方のピックアップコレット11a
を、第1往復機構18にて、前記エキスパンションシー
ト5に向かって前進動することにより、前記のように突
き出されている半導体チップ6を、当該一方のピックア
ップコレット11aに真空吸引してピックアップする。
【0018】このようにして半導体チップ6を一方のピ
ックアップコレット11aにてピックアップすると、前
記ボックス12a内は、三方切換弁16に切り換え作動
によって大気に解放され、ダイヤフラム12bがその弾
性力によって元の状態に復帰したのち、XYテーブル3
の作動によって、次の半導体チップ6が、突き上げ用針
状体12eと同一軸線上の位置に送り込まれたのち、図
6に示すように、突き出されることを繰り返す。
【0019】一方、半導体チップ6をピックアップした
前記一方のピックアップコレット11aは、回転体9が
180度回転することにより、リードフレーム2におけ
る半導体チップ搭載部2aに対峙する位置になる一方、
他方のピックアップコレット11bが、ウエハートレー
4に対峙する状態になるから、この状態で、前記一方の
ピックアップコレット11aを、第2往復機構19にて
リードフレーム2に向かって前進動したのち真空吸着を
解除することにより、半導体チップ6をリードフレーム
2における半導体チップ搭載部2aに対して供給するこ
とができると同時に、他方のピックアップコレット11
bを、第1往復機構18にてウエハートレー4に向かっ
て前進動することにより、ウエハートレー4における半
導体チップ6をピックアップすることができるのであ
り、以下、前記作用を繰り返すことにより、ウエハート
レー4における半導体チップ6を、リードフレーム2に
おける各半導体チップ搭載部2aに対して一個ずつ供給
するのである。
【0020】なお、前記実施例は、回転体9に対して二
つのピックアップコレット11a,11bを設けて、そ
の回転体9を、180度だけ往復回転する場合を示した
が、本発明は、これに限らず、図2に二点鎖線で示すよ
うに、回転体9に対して四つのピックアップコレットを
設けて、その回転体9を、同じ方向に90度ずつ回転す
るように構成する等、回転体に設けるピックアップコレ
ットを四つ以上の複数個にしても良いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1のIII −III 視側面図である。
【図4】図1のIV−IV視平面図である。
【図5】図1の要部拡大図である。
【図6】図5の作用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 移送経路 2 リードフレーム 2a 半導体チップ搭載部 3 XYテーブル 4 ウエハートレー 5 エキスパンションシート 6 半導体チップ 8 回転軸 8a 軸線 9 回転体 10 軸受け部 11a,11b ピックアップコレット 12 突き上げ機構
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−100737(JP,A) 特開 昭63−41032(JP,A) 特開 平2−67739(JP,A) 特開 平2−205040(JP,A) 特開 昭62−26833(JP,A) 実開 平2−20332(JP,U) 実開 昭62−157153(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リードフレームを当該リードフレームにお
    ける半導体チップ搭載部を略水平にして移送する移送経
    路の側方に、ウエハートレーを、当該ウエハートレーに
    おけるエキスパンションシートが水平面に対して直角の
    鉛直面と平行になるように配設して、このウエハートレ
    ーを、XYテーブルにて、鉛直面と平行な面において互
    いに直交する二つの軸方向に移動するように構成し、前
    記リードフレームと前記ウエハートレーとの間の部位に
    は、回転体を、当該回転体が前記ウエハートレーにおけ
    るエキスパンションシートの面及び前記リードフレーム
    における半導体チップ搭載部の両方に対して略45度の
    角度で傾斜する軸線の回りに回転するように配設し、こ
    の回転体における少なくとも左右両端部の各々に、ピッ
    クアップコレットを設けたことを特徴とするリードフレ
    ームに対する半導体チップの供給装置。
JP15032291A 1991-06-21 1991-06-21 リードフレームに対する半導体チップの供給装置 Expired - Fee Related JP2617249B2 (ja)

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JP5035843B2 (ja) * 2007-12-04 2012-09-26 上野精機株式会社 半導体処理装置
JP5401210B2 (ja) * 2009-08-20 2014-01-29 株式会社テセック ウェーハフレームの搬送装置および搬送方法
JP6519761B2 (ja) * 2017-08-25 2019-05-29 上野精機株式会社 電子部品受渡し装置
KR102172744B1 (ko) * 2019-01-28 2020-11-02 세메스 주식회사 다이 본딩 장치

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