JP2617241B2 - リール台装置 - Google Patents

リール台装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気テープを使用したVTR等の磁気記録再
生装置のリール台装置に関するものである。
(発明の概要) 本発明はリール台のスラスト受け部を、円錐スラスト
受けをもった調整ネジで行うことによりリール台のメカ
シャーシ組立後のリール台の高さ調整を簡単に行えか
つ、円すいスラスト受けにより、適度なリール台負荷ト
ルクが加わることで、テープ高速回転時のテープバック
テンションを与え、テープをリールに安定して巻けるよ
うにしたリール台装置である。
(従来の技術) 第2図に従来構造のリール台装置を示す。1はリール
台本体で、その上方にスプリング2及びリール羽根3を
挿入し、リールキャップ4を本体に圧入固定している。
又、リールキャップ4には、ネジ部5a、及びピボット部
5bをもつ調整ネジ5がカン合されており、メカシャーシ
11に固着したリール軸12の先端部と調整ネジ5のピポッ
ト部5bが当接している。
又、リール台本体下方には、フェルト6,スリップギア
7,フェルト板8,スプリング9から成るスリップ機構が設
けられている。
リール台をメカシャーシに組立後、調整ネジ5を回転
させリール台の高さを調整するよう構成されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来のリール台を用いて、高速巻き戻し、フルローデ
ィングでの早送り、巻き戻しを行う場合、リール台のス
ラスト受けは調整ネジ部の点である偽リール台の負荷が
小さく、テープのバックテンションが小さく、安定して
巻き取ることが困難であった。また、負荷を与える為
に、リール台上部のスラスト受けに替えて、下部にワッ
シャを設ける方法があるが、この場合負荷は得られる
が、メカシャーシ取付後の高さ調整は厚さの異るワッシ
ャと交換する必要があり、作業性が悪く問題であった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する為に、メインシャーシに固着され
たリール軸の先端部を円錐形状するとともに、リール台
の高さを調整する調整ネジにおける前記リール軸の先端
部との当接部分を円錐形状として、円錐スラスト軸受を
構成し、さらに、リール台と調整ネジとの嵌合は調整ネ
ジのネジ部だけでなく、円筒部の嵌め合いにより行い、
リール台本体と調整ネジとの精度を確保できる構造とし
たものである。
(作 用) リール台は、円錐スラスト軸受で、リール,テープの
重さ等を支えるため、適度な回転負荷トルクが得られ、
高速回転時に安定したテープのバックテンションが得ら
れる。また、円錐スラスト軸受は調整ネジの一部として
設けられるので、リール台をメカシャーシに組立後の高
さ調整は、調整ネジを回転させることで作業性良く行え
る。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図に示す。第2図の従来例と
同一部品は同一番号にて示す。
リール台本体1には、はめ合い部4b,ネジ部4aをもつ
キャップ4が圧入固定され、同様にネジ部,円筒形状を
したはめ合い部をもつ調整ネジ5が嵌合する。調整ネジ
5のリール軸12の先端に接触する部分は、円錐部5cが設
けられ、リール軸12の先端の円錐部とで部分円錐スラス
ト軸受を構成している。リール台をメインシャーシへ組
込後のリール台の高さ調整は調整ネジ5を回転させて行
う。
テープを巻いたリールが、リール台1に裁置された
時、スラスト力は円錐部で受け、円錐部の角度,摩擦係
数により決まる負荷トルクが発生し、この負荷トルクの
大きさは従来例を示す第2図に比べ大きい値となり、高
速回転時に、テープに適当なバックテンションを与える
ことができテープをリールに密に巻け、安定した巻き取
りが可能となる。
(発明の効果) 本発明のリール台装置は、上記のような構成としてい
るため、円錐スラスト軸受により得られる大きな負荷ト
ルクによって、適度なバックテンションが得られるの
で、高速回転時等に安定してテープをリールに巻き取る
ことができる。また、調整ネジによりリール台の高さを
調整することができるので、簡単にリール台の高さ調整
を行うことが可能であり、コストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のリール台装置の断面図、第2図は従来
のリール台装置の断面図である。 1……リール台本体、4……キャップ、5……調整ネ
ジ、12……リール軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール軸に回動自在に取り付けられたリー
    ル台の前記リール軸に対する高さを調整可能な調整ネジ
    を設けた磁気記録再生装置のリール台装置において、 前記調整ネジに、リール台とのはめ合いをなす円筒部を
    設け、 且つ、前記リール軸の先端部を円錐形状するとともに、
    前記調整ネジにおける前記リール軸の先端部との当接部
    分を円錐形状として、円錐スラスト軸受を構成し、 リール台のスラスト荷重を、前記円錐スラスト軸受で受
    けることにより、負荷トルクを得るようにしたことを特
    徴とするリール台装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58173050U (ja) * 1982-05-17 1983-11-18 パイオニア株式会社 ハブ駆動装置
JPS6016341U (ja) * 1983-07-13 1985-02-04 三洋電機株式会社 リ−ル台高さ調整機構

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