JP2616943B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2616943B2
JP2616943B2 JP62335692A JP33569287A JP2616943B2 JP 2616943 B2 JP2616943 B2 JP 2616943B2 JP 62335692 A JP62335692 A JP 62335692A JP 33569287 A JP33569287 A JP 33569287A JP 2616943 B2 JP2616943 B2 JP 2616943B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、挿入部を体腔内に挿入し体腔内壁の観察と
併せて補助診断や処置もできる機構をもついわゆる前方
側視型、前方斜視型の内視鏡に関するものである。
〔従来の技術〕 挿入部先端に超音波診断用の超音波探触子を設けた超
音波内視鏡は既知である。更にこうした内視鏡の先端近
傍に観察窓、照明窓、体液などを吸出する吸引口などを
設けた内視鏡も既知である。そして前記吸引口およびこ
れに連続する吸引管路は各種の内視鏡用処置具を操作部
などから挿通して補助診断、処置を行なう際に利用され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の内視鏡は、例えば特開昭58−65
129号公報に明らかにされているごとく、吸出管路が吸
引口へ向かってほぼ直角に曲がっているため内視鏡用処
置具を吸引口から外部へ突出させることができないとい
う問題がある。このたは内視鏡用処置具が突出しやすい
ように吸引口の内部近傍を緩やかな傾斜管路とすること
が提案されているが、このためには先端硬質部の長さを
余分にとらねばならず、内視鏡検査を受ける被検者の苦
痛が大となるという問題がある。また処置具先端を吸引
口外へ突出させるための起上機構を設けるという手段も
あるが、これにより先端硬質部の外径が太くなって被検
者へ苦痛を与えることになる。処置具先端が吸引口外へ
突出可能に構成されたものであっても、照明窓からの照
明光の範囲、観察窓からの観察範囲外に突出してゆくこ
ととなり、これらの範囲内に突出した処置具先端を位置
させことは困難である。
先端硬質部の形状を大きくすることなく、ドップラー
プローブやマイクロ波プローブ等の補助診断、処理用プ
ローブのビームを観察視野方向へ放射することができる
ようにした内視鏡を提供することを目的としたものであ
る。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本願発明は、上記問題点を解決すべく提案されるもの
で挿入部先端の先端硬質部側面に観察窓、照明窓および
補助プローブが挿通可能な吸引管路に連続する吸引口を
設けた内視鏡において、前記吸引管路内に挿通された前
記補助プローブが前記吸引口内側で突き当たる突き当て
面を、該補助プローブ先端から入出射される音波や電磁
波などを観察視野範囲に反射させる反射面とし、この反
射面を前記先端硬質部に固定的に設けたものである。こ
れにより吸引管路を利用して処置、診断用の補助プロー
ブを使用し、観察視野方向へ確実に音波や電磁波などを
出射できる。
〔実施例〕
第1図、第2図は本発明の第1実施例を示すもので、
第1図は内視鏡の全体図である。先端硬質部と彎曲部2
と軟質部3が順に連設して挿入部4を成し、超音波操作
部5へ延在する。該超音波操作部5には彎曲部2の操
作、送気送水、吸引操作をする操作部6が連設する。更
に超音波操作部5には超音波ドップラープローブやパル
ス波プローブなどのビームを供給するプローブの挿入口
11を具えるとともに先端に内視鏡コネクタ8を有するユ
ニバーサルコード7、先端に電気コネクタ10を有する電
気ケーブルコード9を設けている。前記内視鏡コネクタ
8はビデオプロセッサに接続し、電気コネクタ10は超音
波観測装置に接続する。
第2図A,B,Cは先端硬質部1の内部構成を示すもので
ある。超音波探触子15は超音波伝達媒体16が充満された
先端キャップ17内に設けられ、回転子12を介して駆動軸
25に接続している。13は回転子12を回転可能に保持する
ベアリングである。先端キャップ17の後方には照明窓1
8、これに連続するライトガイドファイバー19と観察窓2
0、これに接続する光学系14、固体撮像素子21、信号ケ
ーブル22と、送気送水ノズル23、と前記超音波探触子15
に送受信信号を伝える信号ケーブル24を内部に挿通した
中空可撓性の駆動軸25を設けている。更に吸引口27とこ
れに連続する吸引管路26がプローブの挿入口11にまで延
在している。この吸引管路26内に超音波ドップラープロ
ーブ29などの補助プローブが挿通される。対物レンズな
どの観察窓20は挿入部先端1の側方へほぼ90゜の視野範
囲30を有している。吸引口27の内側の補助プローブ先端
が突き当たる突き当て面には反射面28を設け、超音波ド
ップラープローブやパルス波プローブなどの音波、電磁
波を供給する各種のプローブからのビームを前記視野範
囲内入出射させるようにしてある。なお、反射面28は図
示のごとく固定的に設けられている(以下の実施例につ
いても同様)。
このように構成されている超音波内視鏡の使用方法を
説明すると、先ず挿入部4を被検者の口から食堂や胃内
へ挿入する。胃内に脱気水を充満させた後、超音波探触
子15で超音波走査して超音波断層像を超音波観察装置の
モニタに映し出す。次に操作部6のプローブ挿入口11か
ら超音波ドップラープローブ29を吸引管路26に挿入し、
第2図Bに示すごとく吸引管路26の先端まで超音波ドッ
プラープローブ29の先端29aを到達させる。実際には先
端29aが吸引口27の内側の補助プローブの突き当て面に
設けられた反射面28に突き当たった後、後退させて先端
29aを前記位置に確保する。この状態が補助診断用の超
音波ドップラープローブ29による診断基準完了状態であ
り、それからドップラービームを出射すると反斜面28に
反射して前記視野範囲の中心方向に出射される。その周
辺に血流情報があると反射した受信信号が同じ経路を戻
って超音波ドップラープローブ先端29aに入射し、観測
装置に送られたモニタ上に波形として映し出されるとと
もにスピーカーからは音声で表現される。超音波断層面
Yと超音波ドップラービームXとの間隔はほぼ一定に保
持されており、Xの出射される方向も明らかであるので
超音波断層像で目的血流部位をモニタ上に映し出した
後、前記一定間隔分だけ挿入部先端1を移動してドップ
ラー情報をモニタ上に表示させると被検対象部位につき
情報量が増え、精度の高い内視鏡診断ができることとな
る。
このようにして、処置具を吸引口27の外へ突出させな
いままで必要な情報を適正に得ることができるため、先
端硬質部1の外径を太くしたり長くすることなく精度の
高い内視鏡診断が可能となる。
第3図は発明の第2実施例を示すもので、第1実施例
と対応する部分には同一符号を付した。これは超音波走
査をしない外径をできるだけ細くした小児用の側視型内
視鏡の先端硬質部32を示したものである。吸引口27の内
側の補助プローブの突き当て面には金属以外のガラス、
セラミックスなどの熱伝導性が悪く耐熱性の反射部材33
を埋設し、マイクロ波プローブ34を吸引管路26に挿通し
ている。マイクロ波プローブ34の先端34aから出射した
マイクロ波35は反射面28で反射されて視野範囲内へ出射
し、同径路で入射してくる。
これによればマイクロ波35で反射面25が加熱しても、
先端硬質部32には伝導せず熱傷を防止できる。また、埋
設した反射部材3をビスなどで着脱自在に設けておけ
ば、反射部材33の交換、クリーニングなどの保守管理を
容易にできる。
第4図は、本発明の第3実施例を示すもので、先端硬
質部41にほぼ90゜の超音波スキャン範囲36をもつ縦断層
タイプの電子セクタ型(フエイズドアレイ式)プローブ
37とこれに連続する信号ケーブル束38を設け、更に内側
の補助プローブの突き当て面に反射面28を有する吸引口
27とこれに接続する吸引管路26を設けるとともに前方斜
視型の観察窓40、これに連続する光学系41a、光ファイ
バハンドル39を設けている。吸引管路26には超音波ドッ
プラープローブ29を挿通し、視野範囲30aにドップラー
ビームを入出射する。
これにより第1実施例と同様に胃内に脱気水を充満し
た後、超音波画像診断とドップラー血流診断をすること
ができる。この場合、超音波断層像とドップラービーム
の出射方向をクロスさせることができるので確実な目的
部位の血流情報を得られる。
本発明は、以上の実施例に限定されるものではなく、
反射面の発熱を抑止できる構成とすることにより各種の
レーザープローブ、ヒータープローブなどを処置具とし
て用いることができる。
〔発明の効果〕
以上のごとく、本発明によれば先端硬質部の外径を太
くしたり長くすることなく、吸引管路に診断、処置用の
プローブを挿通して適正な補助診断や処置ができ精度の
高い内視鏡診断を実施できることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る内視鏡の全体図、 第2図A〜Cは、同先端硬質部の断面図、(BはAのA
−A断面図、CはAのB−B断面図)、 第3図A、Bは本発明の第2実施例図、 第4図A、Bは本発明の第3実施例図である。 1……先端硬質部、18……照明窓 20……観察窓、26……吸引管路 27……吸引口、28……反射面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】挿入部先端の先端硬質部側面に観察窓、照
    明窓および補助ロープが挿通可能な吸引管路に連続する
    吸引口を設けた内視鏡において、 前記吸引管路内に挿通された前記補助プローブが前記吸
    引口内側で突き当たる突き当て面を、該補助プローブ先
    端から入出射される音波や電磁波などを観察視野範囲に
    反射させる反射面とし、この反射面を前記先端硬質部に
    固定的に設けたことを特徴とする内視鏡。
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