JP2616695B2 - 回線切替装置 - Google Patents

回線切替装置

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JP2616695B2
JP2616695B2 JP6107833A JP10783394A JP2616695B2 JP 2616695 B2 JP2616695 B2 JP 2616695B2 JP 6107833 A JP6107833 A JP 6107833A JP 10783394 A JP10783394 A JP 10783394A JP 2616695 B2 JP2616695 B2 JP 2616695B2
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秀明 嶋田
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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回線切替装置に係り、特
に複数のキャリア間のデータ位相を一致させる機能を有
するディジタル無線通信システム用の回線切替装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタルマイクロ波無線通
信システムでは、無線回線品質の劣化による影響を少な
くするために、無線区間で伝送するデータ信号を複数の
キャリアで伝送し、また、現用回線と予備回線との冗長
構成とし、現用回線に回線障害が発生したときには予備
回線に切り替える回線切替装置が設けられる(例えば、
特開平4−208732号公報)。
【0003】図2は上記の従来の回線切替装置の一例の
ブロック図を示す。ある一つの現用回線キャリアの受信
データ(第1の現用系信号)は入力端子1よりフレーム
同期回路5に供給され、もう一つの現用回線キャリアの
受信データ(第2の現用系信号)は入力端子2よりフレ
ーム同期回路6に供給される。また、ある一つの予備回
線キャリアの受信データ(第1の予備系信号)は入力端
子3よりフレーム同期回路7に供給され、もう一つの予
備回線キャリアの受信データ(第2の予備系信号)は入
力端子4よりフレーム同期回路8に供給される。
【0004】フレーム同期回路5及び6は、それぞれ入
力された第1及び第2の現用系信号のフレーム同期を確
立して同期切替回路9及び10に供給する。同様に、フ
レーム同期回路7及び8は、それぞれ入力された第1及
び第2の予備系信号のフレーム同期を確立して同期切替
回路9及び10に供給する。
【0005】同期切替回路9はフレーム同期回路5より
入力された第1の現用系信号とフレーム同期回路7より
入力された第1の予備系信号のうち、通常は第1の現用
系信号を選択して出力するが、現用回線に回線障害が発
生した場合には、第1の予備系信号を選択して出力す
る。同様に、同期切替回路10はフレーム同期回路6よ
り入力された第2の現用系信号とフレーム同期回路8よ
り入力された第2の予備系信号のうち、通常は第2の現
用系信号を選択して出力し、現用回線に回線障害が発生
した場合のみ、第2の予備系信号を選択して出力する。
【0006】複数のキャリアで伝送したデータを最終的
に並列/直列変換して一列のデータ信号に変換するため
に、各キャリア間のデータ位相を一致させる操作が以下
のようにして行われる。同期切替回路9より取り出され
た第1の現用系信号又は第1の予備系信号は、位相一致
回路11に供給されると共に、タイミング発生回路13
に供給される。一方、同期切替回路10より取り出され
た第2の現用系信号又は第2の予備系信号は、位相一致
回路12に供給される。
【0007】位相一致回路11及び12はそれぞれタイ
ミング発生回路13において同期切替回路9の出力信号
中のクロック信号を基準クロックとして生成されたタイ
ミング信号に基づき、同期切替回路9及び10の出力信
号のリタイミングを行う。これにより、位相一致回路1
1及び12からは、上記タイミング信号に基づき各キャ
リア間のデータ位相が一致された信号が取り出され、信
号処理回路14及び15に供給される。
【0008】信号処理回路14及び15はそれぞれ入力
信号中の付加ビットの抽出等の信号処理を施す。並列/
直列変換回路16はこれらの信号処理回路14及び15
より並列に取り出された信号をそれぞれ入力信号として
受け、これらを直列に変換して一列のデータとして出力
端子17へ出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の回線切替装置では、同期切替回路9より取り出された
第1の現用系信号又は第1の予備系信号を固定的に基準
クロックとして用いて各キャリア間のデータ位相を一致
させているため、第1の現用系信号が伝送される現用回
線と第1の予備系信号が伝送される予備回線の両方とも
に回線品質の劣化や機器障害が発生した場合には、基準
でない方のキャリア(第2の現用系信号及び第2の予備
系信号)もその影響を受け、位相一致動作及び信号処理
動作が正常に行われないという問題がある。
【0010】また、上記の従来の回線切替装置では、基
準となるキャリアを現用回線あるいは予備回線に固定的
に切り替え、選択している場合に、選択している回線の
品質が劣化した場合、あるいは、機器障害が発生した場
合にも、基準ではないキャリアがその影響を受け、位相
一致動作及び信号処理動作が正常に行われないという問
題がある。
【0011】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
簡単な回路構成で、確実に各キャリア間のデータ位相を
一致し得る回線切替装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、各々異なるキャリアの複数のデータ信号が
入力され、別々にフレーム同期をとる複数のフレーム同
期回路と、複数のデータ信号毎にその伝送回線の品質劣
化及び機器障害を監視し、品質劣化又は機器障害検出時
には警報信号を出力する複数の検出手段と、複数の検出
手段のうち警報信号を出力していない検出手段が検出す
るキャリアのデータ信号のクロック信号を、フレーム同
期回路の出力データ信号から選択するクロック選択回路
と、クロック選択回路の出力クロック信号に基づき、複
数のフレーム同期回路からそれぞれ出力された複数のデ
ータ信号の位相を一致させる位相一致手段とを有する構
成としたものである。
【0013】
【作用】本発明では位相一致手段により各々異なるキャ
リアの複数のデータ信号の位相を一致させるためのタイ
ミング信号は、警報信号を出力していない検出手段が検
出するキャリアのデータ信号のクロック信号をクロック
選択回路により選択して生成するようにしているため、
常に回線品質が良好で機器障害が発生していないキャリ
アのデータ信号のクロック信号を位相一致回路用の基準
クロック(タイミング信号)として用いることができ
る。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明になる回線切替装置の一実施例のブロック図
を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。なお、図1では、特に重要で
はない回路や信号線等は図示を省略してある。
【0015】本実施例は図2に示した従来の回線切替装
置に比し、同期切替回路9及び10の各出力データ信号
と警報信号ALM1及びALM2がそれぞれ印加され、
警報信号ALM1及びALM2に応じて同期切替回路9
及び10の各出力データ信号の一方を選択するクロック
選択回路18を設け、また、信号処理回路19は入力端
子1及び3の入力信号の伝送回線の品質劣化及び機器障
害を監視し、品質劣化又は機器障害検出時には警報信号
ALM1を出力する構成とし、信号処理回路20は入力
端子2及び4の入力信号の伝送回線の品質劣化及び機器
障害を監視し、品質劣化又は機器障害検出時には警報信
号ALM1を出力する構成とした点に特徴がある。
【0016】次に、本実施例の動作について説明する。
前記の従来装置と同様にして、同期切替回路9はフレー
ム同期回路5によりフレーム同期を確立されて出力され
た現用回線データ(第1の現用系信号)と、フレーム同
期回路7によりフレーム同期を確立されて出力された予
備回線データ(第1の予備系信号)とが入力され、通常
は第1の現用系信号を出力するが、現用回線の回線障害
が発生した場合には第1の予備系信号を選択する。現用
回線の回線障害が復旧した場合には、再び現用回線の第
1の現用系信号が同期切替回路9により選択される。
【0017】同様に、同期切替回路10はフレーム同期
回路6によりフレーム同期を確立されて出力された現用
回線データ(第2の現用系信号)と、フレーム同期回路
8によりフレーム同期を確立されて出力された予備回線
データ(第2の予備系信号)とが入力され、通常は第2
の現用系信号を出力するが、現用回線の回線障害が発生
した場合には第2の予備系信号を選択する。現用回線の
回線障害が復旧した場合には、再び現用回線の第2の現
用系信号が同期切替回路10により選択される。
【0018】同期切替回路9及び10からそれぞれ出力
されたデータは、対応して設けられた位相一致回路11
及び12に別々に供給される一方、クロック選択回路1
8に共通に供給される。信号処理回路19及び20はそ
れぞれ位相一致回路11及び12から取り出されたデー
タを入力信号として受け、この入力信号に付加ビットの
抽出等の従来と同様の処理を施して並列/直列変換回路
16に供給すると共に、その入力信号の伝送回線の品質
劣化及び機器障害の有無を、例えば入力信号データのパ
リティビットに基づいて監視し、パリティ誤りが所定フ
レーム期間において所定回以上ある時には品質劣化又は
機器障害発生として検出し、また、入力信号データのク
ロック断が所定時間以上継続した時にも品質劣化又は機
器障害発生として検出し、警報信号ALM1、ALM2
を発生出力する。
【0019】信号処理回路19より取り出される警報信
号ALM1と信号処理回路20より取り出される警報信
号ALM2とはそれぞれ前記のクロック選択回路18に
供給される。クロック選択回路18は上記の警報信号A
LM1及びALM2のうち、警報信号が入力されない側
の回線の伝送データのクロック信号を選択する。
【0020】すなわち、クロック選択回路18は警報信
号ALM1が入力された時には、同期切替回路10の出
力データのクロック信号を選択して出力し、他方、警報
信号ALM2が入力された時には、同期切替回路9の出
力データのクロック信号を選択して出力する。また、警
報信号ALM1及びALM2のどちらも入力されない時
には、すべての回線が正常であるため、その選択状態を
保持する(あらかじめ定めた側のデータのクロック信号
を選択しても良い)。
【0021】このようにして、クロック選択回路18に
より選択されたクロック信号は、タイミング発生回路1
3に基準クロックとして供給されてタイミング信号に変
換された後、位相一致回路11及び12にそれぞれ供給
されて同一のタイミング信号で同期切替回路9及び10
の両出力信号データのリタイミングをとることにより、
両キャリア間のデータ位相を一致させる。
【0022】位相一致回路11及び12から取り出され
たデータは、信号処理回路19及び20により前記信号
処理を別々に施された後、並列/直列変換回路16によ
り直列データに変換されて、出力端子17へ出力され
る。
【0023】このように、本実施例によれば、常に回線
品質が良好で機器障害が発生していないキャリアのデー
タのクロック信号を位相一致回路11及び12用の基準
クロック(タイミング信号)として用いることができる
ため、基準となっていた一方のキャリアの回線や機器に
障害が発生した場合にも、もう一方のキャリアのデータ
のクロック信号が基準クロックとして切替使用されるこ
ととなり、他のキャリアに影響を与えることなく、簡
単、かつ、確実に両キャリア間のデータ位相を一致させ
ることができる。
【0024】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、キャリアの数が3以上の場合でも同様に
本発明を適用することができることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常に回線品質が良好で機器障害が発生していないキャリ
アのデータ信号のクロック信号を位相一致回路用の基準
クロック(タイミング信号)として用いるようにしたた
め、基準となっていたキャリアの回線や機器に障害が発
生したとしても、回線及び機器に障害が発生していない
他のキャリアのデータのクロック信号を基準クロックと
して自動的に切替使用することができ、従って常に他の
キャリアに影響を与えることなく、簡単な回路構成で、
確実に各キャリア間のデータ位相を一致させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来の回線切替装置の一例のブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 第1の現用系信号入力端子 2 第2の現用系信号入力端子 3 第1の予備系信号入力端子 4 第2の予備系信号入力端子 5〜8 フレーム同期回路 9、10 同期切替回路 11、12 位相一致回路 13 タイミング発生回路 16 並列/直列変換回路 17 出力端子 18 クロック選択回路 19、20 信号処理回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々異なるキャリアの複数のデータ信号
    が入力され、別々にフレーム同期をとる複数のフレーム
    同期回路と、 前記複数のデータ信号毎にその伝送回線の品質劣化及び
    機器障害を監視し、該品質劣化又は機器障害検出時には
    警報信号を出力する複数の検出手段と、 該複数の検出手段のうち該警報信号を出力していない検
    出手段が検出するキャリアのデータ信号のクロック信号
    を、前記フレーム同期回路の出力データ信号から選択す
    るクロック選択回路と、 該クロック選択回路の出力クロック信号に基づき、前記
    複数のフレーム同期回路からそれぞれ出力された複数の
    データ信号の位相を一致させる位相一致手段とを有する
    ことを特徴とする回線切替装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のキャリアのデータ信号はそれ
    ぞれ現用回線と予備回線で伝送される信号であり、前記
    複数のフレーム同期回路は各キャリア毎に一対ずつ設け
    られて該現用回線のデータ信号と該予備回線のデータ信
    号とをそれぞれ別々にフレーム同期をとり、該一対のフ
    レーム同期回路から取り出される該現用回線のデータ信
    号及び該予備回線のデータ信号のうち回線障害が生じて
    いない方のデータ信号を選択して前記クロック選択回路
    及び位相一致手段へ出力する複数の同期切替回路を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の回線切替装置。
JP6107833A 1994-04-22 1994-04-22 回線切替装置 Expired - Lifetime JP2616695B2 (ja)

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