JP2616305B2 - 無線機 - Google Patents
無線機Info
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- JP2616305B2 JP2616305B2 JP3253714A JP25371491A JP2616305B2 JP 2616305 B2 JP2616305 B2 JP 2616305B2 JP 3253714 A JP3253714 A JP 3253714A JP 25371491 A JP25371491 A JP 25371491A JP 2616305 B2 JP2616305 B2 JP 2616305B2
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- antenna
- housing
- whip antenna
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、無線機に係わり、特
に、自動車電話等の携帯無線機に関するものである。
に、自動車電話等の携帯無線機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図８は実公平２−３８５２３号に示され
た携帯無線機を示す構成図である。１は携帯無線機の筐
体、２は線状アンテナであるホイップアンテナ、３は携
帯無線機の筐体１に内蔵された小型アンテナ、４は高周
波スイッチ、４ａ、４ｂは高周波スイッチ４の接点、５
は接点切換レバ−、６は送受信回路である。
た携帯無線機を示す構成図である。１は携帯無線機の筐
体、２は線状アンテナであるホイップアンテナ、３は携
帯無線機の筐体１に内蔵された小型アンテナ、４は高周
波スイッチ、４ａ、４ｂは高周波スイッチ４の接点、５
は接点切換レバ−、６は送受信回路である。
【０００３】ホイップアンテナ２は、筐体１に出し入れ
自在な構造になっている。遠隔地との交信あるいは電波
状態のよくない場所での交信時には、ホイップアンテナ
２を筐体１から引き出す。そうすると接点切換レバー５
はフリーとなって高周波スイッチ４を接点４ａ側に切換
え、ホイップアンテナ２を送受信回路６に接続する。ま
た、近距離との交信、あるいは交信が終り待機中にはホ
イップアンテナ２は筐体１の中に収納されている。この
時接点切換レバー５は収納されたホイップアンテナ２に
より押圧され高周波スイッチ４を接点４ｂ側に切換え、
小形アンテナ３を送受信回路６に接続する。これによっ
て小形アンテナ３による交信が行われる。このようにホ
イップアンテナ２と小形アンテナ３を高周波スイッチ４
で切換えて使い分ける構造である。
自在な構造になっている。遠隔地との交信あるいは電波
状態のよくない場所での交信時には、ホイップアンテナ
２を筐体１から引き出す。そうすると接点切換レバー５
はフリーとなって高周波スイッチ４を接点４ａ側に切換
え、ホイップアンテナ２を送受信回路６に接続する。ま
た、近距離との交信、あるいは交信が終り待機中にはホ
イップアンテナ２は筐体１の中に収納されている。この
時接点切換レバー５は収納されたホイップアンテナ２に
より押圧され高周波スイッチ４を接点４ｂ側に切換え、
小形アンテナ３を送受信回路６に接続する。これによっ
て小形アンテナ３による交信が行われる。このようにホ
イップアンテナ２と小形アンテナ３を高周波スイッチ４
で切換えて使い分ける構造である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯無線機は以
上のように構成されているので、ホイップアンテナ２の
出し入れにより接点切換レバー５によって高周波スイッ
チ４を接点４ａ側と接点４ｂ側に切換えホイップアンテ
ナ２と小形アンテナ３を切換えるので、構造が複雑にな
るという問題点があった。
上のように構成されているので、ホイップアンテナ２の
出し入れにより接点切換レバー５によって高周波スイッ
チ４を接点４ａ側と接点４ｂ側に切換えホイップアンテ
ナ２と小形アンテナ３を切換えるので、構造が複雑にな
るという問題点があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、高周波スイッチ等の切り替え機
構を用いない、簡単な構成で保守が容易な無線機を得る
ことを目的とする。
ためになされたもので、高周波スイッチ等の切り替え機
構を用いない、簡単な構成で保守が容易な無線機を得る
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線機
は、筺体内に設けたガイドに基づいて筐体に収納され上
記筐体から取り出し可能で、先端に接触部を有し、以下
の側面に上記ガイドと接触してスライド可能な形状の第
１〜第３の凸部で、第３の凸部が第１の凸部から概略１
／４波長の長さ隔てた位置にある第１〜第３の凸部を設
けたホイップアンテナと、上記ガイドの一部として形成
され、上記ホイップアンテナを上記筐体に収納したとき
には上記第１の凸部と接触し、上記ホイップアンテナを
上記筐体から取り出したときには上記第２の凸部と接触
して給電する給電部と、上記ホイップアンテナを上記筐
体に収納したときに、上記第３の凸部と接触して上記ホ
イップアンテナを接地する接地部と、上記ホイップアン
テナを上記筐体に収納したときに、上記接触部と接触す
るように上記筐体の側面に設けられ、上記第１の凸部か
ら上記接触部に至る上記ホイップアンテナを上記給電部
からの給電路とし、上記筺体を地導体として動作するマ
イクロストリップアンテナまたは板状逆Ｆアンテナと、
を備えたものである。
は、筺体内に設けたガイドに基づいて筐体に収納され上
記筐体から取り出し可能で、先端に接触部を有し、以下
の側面に上記ガイドと接触してスライド可能な形状の第
１〜第３の凸部で、第３の凸部が第１の凸部から概略１
／４波長の長さ隔てた位置にある第１〜第３の凸部を設
けたホイップアンテナと、上記ガイドの一部として形成
され、上記ホイップアンテナを上記筐体に収納したとき
には上記第１の凸部と接触し、上記ホイップアンテナを
上記筐体から取り出したときには上記第２の凸部と接触
して給電する給電部と、上記ホイップアンテナを上記筐
体に収納したときに、上記第３の凸部と接触して上記ホ
イップアンテナを接地する接地部と、上記ホイップアン
テナを上記筐体に収納したときに、上記接触部と接触す
るように上記筐体の側面に設けられ、上記第１の凸部か
ら上記接触部に至る上記ホイップアンテナを上記給電部
からの給電路とし、上記筺体を地導体として動作するマ
イクロストリップアンテナまたは板状逆Ｆアンテナと、
を備えたものである。
【０００７】
【０００８】
【作用】この発明によれば、ホイップアンテナを筐体か
ら取り出したときに、ホイップアンテナと給電部が接続
されると共にマイクロストリップアンテナまたは板状逆
Ｆアンテナと給電部が解放され、ホイップアンテナを筐
体に収納したときに、ホイップアンテナの第１の凸部が
給電部と接触し、マイクロストリップアンテナまたは板
状逆Ｆアンテナがホイップアンテナの接触部と接触する
ように筺体の側面に設けられ、上記第１の凸部から上記
接触部に至る上記ホイップアンテナを上記給電部からの
給電路として上記筺体を地導体として動作すると共にホ
イップアンテナ上で給電部からほぼ１／４波長の位置で
ホイップアンテナが接地部に接続されるので、ホイップ
アンテナとマイクロストリップアンテナまたは板状逆Ｆ
アンテナの給電を切換えるスイッチが不要で、しかもホ
イップアンテナを筐体に収納したときに、給電部からホ
イップアンテナの接地側を見たインピ−ダンスを無限大
と見えるようにでき、マイクロストリップアンテナまた
は板状逆Ｆアンテナの入力インピ−ダンスに与えるホイ
ップアンテナの影響を低減する。
ら取り出したときに、ホイップアンテナと給電部が接続
されると共にマイクロストリップアンテナまたは板状逆
Ｆアンテナと給電部が解放され、ホイップアンテナを筐
体に収納したときに、ホイップアンテナの第１の凸部が
給電部と接触し、マイクロストリップアンテナまたは板
状逆Ｆアンテナがホイップアンテナの接触部と接触する
ように筺体の側面に設けられ、上記第１の凸部から上記
接触部に至る上記ホイップアンテナを上記給電部からの
給電路として上記筺体を地導体として動作すると共にホ
イップアンテナ上で給電部からほぼ１／４波長の位置で
ホイップアンテナが接地部に接続されるので、ホイップ
アンテナとマイクロストリップアンテナまたは板状逆Ｆ
アンテナの給電を切換えるスイッチが不要で、しかもホ
イップアンテナを筐体に収納したときに、給電部からホ
イップアンテナの接地側を見たインピ−ダンスを無限大
と見えるようにでき、マイクロストリップアンテナまた
は板状逆Ｆアンテナの入力インピ−ダンスに与えるホイ
ップアンテナの影響を低減する。
【０００９】
【００１０】
【実施例】実施例１． 図１はこの発明に係わる無線機の一実施例の構成を示す
斜視図であり、線状アンテナである概略１／４波長の長
さのホイップアンテナ２を筐体１の外部に取り出した状
態を示す。図２は図１のＡ−Ａ断面における断面図であ
る。また、図３はホイップアンテナ２を筐体１の内部に
収納した状態を示す図１のＡ−Ａ断面における断面図で
ある。図において、７は第二のアンテナであって、筐体
１の側面に設けられ、筐体１を地導体として動作する方
形マイクロストリップアンテナ、８は誘電体、９はホイ
ップアンテナ２への給電時およびホイップアンテナ２を
筐体へ収納した時にホイップアンテナ２に電気的に接続
される接続部であるホイップアンテナ２の出し入れのた
めのガイドを兼ねた給電部、１０ａ，１０ｂはホイップ
アンテナ２を給電部９へ電気的に接続するための第一凸
部および第二凸部、１１はホイップアンテナ２と方形マ
イクロストリップアンテナ７とを電気的に接続するため
の接続部、１２は送受信回路６と給電部９を接続する給
電線であり、１，２，６は図８に示したものと同様のも
のである。
斜視図であり、線状アンテナである概略１／４波長の長
さのホイップアンテナ２を筐体１の外部に取り出した状
態を示す。図２は図１のＡ−Ａ断面における断面図であ
る。また、図３はホイップアンテナ２を筐体１の内部に
収納した状態を示す図１のＡ−Ａ断面における断面図で
ある。図において、７は第二のアンテナであって、筐体
１の側面に設けられ、筐体１を地導体として動作する方
形マイクロストリップアンテナ、８は誘電体、９はホイ
ップアンテナ２への給電時およびホイップアンテナ２を
筐体へ収納した時にホイップアンテナ２に電気的に接続
される接続部であるホイップアンテナ２の出し入れのた
めのガイドを兼ねた給電部、１０ａ，１０ｂはホイップ
アンテナ２を給電部９へ電気的に接続するための第一凸
部および第二凸部、１１はホイップアンテナ２と方形マ
イクロストリップアンテナ７とを電気的に接続するため
の接続部、１２は送受信回路６と給電部９を接続する給
電線であり、１，２，６は図８に示したものと同様のも
のである。
【００１１】次に、動作について説明する。図１および
図２に示すように、ホイップアンテナ２を筐体１の外部
に取り出した状態では、給電部９にホイップアンテナ２
の第二凸部１０ｂが電気的に接続されてホイップアンテ
ナ２が給電され、方形マイクロストリップアンテナ７は
給電されない。次に、図３に示すように、ホイップアン
テナ２を筐体１の内部に収納した状態では、ホイップア
ンテナ２と方形マイクロストリップアンテナ７とが接触
部１１により電気的に接続され、さらに、ホイップアン
テナ２の接触部１１に近い第一凸部１０ａが給電部９に
電気的に接続されるので、方形マイクロストリップアン
テナ７はホイップアンテナ２を介して給電される。
図２に示すように、ホイップアンテナ２を筐体１の外部
に取り出した状態では、給電部９にホイップアンテナ２
の第二凸部１０ｂが電気的に接続されてホイップアンテ
ナ２が給電され、方形マイクロストリップアンテナ７は
給電されない。次に、図３に示すように、ホイップアン
テナ２を筐体１の内部に収納した状態では、ホイップア
ンテナ２と方形マイクロストリップアンテナ７とが接触
部１１により電気的に接続され、さらに、ホイップアン
テナ２の接触部１１に近い第一凸部１０ａが給電部９に
電気的に接続されるので、方形マイクロストリップアン
テナ７はホイップアンテナ２を介して給電される。
【００１２】以上のようにこの実施例によれば、ホイッ
プアンテナ２と方形マイクロストリップアンテナ７との
給電の切り替えを行うスイッチ等から成る切り替え機構
が不要となり、簡単な構成の無線機を得られる効果があ
る。
プアンテナ２と方形マイクロストリップアンテナ７との
給電の切り替えを行うスイッチ等から成る切り替え機構
が不要となり、簡単な構成の無線機を得られる効果があ
る。
【００１３】実施例２．図４はこの発明に係わる無線機
の他の実施例の構成を示す斜視図であり、第二のアンテ
ナとして板状逆Ｆアンテナを用いた場合の例である。ま
た、図４は線状アンテナであるホイップアンテナ２を筐
体１の外部に取り出した状態を示す。図５は図４のＡ−
Ａ断面における断面図である。また、図６はホイップア
ンテナ２を筐体１の内部に収納した状態を示す図４のＡ
−Ａ断面における断面図である。図において、１３は第
二のアンテナであって、筐体１の側面に設けられ、筐体
１を地導体として動作する板状逆Ｆアンテナであり、１
〜１２は図１に示したものと同様のものである。
の他の実施例の構成を示す斜視図であり、第二のアンテ
ナとして板状逆Ｆアンテナを用いた場合の例である。ま
た、図４は線状アンテナであるホイップアンテナ２を筐
体１の外部に取り出した状態を示す。図５は図４のＡ−
Ａ断面における断面図である。また、図６はホイップア
ンテナ２を筐体１の内部に収納した状態を示す図４のＡ
−Ａ断面における断面図である。図において、１３は第
二のアンテナであって、筐体１の側面に設けられ、筐体
１を地導体として動作する板状逆Ｆアンテナであり、１
〜１２は図１に示したものと同様のものである。
【００１４】なお、実施例２においても実施例１と同様
に動作し、実施例１と同様の効果を奏するものであり、
説明を省略する。
に動作し、実施例１と同様の効果を奏するものであり、
説明を省略する。
【００１５】実施例３．図７はこの発明に係わる無線機
のさらに他の実施例を示す断面図であり、第二のアンテ
ナとして板状逆Ｆアンテナを用い、図６と同様にホイッ
プアンテナ２を筐体１の内部に収納した状態を示す断面
図である。図において、１０ｃは第一凸部１０ａから概
略１／４波長の位置のホイップアンテナ２に設けた第三
凸部、１４はホイップアンテナ２を筐体１の内部に収納
した時に第三凸部１０ｃが電気的に接続され、ホイップ
アンテナ２を第三凸部１０ｃの位置で接地する接地部、
１５は給電部９と接地部１４の間に設けられたホイップ
アンテナ２の出し入れのためのガイドであり、１〜１３
は図６に示したものと同様のものである。
のさらに他の実施例を示す断面図であり、第二のアンテ
ナとして板状逆Ｆアンテナを用い、図６と同様にホイッ
プアンテナ２を筐体１の内部に収納した状態を示す断面
図である。図において、１０ｃは第一凸部１０ａから概
略１／４波長の位置のホイップアンテナ２に設けた第三
凸部、１４はホイップアンテナ２を筐体１の内部に収納
した時に第三凸部１０ｃが電気的に接続され、ホイップ
アンテナ２を第三凸部１０ｃの位置で接地する接地部、
１５は給電部９と接地部１４の間に設けられたホイップ
アンテナ２の出し入れのためのガイドであり、１〜１３
は図６に示したものと同様のものである。
【００１６】次に、動作について説明する。ホイップア
ンテナ２を筐体１の外部に取り出した状態では、給電部
９にホイップアンテナ２の第二凸部１０ｂが電気的に接
続されてホイップアンテナ２が給電され、板状逆Ｆアン
テナ１３は給電されない。また、ホイップアンテナ２を
筐体１の内部に収納した状態では、ホイップアンテナ２
と板状逆Ｆアンテナ１３とが接触部１１により電気的に
接続され、さらに、ホイップアンテナ２の接触部１１に
近い第一凸部１０ａが給電部９に電気的に接続されるの
で、板状逆Ｆアンテナ１３はホイップアンテナ２を介し
て給電される。この時、ホイップアンテナ２は接地部１
４に第一凸部１０ａから概略１／４波長の位置の第三凸
部１０ｃで電気的に接続されて接地されるため、給電部
９からホイップアンテナ２の第三凸部１０ｃ側を見たイ
ンピーダンスが無限大となり、板状逆Ｆアンテナ１３の
入力インピーダンスにホイップアンテナ２の与える影響
がなくなる。そのため、板状逆Ｆアンテナ１３の実効利
得を高めることができる効果がある。
ンテナ２を筐体１の外部に取り出した状態では、給電部
９にホイップアンテナ２の第二凸部１０ｂが電気的に接
続されてホイップアンテナ２が給電され、板状逆Ｆアン
テナ１３は給電されない。また、ホイップアンテナ２を
筐体１の内部に収納した状態では、ホイップアンテナ２
と板状逆Ｆアンテナ１３とが接触部１１により電気的に
接続され、さらに、ホイップアンテナ２の接触部１１に
近い第一凸部１０ａが給電部９に電気的に接続されるの
で、板状逆Ｆアンテナ１３はホイップアンテナ２を介し
て給電される。この時、ホイップアンテナ２は接地部１
４に第一凸部１０ａから概略１／４波長の位置の第三凸
部１０ｃで電気的に接続されて接地されるため、給電部
９からホイップアンテナ２の第三凸部１０ｃ側を見たイ
ンピーダンスが無限大となり、板状逆Ｆアンテナ１３の
入力インピーダンスにホイップアンテナ２の与える影響
がなくなる。そのため、板状逆Ｆアンテナ１３の実効利
得を高めることができる効果がある。
【００１７】
【発明の効果】この発明によれば、ホイップアンテナを
筐体から取り出したときに、ホイップアンテナの第２の
凸部と給電部が接続されると共にマイクロストリップア
ンテナまたは板状逆Ｆアンテナと給電部が解放され、ホ
イップアンテナを筐体に収納したときに、ホイップアン
テナの第１の凸部が給電部と接触し、マイクロストリッ
プアンテナまたは板状逆Ｆアンテナがホイップアンテナ
の接触部と接触するように筺体の側面に設けられ、上記
第１の凸部から上記接触部に至る上記ホイップアンテナ
を上記給電部からの給電路として上記筺体を地導体とし
て動作すると共にホイップアンテナ上で給電部からほぼ
１／４波長の位置でホイップアンテナが接地部に接続さ
れるので、ホイップアンテナとマイクロストリップアン
テナまたは板状逆Ｆアンテナの給電を切換えるスイッチ
が不要となり、簡単な構成の無線機が得られるという効
果があると共に、しかもホイップアンテナを筐体に収納
したときに、給電部からホイップアンテナの接地側を見
たインピ−ダンスを無限大と見えるようにでき、マイク
ロストリップアンテナまたは板状逆Ｆアンテナの入力イ
ンピ−ダンスに与えるホイップアンテナの影響を低減す
るので、マイクロストリップアンテナまたは板状逆Ｆア
ンテナの実効利得を高めることができる効果がある。
筐体から取り出したときに、ホイップアンテナの第２の
凸部と給電部が接続されると共にマイクロストリップア
ンテナまたは板状逆Ｆアンテナと給電部が解放され、ホ
イップアンテナを筐体に収納したときに、ホイップアン
テナの第１の凸部が給電部と接触し、マイクロストリッ
プアンテナまたは板状逆Ｆアンテナがホイップアンテナ
の接触部と接触するように筺体の側面に設けられ、上記
第１の凸部から上記接触部に至る上記ホイップアンテナ
を上記給電部からの給電路として上記筺体を地導体とし
て動作すると共にホイップアンテナ上で給電部からほぼ
１／４波長の位置でホイップアンテナが接地部に接続さ
れるので、ホイップアンテナとマイクロストリップアン
テナまたは板状逆Ｆアンテナの給電を切換えるスイッチ
が不要となり、簡単な構成の無線機が得られるという効
果があると共に、しかもホイップアンテナを筐体に収納
したときに、給電部からホイップアンテナの接地側を見
たインピ−ダンスを無限大と見えるようにでき、マイク
ロストリップアンテナまたは板状逆Ｆアンテナの入力イ
ンピ−ダンスに与えるホイップアンテナの影響を低減す
るので、マイクロストリップアンテナまたは板状逆Ｆア
ンテナの実効利得を高めることができる効果がある。
【００１８】
【図１】この発明の実施例１を示す斜視図である。
【図２】この発明の実施例１の動作を説明するための断
面図である。
面図である。
【図３】この発明の実施例１の動作を説明するための断
面図である。
面図である。
【図４】この発明の実施例２を示す斜視図である。
【図５】この発明の実施例１の動作を説明するための断
面図である。
面図である。
【図６】この発明の実施例１の動作を説明するための断
面図である。
面図である。
【図７】この発明の実施例３を示す断面図である。
【図８】従来の無線機を示す構成図である。
１ 筐体 ２ ホイップアンテナ ３ 小形アンテナ ４ 高周波スイッチ ４ａ 接点 ４ｂ 接点 ５ 接点切換レバー ６ 送受信回路 ７ 方形マイクロストリップアンテナ ８ 誘導体 ９ 給電部 １０ａ 第一凸部 １０ｂ 第二凸部 １０ｃ 第三凸部 １１ 接触部 １２ 給電線 １３ 板状逆Ｆアンテナ １４ 接地部 １５ ガイド
Claims (1)
- 【請求項１】 筺体内に設けたガイドに基づいて筐体に
収納され上記筐体から取り出し可能で、先端に接触部を
有し、以下の側面に上記ガイドと接触してスライド可能
な形状の第１〜第３の凸部で、第３の凸部が第１の凸部
から概略１／４波長の長さ隔てた位置にある第１〜第３
の凸部を設けたホイップアンテナと、上記ガイドの一部
として形成され、上記ホイップアンテナを上記筐体に収
納したときには上記第１の凸部と接触し、上記ホイップ
アンテナを上記筐体から取り出したときには上記第２の
凸部と接触して給電する給電部と、上記ホイップアンテ
ナを上記筐体に収納したときに、上記第３の凸部と接触
して上記ホイップアンテナを接地する接地部と、上記ホ
イップアンテナを上記筐体に収納したときに、上記接触
部と接触するように上記筐体の側面に設けられ、上記第
１の凸部から上記接触部に至る上記ホイップアンテナを
上記給電部からの給電路とし、上記筺体を地導体として
動作するマイクロストリップアンテナまたは板状逆Ｆア
ンテナと、を備えたことを特徴とする無線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3253714A JP2616305B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3253714A JP2616305B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 無線機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595218A JPH0595218A (ja) | 1993-04-16 |
| JP2616305B2 true JP2616305B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=17255130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3253714A Expired - Fee Related JP2616305B2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 無線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2616305B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3335633B2 (ja) * | 1993-09-20 | 2002-10-21 | モトローラ・インコーポレイテッド | ワイヤレス通信装置用のアンテナ構成 |
| JP2595888B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1997-04-02 | 日本電気株式会社 | 携帯無線機用アンテナ |
| JP2010130586A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Nec Corp | 携帯端末装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0431805U (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-16 |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP3253714A patent/JP2616305B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0595218A (ja) | 1993-04-16 |
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