JP2614566B2 - 音響機器のリモートコントロール装置 - Google Patents

音響機器のリモートコントロール装置

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JP2614566B2 JP3331941A JP33194191A JP2614566B2 JP 2614566 B2 JP2614566 B2 JP 2614566B2 JP 3331941 A JP3331941 A JP 3331941A JP 33194191 A JP33194191 A JP 33194191A JP 2614566 B2 JP2614566 B2 JP 2614566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤー等
の音響機器に関し、特にリモートコントロール装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】最近ディスクプレーヤーより再生される
音楽等の信号をヘッドフォンによって再生聴取するよう
に構成されたヘッドフォンステレオと呼ばれる音響機器
が普及している。斯かる音響機器は、一般に機器本体を
バッグ等の中に収納した状態で使用されるため、ディス
クプレーヤーの動作切換を行う場合には、機器本体をバ
ックの中から取出して切換操作を行う必要があり、非常
に不便なものである。斯かる点を改良した技術としてヘ
ッドフォンにディスクプレーヤーの動作切換を行うリモ
コン装置を組込んだものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リモコン装置が組込ま
れたヘッドフォンを使用する音響機器において、ディス
クプレーヤーが再生等の動作中に機器本体に設けられて
いるジャックよりリモコンプラグが外れると再生等の動
作がそのまま続けて行われるため、電池の容量が浪費さ
れるという問題がある。本発明は、斯かる点を改良した
リモートコントロール装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリモートコント
ロール装置は、音響機器本体に組込まれているとともに
信号再生装置の動作を制御する第1制御回路と、音響機
器本体に設けられているジャックにプラグを挿入するこ
とによって該音響機器本体に組込まれている電気回路と
電気的に接続されるリモコン用回路部と、該リモコン用
回路部に組込まれているとともに切換操作に伴う切換信
号を前記第1制御回路に出力する第2制御回路とより構
成されている。
【0005】
【作用】本発明は、信号再生装置が動作状態にあるとき
第2制御回路より第1制御回路に対してチェック信号を
周期的に送出し、該チェック信号が第1制御回路に入力
されなくなったとき信号再生装置を停止状態に切換える
ようにしたものである。
【0006】
【実施例】図面は、何れも本発明のリモートコントロー
ル装置に関し、図1は音響機器本体に組込まれている電
気回路図、図2はリモコン付ヘッドフォンの接続関係を
示す電気回路図である。
【0007】図1において、1はディスクプレーヤー等
の信号再生装置であり、ディスクより再生される左チャ
ンネルの信号が出力される第1出力端子2、右チャンネ
ルの信号が出力される第2出力端子3及び動作電源が供
給される電源供給端子4が設けられている。5は前記信
号再生装置1の動作を制御する第1制御回路であり、動
作電源が供給される電源供給端子6、リモートコントロ
ール部との間で信号の送受信が行われる入出力端子7、
前記信号再生装置1を動作状態にするときH(高い)レ
ベルの信号が出力される電源制御信号出力端子8が設け
られているとともに前記信号再生装置1との間に複数の
制御信号路が設けられている。
【0008】9は前記信号再生装置1に設けられている
第1出力端子2に出力される左チャンネルの再生信号が
入力されるとともに該信号を増幅する第1増幅回路、1
0は第2出力端子3に出力される右チャンネルの再生信
号が入力されるとともに該信号を増幅する第2増幅回路
である。11は音響機器の本体に収納される電池、12
は該電池11より得られる電圧を信号再生装置1及び第
1制御回路5を動作させるために必要な電圧値に昇圧す
る昇圧回路であり、その出力端子13は前記第1制御回
路5に設けられている電源供給端子6に接続されてい
る。
【0009】14はエミッタが前記昇圧回路12の出力
端子13に接続されているとともにコレクタが前記信号
再生装置1に設けられている電源供給端子4に接続され
ている第1電源供給用トランジスターであり、導通状態
にあるとき該昇圧回路12より得られる電源を該信号再
生装置に供給する作用を有している。15は前記第1電
源供給用トランジスター14の動作を制御するべくコレ
クタが抵抗16を介してそのベースに接続されていると
ともにエミッタが接地されている第1制御トランジスタ
ーであり、そのベースは抵抗17を介して前記第1制御
回路5に設けられている電源制御信号出力端子8に接続
されている。
【0010】18はエミッタが前記電池11の正極端子
に接続されているとともにコレクタが前記第1増幅回路
9及び第2増幅回路10の電源供給端子に接続されてい
る第2電源供給用トランジスターであり、導通状態にあ
るとき該電池11より得られる電源を該第1増幅回路9
及び第2増幅回路10に供給する作用を有している。1
9は前記第2電源供給用トランジスター18の動作を制
御するべくコレクタが抵抗20を介してそのベースに接
続されているとともにエミッタが接地されている第2制
御トランジスターであり、そのベースは抵抗21を介し
て前記第1制御回路5に設けられている電源制御信号出
力端子8に接続されている。
【0011】22はヘッドフォンのプラグが挿入される
ヘッドフォンジャックであり、前記第1増幅回路9の出
力信号が印加される第1信号端子23、前記第2増幅回
路10の出力信号が印加される第2信号端子24、接地
されているとともにヘッドフォンのプラグが挿入されて
いるとき該プラグの接地プラグ端子と接触する接地端子
25、前記第1制御回路5に設けられている入出力端子
7に接続されているとともにヘッドフォンのプラグが挿
入されているとき該プラグの制御プラグ端子と接触する
制御端子26及び前記昇圧回路12の出力端子13に接
続されているとともにヘッドフォンのプラグが挿入され
ているとき該プラグの電源プラグ端子と接触する電源端
子27を備えている。
【0012】以上の如く、音響機器の本体に組込まれて
いる電気回路は構成されているが、次にリモコン付ヘッ
ドフォンについて図2を参照して説明する。
【0013】図2において、28は前述した音響機器本
体に設けられているヘッドフォンジャック22に挿入さ
れるヘッドフォンプラグであり、該ヘッドフォンジャッ
22に挿入されたとき第1信号端子23と接触する第
1信号プラグ端子29、第2信号端子24と接触する第
2信号プラグ端子30、接地端子25と接触する接地プ
ラグ端子31、制御端子26と接触する制御プラグ端子
32及び電源端子27と接触する電源プラグ端子33を
備えている。
【0014】34は左チャンネルの信号レベルを調整す
る第1可変抵抗器であり、第1信号プラグ端子29と接
地プラグ端子31との間に接続されている。35は左チ
ャンネルの信号を放音する左チャンネル用スピーカーで
あり、前記第1可変抵抗器34の摺動子と接地プラグ端
子31との間に接続されている。36は右チャンネルの
信号レベルを調整する第2可変抵抗器であり、第2信号
プラグ端子30と接地プラグ端子31との間に接続され
ている。37は右チャンネルの信号を放音する右チャン
ネル用スピーカーであり、前記第2可変抵抗器36の摺
動子と接地プラグ端子31との間に接続されている。
【0015】38,39,40及び41は、リモコン操
作部に設けられている再生用操作スイッチ、停止用操作
スイッチ、早送り用操作スイッチ及び早戻し用操作スイ
ッチ、42は前記各操作スイッチの切換操作に応じで前
記音響機器の本体に組込まれている信号再生装置1の動
作切換を行う信号を出力するとともに前記第1制御回路
5より出力される信号に基づいて表示装置43に曲番等
を表示させる第2制御回路であり、制御プラグ端子32
に接続されている入出力端子44、前記電源プラグ端子
33に接続されている電源供給端子45及びリセット端
子46が設けられている。47は前記電源プラグ端子3
3に電源が供給されたとき所定時間動作状態になるリセ
ット回路であり、前記第2制御回路42に設けられてい
るリセット端子46にリセット信号を印加せしめて該第
2制御回路42のリセット動作を行うように構成されて
いる。
【0016】斯かる回路構成において、第2制御回路4
2から第1制御回路5へ各操作スイッチの切換操作に対
応した切換信号が出力されるが、信号再生装置1が、動
作状態にあるときには、該第2制御回路42から第1制
御回路5へ周期的にチェック信号が出力されるように構
成されている。そして、前記第2制御回路42より出力
されるチェック信号が第1制御回路5に入力されなくな
ると該第1制御回路5は、ヘッドフォンジャック22
りヘッドフォンプラグ28が抜けたと判断し、動作状態
にある信号再生装置1を停止状態に切換えるように構成
されている。
【0017】以上の如く、本発明は構成されており、次
に動作について説明する。図2に示すヘッドフォンプラ
28をヘッドフォンジャック22に挿入すると第1信
号プラグ端子29、第2信号プラグ端子30、接地プラ
グ端子31、制御プラグ端子32及び電源プラグ端子3
3が、夫々第1信号端子23、第2信号端子24、接地
端子25、制御端子26及び電源端子27と接触した状
態になる。
【0018】斯かる状態において、音響機器本体に設け
られている電源スイッチ(図示せず)を閉成すると電池
11からの電源が昇圧回路12に供給されるため、その
出力端子13に昇圧された電圧が出力される。前記昇圧
回路12の出力端子13に出力される電源は、第1制御
回路5の電源供給端子6に供給されるとともに電源端子
27及び電源プラグ端子33を介して第2制御回路42
の電源供給端子45に供給される。また、リセット回路
47より出力されるリセット信号が第2制御回路42の
リセット端子46に印加され、該第2制御回路42のリ
セット動作が行われる。
【0019】信号再生装置が停止状態にあるとき前記第
1制御回路5に設けられている電源制御信号出力端子8
には、L(低い)レベルの信号が出力されているため、
該電源制御信号出力端子8にベースが接続されている第
1制御トランジスター15及び第2制御トランジスター
19は非導通状態にある。従って、該第1制御トランジ
スター15及び第2制御トランジスター19によって動
作が制御されるべく接続されている第1電源供給用トラ
ンジスター14及び第2電源供給用トランジスター18
は非導通状態にあり、信号再生装置1、第1増幅回路9
及び第2増幅回路10への電源供給は行われることはな
い。
【0020】前述した停止状態にあるときにリモコン操
作部に設けられている再生用操作スイッチ38を押圧閉
成せしめると第2制御回路42に設けられている入出力
端子44にコード化された再生用切換信号が出力され
る。前記入出力端子44に出力された再生用切換信号
は、制御プラグ端子32及び制御端子26を通して第1
制御回路5に設けられている入出力端子7に入力され
る。該入出力端子7に前記第2制御回路42から出力さ
れるコード化された再生用切換信号が入力されると電源
制御信号出力端子8にHレベルの信号が出力されるとと
もにコードに基づいて信号再生装置1を再生動作状態に
するための切換信号が第1制御回路5より出力される。
【0021】前記電源制御信号出力端子8にHレベルの
信号が出力されると第1制御トランジスター15及び第
2制御トランジスター19がバイアスされて導通状態に
反転するため、第1電源供給用トランジスター14及び
第2電源供給用トランジスター18が導通状態に反転す
る。前記第1電源供給用トランジスター14が導通状態
に反転するとそのエミッタ・コレクタ間を通して昇圧回
路12の出力端子13に出力される電圧が信号再生装置
1の電源供給端子4に供給される。また、前記第2電源
供給用トランジスター18が導通状態に反転するとその
エミッタ・コレクタ間を通して電池11からの電圧が第
1増幅回路9及び第2増幅回路10の動作電源として供
給される。
【0022】前記信号再生装置1に電源が供給されると
該信号再生装置1が動作可能状態になるため、前記第1
制御回路5より出力される切換信号によって信号再生装
置1を構成するディスクプレーヤーが再生動作状態にな
る。ディスクプレーヤーが再生動作状態になるとディス
クより再生される左右のチャンネルの信号が、信号再生
装置1に設けられている第1出力端子2及び第2出力端
子3に出力される。
【0023】前記第1出力端子2に出力された左チャン
ネルの信号は、第1増幅回路9に入力されて増幅された
後、第1信号端子23及び第1信号プラグ端子29を介
して第1可変抵抗器34に印加される。従って、左チャ
ンネルの信号は、左チャンネル用スピーカー35に印加
されて放音されるとともにその音量は第1可変抵抗器3
4の摺動子を摺動させることによって行われる。また、
前記第2出力端子3に出力された右チャンネルの信号
は、第2増幅回路10に入力されて増幅された後、第2
信号端子24及び第2信号プラグ端子30を介して第2
可変抵抗器36に印加される。従って右チャンネルの信
号は、右チャンネル用スピーカー37に印加されて放音
されるとともにその音量は第2可変抵抗器36の摺動子
を摺動させることによって行われる。
【0024】リモコン操作部に設けられている再生用操
作スイッチ38を押圧閉成せしめると前述したように信
号再生装置1が再生動作状態になり、ディスクより再生
される再生信号をヘッドフォンによって聴取することが
できるが、斯かる状態にあるときディスクより得られる
曲番等のデータが第1制御回路5に入力される。斯かる
データ信号は、該第1制御回路5に設けられている入出
力端子7より出力された後制御端子26及び制御プラグ
端子32を介して第2制御回路42に設けられている入
出力端子44に入力される。斯かるデータ信号が入出力
端子44に入力されると第2制御回路42による表示装
置43の制御駆動動作が行われ、該表示装置43にディ
スクより得られる曲番等が表示される。従って、使用者
は、ヘッドフォンのリモコン操作部に設けられている表
示装置43に表示されるデータによって再生されている
曲番等を認知することができる。このようにして再生動
作は行われるが、次に斯かる再生動作状態にあるときに
停止操作を行った場合の動作について説明する。
【0025】信号再生装置1が前述した再生動作状態に
あるときにリモコン操作部に設けられている停止用操作
スイッチ39を押圧閉成せしめると第2制御回路42に
設けられている入出力端子44にコード化された停止用
切換信号が出力される。斯かる停止用切換信号は、前述
したように制御プラグ端子32及び制御端子26を通し
て第1制御回路5の入出力端子7に入力される。斯かる
信号が第1制御回路5に入力されると信号再生装置1を
停止状態にするための切換信号が出力された後、電源制
御信号出力端子8の出力信号がHレベルよりLレベルに
反転する。
【0026】前記第1制御回路5より停止のための切換
信号が出力されると信号再生装置1が停止状態に切換え
られる。そして、電源制御信号出力端子8の出力信号が
Lレベルになると第1制御トランジスター15及び第2
制御トランジスター19が非導通状態に反転するため、
第1電源供給用トランジスター14及び第2電源供給用
トランジスター18が非導通状態に反転せしめられる。
その結果、信号再生装置1、第1増幅回路9及び第2増
幅回路10への電源供給が断たれ、音響機器本体は元の
停止状態に復帰する。
【0027】以上の如く、再生動作状態への切換動作及
び再生動作状態より停止状態への切換動作は行われる
が、早送り動作及び早戻し動作も同様に行われる。即
ち、リモコン操作部に設けられている早送り用操作スイ
ッチ40又は早戻し用操作スイッチ41を押圧閉成せし
めると、第2制御回路42に設けられている入出力端子
44にコード化された早送り用切換信号又は早戻し用切
換信号が出力される。
【0028】前記入出力端子44に出力された早送り用
切換信号又は早戻し用切換信号は、制御プラグ端子32
及び制御端子26を通して第1制御回路5の入出力端子
7に入力される。斯かる信号が入出力端子7に入力され
ると第1制御回路5の電源制御信号出力端子8にHレベ
ルの信号が出力されるとともに信号再生装置1に対して
早送り動作状態又は早戻し動作状態にするための切換信
号が出力される。
【0029】斯かる信号が第1制御回路5より出力され
ると前述したように第1電源供給用トランジスター14
及び第2電源供給用トランジスター18が導通状態にな
り各回路に電源が供給される。その結果、第1制御回路
5より出力される切換信号に対応して信号再生装置1
は、早送り動作状態又は早戻し動作状態にせしめられ
る。そして。斯かる早送り動作状態又は早戻し動作状態
にあるときリモコン操作部に設けられている表示装置4
3には、信号再生装置1が早送り動作状態又は早戻し動
作状態にあることを示す文字等が表示される。
【0030】信号再生装置1が前述した早送り動作状態
又は早戻し動作状態にあるときに停止用操作スイッチ3
9を押圧閉成せしめると第2制御回路42の入出力端子
44にコード化された停止用切換信号が出力される。斯
かる停止用切換信号は、前述したように第1制御回路5
の入出力端子7に入力されるため、信号再生装置1に対
して該第1制御回路5より停止状態にするための切換信
号が出力された後、電源制御信号出力端子8の出力信号
がHレベルよりLレベルに反転する。斯かる動作が行わ
れる結果、信号再生装置1が各動作状態より停止状態に
切換えられるとともに各回路への電源供給が断たれて音
響機器本体は元の停止状態に復帰する。
【0031】以上の如く、本実施例の各動作は行われる
が、次に信号再生装置1が再生等の動作状態にあるとき
にヘッドフォンプラグ28がヘッドフォンジャック22
より抜けた場合の動作について説明する。
【0032】リモコン操作部に設けられている再生用操
作スイッチ38を押圧閉成せしめると前述したように第
2制御回路42の入出力端子44にコード化された再生
用切換信号が出力されて信号再生装置1の再生動作状態
への切換動作が行われるが、斯かる切換動作が行われた
後、第2制御回路42の入出力端子44にチェック信号
が周期的に出力される。
【0033】前記入出力端子44に出力されるチェック
信号は、制御プラグ端子32及び制御端子26を介して
第1制御回路5の入出力端子7に周期的に入力される。
前記第1制御回路5は、該入出力端子7に入力されるチ
ェック信号の検出動作を行い、該チェック信号が周期的
に入力されることによってヘッドフォンジャック22
ヘッドフォンプラグ28が挿入されていると判断する。
その結果、信号再生装置1の再生等の動作は続けて行わ
れることになる。
【0034】斯かる状態において、ヘッドフォンプラグ
28がヘッドフォンジャック22より抜けると第1制御
回路5の入出力端子7にチェック信号が入力されなくな
る。該入出力端子7にチェック信号が入力されなくなる
と、第1制御回路5がヘッドフォンプラグ28がヘッド
フォンジャック22より抜けたと判断する。その結果、
該第1制御回路5より信号再生装置1に対して停止状態
に切換える信号が出力されるとともに電源制御信号出力
端子8の出力信号がHレベルよりLレベルに反転する。
斯かる動作が行われる結果、信号再生装置1が各動作状
態より停止状態に切換えられるとともに各回路への電源
供給が断たれて音響機器本体は元の停止状態に復帰す
る。それ故、ヘッドフォンジャック22よりヘッドフォ
ンプラグ28が抜けた場合に再生等の動作が続けて行わ
れることを防止することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、信号再生装置が動作状態にあ
るときリモコン用回路部に設けられている第2制御回路
より音響機器本体に設けられている第1制御回路に対し
てチェック信号を周期的に送出し、該チェック信号が第
1制御回路に入力されなくなったとき信号再生装置を停
止状態に切換えるようにしただけでなく、該信号再生装
置への電源供給を断つようにしたので、信号再生装置が
再生等の動作状態にあるとき、ジャックよりリモコンプ
ラグが外れた場合には、停止状態への切換えによって駆
動機構等の無駄な動作を防止することが出来るだけでな
く信号再生装置内に組み込まれている電子回路等による
無駄な電源の消費を極力抑えることが出来る。それ故、
本発明のリモートコントロール装置は、ヘッドフォンス
テレオと呼ばれるポータブル型の音響機器に実施した場
合に非常に大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を構成する音響機器本体に組込まれてい
る電気回路図である。
【図2】リモコン付ヘッドフォンの接続関係を示す電気
回路図である。
【符号の説明】
1 信号再生装置 5 第1制御回路 11 電池 14 第1電源供給用トランジスター 15 第1制御トランジスター 18 第2電源供給用トランジスター 19 第2制御トランジスター22 ヘッドフォンジャック 23 第1信号端子 24 第2信号端子 25 接地端子 26 制御端子 27 電源端子28 ヘッドフォンプラグ 29 第1信号プラグ端子 30 第2信号プラグ端子 31 接地プラグ端子 32 制御プラグ端子 33 電源プラグ端子 42 第2制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドフォンによって再生信号を聴取す
    るように構成された音響機器において、音響機器本体に
    組込まれているとともに信号再生装置の動作及び該信号
    再生装置への電源供給動作を制御する第1制御回路と、
    音響機器本体に設けられているジャックにプラグを挿入
    することによって該音響機器本体に組込まれている電気
    回路と電気的に接続されるリモコン用回路部と、該リモ
    コン用回路部に組込まれているとともに切換操作に伴う
    切換信号を前記第1制御回路に出力する第2制御回路と
    より成り、信号再生装置が動作状態にあるとき前記第2
    制御回路より第1制御回路に対してチェック信号を周期
    的に送出し、該チェック信号が第1制御回路に入力され
    なくなったとき信号再生装置を停止状態に切換えるとと
    もに該信号再生装置への電源供給を断つようにしたこと
    を特徴とする音響機器のリモートコントロール装置。
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