JP2613972B2 - 無線通信方式 - Google Patents

無線通信方式

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JP2613972B2
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篤司 野呂
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福島日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線通信方式に関し、特に異なる情報を同
一周波数の搬送波にて異なる偏波を用いて同時に伝送す
る無線通信方式に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の無線通信方式について、第2図に示す
ブロック図を参照して説明する。
第1のチャネルの情報は変調器(MOD)1に入力さ
れ、所定の周波数の搬送波が変調された出力信号は送信
器(TX)2によって増幅され、送信側のアンテナ3よ
り、例えば垂直偏波にて送出される。そして無線電波
(無線伝送路ともいう)により伝搬され、受信側のアン
テナ4にて受信される。受信器(RX)5は受信信号を増
幅し、その受信信号,即ち第1のチャネルの受信信号は
干渉波除去等化器(XPIC)6に入力される。一方、第2
のチャネルの情報は変調器(MOD)8に入力され、第1
のチャネルと同一の周波数の搬送波が変調された出力信
号は送信器(TX)9を介して送信側のアンテナ3より第
1のチャネルの出力信号とは異偏波、例えば水平偏波で
送出される。そして受信側のアンテナ4で受信され、受
信器(RX)10にて増幅され、復調器(DEM)11から第2
のチャネルの情報が出力される。
ここで送信側のアンテナ3と受信側のアンテナ4間の
無線伝送路とアンテナ3および同4から構成される伝送
路での干渉により、送信器9の出力信号は干渉信号とし
て受信器5にも入力される。そこで、受信器10の出力信
号の一部を干渉波除去等化器6に入力する。干渉波除去
等化器6はその入力信号を受信器5の受信出力端での干
渉信号のレベルに等しいレベルとし、主信号である第1
チャネルの受信信号と干渉信号と同じ信号である第2チ
ャネルの受信信号とを逆相に合成する。そして、送信器
8の出力信号に起因した干渉信号が除去された受信信号
を復調器(DEM)7に出力し、復調器7はそれを第1チ
ャネルの情報に復調していた。
尚、第2のチャネルの受信器10と復調器11の間にも、
第1チャネルと同様に干渉信号の等化のために干渉波除
去等化器が設置されてよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の無線通信方式は、無線伝送路の伝搬状
態の変動による回線品質の劣化および回線瞬断の発生確
率の低減を干渉波除去等化器の等化能力のみに依存して
いる。しかし、無線伝送路でのフェージングおよび多重
波干渉等による受信レベルの変動、アンテナの異偏波識
別度の経時劣化等のさまざまな伝送状態を考慮した場合
には、干渉信号に対する所要等化量が干渉波除去等化器
の等化能力を越え、回線品質の劣化、回線瞬断を発生す
る可能性がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の無線通信方式は、同一周波数の搬送波を使用
する第1および第2の送信器と、前記送信器に対応する
第1および第2の受信器と、前記第1および第2の送信
器に共通に接続される送信アンテナと、前記第1および
第2の受信器に共通に接続される受信アンテナとを含
み、前記送信アンテナと受信アンテナ間を異偏波無線伝
搬を行う無線通信方式であって、前記第1の受信器の受
信出力と前記第1の受信器の受信出力に含まれている前
記第2の送信器の出力信号に起因する干渉信号のレベル
に相当するレベルの前記第2の受信器の受信出力である
もれこませ量信号とを逆相合成し前記第1の受信器の受
信出力から前記干渉信号を除去した信号を出力する干渉
波除去等化器を有する無線通信方式において、前記もれ
こませ量信号を検出する検出手段と、前記検出されたも
れこませ量信号を前記第1の送信器が設置されている送
信側に伝送する伝送手段と、前記伝送されたもれこませ
量信号により前記第1の送信器の出力信号レベルを制御
する制御手段とを有している。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
ここで変調器1および同8,送信器2および同9,送信側
のアンテナ3,受信側のアンテナ4,受信器5および同10,
干渉波除去等化器6,復調器7および同11の接続関係、動
作等については第1図に示した従来の実施例にて述べら
れているので重複する説明は省略する。
検出器(DET)12は、干渉波除去等化器6が受信器5
から出力された第1のチャネルの受信信号に、受信器10
から出力された第2のチャネルの受信信号を逆相で合成
するときの、第2のチャネルの信号レベル(以下、「も
れこませ量」信号と略称する)を検出する。無線または
有線の伝送路である伝送路14は検出器12にて検出された
「もれこませ量」信号を送信器2等の設置されている送
信側に設けられた制御回路(CONT)13に伝送する。制御
回路13は「もれこませ量」信号に基づいて送信器2の増
幅度を制御し、出力信号のレベルを制御する。
一例として、第1チャネル信号に対する干渉信号のレ
ベル,即ち第2チャネルの受信器10の出力レベルが相対
的に上昇し、干渉波除去等化器6へ入力される第1チャ
ネル信号に対する所要「もれこませ量」が、干渉波除去
等化器6の等化能力を越える程度まで増加した場合に、
以下のように制御する。即ち、干渉信号である第2チャ
ネルの出力信号レベルに対し相対的に第1チャネルの出
力信号レベルが増加するように、送信器2の出力信号の
レベルを増加すると、干渉波除去等化器6の等化能力範
囲内に第2チャネルによる干渉信号量をおさえることが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、干渉信号除去のための
主信号への干渉信号の「もれこませ量」信号を検出し、
それによって干渉信号量を推定し、主信号の送出信号レ
ベルを制御することにより、無線伝送路の伝搬状態等に
よる干渉信号レベル変動に対して、干渉信号量を干渉波
除去等化器の等化範囲内にをおさえることができ、回線
品質の劣化および回線瞬断の発生確率を低減する効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の無線通信方式の一実施例のブロック
図、第2図は従来の実施例のブロック図である。 1,8……変調器、2,9……送信器、3,4……アンテナ、5,1
0……受信器、6……干渉波除去等化器、7,11……復調
器、12……検出器、13……制御回路、14……伝送路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一周波数の搬送波を使用する第1および
    第2の送信器と、前記送信器に対応する第1および第2
    の受信器と、前記第1および第2の送信器に共通に接続
    される送信アンテナと、前記第1および第2の受信器に
    共通に接続される受信アンテナとを含み、前記送信アン
    テナと受信アンテナ間を異偏波無線伝搬を行う無線通信
    方式であって、前記第1の受信器の受信出力と前記第1
    の受信器の受信出力に含まれている前記第2の送信器の
    出力信号に起因する干渉信号のレベルに相当するレベル
    の前記第2の受信器の受信出力であるもれこませ量信号
    とを逆相合成し前記第1の受信器の受信出力から前記干
    渉信号を除去した信号を出力する干渉波除去等化器を有
    する無線通信方式において、前記もれこませ量信号を検
    出する検出手段と、前記検出されたもれこませ量信号を
    前記第1の送信器が設置されている送信側に伝送する伝
    送手段と、前記伝送されたもれこませ量信号により前記
    第1の送信器の出力信号レベルを制御する制御手段とを
    有することを特徴とする無線通信方式。
  2. 【請求項2】前記もれこませ量信号が所定の値を越えた
    とき、前記制御手段による前記第1の送信器の出力信号
    レベル制御を開始することを特徴とする請求項1記載の
    無線通信方式。
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