JP2613483B2 - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

Info

Publication number
JP2613483B2
JP2613483B2 JP2001285A JP128590A JP2613483B2 JP 2613483 B2 JP2613483 B2 JP 2613483B2 JP 2001285 A JP2001285 A JP 2001285A JP 128590 A JP128590 A JP 128590A JP 2613483 B2 JP2613483 B2 JP 2613483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
metal plate
guide
mounting bracket
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001285A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03204429A (ja
Inventor
孝 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2001285A priority Critical patent/JP2613483B2/ja
Publication of JPH03204429A publication Critical patent/JPH03204429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2613483B2 publication Critical patent/JP2613483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明昇降装置を以下の項目に従って詳細に説明す
る。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第11図] D.発明が解決しようとする課題[第11図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第10図] a.支持部材 b.折返し案内部材 c.ワイヤードラム、駆動部 d.駆動ワイヤー e.スライダー f.動作 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な昇降装置に関する。詳しくは、所要の
強度を損なうことなく軽量化を図ることができるととも
に、全体形状のコンパクト化を実現でき、また、すべて
の部位が一体化されて車体への組付性がよい新規な昇降
装置を提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明昇降装置は、支持部材を、被昇降部材を案内す
るためのガイドレールと、折返し案内部材を支持するた
めの取付ブラケットと、駆動部を支持するためのモータ
ブラケットとで構成し、ガイドレールは、金属板を横断
面形状が略コ字状になるように折り曲げ加工するととも
に、上下に細長く伸びる方向で背面が内側になるように
湾曲させて形成し、取付ブラケットは、ガイドレールの
材料金属板より厚手の金属板から成るとともに、ガイド
レールの上下両端部にそれぞれ溶着にて固定し、モータ
ブラケットは、ガイドレールの略中央部背面に溶着にて
固定したので、上下2つの折返し案内部材間に架け渡さ
れる駆動ワイヤーの張力はガイドレールより厚手で強度
のある取付ブラケットによって支えられるためガイドレ
ールの金属板はさ程強度の高いものでなくとも良いこと
になり、従って、このガイドレールに薄手の金属板を使
用して全体の軽量化を図ることができるとともに、モー
タブラケットがガイドレールの最も強い部分である背面
(基部)に固定されているため駆動部等に大きい力が加
わっても大丈夫であり、また、モータブラケットと駆動
部がガイドレールの湾曲した凹部に配置されることにな
るため装置のコンパクト化も可能であり、さらに、昇降
装置を構成するすべての部位が一体化されて車体への組
付性も良好にすることもできる。
(C.従来技術)[第11図] ワイヤーを駆動させ、該ワイヤーに被昇降部材を連結
して、該被昇降部材を上下させる昇降装置がある。
第11図に示したものはそのような昇降装置であり、西
独特許第3136890号明細書に記載されたものである。
aは上下に長い支持板であり、その上下両端部に側方
へ突出された突出部b、b′が形成され、また、支持板
aの上下両端部を除く部分の両側縁にはガイドレール
c、cが形成されている。
支持板aの裏面の上下両端寄りの位置に取付ブラケッ
トd、d′が固定されており、該取付ブラケットd、
d′によって支持板aが取付部、例えば、自動車のドア
フレームに取り付けられる。
eはワイヤードラムであり、上記支持板aの中間部か
ら上記突出部b、b′の突出方向と同じ方向に突出する
ように固定されたドラムブラケットfに回転自在に支持
されている。gは支持板aの中間部に固定されたギヤー
ドモータであり、上記ワイヤードラムeは該ギヤードモ
ータgによって回転されるようになっている。
h、h′はプーリであり、それぞれ支持板aの上下突
出部b、b′に各別に回転自在に支持されている。
iは駆動ワイヤーであり、ガイドレールcとcとの間
を上下に延び、その上下両端でプーリh、h′に巻き付
けられて折り返えされワヤードラムeに巻回されてい
る。
jはガイドレールc、cに摺動自在に支持されたスラ
イダーであり、駆動ワイヤーiと連結されている。
しかして、ギヤードモータgが駆動されて駆動ワイヤ
ーiが走行されると、その方向に応じてスライダーjが
上昇又は下降されるので、このスライダーjに被昇降部
材、例えば、自動車の窓ガラスを支持させておけば、該
被昇降部材を上下動させることができる。
(D.発明が解決しようとする課題)[第11図] ところで、上記したワイヤー駆動型の昇降装置にあっ
ては駆動ワイヤーiの緩みは正しい動作を阻害すること
になるため、駆動ワイヤーiは常時緊張された状態にな
ければならない。しかも、窓ガラスのような結構重量の
ある被昇降部材を支えていながら緊張した状態に保たれ
なければならず、そのために、プーリh、h′にはかな
りの荷重がかかることになる。そして、このプーリh、
h′にかかる荷重は結局は支持板aが受けることにな
る。支持板aのうちガイドレールc、cが形成された部
分はその剛性が高められているが、突出部b、b′は材
料そのものが有する剛性によって上記荷重に耐えなけれ
ばならないので、支持板aの材料としてかなりの板厚の
金属材料を使用する必要があり、それだけ昇降装置の重
量が重くなってしまうという問題があり、また、コスト
も高くなってしまうという問題がある。
(E.課題を解決するための手段) 本発明昇降装置は、上記した課題を解決するために、
支持部材を、被昇降部材を案内するためのガイドレール
と、折返し案内部材を支持するための取付ブラケット
と、駆動部を支持するためのモータブラケットとで構成
し、ガイドレールは、金属板を横断面形状が略コ字状に
なるように折り曲げ加工するとともに、上下に細長く伸
びる方向で背面が内側になるように湾曲させて形成し、
取付ブラケットは、ガイドレールの材料金属板より厚手
の金属板から成るとともに、ガイドレールの上下両端部
にそれぞれ溶着にて固定し、モータブラケットは、ガイ
ドレールの略中央部背面に溶着にて固定したものであ
る。
従って、本発明昇降装置にあっては、上下2つの折返
し案内部材間に架け渡される駆動ワイヤーの張力はガイ
ドレールより厚手で強度のある取付ブラケットによって
支えられるためガイドレールの金属板はさ程強度の高い
ものでなくとも良いことになり、従って、このガイドレ
ールに厚手の金属板を使用して全体の軽量化を図ること
ができる。また、ガイドレールの部分の金属板には従来
より薄手のものを使用することが可能となるために、コ
ストも低減させることが可能となる。また、モータブラ
ケットがガイドレールの最も強い部分である背面(基
部)に固定されているために駆動部等に大きい力が加わ
っても大丈夫であり、また、モータブラケットと駆動部
がガイドレールの湾曲した凹部に配置されることになる
ために装置のコンパクト化も可能である。そして、さら
に、昇降装置を構成するすべての部位が一体化されてい
るので、昇降装置の車体への組付性を良好にすることも
可能となる。
(F.実施例)[第1図乃至第10図] 以下に、本発明昇降装置の詳細を図示した実施例1に
従って説明する。
(a.支持部材) 2は支持部材であり、ガイドレールと取付ブラケット
とから成る。
3はガイドレールであり、金属板を折り曲げて加工し
て形成されている。ガイドレール3は上下方向に細長く
上下方向で板厚方向へ緩かに湾曲した基部3aと、該基部
3aの両側縁から前方へ突出した側片3b、3bと、側片3b、
3bの前端縁から互いに近づく方向へ突出された係合片3
c、3cとから成る。そして、該ガイドレール3の上下両
端部の一方の側縁側にはそれぞれ上下両端に達する大き
目の切欠4、4′が形成されている。
このように、ガイドレール3はその長手方向に延びる
2つの側縁部が基部3aの両側縁部と側片3a、3bと係合片
3c、3cとによって横断面形状でCチャンネル状を成すた
め、全体の剛性、特に、長手方法の両端からの圧縮力に
対して高い剛性を示すことになる。
5は上側の取付ブラケットであり、これも金属板によ
り形成されており、ガイドレール3の上端部の背面に溶
接等により固定されている。
取付ブラケット5のうち正面から見てガイドレール3
の左右から突出した部分には取付ボルト6、6がそこか
ら後方に向って突出するように固着されている。
7は下側の取付ブラケットであり、これも金属板を加
工して形成されており、ガイドレール3の下端部の背面
に溶接等により固定されている。該取付ブラケット7の
上端寄りの部分には後方へ向って突出された突出部7aが
折り曲げ形成されており、該突出部7aに取付ボルト8が
そこから後方へ突出するように固着されている。
尚、取付ブラケット5及び7は上記ガイドレール3の
材料金属板より厚手の金属板で形成されている。
そして、上記の如き支持部材2は、その取付ボルト
6、6及び8が図示しない自動車のドアフレームにナッ
ト締めによって固定されることによって、自動車のドア
に取り付けられる。
(b.折返し案内部材) 次に、折返し案内部材について説明する。
9は上側の取付ブラケット5のうちガイドレール3の
切欠4内に略位置した部分に表側へ突出された支持軸10
に回転自在に支持されたプーリで、その周面には溝9aが
形成されている。そして、このプーリ9が上側の折返し
案内部材となる。
11は可動プーリであり、正面から見て略上弦の月状を
しており、上弦部の中間位置に段差部が形成されてい
る。そして、弧状を為す外側面には溝12が形成されてい
る。13、13は弧状部の溝12を挟んで位置した外側縁の一
方から他方の方へ向けて突設された突片であり、この突
片13、13によって、溝12に架けられた後述する駆動ワイ
ヤーの溝12からの外れが防止される。
可動プーリ11の上面のうち段差面を挟んで一方の側に
はそこから下方に延びる受け穴14が形成されている。
また、可動プーリ11には、これを厚み方向に貫通し、
上下方向に長く、受け穴14と平行に延びる被案内孔15が
形成されており、該被案内孔15の表面側15aは他の部分
より一回り大きく形成されている。
16は可動プーリ11の背面から突設された被案内突起で
ある。
17は下側の取付ブラケット7のうちガイドレール3の
切欠4′内に位置した部分に形成された上下方向に長い
案内長孔であり、18は該案内長孔17の上下方向に延びる
側縁の一から背面側へ折り起こされた案内壁である。19
は取付ブラケット7のうち案内長孔17から右方へ隔った
位置に形成された取付孔であり、20は取付ブラケット7
のうち案内長孔17や取付孔19が形成された位置より稍上
方の位置に前方へ起こし状に形成された突当壁である。
21は案内ピンであり、円柱状の中間部21aと該中間部2
1aの前端から突出し中間部21aより小径なカシメ部21bと
中間部21aの前端に形成され正面から見て縦長の長方形
状をした頭部21cとが一体に形成されて成る。そして、
中間部21aの外径は可動プーリ11の被案内孔15の表面側
部分15a以外の部分の幅より僅かに小さく、頭部21cの幅
は被案内孔15の表面側部分15aの幅と略等しく形成され
ている。
しかして、可動プーリ11をその被案内突起16が案内長
孔17に摺動自在に係合されるように取付ブラケット7表
面に重ね合わせ、案内ピン21のカシメ部21b及び中間部2
1aを被案内孔15に挿入し、かつ、カシメ部21bを取付孔1
9に挿通し、カシメ部21bの取付ブラケット7の背面側に
突出した部分をカシメて案内ピン21を取付ブラケット7
に固定する。そして、このとき案内ピン21の頭部21cは
被案内孔15の表面側部分15aに摺動自在に係合する。こ
れによって、可動プーリ11は取付ブラケット7に上下方
向に移動自在に支持される。
22は上記可動プーリ11に移動力を付勢するための圧縮
コイルスプリングであり、その一端部が可動プーリ11の
受け穴14内に挿入され、他端が取付ブラケット7の突当
壁20に弾接されている。
(c.ワイヤードラム、駆動部) 23はモータブラケットであり、ガイドレール3の中央
より稍下端寄りの位置の背面に溶接などにより固定され
ガイドレール3の右側縁から突出している。このよう
に、モータブラケット23はガイドレール3の最も強固な
部分に固定されているので、モータブラケット23等に大
きい力が加わることがあっても大丈夫である。そして、
モータブラケット23の突出端部には円形の挿通孔24が形
成されている。
25は駆動部であり、モータブラケット23の背面に固定
されたケース26内に所要の諸要素が収納されている。こ
のように、モータブラケット23と駆動部25がガイドレー
ル3の湾曲した凹部内に配置されているので、装置のコ
ンパクト化が可能である。また、駆動部25を支持するモ
ータブラケット23もガイドレール3に固定されているの
で、昇降装置1の車体への組付性がよくなる。
27は直流モータであり、その回転軸27aにウォームギ
ヤ28が固定されており、該ウォームギヤ28にウォームホ
ィール29が噛合されている。そして、該ウォームホィー
ル29の中心部に基端部が固定された出力軸30が上記挿通
孔24の中心を通ってモータブラケット23の正面側に突出
されている。
31はワイヤードラムである。該ワイヤードラム31の外
周面には螺旋状の巻付溝32が形成されている。そして、
このようなワイヤードラム31の中心部が上記駆動部25の
出力軸30のうちモータブラケット23の正面側に突出した
部分に固定されている。
従って、直流モータ27が回転すると、その回転が、ウ
ォームギヤ28、ウォームホィール29、出力軸30を介して
ワイヤードラム31に伝達され、ワイヤードラム31が回転
することになる。
(d.駆動ワイヤー) 33は駆動ワイヤーであり、支持部材2の上下両端部に
支持されたプーリ9、11間に架け渡されている。そし
て、この駆動ワイヤー33のうちプーリ9、11を挟んで対
向した2つの部分33a、33bのうち他方33bに位置した両
端部がそれぞれ逆向きにワイヤードラム31の外周面に形
成された巻付溝32に沿って巻回され、そして、各端3
3′,33′(一方は図示していない。)がワイヤードラム
31の一端面に形成された凹部31a、31aに係着されてい
る。
(e.スライダー) 34は被昇降部材を支持するためのスライダーである。
35はスライダー34の主部であり、板金で形成されてい
る。主部35の一端部には取付孔36が、また、他端部の上
端寄りの部分には切欠37がそれぞれ形成されている。
38、38、38はスライダー34の背面の略中央部に固定さ
れた被案内ブロックであり、前記ガイドレール3の側片
3b、3b及び係合片3c、3cと摺動自在に係合した係合溝38
a、38a、38aが形成されていて、これによって、スライ
ダー34がガイドレール3に上下方向へ移動自在なるよう
に支持されている。
39は略角ブロック状をした連結ブロックであり、主部
35の背面に固着されている。
40は連結ブロック39の後面の略中央部に形成された受
人凹部であり、41、41は連結ブロック39の後面に受入凹
部40を通って上下に延びるように形成された溝である。
42は駆動ワイヤー33の上記2つの部分33a、33bのうち
の一方39aに固着された嵌合ブロックであり、該嵌合ブ
ロック42が上記連結ブロック39の受入凹部40内に嵌合さ
れ、これによって、スライダー34が駆動ワイヤー33と連
結される。このとき、駆動ワイヤー33のうち、嵌合ブロ
ック42の上下に位置した部分は連結ブロック39の溝41、
41内に嵌め込まれる。
(f.動作) しかして、上記昇降装置1のスライダー34の主部35に
その取付孔36と切欠37に挿通したねじによって図示しな
い窓ガラスを支持する。
そして、直流モータ27が回転すると、その回転の方向
に応じて、駆動ワイヤー33の上記2つの部分のうちの一
方33aが上昇又は下降するため、それに連結されたスラ
イダー34がガイドレール3に沿って上昇又は下降するこ
とになる。
そして、使用を重ねるうちに、駆動ワイヤー33に伸び
が生じると、可動プーリ11が下方へ移動して駆動ワイヤ
ー33の弛みを取るので、駆動ワイヤー33は常に緊張した
状態に保たれ、安定した動作をすることができる。
尚、初期状態においては、可動プーリ11を移動範囲の
上限近くに位置させた状態で駆動ワイヤー33の長さを設
定すれば良い。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明昇
降装置は、支持部材の上下両端部に設けられた折返し案
内部材と、上記2つの折返し案内部材間に架け渡される
と共に被昇降部材に連結される駆動ワイヤーと、該駆動
ワイヤーを移動させる駆動部とを備え、上記支持部材
を、被昇降部材を案内するためのガイドレールと、上記
折返し案内部材を支持するための取付ブラケットと、上
記駆動部を支持するためのモータブラケットとで構成
し、上記ガイドレールは、金属板を横断面形状が略コ字
状になるように折り曲げ加工するとともに、上下に細長
く伸びる方向で背面が内側になるように湾曲させて形成
され、上記取付ブラケットは、上記ガイドレールの材料
金属板より厚手の金属板から成るとともに、ガイドレー
ルの上下両端部にそれぞれ溶着にて固定され、上記モー
タブラケットは、上記ガイドレールの略中央部背面に溶
着にて固定されたことを特徴とする。
従って、本発明昇降装置にあっては、上下2つの折返
し案内部材間に架け渡される駆動ワイヤーの張力はガイ
ドレールより厚手で強度のある取付ブラケットによって
支えられるためガイドレールの金属板はさ程強度の高い
ものでなくとも良いことになり、従って、このガイドレ
ールに薄手の金属板を使用して全体の軽量化を図ること
ができる。また、ガイドレールの部分の金属板には従来
より薄手のものを使用することが可能となるために、コ
ストも低減させることが可能となる。また、モータブラ
ケットがガイドレールの最も強い部分である背面(基
部)に固定されているために駆動部等に大きい力が加わ
っても大丈夫であり、また、モータブラケットと駆動部
がガイドレールの湾曲した凹部に配置されることになる
ために装置のコンパクト化も可能である。そして、さら
に、昇降装置を構成するすべての部位が一体化されてい
るので、昇降装置の車体への組付性を良好にすることも
可能となる。
尚、上記実施例で示した構造や形状は本発明の実施に
当っての具体化のほんの一例を示したにすぎず、これら
によって、本発明の内容が限定されるものではない。例
えば、下側の折返し案内部材は回転型のものであっても
良い、その他、本発明の趣旨に反しない範囲で種々の変
更を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明昇降装置の実施の一例を示す
もので、第1図は正面図、第2図は一部を切り欠いて示
す背面図、第3図は側面図、第4図は上端部の分解斜視
図、第5図は下端部の分解斜視図、第6図は駆動部の分
解斜視図、第7図は第1図のVII−VII線に沿う拡大断面
図、第8図は第1図のVIII−VIII線に沿う拡大断面図、
第9図は第1図のIX−IX線に沿う拡大断面図、第10図は
駆動ワイヤーとスライダーとの連結部を示す分解斜視
図、第11図は従来の昇降装置の一例を示す正面図であ
る。 符号の説明 1……昇降装置、2……支持部材、3……ガイドレー
ル、3a……背面、5……取付ブラケット、7……取付ブ
ラケット、9……折返し案内部材、11……折返し案内部
材、23……モータブラケット、25……駆動部、33……駆
動ワイヤー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部材の上下両端部に設けられた折返し
    案内部材と、上記2つの折返し案内部材間に架け渡され
    ると共に被昇降部材に連結される駆動ワイヤーと、該駆
    動ワイヤーを移動させる駆動部とを備え、 上記支持部材を、被昇降部材を案内するためのガイドレ
    ールと、上記折返し案内部材を支持するための取付ブラ
    ケットと、上記駆動部を支持するためのモータブラケッ
    トとで構成し、 上記ガイドレールは、金属板を横断面形状が略コ字状に
    なるように折り曲げ加工するとともに、上下に細長く伸
    びる方向で背面が内側になるように湾曲させて形成さ
    れ、 上記取付ブラケットは、上記ガイドレールの材料金属板
    より厚手の金属板から成るとともに、ガイドレールの上
    下両端部にそれぞれ溶着にて固定され、 上記モータブラケットは、上記ガイドレールの略中央部
    背面に溶着にて固定された ことを特徴とする昇降装置
JP2001285A 1990-01-08 1990-01-08 昇降装置 Expired - Lifetime JP2613483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001285A JP2613483B2 (ja) 1990-01-08 1990-01-08 昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001285A JP2613483B2 (ja) 1990-01-08 1990-01-08 昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03204429A JPH03204429A (ja) 1991-09-06
JP2613483B2 true JP2613483B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=11497184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001285A Expired - Lifetime JP2613483B2 (ja) 1990-01-08 1990-01-08 昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2613483B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016194793A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 シロキ工業株式会社 ウインドレギュレータ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001132321A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Shiroki Corp ウインドレギュレータ
JP5064961B2 (ja) * 2007-10-10 2012-10-31 株式会社ハイレックスコーポレーション ウインドレギュレータ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538225Y2 (ja) * 1987-10-30 1993-09-28

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016194793A1 (ja) * 2015-05-29 2016-12-08 シロキ工業株式会社 ウインドレギュレータ
JP2016223132A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 シロキ工業株式会社 ウインドレギュレータ
US10316570B2 (en) 2015-05-29 2019-06-11 Shiroki Corporation Window regulator for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03204429A (ja) 1991-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930000746B1 (ko) 자동차도어창문조절장치 및 그것을 자동차도어에 탑재하는 방법 그리고 자동차도어조립체
JPH0737023Y2 (ja) パワーウインド装置
US4967510A (en) Closure device
JPH0813910A (ja) 自動車用窓ガラスの昇降装置
JPH03209042A (ja) 昇降装置
JP2005504906A (ja) 自動車のダブルストランド式ケーブルウィンドウリフタによって移動されるウィンドウガラスを調節するためのデバイス
JP2613483B2 (ja) 昇降装置
JPH0432916B2 (ja)
WO1999043918A1 (fr) Structure d'ouverture et de fermeture d'une vitre
EP2034580A1 (en) Electric power-feeding structure
JPH0228019A (ja) 自動車のドア構造
JP3756424B2 (ja) ワイヤ式ウィンドレギュレータ
JPH0538225Y2 (ja)
JP2002002287A (ja) 車両用ドア
JP3248434B2 (ja) ウインドレギュレータ装置
JP3833851B2 (ja) ドアガラス昇降装置
JP7233352B2 (ja) 移動装置および窓ガラス昇降装置
JPH06167166A (ja) 自動車用ウインドレギュレ−タ
JPH0746693Y2 (ja) 昇降装置
JPH08256902A (ja) 懸下式案内装置
JP2004324351A (ja) ガラスチャンネルのレギュレータ接続構造
JPH073138B2 (ja) 昇降装置
JPH0726507B2 (ja) 窓ガラス昇降装置及びそれを自動車のドアに組付ける方法
JPH04197829A (ja) 自動車用ドア
JPH082377Y2 (ja) 昇降装置