JP2609041B2 - 錠剤包装装置およびその制御方法 - Google Patents

錠剤包装装置およびその制御方法

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JP2609041B2
JP2609041B2 JP6867893A JP6867893A JP2609041B2 JP 2609041 B2 JP2609041 B2 JP 2609041B2 JP 6867893 A JP6867893 A JP 6867893A JP 6867893 A JP6867893 A JP 6867893A JP 2609041 B2 JP2609041 B2 JP 2609041B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数種類の錠剤を収
納し、これらの錠剤を選択的に取り出して包装する錠剤
包装装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、実公平1
−8482号に記載の「錠剤包装機」と称するものがあ
る。この錠剤包装機では、複数の錠剤をそれぞれ収納し
た各タブレットケースを錠剤の包装位置からの距離に応
じて複数のグループに区分し、これらのグループ毎に、
錠剤がタブレットケースから排出されて包装紙に達する
までの所要時間を予め設定している。そして、タブレッ
トケースから錠剤が排出されると、このタブレットケー
スが属するグループについて設定された所要時間を経過
した後に、この錠剤を包装している。これにより、無駄
な時間を費やすことなく、タブレットケースから排出さ
れた錠剤を包装することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、錠剤は、タ
ブレットケースから自然落下されるが、このときに錠剤
の種類によって、錠剤が良く跳ねたり、速やかに静止し
て落ち着いたりする。例えば、球形状で、軟質のカプセ
ルは、跳ね易く、また楕円体状のカプセルは、跳ね難
く、落ち着き易い。このため、跳ね易い錠剤は、排出さ
れてから包装紙に達するまでに時間を比較的費やし、ま
た落ち着き易い錠剤は、排出されてから包装紙に達する
までの時間が短い。
【0004】しかしながら、上記従来の装置では、タブ
レットケースと包装紙間の距離に着目して、錠剤を包装
するのに費やす時間を短縮しているものの、錠剤の種類
を一切考慮していない。このため、錠剤がタブレットケ
ースから排出されて包装紙に達するまでの所要時間とし
て、跳ね易い錠剤についての時間を設定せざる得ず、こ
の結果、落ち着き易い錠剤は、排出されてから包装され
るまでに無駄な時間を費やすこととなった。
【0005】そこで、この発明の課題は、錠剤の種類に
応じて、錠剤を取り出して包装するまでの時間を節約す
ることが可能な錠剤包装装置およびその制御方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明に係わる錠剤包装装置においては、落下し
た錠剤が着地してからほぼ静止するまでの時間を複数種
類の錠剤毎に記憶した記憶手段と、これらの種類の錠剤
を収納した複数のフィーダを制御しており、これらのフ
ィーダのうちのいずれかから錠剤を落下させ、この錠剤
についての時間を前記記憶手段から読み出し、この時間
を経過した後に、次のフィーダから錠剤を落下させる制
御手段とを備えている。
【0007】また、この発明に係わる制御方法において
は、複数種類の錠剤毎に、落下した錠剤が着地してから
ほぼ静止するまでの時間を予め求めておき、それぞれの
種類の錠剤を収納した複数のフィーダのうちのいずれか
から錠剤が落下すると、この錠剤について求められた時
間に基づいて、次の錠剤を落下させる時点を定めてい
る。
【0008】さらに、この発明に係る錠剤包装装置にお
いては、錠剤が落下して着地したときの落ち着き易さに
応じて、複数種類の錠剤を区別し、落ち着き易い種類の
錠剤になる程、この種類の錠剤を高さ方向に重ねて配設
された複数のフィーダのうち高い方のフィーダに収納し
ている。
【0009】また、この発明に係る錠剤包装装置におい
ては、錠剤が落下して着地したときの落ち着き易さと、
錠剤の使用頻度に応じて、複数種類の錠剤を区別し、落
ち着き易く、かつ使用頻度が低い種類の錠剤になる程、
この種類の錠剤を高さ方向に重ねて配設された複数のフ
ィーダのうちの高い方のフィーダに収納している。
【0010】
【作用】この発明に係わる錠剤包装装置によれば、制御
手段は、フィーダから錠剤を落下させて、この錠剤が着
地してからほぼ静止するまでの時間を記憶手段から読み
出し、この時間を経過した後に、次のフィーダから錠剤
を落下させている。したがって、落下した錠剤の着地か
ら静止までの時間が短ければ、この錠剤の落下から次の
錠剤の落下までの時間が短く、また落下した錠剤の着地
から静止までの時間が長ければ、この錠剤の落下から次
の錠剤の落下までの時間が長くなる。
【0011】また、この発明に係わる制御方法によれ
ば、落下した錠剤の着地から静止までの時間に応じて、
次の錠剤を落下させる時点を定めらているので、1つの
錠剤の落下から次の錠剤の落下までの時間が変化する。
【0012】さらに、この発明に係る錠剤包装装置によ
れば、落ち着き易い種類の錠剤を高い方のフィーダに収
納し、逆に落ち着き難い種類の錠剤を低い方のフィーダ
に収納している。このため、落ち着き易い種類の錠剤が
フィーダから落下して着地したときに受ける衝撃は強い
が、落ち着き難い種類の錠剤がフィーダから落下して着
地したときに受ける衝撃は弱い。これにより落ち着き易
い種類の錠剤については、落ち着くまでの時間が長くな
り、落ち着き難い種類の錠剤については、落ち着くまで
の時間が短くなる。すなわち、各種類の錠剤が落ち着く
までに要するそれぞれの時間は、均一化される。
【0013】また、この発明に係る錠剤包装装置によれ
ば、落ち着き易く、かつ使用頻度が低い種類の錠剤を高
い方のフィーダに収納し、逆に落ち着き難く、かつ使用
頻度が高い種類の錠剤を低い方のフィーダに収納してい
る。この場合、低い方のフィーダから落ち着き難い錠剤
が頻繁に落下されるが、フィーダが低いために、錠剤が
落ち着くまでに要する時間が短いので、全体の処理時間
は、短くなる。
【0014】
【実施例】図1は、この発明に係わる錠剤包装装置の一
実施例を概略的に示している。同図において、複数のフ
ィーダユニット1−1〜1−mは、ほぼ円形の分割リン
グユニット2の周縁に沿って突設されており、これらの
フィーダユニット1−1〜1−mには、5つのフィーダ
3−1〜3−5が縦に重ねて配設されている。また、分
割リングユニット2は、上側のポケット板4と、下側の
シャッター板5とを備えており、上側のポケット板4に
は、上側で広くされた多数の孔6が形成されている。こ
の分割リングユニット2の下方には、漏斗型のホッパー
7が配設され、更にホッパー7の下方には、一対のヒー
タローラ8,8が配設されている。
【0015】各フィーダユニット1−1〜1−mにおい
て、各フィーダ3−1〜3−5には、それぞれ異なる種
類の錠剤が収納されており、これらのフィーダ3−1〜
3−5からは、錠剤が一錠ずつ排出される。また、これ
らのフィーダ3−1〜3−5には、それぞれの錠剤検出
センサ9−1〜9−5が付設されており、これらの錠剤
検出センサ9−1〜9−5は、それぞれのフィーダ3−
1〜3−5から排出された錠剤を一錠ずつ検出する。な
お、錠剤検出センサは、例えば対向配置された発光素子
と受光素子からなり、これらの素子間を通過した錠剤を
検出できる。
【0016】分割リングユニット2のシャッター板5に
は、図2(a)に示すように複数の孔5aが開けられて
おり、これらの孔5aは、ポケット板4の各孔6と少な
くとも同数である。モータ11は、図示されない伝達機
構を介してシャッター板5に連結されており、シャッタ
ー板5を回転させる。このシャッター板5の回転に伴
い、図2(b)に示すようにポケット板4の各孔6と、
シャッター板5の各孔5aとが間欠的に一致し、その度
にポケット板4の各孔6が開かれる。さらに、ポケット
板4の1つの孔6の近傍には、開閉センサ12が配設さ
れている。この開閉センサ12は、図2(b)に示すよ
うにポケット板4の孔6が内側で開かれたことを検出し
たり、あるいは図2(a)に示すようにポケット板4の
各孔6が閉じられたことを検出する。この開閉センサ1
2も、錠剤検出センサと同様に発光素子と受光素子から
なり、これらの素子間でポケット板4の孔6の開閉を検
出している。
【0017】ホッパー7の下側の孔7aには、ホッパー
ペラ13が枢支されている。モータ14は、図示されな
い伝達機構を介してホッパーペラ13を揺動し、これに
よりホッパー7の孔7aを開いたり、閉じたりする。
【0018】一対のヒータローラ8,8は、図3に示す
ように円柱の周囲を部分的に削り取った形状であり、上
下の円板の縁8aと、中央の平板の縁8bが発熱する。
また、モータ14は、図示されない伝達機構を介して各
ヒータローラ8,8を相互に異なる方向に回転する。こ
れらのヒータローラ8,8間には、2つ折りにされた包
装用紙15が挟み込まれ、これらのヒータローラ8,8
の回転に伴い、包装用紙15が搬送される。この包装用
紙15の2つ折りにされて対向する各面には、感熱性の
接着剤が塗布されているので、各ヒータローラ8,8の
縁によって包装用紙15の対向する各面が部分的に加熱
されて相互に接着する。これにより、周囲を封止された
各包装袋15aが順次形成されていく。
【0019】また、ホッパー7のホッパーペラ13と、
2つのヒータローラ8,8は、モータ14によって共に
駆動されており、両者が連動している。ここでは、各ヒ
ータローラ8,8の半回転毎に、1つの包装袋15aが
形成されるが、各ヒータローラ8,8の回転途中で、各
ヒータローラ8,8の縁8b間に挟み込まれて包装用紙
15が縦に封止された直後に、ホッパーペラ13が開か
れ、一定の時間が経過すると、ホッパーペラ13が閉じ
られる。また、ホッパーぺラ13が閉じられた直後の各
ヒータローラ8,8の位置(以下定位置と称する)は、
定位置センサ16によって検出される。この定位置セン
サ16は、例えばエンコーダを利用したものである。
【0020】さらに、各フィーダユニット1−1〜1−
mにおける各錠剤検出センサ9−1〜9−5の検出出
力、ポケット板4の各孔6の開閉センサ12の検出出
力、および各ヒータローラ8,8の定位置センサ16の
検出出力は、入力部21を介して演算制御部22に入力
される。演算制御部22は、後で詳述するように各セン
サからの検出出力と、記憶部23に記憶されているデー
タに基づき、出力部24を介しての制御を行う。これに
より、各フィーダユニット1−1〜1−mにおける各フ
ィーダ3−1〜3−5のいずれかより錠剤が落下し、分
割リングユニット2のシャッター板5が回転してポケッ
ト板4の各孔6が開閉し、各ヒータローラ8,8が回転
するとともにホッパー6のホッパーペラ13が開閉す
る。例えば、フィーダユニット1−1におけるフィーダ
3−5が駆動されて、このフィーダ3−5から錠剤が排
出されると、この錠剤は、点線の矢印25で示すように
ポケット板4の各孔6のうちのいずれかへと落下する。
このとき、シャッター板5は、ポケット板4の各孔6を
閉じているので、錠剤がシャッター板5上に着地して跳
ね、暫くして静止する。この錠剤が静止すると、シャッ
ター板5が回転されて、ポケット板4の各孔6が開けら
れ、この錠剤が落下する。この錠剤は、ホッパー6の内
壁を矢印26で示すように滑り落ちて、ホッパーペラ1
3に至り、ここで一旦停止する。そして、ホッパー6の
ホッパーペラ13が開閉すると、この錠剤は、2つ折り
にされた包装用紙15の内側に落下し、各ヒータローラ
8,8が半回転して、この錠剤が1つの包装袋15a内
に密封される。このような錠剤の包装処理は、繰り返さ
れ、多数の錠剤が順次包装されていく。
【0021】一方、錠剤指定部27は、オペレータによ
って操作され、ここからは、種々の処方箋に応じた錠剤
名や、錠剤の個数が入力される。演算制御部22は、錠
剤指定部27から入力部21を介して錠剤名や錠剤の個
数を入力し、錠剤名や錠剤の個数を記憶部23に一旦記
憶する。そして、演算制御部22は、指示された錠剤名
や錠剤の個数を記憶部23から適宜に読み出し、錠剤名
の錠剤をその個数だけ包装するための制御を行う。
【0022】また、記憶部23には、図4に示すような
データテーブル31が記憶されている。このテーブル3
1は、この錠剤包装装置によって包装される複数種類の
錠剤名毎に、この名称の錠剤が収納されるフィーダを示
す番号と、この錠剤の属性とを記録している。このテー
ブル31によれば、例えば錠剤名Aの錠剤は、フィーダ
番号(1−1,3−1)のフィーダ、つまりフィーダユ
ニット1−1におけるフィーダ3−1に収納され、かつ
属性T1 を与えられている。
【0023】この錠剤の属性としては、T1 ,T2 ,T
3 ,T4 という四種類のものが予め定められており、こ
れらの属性が記憶部23内の図5に示すようなデータテ
ーブル32で定義されている。これらの属性は、錠剤の
安定化時間tp 、つまり落下した錠剤が着地してから静
止するまでの時間を示している。このテーブル32から
明らかなように、属性T1 は、楕円体状のカプセルに与
えられ、安定化時間tp が0秒である。また、属性T2
は、糖衣錠に与えられ、安定化時間tp が0.1秒であ
る。さらに、属性T3 は、楕円体状の軟カプセルに与え
られ、安定化時間tp が0.2秒であり、属性T4 は、
球形状の軟カプセルに与えられ、安定化時間tp が0.
3秒である。
【0024】したがって、錠剤名が指定されれば、図4
のデータテーブル31を参照することにより、この錠剤
名の錠剤が収納されているフィーダを示す番号と、この
錠剤の属性が明らかになり、この後に図5のデータテー
ブル32を参照すれば、この錠剤の安定化時間tp が明
らかとなる。
【0025】なお、ここに示された錠剤の種類は、一例
に過ぎず、実際には、多様な錠剤の種類を幾つかのグル
ープに分け、これらのグループに対応してそれぞれの安
定化時間tp を定める。
【0026】さらに、記憶部23には、図6に示すよう
なデータテーブル33が記憶されている。このテーブル
33は、各フィーダ番号と、これらのフィーダ番号によ
って示される各フィーダに与えられたそれぞれの属性と
が対応して記録されている。これらの属性としては、H
1 ,H2 ,H3 ,H4 ,H5 という五種類のものが予め
定められており、これらの属性が記憶部23内の図7に
示すようなデータテーブル34で定義されている。これ
らの属性は、フィーダユニットにおける5つのフィーダ
3−1〜3−5の高さに応じたそれぞれの遅延時間tr
と、それぞれの落下時間ts を示している。このテーブ
ル34から明らかなように、属性H1 は、最も低いフィ
ーダ3−1に与えられ、0.4秒の遅延時間tr と、0
秒の落下時間ts とを示している。同様に、他の各属性
H2 ,H3 ,H4 ,H5 も、それぞれの高さの各フィー
ダ3−2〜3−5に与えられ、それぞれの遅延時間tr
と、それぞれの落下時間ts とを示している。
【0027】ここで、フィーダの属性によって示される
落下時間ts は、この属性が与えられたフィーダから錠
剤が排出されたときに、この錠剤が排出されてから着地
するまでの時間に相当する。したがって、属性H1 のフ
ィーダ3−1から排出された錠剤の落下時間ts は、0
秒(実際には、非常に短い時間)となり、また属性H2
のフィーダ3−2から排出された錠剤の落下時間ts
は、0.1秒(実際には、ほぼ0.1秒)となる。ま
た、フィーダの属性によって示される遅延時間trは、
このフィーダから錠剤を排出する直前に設定される待機
時間であり、この属性の落下時間ts に加算される。こ
れにより、各フィーダ3−1〜3−5の落下時間のts
の差が補償される。例えば、属性H1 のフィーダ3−1
から錠剤を排出するときには、この錠剤の落下時間ts
が0秒であるが、遅延時間tr 0.4秒経過した後に、
錠剤を排出するので、錠剤を着地させるまでの所要時間
は、0.4秒+(フィーダの作動時間)となる。また、
属性H5 のフィーダ3−5から錠剤を排出するときに
は、遅延時間tr 0秒なので、直ちに錠剤を排出する
が、この錠剤の落下時間ts が0.4秒なので、錠剤着
地までの所要時間は、やはり0.4秒+(フィーダの作
動時間)となる。したがって、各フィーダ3−1〜3−
5のいずれから錠剤が排出されても、その所要時間は、
0.4秒+(フィーダの作動時間)となる。
【0028】さて、このような構成の錠剤包装装置にお
いて、各フィーダユニット1−1〜1−mにおける各フ
ィーダ3−1〜3−5からそれぞれの錠剤を取り出し
て、落下させるための処理を図8に示すフローチャー
ト、および図9に示すタイミングチャートに従って述べ
る。
【0029】まず、演算制御部22は、モータ14を作
動させて、各ヒータローラ8,8を回転させつつ(図8
のステップ101)、定位置センサ16からの検出出力
に基づいて各ヒータローラ8,8が定位置に達したか否
かを判定する(図8のステップ102)。そして、図9
に示す時点t1 で、図9(h)に示すように定位置セン
サ16の検出出力がハイレベルになると、演算制御部2
2は、各ヒータローラ8,8が定位置に達したと判定し
て(図8のステップ102,Yes)、錠剤の排出許可
を内示し(図8のステップ103)、排出すべき錠剤の
錠剤名と、その個数を記憶部23から読み出す(図8の
ステップ104)。
【0030】次に、演算制御部22は、記憶部23に記
憶されている図4乃至図7の各テーブル31〜34を参
照し、排出すべき錠剤が収納されているフィーダを示す
番号、錠剤が着地してから静止するまでの安定化時間t
p 、フィーダの高さに応じた遅延時間tr および落下時
間ts を検索する(図8のステップ105)。ここで、
例えば錠剤名がAで、その個数が1とする。また、この
錠剤名Aの錠剤が収納されているフィーダの番号が(1
−1,3−1)で、この錠剤の安定化時間tpが0秒と
する。さらに、このフィーダ番号(1−1,3−1)に
よってフィーダユニット1−1におけるフィーダ3−1
が示されるので、このフィーダ3−1の高さに応じた遅
延時間tr が0.4秒で、落下時間ts が0秒とする。
この場合、演算制御部22は、図9(a)に示すように
錠剤の排出許可を内示した時点t1 から遅延時間tr が
経過するまで待機し(図8のステップ106)、この後
にフィーダユニット1−1におけるフィーダ3−1を作
動させて(図8のステップ107)、このフィーダから
錠剤名Aの錠剤(図9に符号51で示す)を落下させ
る。このとき、演算制御部22は、フィーダユニット1
−1における錠剤検出センサ9−1からの検出出力に基
づいて、フィーダ3−1から1錠の錠剤が排出されたこ
とを確認するまで(図8のステップ108,Yes)、
フィーダ3−1を作動させるが、1錠の錠剤が速やかに
排出されると、フィーダ3−1が時間t0 だけ作動する
こととなる。
【0031】この錠剤は、この錠剤の落下時間ts が0
秒であることから、ポケット板4の孔6の内側でシャッ
ター板5上に直ちに落下する(図8のステップ10
9)。また、この錠剤の安定化時間tp が0秒なので、
この錠剤は、跳ねることなく、直ちに静止して落ち着く
(図8のステップ110)。このため、演算制御部22
は、フィーダ3−1の作動終了直後、つまり図9に示す
時点t2 で、図9(c)に示すように分割リングユニッ
ト2の作動開始を決定する(図8のステップ111)。
これにより、モータ11が作動されて、シャッター板5
が回転され、図9(f)に示すようにポケット板4の孔
6の内側が開かれる。錠剤名Aの錠剤51は、ポケット
板4の孔6からホッパー7へと落下し、ホッパー7の内
壁を徐々に滑り落ちていく。このとき、演算制御部22
は、図9(d),(e)に示す開閉センサ12からの2
つの検出出力、つまりポケット板4の孔6の内側が開か
れたことを示す検出出力と、ポケット板4の孔6の内側
が閉じられたことを示す検出出力に基づいて、一定時間
だけポケット板4の孔6の内側を開く。
【0032】引き続いて、各ヒータローラ8、8の回転
が継続され、時点t2 からホッパーペラ13が開閉し、
検出時点t3 で、定位置センサ16によって各ヒータロ
ーラ8、8が定位置に達したことが検出される(図8の
ステップ101,102)。このとき、先の錠剤名Aの
錠剤51がポケット板4の孔6から落下したばかりなの
で、錠剤がホッパー7の孔7aから包装用紙15へと落
下することはない。
【0033】次に、演算制御部22は、次の錠剤の排出
許可を内示し(ステップ103)、次に排出すべき錠剤
の錠剤名Bと、その個数1を記憶部23から読み出す
(ステップ104)。この錠剤名Bの場合、図4乃至図
7の各テーブル31〜34の参照によって、錠剤名Bの
錠剤が収納されているフィーダを示す番号(1−1,3
−4)、安定化時間tp (=0秒)、このフィーダ番号
(1−1,3−4)によって示されるフィーダ3−4の
高さに応じた遅延時間tr (=0.1秒)、落下時間t
s (=0.3秒)が検索される(ステップ105)。
【0034】したがって、図9(a)に示すように時点
t3 から遅延時間tr (=0.1秒)を経過するまで待
機し(ステップ106)、この後にフィーダユニット1
−1におけるフィーダ3−4を時間t0 だけ作動させて
(ステップ107)、このフィーダから錠剤名Bの錠剤
(図9に符号52で示す)を1錠だけ落下させる(ステ
ップ108,Yes)。引き続き、この錠剤がシャッタ
ー板5上に落下するまでの落下時間ts (=0.3秒)
を経過するのを待機する(ステップ109)。そして、
この錠剤の安定化時間tp が0秒なので(ステップ11
0)、落下時間ts (=0.3秒)を経過した直後の時
点t4 で、図9(c)に示すように分割リングユニット
2の作動開始を決定し、モータ11によってシャッター
板5を回転させて、図9(f)に示すようにポケット板
4の各孔6を開く(ステップ111)。これにより、錠
剤名Bの錠剤52は、ポケット板4の孔6からホッパー
7へと落下する。
【0035】引き続いて、各ヒータローラ8,8の回転
が継続され、時点t4 からホッパー7のホッパーペラ1
3が開閉し、検出時点t5 で、定位置センサ16によっ
て各ヒータローラ8,8が定位置に達したことが検出さ
れる。(ステップ101,102)。このとき、この錠
剤52がポケット板4の孔6から落下したばかりであ
り、また先の錠剤名Aの錠剤51がホッパー7の内壁を
滑り落ちる途中なので、錠剤がホッパー7の孔7aから
包装用紙15へと落下することはない。
【0036】さらに、次の錠剤の排出許可が内示され
(ステップ103)、次に排出すべき錠剤の錠剤名C
と、その個数1が記憶部23から読み出される(ステッ
プ104)。
【0037】この錠剤名Cの場合、図4乃至図7の各テ
ーブル31〜34の参照によって、フィーダ番号(1−
1,3−3)、安定化時間tp (=0.2秒)、このフ
ィーダ番号(1−1,3−3)のフィーダ3−3の高さ
に応じた遅延時間tr (=0.2秒)、落下時間ts
(=0.2秒)が検索される(ステップ105)。
【0038】このため、図9(a)に示すように遅延時
間tr (=0.2秒)を経過するまで待機し(ステップ
106)、この後にフィーダユニット1−1におけるフ
ィーダ3−4を時間t0 だけ作動させ(ステップ10
7)、このフィーダから錠剤名Cの錠剤(図9に符号5
3で示す)を1錠だけ落下させる(ステップ108,Y
es)。そして、この錠剤がポケット板4の孔6の内側
に落下するまでの落下時間ts (=0.2秒)が経過す
るのを待機する(ステップ109)。
【0039】この後、この錠剤の安定化時間tp が0.
2秒なので、図9(b)に示すように安定化時間tp
(=0.2秒)を経過するまで待機する(ステップ11
0)。この安定化時間tp の経過に際し、この錠剤は、
ポケット板4の孔6の内側で、シャッター板5上で跳ね
上がり、徐々に静止して落ちつく。
【0040】この安定化時間tp を経過した直後の時点
t7 で、図9(c)に示すように分割リングユニット2
の作動を開始して、シャッター板5を回転させ、図9
(f)に示すようにポケット板4の孔6を開き(ステッ
プ111)、錠剤名Cの錠剤53をポケット板4の孔6
からホッパー7へと落下させる。
【0041】また、引き続き、各ヒータローラ8,8の
回転が継続され、時点t7 から時点t8 までに、ホッパ
ー7のホッパーペラ13が開閉するが(ステップ10
1,102)、このときに先の錠剤名Aの錠剤51がホ
ッパーペラ13に既に達しているので、この錠剤51が
ホッパー7の孔7aから包装用紙15へと落下する。
【0042】さらに、次の錠剤を排出するために、錠剤
名Dと、その個数2が記憶部23から読み出される(ス
テップ103,104)。
【0043】この錠剤名Dの場合、図4乃至図7の各テ
ーブル31〜34の参照によって、フィーダ番号(1−
1,3−5)、安定化時間tp (=0.3秒)、フィー
ダ3−5の高さに応じた遅延時間tr (=0秒)、落下
時間ts (=0.4秒)が検索される(ステップ10
5)。
【0044】ここでは、遅延時間tr が0秒であるから
(ステップ106)、時点t8 の直後に、フィーダユニ
ット1−1におけるフィーダ3−5の作動を開始する
が、2錠の錠剤(図9に符号54で示す)を排出するた
めに、図9(a)に示すようにフィーダ3−5を時間t
0 の2倍だけ作動させる(ステップ107,108)。
そして、2錠目の錠剤がフィーダ3−5が排出されてか
ら、落下時間ts (=0.4秒)が経過する時点t9 ま
で待機する(ステップ109)。
【0045】引き続き、これらの錠剤の安定化時間tp
が0.3秒なので、この安定化時間tp が経過して、こ
れらの錠剤がポケット板4の孔6の内側で静止するまで
待機する。そして、これらの錠剤が静止した時点t10
で、図9(c)に示すように分割リングユニット2の作
動を開始して、図9(f)に示すようにポケット板4の
孔6の内側を開き(ステップ111)、錠剤名Dの2錠
の錠剤54をポケット板4の孔6からホッパー7へと落
下させる。
【0046】さらに、各ヒータローラ8,8の回転が継
続され、時点t10からから時点t11までに、ホッパー7
のホッパーペラ13が開閉する(ステップ101,10
2)。このとき、先の錠剤名Aの錠剤51が包装用紙1
5に既に落下しているので、各ヒータローラ8,8の回
転に伴い、1つの包装袋15a内に密封される。また、
先の錠剤名Bの錠剤52がホッパーペラ13に既に達し
ているので、この錠剤52がホッパー7の孔7aから包
装用紙15へと落下する。この錠剤名Bの錠剤52は、
次回のときに次の包装袋15a内に密封される。
【0047】以降同様な処理が繰り返され、錠剤名が指
定される度に、図4乃至図7の各テーブル31〜34が
参照されて、フィーダ番号、安定化時間tp 、遅延時間
tr、落下時間ts が検索される。そして、遅延時間tr
と落下時間ts が設定されて、これらの時間tr ,ts
と、フィーダ作動時間to の所要時間が費やされ、こ
の後に安定化時間tp の経過を待機してから、分割リン
グユニットを作動させる。
【0048】ここで、図9から明らかなように、時点t
1 から時点t3 までの第1周期と、時点t3 から時点t
5 までの第2周期とが同一であり、時点t5 から時点t
8 までの第3周期がやや長い。これは、第1および第2
周期における安定化時間tp(=0秒)に対して、第3
周期における安定化時間tp が0.2秒に設定されてい
るためで、この0.2秒だけ、第3周期が長くなってい
る。また、時点t8 から時点t11までの第3周期は、更
に長くなっているが、これは、2錠の錠剤を排出するた
めにフィーダ作動時間to が長くなっていることと、安
定化時間tp が0.3秒に設定されているためである。
これらの第1乃至第4の周期を比較すると、落下された
錠剤が着地してから静止するまでの安定化時間tp が長
い程、周期が長くなっている。逆に言えば、錠剤の安定
化時間tp が短い程、周期が短くなる。したがって、こ
の実施例の包装装置は、無駄な時間を費やさずに、速や
かな包装を行うことができる。
【0049】また、図9に示す時点t8 においては、錠
剤名Dの錠剤54の排出が開始され、錠剤名Cの錠剤5
3がポケット板4の孔6から落下し、錠剤名Bの錠剤5
2がホッパー7の内壁を滑り落ちている途中で、錠剤名
Aの錠剤51がホッパー7の孔7aから落下している。
すなわち、複数の錠剤を包装するためのそれぞれの処理
過程が相互に重複しており、これにより全体の処理を速
めている。特に、フィーダから分割リングユニットまで
の所要時間と、分割リングユニットからホッパーペラに
至るまでの時間が重複している点が、全体の処理を速め
るのに役立っている。
【0050】なお、ここでは、1種類の錠剤を1つの包
装袋に収納しているが、複数種類の錠剤を1つの包装袋
に収納することもできる。この場合、複数のフィーダを
同時に制御して、複数種類の錠剤を同時に落下させる
が、各種類の錠剤の安定化時間のうちの最も長い時間が
経過してから、これらの錠剤を分割ユニットから落下さ
せる。
【0051】ところで、上記実施例では、フィーダから
落下してきた錠剤を分割リングユニットで一旦止めてい
るが、この分割リングユニットを省略しても、この発明
を適用できる。ただし、この場合には、複数の錠剤を包
装するためのそれぞれの処理過程を充分に重複できない
ので、全体の処理が遅くなる。
【0052】また、複数のフィーダユニットが円形の分
割リングユニットの周縁に沿って配列されてなくても構
わない。例えば、図11に示すように各フィーダユニッ
ト41−1〜41−nを直線状に配列しても良い。これ
らのフィーダユニットには、複数のフィーダ42が縦横
に配列されており、これらのフィーダユニットからそれ
ぞれの錠剤が落下される。これらの錠剤を一旦受け止め
るポケット板およびシャッター板をホッパーの上方に配
置すれば、上記実施例と同様の処理を行うことができ
る。
【0053】さらに、錠剤が跳ねる状態は、錠剤が落下
する高さによって変化するので、錠剤が落下する高さに
応じて、図5のテーブル32に示した安定化時間を補正
しても構わない。例えば、図10に示すようにフィーダ
の高さに対応するそれぞれの補正係数を記録したデータ
テーブル35を設定しておき、錠剤をフィーダから排出
する際には、この錠剤の安定化時間をデータテーブル3
2から読み出すとともに、このフィーダの高さに対応す
る補正係数をデータテーブル35から読み出し、この安
定化時間に該補正係数を掛けることにより、補正された
安定化時間を求める。
【0054】また、フィーダユニットにおいて、フィー
ダの位置が低い程、そのフィーダには、安定化時間が長
い錠剤、つまり跳ね易い錠剤を収納しても良い。この場
合、高い位置のフィーダから落下した錠剤の安定化時間
と、低い位置のフィーダから落下した錠剤の安定化時間
との差を小さくすることができる。
【0055】さらに、フィーダの位置が低い程、そのフ
ィーダには、安定化時間が長く、かつ使用頻度が高い錠
剤を収納しても良い。この場合、使用頻度が高い錠剤を
速やかに包装できるので、全体の処理速度が速くなる。
つまり、使用頻度が低い1つの錠剤を包装するための時
間が長くても、使用頻度が高い多数の錠剤を包装するた
めの時間が短くなった方が時間の節約になる。
【0056】また、複数のフィーダが縦に重ねられず、
これらのフィーダが横一列に配列されていても、この発
明を適用することができる。この場合は、図7のテーブ
ル34に示した遅延時間と落下時間が省略され、制御過
程が簡単化される。
【0057】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、複数
種類の錠剤毎に、落下した錠剤が着地してからほぼ静止
するまでの時間を予め求めておき、それぞれの種類の錠
剤を収納した複数のフィーダのうちのいずれかから錠剤
が落下すると、この錠剤について求められた時間に基づ
いて、次の錠剤を落下させる時点を定めているので、1
つの錠剤の落下から次の錠剤の落下までに無駄な時間を
費やすことを防止できる。すなわち、錠剤を取り出して
包装するまでの時間を節約することが可能である。
【0058】また、フィーダの位置が低い程、そのフィ
ーダには、安定化時間が長かったり、使用頻度が高い錠
剤を収納しているので、全体の処理速度を速くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる錠剤包装装置の一実施例を概
略的に示す図
【図2】この実施例の装置における分割リングユニット
を示す平面図
【図3】この実施例の装置におけるヒータローラを示す
斜視図
【図4】この実施例の装置における記憶部内のデータテ
ーブルを示す図
【図5】この実施例の装置における記憶部内の他のデー
タテーブルを示す図
【図6】この実施例の装置における記憶部内の別のデー
タテーブルを示す図
【図7】この実施例の装置における記憶部内の更に他の
データテーブルを示す図
【図8】この実施例の装置によって行われる処理を示す
フローチャート
【図9】この実施例の装置によって行われる処理の過程
を示すタイミングチャート
【図10】この実施例の装置における記憶部内の更に別
のデータテーブルを示す図
【図11】複数のフィーダユニットの配置態様を示す斜
視図
【符号の説明】
1−1〜1−m フィーダユニット 2 分割リングユニット 3−1〜3−5 フィーダ 4 ポケット板 5 シャッター板 7 ホッパー 8 ヒータローラ 9−1〜9−5 錠剤検出センサ 11,14 モータ 12 開閉センサ 13 ホッパーペラ 15 包装用紙 16 定位置センサ 21 入力部 22 演算制御部 23 記憶部 24 出力部 27 錠剤指定部 31,32,33,34,35 データテーブル

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの種類の錠剤を収納した複数の
    フィーダを有し、これらのフィーダからそれぞれの錠剤
    を選択的に落下させ、これらの錠剤を逐一収集して包装
    する錠剤包装装置において、 落下した錠剤が着地してからほぼ静止するまでの時間を
    前記各種類の錠剤毎に記憶した記憶手段と、 前記各フィーダを制御しており、これらのフィーダのう
    ちのいずれかから錠剤を落下させ、この錠剤についての
    時間を前記記憶手段から読み出し、この時間を経過した
    後に、次のフィーダから錠剤を落下させる制御手段とを
    備える錠剤包装装置。
  2. 【請求項2】 それぞれの種類の錠剤を収納した複数の
    フィーダを有し、これらのフィーダからそれぞれの錠剤
    を選択的に落下させ、これらの錠剤を逐一収集して包装
    する錠剤包装装置において、 前記各種類の錠剤毎に、落下した錠剤が着地してからほ
    ぼ静止するまでの時間を予め求めておき、 前記各フィーダのうちのいずれかから錠剤が落下する
    と、この錠剤について求められた時間に基づいて、次に
    包装される錠剤の落下時点を定める錠剤包装装置の制御
    方法。
  3. 【請求項3】 前記錠剤が着地してからほぼ静止するま
    での時間と、この錠剤が前記フィーダから排出されて着
    地するまでの時間とに基づいて、次の錠剤を落下させる
    時点を定める請求項2に記載の錠剤包装装置の制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記錠剤が着地してから静止するまでの
    時間は、この錠剤を収納している前記フィーダから該錠
    剤の着地地点までの高さに応じて補正される請求項2に
    記載の錠剤包装装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 それぞれの種類の錠剤を収納した複数の
    フィーダを高さ方向に重ねて配設し、これらのフィーダ
    からそれぞれの錠剤を選択的に落下させ、これらの錠剤
    を逐一収集して包装する錠剤包装装置において、 錠剤が落下して着地したときの落ち着き易さに応じて、
    前記各種類の錠剤を区別し、落ち着き易い種類の錠剤に
    なる程、この種類の錠剤を前記各フィーダのうちの高い
    方のフィーダに収納した錠剤包装装置。
  6. 【請求項6】 それぞれの種類の錠剤を収納した複数の
    フィーダを高さ方向に重ねて配設し、これらのフィーダ
    からそれぞれの錠剤を選択的に落下させ、これらの錠剤
    を逐一収集して包装する錠剤包装装置において、 錠剤が落下して着地したときの落ち着き易さと、錠剤の
    使用頻度に応じて、前記各種類の状態を区別し、落ち着
    き易く、かつ使用頻度が低い種類の錠剤になる程、この
    種類の錠剤を前記各フィーダのうちの高い方のフィーダ
    に収納した錠剤包装装置。
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